ラウェイ

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ラウェイ(Lethwei)は、日本ではムエ・カチューア(素手のムエタイ)、ビルマ拳法、バンドー(バンドー空手)、タイでは「ムエ・カーッチュアク」などの名前で知られる格闘技

タイでも時折この形式の試合が行われるが、タイの場合はバンデージの代わりに縄を厚く巻き代用される。ミャンマーで現在行われている古式拳闘はすべてこの形式である。

主なルール[編集]

※以下は2016年10月の後楽園ホール大会でのルール[1]に基づく。

ムエタイに頭突きをプラスし、バンデージを巻いた拳で行われ、故意ではない金的も有効打。基本的に絞め技(2016年8月のルール改定で禁止)以外は全ての技が認められる。

試合は原則3分5R制(インターバル2分)で、判定がなくKO勝ちしか認められない。1ラウンド3回もしくは1試合で4回のダウンでテクニカルノックアウト負けとなる。1~4Rまでの間は、選手またはセコンドからレフェリーに要請することで、1回のみ試合中に2分間の「タイム」が取れる(タイムはダウン1回として数える)。ダウン中のタイムも認められ、その場合ダウン数の重複カウントはしない。試合中の流血・怪我等によるレフェリーストップ・ドクターストップもある。

日本格闘技界との交流[編集]

2000年代に入って、ラウェイと日本格闘技界との交流が始まっている。和術慧舟會総帥西良典は、主催興行「クシマズファイト」の中でラウェイルールでの試合を実現させている。キックボクサーの石黒竜也国際FSA拳真館所属の空手家である佐藤真之などがラウェイルールでミャンマー人選手と試合をした。また、寒川直喜藤原あらしなどがミャンマーに赴き、ラウェイの試合をしている。

2016年に、ファースト・オン・ステージ代表の中村祥之が、ミャンマーのラウェイ統括団体であるMyanmar Traditional Boxing Federation(MTBF)より、ミャンマー人以外で初となる「ラウェイプロモーターライセンス Grade-A」を取得[2]。同年10月27日の後楽園ホール大会を皮切りに、本格的にラウェイの興行を展開していくこととなった[2]。それに先駆けミャンマー本国から公認された統括組織として一般財団法人インターナショナル・ラウェイ・フェデレーション・ジャパンを設立[3]

脚注[編集]

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