龍光寺 (宇和島市)

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龍光寺
龍光寺本堂
本堂
所在地 愛媛県宇和島市三間町戸雁173
位置 北緯33度17分42.7秒
東経132度35分54.6秒
座標: 北緯33度17分42.7秒 東経132度35分54.6秒
山号 稲荷山
宗派 真言宗御室派
本尊 十一面観音
創建年 (伝)大同2年(807年
開基 (伝)空海(弘法大師)
正式名 稲荷山 護国院 龍光寺
別称 稲荷寺
札所等 四国八十八箇所41番
南予七福神霊場 第3番(恵美寿尊)
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龍光寺(りゅうこうじ)は、愛媛県宇和島市にある寺院。稲荷山(いなりざん)、護国院(ごこくいん)と号す。本尊十一面観音。宗派は真言宗御室派四国八十八箇所霊場の第四十一番札所

本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか

ご詠歌:この神は 三国流布の 密教を 守り給はん 誓いとぞ聞く

沿革[編集]

寺伝によれば、空海(弘法大師)がこの地を巡錫した際、白髪の老人に出会った。その言動から五穀大明神の化身と悟り、稲荷明神像を刻んで安置。本地仏として十一面観世音菩薩、脇侍に不動明王と毘沙門天を刻んで開基したという。

神仏習合の寺として、三間の稲荷として親しまれた。神仏分離で旧本堂は稲荷社とされ、現在の本堂は新たに建立されたものである。

境内[編集]

  • 本堂:本尊は古くなったので新しい十一面観音を祀り、新本尊を拝顔できる。
  • 大師堂:大師像が拝顔できる。金色の孔雀明王が鎮座。右側に回廊に上がる階段がある。
  • 鐘楼
  • 狛犬
  • 水子地蔵尊
  • 七福神
  • 稲荷社

石の鳥居が参道の入口に建つ。両脇に民家が並ぶ参道を進み石段を上詰めると狛犬の置かれた境内に至る。左に鐘楼、右に水子地蔵尊がある。その先左手に本堂が建ち、右手に大師堂がある。納経所は本堂の左にある。赤い鳥居をくぐり石段をさらに上って行くと稲荷社がある。

  • 宿坊:なし
  • 駐車場:12台。無料。

文化財[編集]

国指定史跡
  • 伊予遍路道 仏木寺道(2016年6月17日答申 秋頃決定予定)

 当寺西の尾根を横断し県道31号に至る山道約450m。[1]

交通案内[編集]

鉄道

バス

道路

前後の札所[編集]

四国八十八箇所
40 観自在寺 -- (50.2km)-- 41 龍光寺 -- (2.6km)-- 42 佛木寺

周辺の番外霊場[編集]

満願寺
今は臨済宗妙心寺派の禅寺で本堂本尊は聖観音菩薩坐像であるが、開基のときは行基が薬師如来を本尊とし、さらに空海が中興した名刹であった。現在の車道ができる以前は40番観自在寺から次へは3ルート(灘道、中道、篠山道)あり、いずれの道も満願寺で交わってから龍光寺に至っていた。真念の時代には寺は荒れていたみたいで、真念が「道指南」を出版したのは満願寺の再興費用捻出が目的であったと述べている。[2]
  • 住所:愛媛県宇和島市津島町岩灘甲1657 地図

参考文献[編集]

  • 四国八十八箇所霊場会 編 『先達教典』 2006年
  • 宮崎建樹『四国遍路ひとり歩き同行二人』地図編 へんろみち保存協力会 2007年(第8版)

脚注[編集]

  1. ^ 2016年6月18日付愛媛新聞1面トップ記事より
  2. ^ 四国「弘法大師の霊跡」巡り 152ページ 川崎一洋著 2012年12月18日発行152

外部リンク[編集]