徳島駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
徳島駅
駅前広場と駅ビル
駅前広場と駅ビル
とくしま
Tokushima
所在地 徳島県徳島市寺島本町西一丁目61
所属事業者 JR logo (shikoku).svg四国旅客鉄道(JR四国)
電報略号 トク
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
8,158人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1899年明治32年)2月16日
乗入路線 4 路線
所属路線 高徳線
徳島線鳴門線直通含む)
駅番号 T00
キロ程 74.5km(高松起点)
T01・B01 佐古 (1.4km)
所属路線 牟岐線
駅番号 M00
キロ程 0.0km(徳島起点)
(1.4km) 阿波富田 M01
備考 みどりの窓口
テンプレートを表示

徳島駅(とくしまえき)は、徳島県徳島市寺島本町西一丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)のである。駅番号は、高徳線T00牟岐線M00である。駅表示パネルのコメントは「阿波踊りの駅」。

概要[編集]

徳島市の中心駅であり、四国旅客鉄道(JR四国)徳島企画部、徳島運転所、徳島保線区が置かれている。高徳線徳島線牟岐線鳴門線の各列車が当駅から発着している。2012年度の1日平均乗車人員は8,219人であった。これはJR四国では高松駅に次いで2番目に多い乗降客である。

利用可能な鉄道路線[編集]

  • 四国旅客鉄道(JR四国)

歴史[編集]

駅構造[編集]

徳島駅配線図

佐古駅

STRg STRg STRg STRg
STR STR STR STR
STR+BSr STR STR STR
STR STR+BSl STR+BSr
ENDEe+BSr STR STR+BSl STR+BSr
leer+BS STR+BSr STR+BSl STR+BSr
BUILDING leer+BS STR+BSr
STR+BSr
leer+BS
STR+BSl
leer+BS STR+BSr STR+BSl STR+BSr
STR STR STR
STRf STRf STRf

阿波富田駅

単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、及び単式ホーム高松方の切欠ホームの、合計2面4線を有する地上駅。のりばは切欠ホームから順に1番→2番→3番→4番のりばとなっている。改札口は2番のりばの正面に1つあるのみである。2番のりば阿波富田寄りには祖谷そばを提供する駅そば「麺家れもん」がある。4番のりばの北側には約2.7ヘクタールの車両基地が広がり、徳島運転所も併設されている。みどりの窓口及び自動券売機(タッチパネル式・オレンジカード利用可)も設置されている。
かつては5番のりばまで存在し、当時は現在の4番のりばが5番のりば、3番のりばが4番のりば、2番のりばが3番のりばで、現在のクレメント駐車場に1番のりばと2番のりばがあり、この箇所が頭端式ホームであった。階段にはかつて5番のりばがあったことを示す痕跡が残っている。2008年にJR四国は徳島都市圏輸送改善の一環として、再度ホームを増設すると発表した。

2016年8月5日より、県・市との連携により列車接近メロディに阿波踊りの代表的なお囃子である「阿波よしこの」を導入した。メロディは阿波踊りの連より演奏者を集め、30秒前後のものを4種類製作している[4]

駅舎ショッピング施設徳島クレメントプラザ、及びホテルクレメント徳島が併設された駅ビルで、規模は地上18階・地下1階建てと、駅ビルとしては四国最大である。近隣には駅ビル直結の立体駐車場もあり、地下1階にはJR四国直営のパン店「ウィリーウィンキー」徳島店がある。出口はバスターミナルのある南側のみで、繁華街もそちらに集中している。なお、北側へ行くには迂回して跨線橋を経由することになる。

当駅周辺では連続立体交差事業が計画されている(後述)。

のりば[編集]

1番線から牟岐線方面・鳴門線方面へ出発する列車がない(鳴門線方面は発車は可能だが現在は設定がない)以外は、どのホームからも各方面に列車が発車するが、概ね以下の通りとなる[5]

徳島駅プラットホーム
ホーム 路線 備考
1 主に徳島線普通
2 主に高徳線徳島線特急 高徳線特急は全列車このホーム
3・4 主に牟岐線特急、
高徳線・鳴門線牟岐線普通

連続立体交差事業[編集]

徳島駅とその周辺の高架化は、日本国有鉄道(国鉄)時代から議論がなされている。とりわけ当該区間に位置する主要地方道徳島鴨島線の花畑踏切では、かつて踏切内で車両入れ替え作業を行っていたために1日の8時間以上が通行できない状態であった[6]。現在は踏切内での作業は行っていないものの、それでも約4時間半は閉まっているため、徳島県内で唯一直近(2012年度末時点)でも緊急対策を要するボトルネック踏切に国土交通省から指定されている[6]

当初の構想では、当駅付近を佐古駅付近と同時に高架化して区間内13箇所の踏切を撤去するとともに、駅舎の再開発も一体的に行う予定だった。しかし、財政上の問題から当駅周辺の高架化施工は先送りされ佐古駅付近だけが先行して高架化されたほか、徳島駅舎についてはJR四国が主体となって再開発が行われた。

その後2006年度に高架化事業が着工準備個所として採択され、2009年3月には当駅に併設されている車両基地を牟岐線沿いの郊外に移設する事を発表、高架化に向けた都市計画の決定を2014年度目標として、高架化事業を担う徳島県と街づくり事業を担う徳島市との間で調整が続けられた[6]。しかし2011年に県が南海トラフ巨大地震に備え市中心部を除いて取り急ぎ新町川から冷田川にかけての区間を優先整備し、徳島駅周辺については市の「まちづくり構想」再検討の後に進める主張をしたのに対し、市では「まちづくり構想」は決定済とし、市の中心となる徳島駅周辺を除いた形での高架先行整備へ懸念を示すなど、両者の意見の違いが事業進展への大きな障壁となっていった[6]。こうした事態を踏まえ、2014年10月から県・市・JRによる3者協議が始まっており、今後は事業者間での調整が続けられる事となる[6]。高架化の事業費は約500億円見込で、負担内訳は国が220億円、県・市がそれぞれ115億円、JRが50億円となっており、完成時期の見込については先行区間を2028年頃、全区間を2030年代半ばとしている[6]

駅弁[編集]

主な駅弁は下記の通り[7]

  • 阿波地鶏弁当
  • 徳島牛弁当
  • 徳島食べくらべ
  • 阿波尾鶏特選駅弁当

利用状況[編集]

各年度の1日平均乗車人員は次の通り。

年度 1日平均
乗車人員[8]
1995年 11,916
1996年 11,565
1997年 11,127
1998年 10,773
1999年 9,897
2000年 9,588
2001年 9,507
2002年 8,975
2003年 8,784
2004年 8,592
2005年 8,535
2006年 8,523
2007年 8,438
2008年 8,328
2009年 7,868
2010年 8,153
2011年 8,328
2012年 8,219
2013年 8,338
2014年
2015年 8,158

駅周辺[編集]

駅周辺は県下最大の繁華街となっており、商業施設が多く、駅前広場に隣接してそごう徳島店などの各種商業施設が建ち並んでいる。

主な商業施設[編集]

商店街[編集]

観光施設[編集]

公共・教育施設[編集]

郵便局・金融機関[編集]

主な宿泊施設[編集]

道路[編集]

その他[編集]

路線バス[編集]

ほとんどの乗り場は南口のバスターミナルに集結しており、路線バスが朝から夜まで頻繁に出入りしている。西側から順に、降車場2本→徳島市営バスのりば→徳島バス乗り場→高速バス乗り場となっている。市営バス乗り場は駅の反対側から順に1番~7番乗り場、徳島バス乗り場は駅側から順に1番~6番乗り場となっている。

一般路線バスについて、徳島市営バス、徳島バスはいずれも乗り場島に案内所を設けている。両乗り場はそれぞれ、一列縦列よりも狭い乗り場間隔となっており、連番の乗り場から同時刻に発車する便は横並びになって乗車を行う。

高速バスは、徳島バス(及び共同運行会社)とJR四国バスは、ダイワロイネットホテル徳島駅前1階に乗車券窓口を設置している。なお2015年10月20日までは両社の窓口は別の建物であった。

海部観光は、バスターミナルから南東に200mほど離れた自社営業所隣にバス停を設け、そこで発着している。

都市間など中長距離の路線は、明石海峡大橋開通後は淡路島経由で京阪神方面への路線が多数設定され、各社のドル箱路線になっている。他にも、四国の他都市や中国地方へ運行されるほか、東京行や名古屋行きの夜行バスも設定されている[注 1]

その一方で、路線バスや淡路島へのバスは利用者減により厳しい運行を強いられており、減便や再編が行われている[注 2]

市営バス乗り場[編集]

※市営バス乗り場から発着する徳島バス運行便はすべて徳島市からの委託運行。

  • 2番乗り場
    • 徳島市営バス
      • 法花
    • 徳島バス
      • 不動支所前(中央病院前経由)
      • 不動支所前(三ツ合橋・田宮経由)
      • 丈六寺南(とくしま動物園経由便もあり)
      • 八多(大道経由)
      • 八多(55号バイパス経由)
      • 五滝(大道経由)
      • 五滝(55号バイパス経由)
      • 大久保
  • 4番乗り場
    • 徳島市営バス
    • 徳島バス
  • 6番乗り場(徳島市営バス)
    • 東部循環(右回り)
    • 東部循環(左回り)
    • 沖洲南海フェリー前(マリンピア経由便もあり)
    • 中央卸売市場(終点は沖洲マリンターミナル、サテライト徳島経由便もあり)
    • オーシャン東九フェリー
  • 7番乗り場(徳島バス)
    • 川内循環(右回り)
    • 川内循環(左回り)

徳島バス乗り場[編集]

  • 1番乗り場(徳島バス)
    • 鳴門公園
    • 鳴門線(老門経由)
    • 鳴門線(11号バイパス経由)
    • 鳴門線(立道経由)
  • 2番乗り場(徳島バス)
  • 4番乗り場(徳島バス)
    • 鴨島・川島線
    • 高原線
    • 石井循環線(右回り)
    • 石井循環線(左回り)
    • 神山線(延命経由)
    • 神山線(名東経由)
    • 神山線(石井経由)
    • 佐那河内線(嵯峨経由仁井田西行)
    • 佐那河内線(佐那河内経由神山高校行)
  • 5番乗り場(徳島バス)
    • 富岡・橘線(日赤前経由)
    • R55バイパス線(55号バイパス経由あいさい広場行)
    • 丹生谷線(日赤前・長生経由)
    • 勝浦線(日赤前経由横瀬西行・黄檗上行)
    • 高速バス(〈 〉内は共同運行会社)
  • 6番乗り場(徳島バス)
    • 立江線
    • 和田島線

高速バス乗り場[編集]

海部観光徳島駅前営業所[編集]

ギャラリー[編集]

隣の駅[編集]

※特急「うずしお」・「剣山」・「むろと」・「ホームエクスプレス阿南」の停車駅は各列車記事を参照(特急列車は全列車当駅始終着)。

四国旅客鉄道(JR四国)
高徳線(鳴門線直通列車含む)
佐古駅 (T01) - 徳島駅 (T00)
徳島線
徳島駅 - 佐古駅 (B01)
牟岐線
徳島駅 (M00) - 阿波富田駅 (M01)

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 徳島県内のマスメディアではゴールデンウィークお盆休み年末年始などの繁忙期は高速バスの予約状況が報道されるが、JRについては報道されないことがある。
  2. ^ 駅ホーム高架化後、高速バスの発着は北口側へ移行する予定。

出典[編集]

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 【3】阿波国共同鉄道 旅客・貨物の流れ集中(夢の軌跡 港と鉄道の物語) - 徳島新聞(2008年11月24日付、2011年3月5日閲覧)
  3. ^ “JR7社14年のあゆみ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 9. (2001年4月2日) 
  4. ^ 徳島 駅メロに阿波おどり 雰囲気、通年でホームに日本経済新聞2016年8月6日
  5. ^ JR四国公式サイト内時刻表の徳島駅発車番線より
  6. ^ a b c d e f “徳島駅西側―文化の森駅 鉄道高架化 着地点探る”. 読売新聞 (読売新聞社). (2015年2月27日) 
  7. ^ 『JR時刻表』2015年7月号、交通新聞社2015年、 500頁。
  8. ^ 徳島市統計年報より

関連項目[編集]

外部リンク[編集]