熊谷寺 (阿波市)

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熊谷寺
熊谷寺 本堂
本堂
所在地 徳島県阿波市土成町土成字前田185
位置 北緯34度7分21.93秒
東経134度20分24.14秒
座標: 北緯34度7分21.93秒 東経134度20分24.14秒
山号 普明山
宗派 高野山真言宗
本尊 千手観世音菩薩
創建年 伝・弘仁6年(815年
開基 伝・空海(弘法大師)
正式名 普明山 真光院 熊谷寺
札所等 四国八十八箇所8番
文化財 山門、大師堂、弘法大師坐像(県指定文化財)
公式HP 熊谷寺
地図
熊谷寺 (阿波市)の位置(徳島県内)
熊谷寺
熊谷寺
徳島市
徳島市
徳島県における位置
法人番号 7480005003084
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中門の二天像

熊谷寺(くまだにじ)は徳島県阿波市土成町土成にある高野山真言宗の寺院。四国八十八箇所霊場の第八番札所。普明山(ふみょうざん)真光院(しんこういん)と号する。本尊千手観世音菩薩

本尊真言:おん ばさら たらま きりく

ご詠歌:薪とり 水くま谷の 寺に来て 難行するも 後の世のため

歴史[編集]

寺伝によれば、815年弘仁6年)空海(弘法大師)がこの付近で修行をしていた際、熊野権現が現れて1寸8分 (約5.5cm) の金の観音像を授けた。そこで堂宇を建立し、一刀三礼して霊木に等身大の千手観世音菩薩を刻んでその胎内に授けられた観音像を収めて本尊としたという。

1927年昭和2年)火災により本堂とともに空海作と伝えられていた本尊も焼失した。本堂は1940年(昭和15年)に再建が開始されたが戦争により中断、1971年(昭和46年)に全容が完成し、新造された本尊が開眼した。

境内[編集]

山門をくぐって50mほど進み公道を横断すると右手に弁天池が左手には寺務所がある。駐車場の先から左手に上がっていくと参道の左側に多宝塔が建っている。参道を進むと中門に至る。さらに三十三段の女厄除け石段を上ると右側に手水場があり、正面に本堂が建つ。本堂手前の左手に鐘楼があり、本堂左の四十二段の男厄除け石段を上っていくと大師堂がある。納経所は駐車場の南側である。

  • 宿坊:なし
  • 駐車場:20台、バス6台。要志納金。

文化財[編集]

徳島県指定有形文化財
  • 仁王門:高さ13.2m、間口9m、1687年(貞享4年)建立。高さ13mの二重門で四国霊場最大の山門である。昭和46.8.10指定、附石碑:平成18.11.21指定
  • 木造弘法大師坐像:1431年(永享3年)作、焼山寺についで徳島県で2番目に古い大師像[1]、平成11.7.23指定
  • 大師堂:1707年宝永4年)建立、平成14.5.7指定
  • 多宝塔:1774年安永3年)建立、総高約18m、平成14.5.7指定
  • 中門:1649年慶安2年)建立、平成14.5.7指定
  • 鐘楼:平成14.5.7指定
  • 大師堂内厨子:平成14.5.7指定

交通案内[編集]

鉄道
バス
  • 徳島バス 二条・鴨島線「阿波高前」下車 (2.8km)
道路

前後の札所[編集]

四国八十八箇所
7 十楽寺 -- (4.2km)-- 8 熊谷寺 -- (2.8km)-- 9 法輪寺

参考文献[編集]

  • 四国八十八箇所霊場会編『先達教典』2006年
  • 宮崎建樹『四国遍路ひとり歩き同行二人』 地図編、へんろみち保存協力会、2007年(第8版)
  • 宮崎建樹『四国遍路ひとり歩き同行二人』 解説編 2007年(第7版)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ へんろ第390号 平成28年9月1日発行

外部リンク[編集]