明治大学付属明治高等学校・中学校

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明治大学付属明治高等学校・中学校
Meiji UNIV Meiji highschool.jpg
過去の名称 明治中学校 (旧制)
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人明治大学
設立年月日 1912年明治45年)4月
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型(外部混合有)
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
高校コード 13518G
所在地 182-0033
東京都調布市富士見町四丁目23番25号
外部リンク 公式サイト
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明治大学付属明治高等学校・中学校(めいじだいがくふぞくめいじこうとうがっこう・ちゅうがっこう)は、東京都調布市富士見町四丁目に所在し、中高一貫教育を提供する男女共学私立高等学校中学校学校法人明治大学が運営する附属学校。高等学校において、中学校から入学した内部進学生徒と高等学校から入学した外部進学生徒が第1学年からクラスが混合する併設型中高一貫校[1]

概要[編集]

初代校長鵜澤總明胸像
貴族院衆議院議員、極東国際軍事裁判弁護団長

明治大学の直系付属校。通称は「明大明治」、「明明」。校内では「明治高校」、「明治中学」と呼ばれ、生徒は「明中生」(めいちゅうせい)、「明高生」(めいこうせい)、両者合わせて「明校生」(めいこうせい)と呼ばれる。

1912年明治45年)4月、旧制明治中学校として神田駿河台の明治大学構内にて開校。1922年大正11年)に千代田区猿楽町に移転した。初代校長には極東国際軍事裁判日本側弁護団長にして西園寺公望原敬のブレーンなどを務めた政治家でもあった鵜澤總明教頭にはイェール大学大学院出身の村田勤が就任。当初は旧制麻布中学校旧制開成中学校等と共に東京を代表する私学といわれるなど進学校の性格が強かったが[2]、戦後は明治大学までの10年一貫教育を方針とした学校となり今日に至っている。

大学受験において最も多くの志願者を集める人気校である明治大学の唯一の直系付属校であることなどから、大手進学塾日能研等による入試データでは早慶付属校などと並んで私大付属校としては最難関圏内にランクされている[3][4]

2008年平成20年)に調布市の日本航空グラウンド跡地へ移転し、同時に男女共学となった。新キャンパスへの移転により、総工費約240億円の最新鋭の施設での少人数教育、クラブ活動等、教育環境は大幅なレベルアップを遂げた。

沿革[編集]

校歌[編集]

  • 校歌
  • 学生歌
  • 応援歌
    • 第一応援歌『紫紺の歌』
    • 第二応援歌『血潮は燃えて』
    • 第三応援歌『紫紺の旗の下に』

教育[編集]

  • 社会科(倫理)に於いて、ジグゾー法という画期的なプログラムを用いた授業が実践されており、コミュニケーション能力等の社会的スキル、自己と他者への気づきなどを拡大させることを通じ、単なる知識の習得ではない全人格的な成長を促すものとして、教育界の注目を集めている。
  • 中学校における外国語教育では、全授業の半分をクラス分割した少人数制で実施(中2からは習熟度別編成に移行)。また、外国人講師による英会話、文法の授業等が実施されている。
  • 毎年1月末に学校内行事として、英語によるスピーチコンテストが開催されている。中学3年生から高校1年生を中心に選抜された10人が、テーマを決めて英語でプレゼンテーションを行うもので、選抜された10人には英語圏への語学研修用の奨学金が支給されている。
  • 毎年度初めに、各クラス・部活等の代表を集めた、リーダー研修会を実施。生徒達に主体的に各機関の活動計画の策定、運営等をさせることにより、リーダーシップを養成。
  • 夏季休暇期間中等の集中講座として明治大学の主催により、簿記検定講座、法学検定講座、TOEIC講座等を設置。将来の公認会計士試験等の合格を念頭においた、早期の指導が実施されている。
  • カリキュラムは明治大学への進学、高大連携を意識して作られている。そのため、履修漏れ等は無く、また特定分野に於いて突出した能力を持つ生徒も少なくない。
  • 学習に対する主体的アプローチや情報に対する自己判断力の向上を促進させる、「NIE」への先進的な取組みで知られ、第1回全国高等学校NIE研究会・研究発表全国大会が同校で開催されるなどしている。
  • 過去に、著しく学力の劣る生徒が明治大学に推薦進学してしまうケースが稀にあったため、高校での進級基準は厳しい。1997年(平成9年)の基準改定までは、科目毎の成績による留年または二度の進級失敗により退学となる生徒もいた。

施設[編集]

2008年に完成した現校舎は、進学塾の説明会等では都内随一と形容されるなど、最新鋭の施設を誇る。総工費は約240億円。概要は下記のとおり。

バレーコート4面を収容する第1体育館、バレーコート2面を収容する第2体育館、柔道場、剣道場及び、250mトラック、サッカーコート、テニスコート5面を擁する全面人工芝のグラウンド、蔵書数約4万冊の図書館、CALL教室、大小教室や音楽室・作法室等の特別教室、1450名収容の鵜澤總明ホール、350名収容の食堂・カフェテリア、コミュニケーションスペースにもなる幅6mの広い廊下。スクールバスは17台保有(調布営業所11台・府中営業所6台)。

国際交流[編集]

  • 夏季休暇期間中に海外にて約3週間の語学研修を実施(希望生徒のみ)。高校生及び中学3年生の希望者を対象にカナダ・バンクーバーの私立高校Bodwell High School主催のサマープログラム(ブリティッシュコロンビア大学にて実施)が行われている。[6](それ以前は、英国パブリックスクールイートン・カレッジで実施)
  • 中国・上海の名門、建平中学(高等学校)と友好交流協定を締結しており、2011年には本校生徒11名が訪問した。[7]
  • 中国の大連に明治大学付属中学校を新設予定。
  • 政府の推進する留学生受容れ拠点校に指定。

卒業後の進路[編集]

明治大学への推薦入試[編集]

  • 明治大学へは、明治大学推薦基準を満たし、かつ、希望すれば推薦される。いわゆるエスカレーター方式の内部進学とは異なる。推薦基準は、履修・修得単位数の下限や、推薦行動評価が「良」以上であること、60点以上程度の推薦成績などがある。生徒の志望や適性に基づいて推薦され、英検やTOEICのスコアや高大連携講座の成績、小論文の評価も点数化され、加味される。(2013年度以降は英検二級以上・TOEIC450点以上の両方の取得が推薦基準において必要となり、取得出来なかった場合には推薦基準が70点となる。)
  • 明治大学への合否は、事実上推薦されるか否かの段階で決まる。ごく稀に例外は存在するが、推薦された生徒は、毎年全員が合格している。
  • 推薦枠は、他の系属校(明治大学付属中野中学校・高等学校および明治大学付属中野八王子中学校・高等学校)よりも多い。生徒数以上の推薦枠がある為、殆どの生徒が志望学部に進学する。
  • 推薦入学試験は、書類選考や面接によって行われる。
  • 推薦制度の弊害として、明治大学から一部の付属校出身学生の英語力や学習意欲を問題視する声もあがった。また、第一志望の学部に推薦されなかった生徒は、他大学を受験するための学習や情報を有していないケースが多く、已む無く第二志望、またはそれ以下の学部へ進学する場合がある。さらに、付属校であるということから、他大学への関心が低くなるため、進路選択の範囲が狭まってしまうこともある。
  • 明治大学農学部では、自己推薦入試を行っており、通常の付属校推薦の権利を保持したままでの受験が可能となっている。

他大学受験[編集]

  • 他大学を受験する生徒は、明治大学と国公立大学・大学校を併願する生徒と、自ら明治大学への推薦を辞退して国公立大学や私立大学を受験する生徒、明治大学への推薦基準を満たせなかったためにやむをえず明治大学への推薦を辞退して大学受験する生徒に大別される。
  • 長らく明治大学への推薦と他大学との併願は国公立大学・大学校に限り認められていたが、現在は明治大学にない学部に限り、他の私立大学との併願が認められるようになった。
  • 他大学受験のサポートは、国公立大学・大学校を受験する生徒を対象とした明治大学と国公立大学の併願で国公立大学へ進学した先輩による受験講演会や、学校を通じた模擬試験の斡旋などがある。ただし、明治大学への進学を前提としているため、特別な受験指導は行っていない。

学生生活[編集]

主な恒例行事[編集]

  • 生徒総会
  • リーダー研修会
  • スピーチ・コンテスト
  • 高大連携サマーセミナー
  • OB講演会
  • 海外語学研修
  • 文化祭(紫紺祭)
  • 合唱祭
  • 体育祭
  • 球技大会
  • 修学旅行、校外学習、林間学校、移動教室
  • 六大学野球応援

班・部活動[編集]

  • 中学で約99%、高校で約92%の生徒が参加。[8]活発な活動を繰り広げている。

[編集]

生徒会本部 新聞班 放送班 応援指導班 吹奏楽班 図書班

文化部[編集]

ESS マンドリン部 物理部 化学部 生物部 写真部 書道部 地理研究部 歴史研究部 美術部 JRC(青少年赤十字) 地学部 囲碁部 将棋部 映画部 コンピュータ部 鉄道研究部

  • 歴史研究部は、薬師寺高田好胤管主や東大寺の筒井寛秀長老などが上京の度に足を運ぶなど、部の成り立ちにおいて非常に手厚い支援を受けた。
  • マンドリン部は全国大会での5年連続入賞を始め、各賞を受賞するなど、国内トップレベルの実績を誇る。2004年には「明治高校マンドリン部OB孝友会オーケストラ」が発足。
  • 吹奏楽班が毎年東京都高等学校吹奏楽コンクール(予選)にて金賞を受賞し、東京都吹奏楽コンクール(都大会)に出場している。2007に全国高等学校吹奏楽JAZZコンテストにて金賞受賞。2011年にウィーン楽友協会ホール黄金の間で単独演奏会を、2012年には台湾国際音楽祭で招聘公演を実施。
  • 映画部が「高校生映像コンクール」にて銀賞受賞、「映像甲子園2008」にて優秀規定作品選定等。
  • 化学部が全国大会出場。

運動部[編集]

剣道部 硬式野球部 高校軟式野球部 中学野球部 高校山岳部 水泳部 スキー部 卓球部 柔道部 ソフトテニス部 バレーボール部 バドミントン部 陸上競技部 サッカー部 バスケットボール部 硬式テニス部 ダンス部

メディア[編集]

旧校舎(現明治大学猿楽町校舎)のあった御茶ノ水・とちの木通り
  • ドラゴン桜』(ドラマ化された漫画作品)の物語の主な舞台である、学校校舎のモデルは調布移転前の御茶ノ水校舎。校地は元々東京音楽大学発祥の地であり、更に以前は原田熊雄男爵邸であった。
  • 高等部在学中の羽田圭介が、『黒冷水』で第40回文藝賞を史上最年少で受賞(後に芥川賞受賞)し、メディアの注目を集めた。
  • ザ・ノンフィクション 花の中学生応援団』(2007年フジテレビ)で応援指導班の活動内容が放映され、2010年にはその後の生徒達の成長、班の活動内容を追った続編が制作され(『青春YELL! 花の中学生応援団~完結編~』)、初回の再編放送と共に2週連続で放映された。更に、2012年に続々編が放送され、2013年9月には、『青春YELL!史上初 花の女応援団長』として、67年ものバンカラ応援団の歴史と伝統を、史上初の女子チアリーダーが団長となり、その奮闘ぶりを追った。2016年にも続編が2週に亘り放送された。
  • めざましテレビ』(フジテレビ)で、バレー部、野球部、マンドリン部等の活動がシリーズで紹介された。(2008年
  • M-1甲子園』2008大会にて、高3生2名によるペアがグランプリを獲得。
  • 『私立中高の挑戦 未来を創る教育』(インターローカルTV)で、特色ある教育内容が紹介された。 
  • デジスタ・ティーンズ』(NHK教育)で、映画部が作成した映像作品「虫歯」が放映された。(2010年)
  • 映画『ラムネ』(2010 篠原哲雄監督作)などで、校舎がロケに使用されている。

その他[編集]

  • 日本の最初の女性法曹裁判官キャリア官僚女性政治家などから現在活躍中の女優ファッションモデルまで、時代をリードするOGを輩出してきた明治大学に対し、付属校として永らく男子校の伝統を守ってきたが、共学化により新たな伝統が生れることが期待されている。
  • 2008年の移転・共学化に伴う、教員採用の応募倍率は60倍であった。(学校説明会による)
  • 麻布中学校との間には教員などの往来の他、関東大震災の校舎焼失の際に同校校舎を借用するなどの交流があった。(「明治高校六十年誌」より)
  • 1960年頃まで、明治第二高等学校(夜間部)が設置されていた。著名な卒業生に明治大学評議員舩曵寛眞日本航空名誉顧問)等がいる。
  • 一時期伊豆七島の八丈島に明治大学付属八丈島高等学校が存在したが、短期間で閉鎖された。

著名な教員(一部のみ記載)[編集]

著名な出身者(一部のみ記載)[編集]

政治・経済[編集]

教育・研究[編集]

文化[編集]

芸能・音楽[編集]

文壇・マスメディア[編集]

スポーツ[編集]

野球[編集]

その他スポーツ[編集]

交通[編集]

2008年の調布移転で導入されたスクールバス(京王バス東と京王バス中央に委託して運行)
2012年度に100周年を迎えることを記念し、2011年度よりスクールバス2台が記念ラッピングされている。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]