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ペルノ・リカール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペルノ・リカール
Pernod Ricard S.A.
種類 株式会社
市場情報 EuronextRI
本社所在地 フランスの旗 フランス
12, place des Etats-Unis 75783 Paris Cedex-16
設立 1975年(ペルノとリカールの合併)
業種 食料品
事業内容 アルコール製品の製造・販売
代表者 ピエール・プランゲ (Pierre Pringuet)代表執行役 (DG)
資本金 179億ユーロ(2007年5月25日)
売上高 64億4000万ユーロ (2007年)
従業員数 11,874名(2005年6月)
関係する人物 パトリック・リカール (Patrick Ricard) :元取締役会長
外部リンク https://www.pernod-ricard.com/en
特記事項:リカールパスティス51スーズなどの銘柄を取り扱う。会社のスローガンは「Racines locales, ambitions mondiales (地域に根を張り、世界に羽ばたく) 」。
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ペルノ・リカール: Pernod Ricard S.A.)は、フランスの世界的酒造メーカー。ワインスピリッツで世界第1位。

沿革

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1975年、ペルノ社とリカール社が合併してペルノ・リカール・グループ誕生。2社はアニスの実で香りを付けた食前酒のメーカーとしてよく知られた存在だった。

2001年、同グループは、カナダの企業グループ・シーグラムワインスピリッツ部門を獲得し、大きな成長を遂げた。同部門は、2000年にヴィヴェンディとシーグラムの合併で生まれたヴィヴェンディ・ユニバーサルに売りに出されていたのである。2003年、ペルノ・リカールの年間総売上高は、34億ユーロに達し、純益は4億6,400万ユーロとなった。社員数は、12,000名をやや超えるまでの規模となった。

2005年、世界第3位のスピリッツ企業となったペルノ・リカールは、アメリカの盟友企業・フォーチュン・ブランズと、世界第2位のライバル企業であるアライド・ドメック (イギリス) の買収交渉を行なった。アライド・ドメックは、1994年の複合的な合併により誕生した、あまり活発ではないコングロマリットであったが、テキーラでは「サウザ」、コニャックでは「マーテル」、リキュールでは「カルーア」、ウイスキーでは「バランタイン」、「アベラワー」、「ロング・ジョン」、「シーバス」、「カナディアン・クラブ」といった強力なブランドを有していた。

アライド・ドメックの獲得により、ペルノ・リカールは、ワイン・スピリッツ部門ではディアジオに次ぐ世界第2位の企業グループに浮上し、年間総売上高は、56億ユーロに達するほどになった。

2008年3月、ペルノ・リカールはスウェーデン政府からヴィン&スピリトを買収したことにより、ワイン・スピリッツ部門では、世界第一位の企業グループとなった。

ペルノ・リカール・グループは、ヨーロッパ日本メキシコブラジル中国及びロシアで第1位となっている。

日本法人

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ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
PERNOD RICARD JAPAN K.K.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
112-0004
東京都文京区後楽2-6-1
住友不動産飯田橋ファーストタワー34階
設立 1990年1月
事業内容 ペルノ・リカール社を母体とする、酒類の輸入及び販売業務
代表者 代表取締役社長 トレイシー クワン
資本金 2億円
主要株主 ペルノ・リカール・アジア S.A.S(100%)
外部リンク https://www.pernod-ricard-japan.com/
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1990年、日本の現地法人として、「ペルノ・リカール・ジャパン株式会社」(PERNOD RICARD JAPAN K.K.)が設立された[1]。ペルノ・リカール製品を中心とする酒類の輸入・販売を行っている。本社は東京(文京区)にあり、大阪市など7カ所に営業所を持つ[2]

銘柄一覧 (種類別)

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無色酒

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ビターズ

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ワイン・食前酒 (ワインベース)

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食前酒(アニス入り)・パスティス

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コニャック

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ブランデー

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リキュール

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ラム酒

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ウイスキー

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関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ かつては麒麟麦酒キリンホールディングスによるメルシャン買収以降はメルシャン)が担当していたが、2009年6月末をもって終了。
  2. ^ 日本での輸入販売は麒麟麦酒が担当。

出典

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  1. ^ 週刊東洋経済臨時増刊 『外資系企業総覧 2007年版』 2007年、東洋経済新報社、p.360.
  2. ^ 会社概要”. ペルノ・リカール・ジャパン. 2019年9月22日閲覧。

外部リンク

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