マインドスポーツ

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マインドスポーツとは、高い思考能力を用いて競われるゲームを一種のスポーツとしたもの。頭脳スポーツとも呼ばれる。

概要[編集]

1996年に教育コンサルタントトニー・ブザンによって、バックギャモンが記憶能力や判断能力などのの肉体的能力を使う「スポーツ」であると呼ばれ始めたのが起源である。ブザンは1997年にマインドスポーツオリンピアードという複数のボードゲームやカードゲームで競う大会を開催し、「スポーツ」といえば運動競技という考えが定着しているヨーロッパに、新しい「マインドスポーツ」の概念を導入しようと試みた。

チェスなどの管轄団体は古くから個別に世界選手権を開催しているが、オリンピックに相当する国際総合大会として、頭脳スポーツ財団(brain&mind-sports foundation)主催の国際頭脳スポーツフェスティバルが2004年から開催され2回目が2013年に開催されている。

日本でも頭脳スポーツ財団が総合の競技大会の開催を目標に活動しており、文部科学省も頭脳スポーツふれあい体験会などを開催している。「マインドスポーツ(頭脳スポーツ)」は、頭脳スポーツ財団が登録商標を取得している。

代表的なマインドスポーツ[編集]

偶然の要素の有無や参加人数などにより、複数の分類がある。ボードゲームカードゲームの大半が含まれるが、丁半ルーレットなど運が支配的なカジノゲームギャンブルゲーム)は除外されることが多い。

国際頭脳スポーツフェスティバルは第1回が2004年東京体育館で開催され、第2回が2013年横浜で開催されており、競技は将棋チェスチェッカー(ドラフツ)、囲碁シャンチーそのほかにカタン、ブロックス、中将棋、バックギャモン、ラミィキューブでした。開催にあたりイギリスのMind Sports Olympiad(MSO)Worldwideが共催となり全世界から選手が来場、代表のデイビットレディ氏も来日した。

第1回ワールドマインドスポーツゲームズ(WMSG)北京大会では、コントラクトブリッジチェスチェッカー(ドラフツ)、囲碁シャンチーの5種目が正式競技として採用された。

以下は代表的なゲーム。

偶然の要素が入らないもの[編集]

囲碁将棋チェスなどの二人零和有限確定完全情報ゲームは、マインドスポーツの代表例として取り上げられる。

偶然の要素を含むもの[編集]

麻雀バックギャモンのように偶然の要素が含まれるが、戦略性が必要になるゲーム。

思考や記憶を競うもの[編集]

暗記暗算百人一首など、純粋に計算能力や記憶力だけを競う記憶力ゲーム(メモリースポーツ)。また国際科学オリンピックなど、科目別の競技も存在する。

その他[編集]

コントラクトブリッジなどのようにチーム同士で行うゲーム、競技かるたのように身体能力も必要となるゲーム、アクションゲームのような新しい形式のゲームなど。

関連項目[編集]

外部サイト[編集]