ドラゴンクライシス!

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ドラゴンクライシス!』(Dragon Crisis!)は城崎火也・著、亜方逸樹・画のライトノベル作品。集英社スーパーダッシュ文庫刊。

2009年3月25日にフロンティアワークスよりドラマCDが発売された。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] ストーリー

普通の高校生だった如月竜司の平穏な生活は、年上のハトコ・英理子の帰国で一変する。彼女と共に闇ブローカーから強奪した箱の中にいたのは、なんとドラゴンの少女!

ローズと名付けられた彼女はなぜか竜司に夢中。そして彼女を狙って闇組織が動き出す。ローズを守るため、竜司は過去のトラウマを越えて戦う決意をする。

[編集] 登場人物

※キャストはドラマCD版のもの。

如月 竜司(きさらぎ りゅうじ)
下野紘
主人公、高校生。両親は世界的に有名なトレジャーハンターで遺物使い。世界で8人目のレベル10の遺物使いを持つものの、物語開始当初はトラウマから遺物にかかわることを避けていたが4巻でソサエティに登録した。心優しい性格で多くの異性から好意を寄せられている。しかし押しの弱い性格のため、普段はローズや英理子に振り回されている。ローズとエンゲージを結んでおり、左手と彼女の右手を合わせることで凄まじい力を発揮できる。
スラッシュ・ブレス
ドラゴンの牙で作られた短剣型のSランクの遺物。本来Sランクの遺物の個人所有は認められないが、竜司の両親とソサエティとの取引により特例で所持している。振るうことでカマイタチを起こし、敵を切り裂く。その威力はオニキスの羽を切り裂き、エンゲージ時には同じSランクの遺物であるアイス・レイジをも破壊するほど。
ローズ
声:釘宮理恵
レッドドラゴンの少女。金髪で空の青の瞳を持つ美少女。竜紋の色は赤。赤いを出すことができ、短時間なら飛行も可能。を操る。性格は純真で無邪気。竜司のことが大好きで、彼が他の女性ばかり相手にしていると嫉妬して怒り出す。4巻から如月ローズの名で竜司と同じ高校に通いだした。7巻で成竜の儀をした。
七尾 英理子(ななお えりこ)
声:ゆかな
竜司のはとこで大学生の19歳。巨乳の美人だが、性格は極めて強引。レベル7の遺物使い(4巻にてビアンカの測定を受けた時はレベル8に相当する数値に変化していた。)。資産家の令嬢であり、かつて奪われた家の遺物を探している。「セブン・テイルズ」という遺物保護団体の設立を申請したがあっさり却下された。団長は自分で竜司は第一助手らしい。
ステッキ(正式名は不明)
Bクラスの遺物。奇跡を起こせる、と吹聴していたマジシャンの使っていたもの。「幻舞『○○』」と叫ぶことで様々な幻覚を見せることができる。
真実の恋(トゥルー・ラブ)
Aクラスの遺物。恋人に裏切られた女性が持っていたといわれるイヤリング。身に着けることで相手の本心を聞くことができるが、女性にしか扱えない。かつて七尾家が所有していたがファングに奪われ、オニキスと斎木が片方ずつ所有していた。
マルガ
声:堀江由衣
ホワイトドラゴンの皇女。竜司にアイス・レイジの奪還を依頼しにやってきた。当初は人間に対して偏見を抱いており、人間とエンゲージしたローズにも憤慨していた。しかし、竜司と接するうちに彼の優しさに触れて好意を抱くようになり、ローズにライバル視された。
オッドアイ
声:いのくちゆか
愛称はアイ。右目が金色、左目が銀色の美少女。遺物専門の怪盗人狼の力を持ち、それを発揮するときには獣耳としっぽが出る。マスターと呼ぶ人物の命令で、盗みを繰り返している。
現在は両親の過保護も手伝って相当なお嬢様学校である藤貴女学院に通っているが、その制服の価値を知らず歩いてるので近寄ってくる男は数知れず。
竜司に好意を持っていることは誰にでも明らかであるが、本人は隠しているつもりらしい。
下手をするとローズより竜司のことに関しては敏感じゃないか、と思わせる描写が五巻にある(そうでなければ高校が違う竜司がさらわれた事実を胸騒ぎとして感じ取ることは不可能であろう)。
本名は牧原愛香。赤ん坊のころに斎木によって誘拐され、遺物を体内に埋め込む実験台にされ、右腕に埋め込まれた遺物、人狼の牙によって右目が変色した。竜司たちによって斎木が倒された後、両親の元に返された。ビアンカの測定によると、人狼の姿の時はレベル8の遺物使いに相当する能力値を示している。
ビアンカ・A・ルー
声:松岡由貴
世界遺物保護協会の研究者。見事な赤毛であり、チャイナ服の上に白衣を着ている。遺物使いとしてはレベル4と平凡だが、研究者としての能力は高い。ただし性格はかなり自分勝手なところがあり、目的のためなら手段を選ばない。また極度の近眼で眼鏡が無くなると暴れだす。過去に竜司の父に命を救われたことがあり、憧れている。
オニキス
ブラックドラゴンの少年。ファングの一員であり、ローズを攫いエンゲージをしようと企んだ。女性に優しいと言いながら、ローズの婚約者を自称して首輪をはめたりと非常に自分勝手な性格。1巻でエンゲージした竜司の前に敗れて姿を消した。
サフィ
ブルードラゴンの少女。オニキスに好意を持っているのでローズの恋を応援している。2年前にオニキスに成竜の儀をしてもらった。
ジョージ・エヴァンス
竜司と同じレベル10の遺物使い。老けて見えるが19歳のイギリス人。イングランド聖人会の敬虔な信者であり、悪魔の遣いとされるレッドドラゴンと竜司を殺そうとしてやってきた。しかし性格は穏やかであり、正体を知らなかったときは竜司やローズにもやさしく接し、マルガには一目惚れまでしていた。4巻にて謎の敵に襲われて重傷を負った。
アイス・レイジ
大剣型のSクラスの遺物であり呪念物。入手経路などからエディンバラの教会で保管されていた。斬った対象を凍らせる力を持つ。かつてドラゴンを倒した勇者の剣とされていたが…。
斎木
新参のコレクター。本名は古森。
江藤 実咲(えとう みさき)
声:仁後真耶子
竜司の幼なじみの同級生。竜司に片思い中。遺物やドラゴンとかかわりを持たない一般人である。

[編集] 用語

遺物(ロスト・プレシャス)
古い道具などが特殊な能力を持つようになったもののこと。人の意志が篭もること等によって出来上がる。ただし使うには特殊な能力を必要とし、特殊能力には強弱がある。S,A,Bなどのランクがあり、Sランクともなると非常に強力なため、基本的に個人での所持はできない(竜司のスラッシュ・ブレスなどは特例)。
呪念物(カーズド・プレシャス)
遺物のうちで呪詛の念が篭もったもの。能力者が持つと時にその意志を乗っ取って暴れ、他者に被害を与える。竜司は一度取り付かれて暴走し、英理子に怪我を負わせてしまったことがトラウマの一端になっていた。
遺物使い(ブレイカー)
遺物の能力を使える人間のこと。使える能力にも個人差があり、1から10でレベル分けされている。レベル10は世界に7人しかいない(竜司は8人目)。
世界遺物保護協会(ソサエティ)
世界の遺物を保護・管理・研究することを目的とする組織。本部はアメリカ・ニューヨークにあり、各国に支部を持つ。
ファング
ドラゴン
の総称。翼を持った巨大なは虫類の姿で知られている。ただし、この物語世界では生まれたときには人間の姿で、異なるのは片手の甲に鱗が並んだ部分(竜紋)があること。卵から孵化した段階で人間の10歳程度の姿を持ち、次第に成長すると竜の姿や特殊能力を発揮できるようになる。いくつかの種族があり、それぞれ隔離された結界に暮らし、多数の遺物を蓄えている。ドラゴン自身も遺物を作る能力がある。

[編集] 既刊一覧

  1. 真紅の少女 (2007年 ISBN 9784086303392)
  2. 依頼人は皇女さま (2007年 ISBN 9784086303538)
  3. 愛しのオオカミ少女 (2007年 ISBN 9784086303736)
  4. 新学期は大騒ぎ!! (2007年12月 ISBN 9784086303934)
  5. ローズの覚醒 (2008年4月 ISBN 9784086304191)
  6. ドイツ恋占い騒動 (2008年7月 ISBN 9784086304351)
  7. オトナの儀式 (2008年11月 ISBN 9784086304566)
  8. 最強メンバー集結!! (2009年3月 ISBN 9784086304771)
  9. (2009年8月発売予定)

[編集] ドラマCD

フロンティアワークス 2009年3月25日発売 FCCN-0044  

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