ウィーン楽友協会

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ウィーン楽友協会
Wiener Musikverein
Musikverein Vienna June 2006 480.jpg
情報
用途 コンサートホール
設計者 テオフィル・ハンセン
建築主 ウィーン楽友協会
管理運営 ウィーン楽友協会ドイツ語版
着工 1867年
竣工 1870年
所在地  オーストリア ウィーン市 インネレシュタット区
座標 北緯48度12分02秒 東経16度22分20秒 / 北緯48.20056度 東経16.37222度 / 48.20056; 16.37222
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グローサーザール

ウィーン楽友協会ドイツ語: Wiener Musikverein ヴィーナー・ムジークフェライン)は、1812年に設立された、オーストリアウィーンにあるクラシック音楽関係者による団体(ウィーン楽友協会ドイツ語版)およびその本部の建物。団体の正式名称はDie Gesellschaft der Musikfreunde in Wien。日本では「楽友協会」と呼ばれることが多い。

大ホールは、通称「黄金のホール」と呼ばれ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる演奏会場である他、同じ建物に資料室や出版社、ベーゼンドルファーピアノメーカー)などが同居している。

歴史[編集]

現在の建物は、1870年に竣工した。19世紀半ばまでウィーンには大規模なコンサートホールがなく、1831年に完成したウィーンで最初の公共ホールも定員が700人しかなかったことから、増加する聴衆に対応するため、楽友協会の関係者らが、環状道路・リングシュトラーセ建設に際して、大規模なコンサートホールの建設を皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に請願した結果、1863年に皇帝によってカールス教会のリングシュトラーセを挟んだ反対側に敷地を与えられ、デンマーク人の建築家テオフィール・ハンセンの設計による建設が開始され、3年をかけて完成した[1]

協会の19世紀のメンバーには、作曲家ヨハネス・ブラームスなども名を連ねている。特に、ブラームスは1872年から1875年までの3年間協会主宰のコンサートで指揮を振り[2]、小ホールで自身のピアノ作品の初演を行なっている。このため、1937年に彼の功績を称え、小ホールが「ブラームス・ザール」と名づけられた。20世紀後半以降のメンバーには、ロリン・マゼールアルフレート・ブレンデルなど。

ホール[編集]

  • 従来から使われてきたのは次の2つのホールである。
    • 大ホール(Großer Musikvereinssaal グローサー・ムジークフェラインスザール):1870年完成。「ザール」はドイツ語で「ホール」の意味。ホール内部の絢爛豪華な装飾とともに、その音響の素晴らしさから「黄金のホール」と呼ばれる。指揮者のブルーノ・ワルターは、このホールの音の美しさを「ここで初めて指揮したときの圧倒的な印象は決して忘れられません。音楽が、これほど美しいものでありうるとは、今まで全く知らなかったのです」と語っている[2]。「黄金のホール」の構造はシューボックス型と呼ばれる直方体で、板張りの床、格天井、バルコン、カリアティード(建物の梁を支える女人柱)などに音波が理想的に反響する。さらに床下と天井裏には空間があり、ちょうどバイオリンの共鳴胴のような役割を果して一層豊かな音響を生み出す。毎年元旦に全世界でTV中継される、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートが開催される場所である。第二次世界大戦終結直後は、一時ソ連軍の馬房にされかかったこともあった。演奏会場として使用しているのはウィーン・フィルだけでなく、協会主催のコンサートの大半はウィーン交響楽団が担当しており、ウィーン放送交響楽団も演奏を行っている[2]
    • 小ホール(Brahms-saal ブラームス・ザール)
  • 2004年、地下に4つのホールが建設された。これらのホールはコンサート以外にも会議やイベントなどに使用できるようになっている。
    • Gläserner Saal / Magna Auditorium - 多目的ホール
    • Metallener Saal - 多目的ホール
    • Steinerner Saal - 多目的ホール
    • Hölzerner Saal - コンサートには使用できない。リハーサルやレセプション用のホール。

資料室[編集]

資料室(Archiv)には、下記のような作曲者の自筆楽譜や往年の大指揮者が使用した楽譜など、演奏家や音楽学者にとって貴重な資料が多数所蔵されている[3]

ギャラリー[編集]

映画[編集]

脚注[編集]

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注釈・出典[編集]

  1. ^ 歴史(楽友協会公式サイト)
  2. ^ a b c ムジークフェラインの演奏家たち(楽友協会公式サイト)
  3. ^ アルヒーフ、ライブラリー、コレクション(楽友協会公式サイト)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]