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セストボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブエノスアイレスにて

セストボールは、バスケットボールに似た球技団体競技)。「セスト」(Cesto) とは、スペイン語で「」という意味[1]アルゼンチン発祥の競技といわれる[2]

概要

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日本では、新学習指導要領にある「ボールを持たない時の動きの習得」に適しているとして、体育館で行う授業に導入する小学校が増えている[3]

バスケットボールとは異なり、玉入れのように360度どの方向からもシュートが可能(コートの中心に置いた支柱の高い位置にゴールとなるバスケット[4]がある)。また、ドリブルは禁止でパス回しのみでゲームが行われる点も異なる[3]。そのため、味方プレーヤー同士の会話(言語活動)などによるコミュニケーションも増え、運動が苦手な学童にもシュートの機会が与えられるという意見もある。

ゴールエリア(支柱を中心とした円) の中には入れないなどの、ルールを設定することがある[5]

脚注

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  1. ^ 楽しい体育の授業 2012年8月号 中学年 【〈バスケットボール型ゲーム〉セストボール】セストボールは、シュートチャンスが倍増!
  2. ^ 中国新聞 2010年1月25日 子育てのページ「ボール運動で体力アップ」
  3. ^ a b 読売新聞 2013年3月23日「教育ルネサンス」No.1748 言語活動3
  4. ^ 日本で発売されているものは、リング直径60cm。(ちなみにバスケットボールFIBA公式ルールのリング内径は45cm)
  5. ^ 第4学年 体育科学習指導案 (PDF)

関連項目

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外部リンク

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