全日本小学校バンドフェスティバル

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全日本小学生バンドフェスティバル(ぜんにほんしょうがくせいバンドフェスティバル、All Japan Elementary Band Festival)は、一般社団法人全日本吹奏楽連盟朝日新聞社が主催し、毎年11月に開催されるフェスティバル。1982年度に全日本吹奏楽コンクールが第30回を迎えたのを記念し、その小学校部門という位置付けで創設、第1回の全国大会が開催された。

歴史[編集]

  • 1982年(昭和57年)11月7日 第1回大会 会場 東京・簡易保険ホール 出演団体数16(座奏形式16)
  • 1984年(昭和59年)11月11日 第3回大会 会場 兵庫・神戸文化ホール 出演団体数17(座奏形式15/ステージドリル2)
    ※座奏形式のほかステージドリル形式の出演も登場した。これ以降、座奏形式とステージドリル形式の混在での開催が続く。
  • 1988年(昭和63年)11月13日 第1回全日本マーチングフェスティバル(現・全日本マーチングコンテスト) 会場 神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール) 小学校6団体が支部代表として出場。
    ※「コンクールの部」(1991年から「パレードコンテストの部」に改称)、「フェスティバルの部」の2部門制。校種等による部門はなく、どちらの部門でも小中高大職一が一緒に審査を受けた(1996年まで)。
  • 1997年(平成9年)11月22日 実施規定変更に伴い、この年度から小学校バンドの最上位大会は、座奏形式もマーチング形式も「全日本マーチングフェスティバル 小学校バンドの部」に統一され[注 1]、「全日本マーチングフェスティバル パレードコンテスト中学の部/同高校の部/フェスティバル中学の部/同高校・一般の部」の前日に同じ会場で開催されるようになる。3年連続出場制度[注 2]開始(1994年からカウント。2013年のお休み[1]まで)。
  • 2000年(平成12年)5月26日 全日本吹奏楽連盟定時総会 「全日本マーチングフェスティバル 小学校バンドの部」から「全日本小学校バンドフェスティバル」への名称変更(1997年から1999年の大会も含めて)が議決された[注 3]。この年度から「全日本マーチングフェスティバル 小学校バンドの部」が廃止となり、「全日本小学校バンドフェスティバル」として、「全日本マーチングフェスティバル」の前日に同じ会場で開催されるようになる。
  • 2001年(平成13年)11月3日 第1回東日本学校吹奏楽大会 会場 千葉県文化会館 これ以降、北海道・東北・東関東・西関東・東京都・北陸支部で座奏形式の吹奏楽や金管バンドで活動している小学校バンドの多くが、最上位大会を東日本学校吹奏楽大会として目指すようになっていく。
  • 2019年(令和元年)5月24日 全日本吹奏楽連盟定時総会 「全日本小学校バンドフェスティバル」から「全日本小学生バンドフェスティバル」への名称変更が議決され[2]、それに伴いこの年度の第38回大会より小学生による合同バンド、小学生のみによる一般バンドが出場できるようになった。

基本理念(開催趣旨)[3][編集]

この大会は、「小学校バンドが音楽表現の可能性を求め、楽しく演奏演技しよう」というコンセプトのもと開催されており、表現のスタイルは自由です。多くのバンドに、気軽に取り組んでいただきたいと願っております。

概要[編集]

規定[4][編集]

各支部、各県大会ごとに審査方法、審査員の人数などの規定が全国大会と異なる。

参加人員[編集]

参加人員は任意とする。

参加資格[編集]

各都道府県吹奏楽連盟に加盟する団体で、構成メンバーは同一小学校に在籍、または校内外で活動する単独校・複数校混在の団体に在籍している小学生とする。ただし、同一人が二つ以上の団体に重複して出演することは認めない。

演奏・演技[編集]

任意の曲を演奏・演技して審査を受けるものとする。吹奏楽金管バンドマーチングバンドなどの出演を想定したコンテストであり、木管楽器金管楽器打楽器を中心とした編成を前提としている。大会理念に沿う形で、大道具や手具、マイク(1本)の使用が認められている。課題曲や規定課題が課せられておらず、座奏で吹奏楽や金管バンドの演奏を披露する団体だけではなく、パレードやフロアドリル、マーチング・ショーなど多様な形態のマーチングで披露する団体が混在する演奏形態のバリエーションが豊富な大会である。2012年度の第31回大会からは、危険防止の観点からマーチングバンドにおけるドラムメジャーのメジャーバトンとカラーガードのフラッグ放り投げが禁止された。

出演時間[編集]

2007年度の第26回大会より 7分以内。
1997年度の第16回大会から2006年度の第25回大会まで 演奏時間 8分以内。

審査[編集]

出演時間が超過した場合は失格とし、審査の対象としない。
2013年度の第32回大会からは、7名の審査員が、A(金)・B(銀)・C(銅)の3段階で相対評価する。A・B・Cの数は事前に理事会で決められている。前半・後半それぞれ18 団体をA(6団体)、B(6団体)、C(6団体)に振り分ける[5]
2007年度の第26回大会から2012年度の第31回大会までは、技術・表現の観点からそれぞれ A、B、C、D、E の5段階で絶対評価していた。

表彰[編集]

失格団体は表彰されない。
2013年度の第32回大会からは、審査員の過半数がA評価の団体に金賞、審査員の過半数がC評価の団体に銅賞、それ以外の団体に銀賞が与えられている。表彰式を前半と後半、それぞれに行うようになる。
2007年度の第26回大会から2012年度の第31回大会までは、審査員の評価を得点化し、その得点の上位順から金賞、銀賞、銅賞のいずれかの賞が与えられていた。
1999年度の第18回大会から2006年度の第25回大会までは、全出演団体に優秀賞、特に優れた団体に対して「GOOD SOUND賞」が贈られていた。
1997年度の第16回大会から1998年度の第17回大会までは、全出演団体に優秀賞、10団体に「明治生命 GOOD SOUND賞」が贈られていた。

過去の規定[編集]

  • 「3年連続出場制度」。通称「三出制度(もしくは、三出休み)」。

1996年以前から実施されていたマーチングフェスティバルでの「三出制度」に基づき、小学校バンドフェスティバル(当時はマーチングフェスティバル 小学校バンドの部)としては、1997年度の第16回大会(カウントは1994年度の第7回全日本マーチングフェスティバルから)から1998年度の第17回大会までは、3年間連続して全国大会に出場した団体は、その翌年は県大会や支部大会といった下部の大会も含め、小学校バンドフェスティバル(マーチングフェスティバル)に参加することができなかった。三出を果たした年の全国大会において特別表彰された。
全日本吹奏楽連盟は、1999年8月28日東京文化会館において吹奏楽コンクール、マーチングフェスティバルアンサンブルコンテストそれぞれの全国大会に3年連続出場した団体を招いて全日本吹奏楽連盟特別演奏会を開催し、出演団体には「ローリエットバンド」の表彰状を贈った。この特別演奏会の小学校バンドの部(マーチング)には、1996年度の第9回全日本マーチングフェスティバルから1998年度の第17回全日本小学校バンドフェスティバル(第11回全日本マーチングフェスティバル)まで3年連続出場を達成した3団体が出場した。
1999年度の第18回大会(カウントは1996年から)から2012年度の第31回大会(お休みは2013年まで)までは、3年間連続して全国大会に出場した団体は、その翌年は県大会や支部大会といった下部の大会も含め、小学校バンドフェスティバルに参加することができなかった。三出を果たした翌年の「国民文化祭・吹奏楽の祭典」もしくは「国民文化祭・マーチングバンド・バトントワーリングの祭典」への出場を推薦し、三出翌年の支部大会において「全日本吹奏楽連盟理事長賞」を贈呈した。お休みの年には各支部・都道府県吹奏楽連盟が支部大会や都道府県大会での審査に関わらない特別演奏を依頼することがあった。この「三出制度」は、2013年度の第32回大会より廃止されている[6]

  • 「入場パレード」と「合同演奏」 1997年度の第16回大会から2012年度の第31回大会まで行われていた。

予選[編集]

参加団体は各都県大会に出場する[注 4]。審査によって代表に推薦されると上位大会である支部大会(北海道・東北・東関東・西関東・東京都・東海・北陸・関西・中国・四国・九州)へ出場できる。支部大会で審査によって代表に推薦されるとさらに上位大会である全国大会へ出場できる。全国大会には九州吹奏楽コンクールの代表も出場する。全国大会の審査は上述の方法で行われるが、各支部大会、各県大会ごとに審査方法、審査員の人数は異なっている。

支部吹奏楽連盟 支部大会 県大会/地区大会
北海道 北海道小学生バンドフェスティバル 札幌、函館、空知、旭川、名寄、留萌、稚内、北見、日胆、帯広、釧路
東 北[注 5] 全日本小学校バンドフェスティバル東北大会 全日本小学校バンドフェスティバル青森県大会
全日本小学校バンドフェスティバル岩手県大会
全日本小学校バンドフェスティバル宮城県大会
秋田マーチングフェスティバル秋田大会[注 6]
全日本小学校バンドフェスティバル山形県大会
全日本小学校バンドフェスティバル福島県大会
東関東[注 7] 東関東小学生バンドフェスティバル 茨城県マーチングフェスティバル[注 8]
・小学校バンドフェスティバル部門
栃木県小学生バンドフェスティバル
千葉県小学生バンドフェスティバル
神奈川県小学生バンドフェスティバル
西関東[注 9] 西関東小学生バンドフェスティバル 群馬県小学校バンドフェスティバル
埼玉県小学生バンドフェスティバル
新潟県小学校バンドフェスティバル
山梨県小学校バンドフェスティバル
東京都 全日本小学校バンドフェスティバル東京都大会
北陸[注 10] 北陸小学生バンドフェスティバル[注 11]
※各県大会は実施されていない
富山県では小学生バンドフェスティバル県大会は実施されていない
石川県では小学生バンドフェスティバル県大会は実施されていない
福井県では小学生バンドフェスティバル県大会は実施されていない
東 海[注 12] 東海小学校バンドフェスティバル 長野県小学校バンドフェスティバル[注 13]
・ステージ部門
・フロア部門
岐阜県小学校バンドフェスティバル
静岡県小学校バンドフェスティバル
愛知県小学校バンドフェスティバル
三重県吹奏楽コンクール 小学生の部[注 14]
関 西[注 15] 関西小学校バンドフェスティバル
※各府県大会は実施されていない
滋賀県では小学生バンドフェスティバル県大会は実施されていない
京都府では小学生バンドフェスティバル府大会は実施されていない
大阪府では小学生バンドフェスティバル府大会は実施されていない
兵庫県では小学生バンドフェスティバル県大会は実施されていない
奈良県では小学生バンドフェスティバル県大会は実施されていない
和歌山県では小学生バンドフェスティバル県大会は実施されていない
中 国[注 16] 全日本小学生バンドフェスティバル中国大会 全日本小学校バンドフェスティバル鳥取県大会
全日本小学校バンドフェスティバル島根県大会
全日本小学校バンドフェスティバル岡山県大会
全日本小学校バンドフェスティバル広島県大会
全日本吹奏楽コンクール山口県大会 小学校の部
 ・座奏部門
 ・ステージマーチング部門
全日本マーチングコンテスト山口県大会 小学校の部[注 17]
四 国[注 18] 全日本小学生バンドフェスティバル四国支部大会
・座奏の部
・マーチングの部
全日本小学校バンドフェスティバル徳島県大会
全日本小学生バンドフェスティバル香川県大会
全日本小学生バンドフェスティバル愛媛県大会
全日本小学校バンドフェスティバル高知県大会
九 州[注 19] 九州吹奏楽コンクール

九州小学生バンドフェスティバル
福岡県吹奏楽コンクール[注 20]
福岡県小学校バンドフェスティバル[注 21]
佐賀県吹奏楽大会[注 20]
佐賀県マーチングフェスティバル 小学校バンドの部[注 21]
長崎県吹奏楽コンクール[注 20]
長崎県小学校バンドフェスティバル[注 21]
熊本県吹奏楽コンクール[注 20]
九州小学生バンドフェスティバル熊本支部予選[注 21]
大分県吹奏楽コンクール[注 20]
大分県小学生バンドフェスティバル[注 21]
宮崎県吹奏楽コンクール[注 20]
宮崎県小学校バンドフェスティバル[注 21]
鹿児島県吹奏楽コンクール[注 20]
鹿児島県小学校バンドフェスティバル[注 21]
沖縄県吹奏楽コンクール[注 20]
沖縄県小学生バンドフェスティバル[注 21]
  • 令和元年度の大会記録に基づく。
  • 配列は全国地方公共団体コードに基づく。
  • 年度途中の令和元年5月の全日本吹奏楽連盟定時総会で「全日本小学校バンドフェスティバル」から「全日本小学生バンドフェスティバル」への名称変更が議決されたため、手続き上、名称変更ができなかった支部、府県吹奏楽連盟がある。

出演団体[編集]

支部によって出演団体の編成に特色がみられる。東北、東関東、西関東、東京都では座奏形式の吹奏楽や金管バンドの多くが東日本学校吹奏楽大会を目指すので、全国大会には吹奏楽や金管バンドによるマーチングバンドで出場する団体が多い。他支部ではマーチングバンドのほか座奏形式の吹奏楽や金管バンド、ジャズバンドなどバラエティに富んでいる。全体の傾向としてはマーチングバンドで出場する割合が多い[7]。東日本学校吹奏楽大会と重複して出場できない。

支部代表数設定基準[編集]

基礎数3に加え、加盟数の多い順に2支部を+1、全国大会主管支部+1とする[8]

各支部の加盟団体数、各支部からの出演団体数[編集]

北海道 東北 東関東 西関東 東京都 東海 北陸 関西 中国 四国 九州 合計
登録加盟団体数 132 219 209 52 45 107 26 59 70 16 148 1,083
出演団体数 3 4 4 3 3 3 3 4 3 3 3 36
  • 登録加盟団体数は、令和元年10月1日現在。
  • 出演団体数は、令和元年度の大会記録に基づく。
  • 2015年の第34回大会から前半と後半の出演団体数を各18団体(合計36団体)となる。

会場[編集]

1996年度の第15回大会までは各支部吹奏楽連盟の持ち回りで、その年度の主管支部吹奏楽連盟内の都県内のホールや体育館で開催されていた。1997年度の第16回大会からは全日本マーチングコンテストの前日に同じ会場[注 1]で開催されている。1997年度の第16回大会から2004年度の第23回大会まではワールド記念ホール幕張メッセの2箇所を交互に、2005年度の第24回大会から2008年度の第27回大会までは大阪城ホールと幕張メッセの2箇所を交互に、そして2009年度の第28回大会からは大阪城ホールに固定して開催されている。
各支部大会、各県大会ではその管内の体育館で開催されることが多いが、座奏形式の演奏が中心である愛知県や吹奏楽コンクール県大会を小学生バンドフェスティバル支部大会予選にしている県ではホールで開催されている。
1997年の「全日本マーチングフェスティバル 小学校バンドの部」に統一、2000年の「全日本マーチングフェスティバル 小学校バンドの部」から「全日本小学校バンドフェスティバル」への名称変更の経緯があるので、第1回から第12回までの全日本マーチングフェスティバルの会場も併記する。

会場一覧[編集]

年 度 全日本小学校バンドフェスティバル 全日本マーチングフェスティバル[注 22]
コンクールの部[注 23]/フェスティバルの部
回 数 会 場 回 数 会 場
1982年 第1回 東京簡易保険ホール東京都
1983年 第2回 長野県民文化会館長野県
1984年 第3回 神戸文化ホール兵庫県
1985年 第4回 瀬戸市文化センター愛知県
1986年 第5回 市川市文化会館千葉県
1987年 第6回 福岡サンパレス福岡県
1988年 第7回 岩手県民会館岩手県 第1回 ワールド記念ホール(兵庫県)
1989年 第8回 岡山市民会館岡山県 第2回 ワールド記念ホール(兵庫県)
1990年 第9回 浜松アリーナ静岡県 第3回 ワールド記念ホール(兵庫県)
1991年 第10回 観音寺市民会館香川県 第4回 ワールド記念ホール(兵庫県)
1992年 第11回 フェニックスプラザ福井県 第5回 ワールド記念ホール(兵庫県)
1993年 第12回 茨城県立県民文化センター茨城県 第6回 ワールド記念ホール(兵庫県)
1994年 第13回 尼崎市総合文化センター(兵庫県) 第7回 幕張メッセ(千葉県)
1995年 第14回 アクトシティ浜松(静岡県) 第8回 幕張メッセ(千葉県)
1996年 第15回 府中の森芸術劇場(東京都) 第9回 幕張メッセ(千葉県)
年 度 全日本小学校バンドフェスティバル 全日本マーチングフェスティバル
小学校バンドの部[注 3]
会 場
回 数 回 数
1997年 第16回 第10回 ワールド記念ホール(兵庫県)
1998年 第17回 第11回 幕張メッセ(千葉県)
1999年 第18回 第12回 ワールド記念ホール(兵庫県)

当時は「全日本マーチングフェスティバル 小学校バンドの部」として開催されたが、2000年に上記3年間の大会を「全日本小学校バンドフェスティバル」に名称変更した。

年 度 全日本小学校バンドフェスティバル
回 数 会 場
2000年 第19回 幕張メッセ(千葉県)
2001年 第20回 ワールド記念ホール(兵庫県)
2002年 第21回 幕張メッセ(千葉県)
2003年 第22回 ワールド記念ホール(兵庫県)
2004年 第23回 幕張メッセ(千葉県)
2005年 第24回 大阪城ホール大阪府
2006年 第25回 幕張メッセ(千葉県)
2007年 第26回 大阪城ホール(大阪府)
2008年 第27回 幕張メッセ(千葉県)
2009年
2018年
第28回
〜第37回
大阪城ホール(大阪府)
年 度 全日本小学生バンドフェスティバル
回 数 会 場
2019年 第38回〜 大阪城ホール(大阪府)

全日本吹奏楽連盟での協議[編集]

これまで[編集]

  • 会報「すいそうがく」(No.184 2010年7月)によると、2010年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の協議会において、『小学校バンドの加盟について』という議題で協議が行われ、小学校学齢のジュニアバンドの小学校の部への大会参加要望について、伊尾孝敏 常任理事(第三事業部長)が「お知らせしたとおり、小学校バンドフェスティバルの全国大会については、大会参加は小学校に限る(2校以上の合同バンドは認める)。いわゆるジュニアバンドは認めない。しかし、吹奏楽コンクール小学校の部の府県大会参加および小学校バンドフェスティバルの府県大会参加は、それぞれの会員連盟・支部の規定・判断に委ねる、としている。」と返答したと記載されている[9]
  • 会報「すいそうがく」(No.202 2016年7月)によると、2016年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の協議会において、『●小学校の加盟について』という議題で協議が行われ、小学校では加盟を認めないケース、学校長が認めないので一般バンドとして加盟しているケース等が生じているので、保護者会長等の承認でも加盟ができるようにしてほしいという要望があったことに対し、祐川俊樹 常任理事(第三事業部長)が「現在のところ、加盟と大会参加には所属長の記名とその印が必要であるため、小学校長の承認が必要である。従って、現行の登録規定では、父母会・保護者会長等での加盟は一般の部への登録となる。近年、学校における部活動を地域・ボランティアによる活動に移行する傾向がある。今後、部会等で検討していく。(学校長の理解を得るため)教育行政に対しては(部活動への理解を)根気強く働きかけをしていかなければならない。」と返答したと記載されている[10]
  • 会報「すいそうがく」(No.208 2018年7月)によると、2018年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の協議会において、『2. 加盟と大会参加について ●小学校の加盟について』という議題で協議が行われ、小学校では教育委員会や学校長が大会参加を認めないケース、小学生による地域バンドが職場一般の部に出場しているケースがあることを理由に、小学生による地域バンドも参加できる「小学生の部」を設置してほしいという要望があった[11]
  • 会報「すいそうがく」(No.211 2019年7月)によると、2019年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の議事において、「全日本小学校バンドフェスティバル」から「全日本小学生バンドフェスティバル」への名称変更が議決され、それに伴いこの年度の第38回大会より「小学生による合同バンド、小学生のみによる一般バンドが出場できるようになった[2]

これから[編集]

2020年度以降、全日本吹奏楽コンクール小学校の部の開催や全日本小学生バンドフェスティバルでの座奏とマーチングの分離開催についての検討が開始される予定である。

  • 会報「すいそうがく」(No.208 2018年7月)によると、2018年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の協議会において、『1. これからの吹奏楽 ●全日本吹奏楽コンクール小学校の部の開催について』という議題で意見聴取が行われたことが記載されている[12]
  • 会報「すいそうがく」(No.211 2019年7月)によると、2019年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の協議会において、全日本小学生バンドフェスティバルで座奏とマーチングを分離して開催してほしい要望がでていることに対し、祐川俊樹 常任理事(第三事業部長)が「座奏をホールで開催した場合、その後の大阪城ホールの日程をどう調整するか。座奏・マーチングをどのような内容で開催するか。等の検討を開始する。」と返答したと記載されている[13]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b 会報「すいそうがく」(No.196 2014年7月)によると、2014年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の協議会において、「小学校バンドフェスティバルについて」について協議の際、祐川俊樹 常任理事(第三事業部長)が「『小学校バンドフェスティバル』と『マーチングコンテスト小学校の部』の統一開催の趣旨は、『両大会の魅力を増加し、小学校バンドの交流をより広くすること』と『座奏とマーチングの垣根を取り除き、小学校バンドの表現の多様さを期待・推進すること』である。」と返答したと記載されている。
    すいそうがく(No.196 2014年7月、9項) 全日本吹奏楽連盟
  2. ^ 「3年連続出場制度」。通称「三出制度(もしくは、三出休み)」。
    1996年以前から実施されていたマーチングフェスティバルでの「三出制度」に基づき、小学校バンドフェスティバル(当時はマーチングフェスティバル 小学校バンドの部)としては、1997年度の第16回大会(カウントは1994年度の第7回全日本マーチングフェスティバルから)から1998年度の第17回大会までは、3年間連続して全国大会に出場した団体は、その翌年は県大会や支部大会といった下部の大会も含め、小学校バンドフェスティバル(マーチングフェスティバル)に参加することができなかった。三出を果たした年の全国大会において特別表彰された。
    全日本吹奏楽連盟は、1999年8月28日東京文化会館において吹奏楽コンクール、マーチングフェスティバルアンサンブルコンテストそれぞれの全国大会に3年連続出場した団体を招いて全日本吹奏楽連盟特別演奏会を開催し、出演団体には「ローリエットバンド」の表彰状を贈った。この特別演奏会の小学校バンドの部(マーチング)には、1996年度の第9回全日本マーチングフェスティバルから1998年度の第17回全日本小学校バンドフェスティバル(第11回全日本マーチングフェスティバル)まで3年連続出場を達成した3団体が出場した。
    1999年度の第18回大会(カウントは1996年から)から2012年度の第31回大会(お休みは2013年まで)までは、3年間連続して全国大会に出場した団体は、その翌年は県大会や支部大会といった下部の大会も含め、小学校バンドフェスティバルに参加することができなかった。三出を果たした翌年の「国民文化祭・吹奏楽の祭典」もしくは「国民文化祭・マーチングバンド・バトントワーリングの祭典」への出場を推薦し、三出翌年の支部大会において「全日本吹奏楽連盟理事長賞」を贈呈した。お休みの年には各支部・都道府県吹奏楽連盟が支部大会や都道府県大会での審査に関わらない特別演奏を依頼することがあった。この「三出制度」は、2013年度の第32回大会より廃止されている
  3. ^ a b 「全日本吹奏楽連盟70年史」(p.11)によると、酒井正幸 理事長が2000年の所信の中で「1997年から昨年までの3年間、従来の小学校の大会をマーチングフェスティバル“小学校バンドの部”として実施した。その結果、多くの聴衆を得ることができ、内容も多彩で、よりレベルの高いものとなった。今年からは名称を“小学校バンドフェスティバル”に戻し、独自性を出したい」と述べたと記載されている。
    藤森章(記念誌準備委員会委員長・総務部長) 『全日本吹奏楽連盟70年史』 社団法人全日本吹奏楽連盟、2008年。 
  4. ^ 北海道支部内は各地区大会に出場する。関西支部内や北陸支部内では各府県大会が実施されないので各支部大会に出場する。
  5. ^ 青森県吹奏楽連盟・岩手県吹奏楽連盟・宮城県吹奏楽連盟・秋田県吹奏楽連盟・山形県吹奏楽連盟・福島県吹奏楽連盟
  6. ^ 秋田県マーチングバンド・バトントワーリング協会と合同で主催
  7. ^ 茨城県吹奏楽連盟・栃木県吹奏楽連盟・千葉県吹奏楽連盟・神奈川県吹奏楽連盟
  8. ^ 茨城県マーチングバンド協会、茨城県バトン協会と合同で主催
  9. ^ 群馬県吹奏楽連盟・埼玉県吹奏楽連盟・新潟県吹奏楽連盟・山梨県吹奏楽連盟
  10. ^ 富山県吹奏楽連盟・石川県吹奏楽連盟・福井県吹奏楽連盟
  11. ^ 北陸吹奏楽コンクールで、代表団体を選出できなかった場合は、北陸小学生バンドフェスティバルにおいて代表選考を行うこととし、北陸代表次点の団体を東日本学校吹奏楽大会に推薦する。
  12. ^ 長野県吹奏楽連盟・岐阜県吹奏楽連盟・静岡県吹奏楽連盟・愛知県吹奏楽連盟・三重県吹奏楽連盟
  13. ^ 長野県マーチングバンド協会と合同で主催
  14. ^ 小学生バンドフェスティバル県大会は実施されていない
  15. ^ 滋賀県吹奏楽連盟・京都府吹奏楽連盟・大阪府吹奏楽連盟・兵庫県吹奏楽連盟・奈良県吹奏楽連盟・和歌山県吹奏楽連盟
  16. ^ 鳥取県吹奏楽連盟・島根県吹奏楽連盟・岡山県吹奏楽連盟・広島県吹奏楽連盟・山口県吹奏楽連盟
  17. ^ 小学校の部については、次の2項目を満たす場合に推薦する。
    (1)前年度の本大会に参加していること。
    (2)本年度の吹奏楽コンクール小学校の部ステージマーチング部門に参加し、審査得点順が代表定数内に入ること。なお、吹奏楽コンクールで推薦された場合は、本大会に参加する義務はない。
  18. ^ 徳島県吹奏楽連盟・香川県吹奏楽連盟・愛媛県吹奏楽連盟・高知県吹奏楽連盟
  19. ^ 福岡県吹奏楽連盟・佐賀県吹奏楽連盟・長崎県吹奏楽連盟・熊本県吹奏楽連盟・大分県吹奏楽連盟・宮崎県吹奏楽連盟・鹿児島県吹奏楽連盟・沖縄県吹奏楽連盟
  20. ^ a b c d e f g h 代表は九州吹奏楽コンクールへ出場
  21. ^ a b c d e f g h 代表は九州小学生バンドフェスティバルへ出場
  22. ^ 校種等による部門はなく、どちらの部門でも小中高大職一が一緒に審査を受けた(1996年まで)
  23. ^ 1992年から「パレードコンテストの部」に改称。

出典[編集]

  1. ^ 全日本吹奏楽連盟 三年連続出場制度(三出制度)の廃止について
  2. ^ a b すいそうがく(No.211 2019年7月、1項、5項) 全日本吹奏楽連盟
  3. ^ すいそうがく(No.199 2015年7月、1項、24項)] 全日本吹奏楽連盟
  4. ^ 全日本小学生バンドフェスティバル実施規定・審査内規 全日本吹奏楽連盟
  5. ^ すいそうがく(No.212 2019年12月、6項) 全日本吹奏楽連盟
  6. ^ 全日本吹奏楽連盟 三年連続出場制度(三出制度)の廃止について
  7. ^ 例年、(36団体のうち)約6割の団体が場当たりを行っている。
    すいそうがく(No.202 2016年7月、6-7項)] 全日本吹奏楽連盟
  8. ^ すいそうがく(No.197 2014年12月、6-7項) 全日本吹奏楽連盟
  9. ^ すいそうがく(No.184 2010年7月、7-8項) 全日本吹奏楽連盟
  10. ^ すいそうがく(No.202 2016年7月、5-6項) 全日本吹奏楽連盟
  11. ^ すいそうがく(No.208 2018年7月、6-7項) 全日本吹奏楽連盟
  12. ^ すいそうがく(No.208 2018年7月、5-6項) 全日本吹奏楽連盟
  13. ^ すいそうがく(No.211 2019年7月、6項) 全日本吹奏楽連盟

関連項目[編集]

外部リンク[編集]