週刊ヤングマガジン

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週刊ヤングマガジン
WEEKLY YOUNG MAGAZINE
愛称・略称 ヤンマガ、YM
ジャンル 漫画雑誌
読者対象 青年男性
刊行頻度 週刊(毎週月曜日発売)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 320円
出版社 講談社
編集部名 ヤングマガジン編集部
刊行期間 1980年 - 刊行中
発行部数 694,167部(2011年7月 - 2011年9月日本雑誌協会調べ)
レーベル ヤンマガKC
姉妹誌 月刊ヤングマガジン
ウェブサイト 公式サイト
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週刊ヤングマガジン』(しゅうかんヤングマガジン)は、講談社が発行する週刊漫画雑誌。ジャンルは青年漫画1980年6月23日創刊。略称は「ヤンマガ」、「YM」。創刊時編集長は宮原照夫。発売日は毎週月曜日。単行本のレーベルにヤンマガKCがある。

姉妹誌に月刊誌の『月刊ヤングマガジン』(旧『別冊ヤングマガジン』、隔月刊)がある。

創刊の経緯

『少年マガジン』編集部の内田勝、宮原照夫らは1968年には講談社の上層部に青年漫画雑誌の創刊を提案していた。だがその案は却下され、同年、小学館の『ビッグコミック』が創刊されることになる。

その後、講談社は1973年に『週刊現代』増刊として『劇画ゲンダイ』を創刊するが、同年のうちに休刊。そして、1978年に宮原に再度、青年漫画誌の創刊の命が下り、1980年の『ヤングマガジン』創刊となった。

当初は月2回刊(第2・第4月曜日)だったが、1989年8号から週刊化した。

特徴

  • いつもここからが2000年代には「悲しいとき」「ツッコミ暴走族」に限定したネタの読者投稿ページの連載を持っていた。
  • 2009年夏頃までページ下の欄外に、読者コーナー「BE-BOPアジア選手権」が掲載されていた。このコーナーは郵送による単独応募以外に読者アンケートでの応募も可能だった。現在、ページ下の欄外には作品によって登場人物紹介などが掲載されている(『ユキポンのお仕事』のように独自の読者コーナーを設けている作品もある)。
  • ショートギャグ作品を除いた各漫画にローテーションで休みを与えており、常にいくつかの作品が休載している。
  • 1980年代から1990年代には増刊号が不定期で発行されていた(後述の「海賊版」および、「赤BUTA」・「青BUTA」など)。2000年代に入ってからは(後述の姉妹誌が存在する為)、単発企画中心の増刊号が発行されている(「GT増刊」など)。過去には、当時の姉妹誌であった『別冊ヤングマガジン』や『ヤングマガジンアッパーズ』との合同企画として発行された事もある(「スポ増」・「妹増」など)。
  • 不定期(主に合併号の前後)でAV女優袋綴じグラビアが収録されており、たまにティッシュカバーや実写パラパラ漫画など工作付録となっている事もある。また、胸は修正なしであるが、陰部は小道具などで隠された状態となっている。

アイドルグラビア

  • 巻頭カラーのグラビアに出演するグラドルの発掘に力を入れており、「ミスマガジン」コンテストを開催している。
  • 撮影は、1990年代までは野村誠一がほぼ1人で担当。2000年代に入ってからは井ノ元浩二・木村晴が軸となっている。
  • 安藤沙耶香の「アンディー」、優木まおみの「まおみベイビー」など、既に浸透しているその人物の愛称とは別の愛称を定着させる試みが見られるが、結果の方は芳しくない模様(同誌発の愛称が定着しているのは山崎真実の「まみヤン」くらい)。
  • キャプションは競合他誌と比べ下品な傾向にある。
  • 「ミスマガジン出身」に対する対応は各人で異なるが、岩佐真悠子(2003年グランプリ)・北乃きい(2005年グランプリ)のように「ヤンマガ以外では水着禁止」とされている出身者もいる(ミスマガジン選出当時からではなく、知名度が上がるにつれて同誌が独占的に権利を保有する状態)。
  • 競合誌の『週刊ヤングジャンプ』(集英社)とは、以前は「一方に出演したら並行してもう一方には出演しない」という関係にあったが、最近は川村ゆきえ谷桃子南明奈のように、両誌で並行して活動するグラドルも存在する。
  • 出身地が「田舎」イメージのある地域の場合、プロフィール欄の「出身地」が非掲載となることがある(茨城県出身の谷桃子、岐阜県出身の八代みなせ群馬県出身の愛衣など)。
  • 週刊ヤングサンデー』(小学館)の休刊に際して、同誌の常連グラドルだった山本梓原幹恵紗綾木口亜矢などを引き抜いている。一方で同時期に山崎真実が『週刊ヤングジャンプ』へ進出している。

掲載作一覧

連載中作品

不定期連載

他誌へ移籍した継続中の作品

連載終了作品

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

増刊海賊版

1986年から1995年頃まで不定期に刊行されていた増刊号。「海賊版」と銘打ってはいるが、講談社によって正規に発行された漫画雑誌である。第1回は1986年4月14日号。

主な掲載作品

増刊赤BUTA・増刊青BUTA

1996年から1999年頃まで不定期に刊行されていた増刊号。新人作家による短編読み切り作品を中心に掲載。

新人賞

関連項目

外部リンク