おやすみなさい。

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おやすみなさい。』は、小田原ドラゴンによる日本漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、1998年第13号から2002年第46号まで連載された。

概要[編集]

1997年、『ヤングマガジン増刊号赤BUTA』の第14号、第15号と、同じく1997年、『週刊ヤングマガジン』第50号に掲載された読み切りの作品、「おやすみ、幸せな夢が見られるように。」の主人公である上野鉄郎やミラーボール製造工場勤務の設定をそのままにタイトルを「おやすみなさい。」として連載が始まった。なお、作者のデビュー作である「僕はスノーボードに行きたいのか?」も同じ設定である。

物語[編集]

主人公である上野鉄郎は、ミラーボール製造工場で働く童貞な成人男性である(デビュー作である「僕はスノーボードに行きたいのか?」では、工場に勤めて4年と書かれているので、推定年齢22歳と考えられる)。そんな上野鉄郎の日常の出来事を、愉快な登場人物と共に独特のほのぼのしたタッチで描かれた作品である。鉄郎が巨乳好きと云う設定は、作者自身も巨乳好きだからである事が理由であったり、第100話では、作者自身が漫画に登場し、鉄郎をキャバクラへと無理やり連れていったり、鉄郎がミキサー付きのAMラジオ用トランスエミッタを使用して海賊版ラジオ放送を行うエピソードは、作者自身がおもちゃのミキサー付きのAMラジオ用トランスエミッタを買った事が元になっていたり、鉄郎が格安のメルセデス・ベンツを買うと言う話を描き、作者自身もある雑誌ライターから30万円後半の赤いメルセデス・ベンツ 190Eを紹介してもらい、自分自身も格安ベンツオーナーになった事を機に、「おやすみなさい。」の掲載ページの下に「ベンツ日記」が2行程書かれた時期があったり、さらには自分の友人をモデルにしたキャラを登場させたりと、作者自身の思いや出来事などを作中に反映されていたりした。

登場人物[編集]

上野鉄郎
この作品の主人公で、ミラーボール製造工場で働く童貞な成人男性である。年齢は単行本2巻時点で24歳。ドーテーズのリーダーでもある(単行本第4巻の帯にあるプロフィールには、"穏やかで、まじめだけど、妄想がつっぱしり気味でストーカーまであと少し。「NO」と言えない性格。"と記載されている)。
春名くん
鉄郎の同僚でドーテーズの初期メンバー。
辻尾くん
「ジャッカル」の異名を持つテレクラマスター。テレクラ以外で言葉を発さない。
高橋嬢二
新聞配達員で、この道31年のベテラン。43歳の童貞。ドーテーズのメンバーである。夢は14歳の少女ばかりを集めた「中二牧場」を作ること。
剣健三郎
ドーテーズのメンバーで、ムードメーカー的存在。「ふにっこ」と言うかわいい顔をする技を持っている。
ケニーくん
鉄郎と10年間文通が続いている謎多きアメリカ人。読売ジャイアンツの帽子をかぶっている。
笹山正博
自称「世界一モテる男」である。作者の友人である実在の人物がモデルになっている。

単行本[編集]

全8巻刊行されている。

外部リンク[編集]