全日本おかあさんコーラス大会

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全日本おかあさんコーラス大会(ぜんにっぽんおかあさんコーラスたいかい、JCA Mothers' Chorus Festival )は、毎年8月に2日間にわたって開催される、「おかあさんコーラス」を対象とした日本の合唱大会である。全日本合唱連盟朝日新聞社が主催して、現在はキユーピー株式会社が協賛している。

1978年に、当時の全日本合唱連盟理事長・石井歓の「おかあさん方に芸術を知っていただくことが、健康な家庭を作るために必要だ」という信念のもと、「全日本ママさんコーラス大会」として第1回が開催され、2016年までに39回の開催を続けている。

大会の形態[編集]

出場資格のある合唱団は、各都府県(北海道は地区)の合唱連盟に加盟している、主として家庭婦人で編成された8名以上の女声合唱団である。

全国大会への出場団体を決めるため、全日本合唱連盟の9支部において支部大会が行われる[1]。支部大会で優れた演奏をして選考委員の推薦を受けると全国大会に出場することができる。全国大会への出場団体数は、各支部の参加団体数によって決められる。

全国大会は毎年会場が異なっていて、全日本合唱連盟の理事会で開催会場が決定される。各団体の演奏時間は曲間も含めて8分以内で、曲目、伴奏楽器は自由である。課題曲は定められていない。5名の選考委員による選考により、各日ごとに総出場団体の約3分の1程度の優秀な団体に「ひまわり賞」、ひまわり賞以外で優秀な演奏を披露した団体に「おかあさんコーラス賞」が贈られる。1998年までは2日間を通しての最優秀団体に「グランプリ」が贈られていた。

優秀団体の選出は選考委員によって行われるが、瞬間的な芸術を見逃すことがないよう、選考委員には演奏曲の楽譜が用意されない。選考委員は全日本合唱連盟理事が必ず1名入る以外は、指揮者声楽家作曲家などの音楽家のほか、演出家等舞台芸術を総合的に判断する人物が選考委員として招かれている。近年は音楽的に優れた演奏であることはもちろん、衣装やパフォーマンス等、視覚的にも訴える演奏が高評価を受ける傾向がある。

第1日の終了後に全国から集まる出演者を歓迎する交流パーティー、閉会式の際に出演者全員による「夏の思い出」の合同合唱が恒例となっている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 支部大会の扱いは各支部により異なる。関東支部、中部支部では、支部大会に出場する団体を決めるために、各県で予選に当たる県大会が行われる。北海道支部、東北支部、東京支部、九州支部では県大会を行わずに支部大会を行う。関西支部、中国支部、四国支部では各府県大会で推薦された全団体が支部大会で推薦されたものとみなして全国大会への出場権を得る。

外部リンク[編集]