こぐま座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Dinamik-bot (会話 | 投稿記録) による 2012年5月20日 (日) 07:56個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.6.5) (ロボットによる 変更: sk:Malá medvedica)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

こぐま座
Ursa Minor
Ursa Minor
属格 Ursae Minoris
略符 UMi
発音 [ˌɜrsə ˈmaɪnər]、属格:/ˌɜrsiː mɨˈnɒrɨs/
象徴 The Little Bear
概略位置:赤経 15
概略位置:赤緯 +75
正中 6月25日21時
広さ 256平方度[1]56位
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
23
3.0等より明るい恒星数 2
最輝星 ポラリス(2.02
メシエ天体 0
確定流星群 こぐま座流星群
隣接する星座 りゅう座
きりん座
ケフェウス座
観測可能地域は+90°と−10°の間
21:00(午後9:00)に最も良く見えるのは6月の間
テンプレートを表示

こぐま座(小熊座、Ursa Minor)は、北点の星座で、トレミーの48星座の1つ。北半球では1年中見ることができる。

和名として小北斗七星とも呼ばれる。

α星のポラリス(現在の北極星)が最も有名である。

主な天体

恒星

α星、β星の2つの2等星がある。

β星とγ星は「矢来(やらい・楯がわりの柵)星」とも呼ばれた。北斗七星を矢に見立て、それから星達を守っているという意味である。

由来と歴史

紀元前6世紀古代ギリシア天文学者タレスが設定した星座だとされるが、これ以前に船乗りたちが方位を見つけるためにこの星座を使っていたのは確かである。その後古代においては忘れ去られ、長くドラゴンの翼座と呼ばれた。そのほかのさまざまな文明でも、天の北極がここにあると認識されていた。

神話

ギリシア神話による由来はおおぐま座を参照。

  1. ^ 星座名・星座略符一覧(面積順)”. 国立天文台(NAOJ). 2023年1月1日閲覧。