日本スリーデーマーチ

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中央会場(2010年11月5日撮影)

日本スリーデーマーチ(にほんスリーデーマーチ)とは、埼玉県東松山市で行われる歩け歩け大会である。日本では最大規模であり、現在では全国各地で行われるようになったウォーキング大会の走りとなったイベントである。また、世界的に見てもオランダナイメーヘンで行われるナイメーヘン国際フォーデーマーチに次ぐ第2位の規模である。国内の大会で九州国際スリーデーマーチと合わせて国際マーチングリーグに加盟しており、大勢の外国人も参加している。例年3日間でのべ10万人の参加者たちが比企丘陵を歩く。東松山市立小・中学校と市内にある東京農業大学第三高等学校埼玉県立松山高等学校が団体で参加する。主催は埼玉県・東松山市・朝日新聞社日本ウォーキング協会

参加種目は、50km コース、40km コース、30km コース、20km コース、10km コース、5km コースがある。

開催日[編集]

  • 毎年、11月上旬の連休を含む3日間

中央会場[編集]

コース[編集]

3日間、違うルートを歩く。大会1日目と2日目は「和紙の里・武蔵嵐山ルート」「吉見百穴・武蔵丘陵森林公園|森林公園ルート」でどちらのコースが1日目になるかは年によって異なり、3日目は必ず「都幾川・千年谷公園ルート」となる。

参加種目[編集]

50km コース[編集]

6コースの中では最も遠距離を歩く上級者向けコースである。2014年までは40km コースが廃止されていたため、30km コースと距離差が大きくステップアップするには過酷なコースでもあった。そのため他のコースの参加者からは憧れの目で見られるが、ウォーキング初心者が3日間歩き通すのは制限時間・体力ともに困難である。

40km コース[編集]

2015年に25年ぶりに復活新設された上級者向けコースである。ルートは50km コースを途中でショートカットするように設定されている。

30km コース[編集]

中級者向けコースである。50km・40km の上級者向けコースを除けば比較的郊外までいくことが出来るのはこのコースでハイキング感覚で参加できる最長のコースといえる。また、中央会場からバスで「東秩父村和紙の里」へ向かい、そこを起点として小川町の「埼玉伝統工芸会館」で30km コースに合流する特設コースが別に設けられている。

20km コース[編集]

元々は最短コースであったが、現在は10km コースや5km コースが出来たため一般的な中級者向けコースとなった。コース途中のイベント会場に寄ることが可能な最も短い距離のコースである。また、小中学生向けの「わんぱくウオーク」も同枠内で開催される[1]

10km コース[編集]

6コースの中では比較的短距離に分類される初心者向けコースだが、普段歩いていない人にとっては3日間歩き通すのはなかなか大変だということを思い知らされるかもしれない。また、車いす利用者や高齢者向けの「ゆっくりウオーク」も同枠内で開催される[1][2]

5km コース[編集]

東松山市内の郊外を歩くルート。「まつやまさんぽ」とも呼ばれる[3] 。お気軽コースである。また、ハロウィンのように仮装しながらウオーキングする「コスパレ」も同枠内で開催される[4]

姉妹都市[編集]

主催市の東松山市の姉妹都市であるオランダのナイメーヘン市では、世界最大規模の「ナイメーヘン国際フォーデーマーチ」が開催されることもあり、ウォーキングイベントを含めた交流が活発に行われている。 詳細は「ナイメーヘン国際フォーデーマーチ」と「ナイメーヘン」を参照。

スリーデーマーチ号[編集]

2002年まで開催期間中、東上線に臨時電車「スリーデーマーチ号」が池袋駅から森林公園駅間に運転されていた。しかしスリーデーマーチは会場混雑の対策からコースごとにスタート時間をずらしており運行設定が難しかったことから廃止され、現在は朝の森林公園駅ゆきの定期電車にヘッドマークをつけた電車が運転されている。

沿道市町村[編集]

歴史[編集]

  • 1978年群馬県多野郡新町(現高崎市)で第1回日本スリーデーマーチが開催[5]
  • 1980年:宿泊施設や交通の便の関係から埼玉県東松山市に開催地変更。
  • 1987年:国際マーチングリーグ結成。
  • 1989年:日本マーチングリーグ結成。
  • 1990年:40km コースを廃止し、新たに10km コースを公認コースに設定。
  • 1993年:国際市民スポーツ連盟(IVV) の認定大会になる。
  • 1994年:「ウォークサミット」開催。「ジョイアスロン」が公式行事になる。
  • 1996年:車いすの障害者らにサポーターが付き添って歩く「ゆっくりウォーク」始まる。
  • 2001年:新たに5kmコースを公認コースに設定。
  • 2015年:40km コースを復活する[6][7]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 第37回日本スリーデーマーチ情報 - 東松山市ホームページ、2014年10月1日、2015年11月2日閲覧。
  2. ^ 埼玉)日本スリーデーマーチ1日開幕 東松山が主会場”. 朝日新聞デジタル (2015年10月31日). 2015年11月2日閲覧。
  3. ^ 5キロコース(まつやまさんぽ) - 東松山市ホームページ、2015年10月27日、2015年11月2日閲覧。
  4. ^ コスパレ!! - 東松山市ホームページ、2015年3月31日、2015年11月2日閲覧。
  5. ^ 日本スリーデーマーチの歩み - NPO法人まちづくり楽会、2015年11月3日閲覧。
  6. ^ 復活!40キロコース - 東松山市ホームページ、2015年4月30日、2015年10月31日閲覧。
  7. ^ 40キロコース、25年ぶり復活 日本スリーデーマーチ”. 朝日新聞デジタル (2015年5月16日). 2015年11月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]