長居球技場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大阪市長居球技場から転送)
移動: 案内検索
長居公園 > 長居球技場
長居球技場
"キンチョウスタジアム"
改装後の長居球技場
長居球技場の位置
施設情報
所在地 日本の旗 大阪府大阪市東住吉区長居公園1
位置 北緯34度36分55.38秒
東経135度30分59.96秒
座標: 北緯34度36分55.38秒 東経135度30分59.96秒
開場 1987年4月[1]
拡張 2010年(第1期改修)
所有者 大阪市
運用者 長居公園スポーツみどり振興グループ
グラウンド 人工芝(156m×87.5m 開場~2010年3月まで)
→天然芝(118m×71m 2010年8月の第1期工事完了時点)
ピッチサイズ 105m×68m
大型映像装置 電光掲示板(映像可)
建設費 48億円[1]
旧称
長居球技場
使用チーム、大会
セレッソ大阪(Jリーグ)
ジャパンラグビートップリーグ
Xリーグ(社会人アメリカンフットボールリーグ)
西日本6人制ホッケー選手権大会(-2010年)
収容能力
20,000人(第1期改修前)
→20,500人(第1期工事完了時点 更に拡張予定)
アクセス
当項目を参照。

長居球技場(おおさかし ながいきゅうぎじょう)は、大阪府大阪市東住吉区長居公園内にあるフットボール専用球技場である。施設は大阪市が所有し、指定管理者として長居公園スポーツみどり振興グループ(一般財団法人大阪スポーツみどり財団、美津濃株式会社、三菱電機ビルテクノサービス株式会社)が運営管理を行っている。

なお、大阪市に本社を置く大日本除虫菊命名権を取得しており、2010年8月から「キンチョウスタジアム」(略称「金鳥スタ」)の呼称を用いている(後述)。

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するセレッソ大阪がホームスタジアムとして使用する他、ジャパンラグビートップリーグXリーグ(社会人アメリカンフットボールリーグ)などの試合も開催される。

歴史[編集]

1987年野球場以外では日本で初めての全面人工芝を張った専用球技場としてオープンした。アメリカンフットボールの関西学生リーグ及びXリーグフィールドホッケーや地域大会レベルのサッカーの試合会場として利用されてきた。また、2012年および2013年JリーグアウォーズJリーグベストピッチ賞を受賞。

改修について[編集]

2009年セレッソ大阪が長居球技場を試合会場として使用することでスタジアム所有者の大阪市と合意した。また。下記の改修工事をC大阪が費用を負担して実施した。なお、施設は後に大阪市へ寄贈した。日本の主要競技場で人工芝から天然芝へ転換した例は史上初である。なお、改修工事の具体的内容は以下の通り。

  • 2010年4月-6月:フィールドの芝生を人工芝から天然芝へ変更。従来通りアメリカンフットボールの公式戦も可能である他、新たにJリーグを含むサッカーの全国規模の大会、ラグビーの主要公式戦開催にも対応できるようになった。ホームサポーター席に立見の応援席を建設、バックスタンドの改修[2]。また、専用スタジアムとしての臨場感と一体感を出すという観点から、ゴール裏スタンドとピッチを仕切るフェンスや網は設けないが、C大阪のホームゲームでは最前列付近に広告看板(リボンビジョンや横断幕)を設ける[3]
  • 2012年12月-2013年3月:ホームサポーター席の増設(1,200席から2,200席)、バックスタンドの座席をメインスタンドと同種の座席への入れ替え[4]
  • 2013年12月-2014年3月:メインスタンドおよびバックスタンドの座席を全て背もたれ、ドリンクホルダーが付設したものへ変更[5]

Jリーグ・セレッソ大阪の主催試合について[編集]

C大阪のホームゲーム開催数はセレッソ大阪#年度別・スタジアム別のホームゲーム試合数に記載の通りである。ガンバ大阪浦和レッズ鹿島アントラーズなど、大勢の観客が見込まれるチームと対戦する試合、少年サッカー大会の開会式が行われる場合、AFCチャンピオンズリーグについてはこれまで通り長居スタジアムで行ってきたが[2][要出典]、2014年度は長居スで過半数の試合を開催(リーグ12、ACL予選3)する予定で、金鳥スタではリーグ戦5試合の開催の予定[6]

命名権[編集]

大阪市とセレッソの運営会社である大阪サッカークラブ株式会社は共同で命名権の募集を行い、2010年7月に大阪市に本社を置く大日本除虫菊が長居球技場の命名権を年額3,600万で取得した。契約期間は2010年8月1日から2013年12月31日までの3年5ヶ月で、契約により「キンチョウスタジアム」(略称は「金鳥スタ」)の呼称を使用している[1][7]。2014年以降も契約は延長となり2016年12月31日までになっている[8]

なお、命名権採用後は、基本的に上記の名称を使うことになっているが、クリーンスタジアム規定が適用される国際サッカー連盟及びアジアサッカー連盟主催の国際試合・大会(AFCチャンピオンズリーグなど)では、例外として正式名称を使用する。

施設概要[編集]

  • 収容人員 約20,500人(メイン・バックスタンド:座席、北側ゴール裏[9]最前列:立見席、同後方・および南側ゴール裏[10]:座席)。
※ゴール裏については2009年までは両サイドとも芝生席だった。2010年の第1期改修竣工後から2012年のシーズン終了までは北側(ホーム側)のみが立見席,南側(ビジター側)は芝生席だった(2012年時点で、J1チームのホームスタジアムにおいての芝生席は、ここのみであった)。この南側芝生席は、足元の悪さに加え、ピッチとの高低差が少ないこと、ホーム側と比較してピッチから非常に遠いこと[11]などが重なり、観戦の条件は非常に悪く、ビジターサポーターからは非常に不評であった。なお、通常Jリーグのスタジアムにおいては芝生席は原則として座席数に数えないことにしているが、上記の実勢収容人員には芝生席の分も含まれていた。[要出典]
  • 電光掲示板(以前は磁気反転型だったが、現在は映像取り込み可能なものに改修されている)
  • ナイター照明設備4基(メインスタンドは屋根と一体化、バックスタンドは鉄塔3基)
  • 命名権採用に伴い、メインスタンドの入場門、屋根(バックスタンド側から写した写真に掲載されている)、及び電光板に「KINCHO」のロゴを入れた横断幕や看板が設置される。
  • トイレについては、改修前は常設のものが少なかったため(メインスタンドとバックスタンドに男女別のトイレが数箇所あった程度)、今回の改修ではバックスタンド北側の既存トイレを全部女性用として改修、新たに設置された北側ゴール裏立見席(ホーム側)後方に新たに男性用「仮設」トイレを設置する。仮設と称してはいるが、イベント(試合)の開催ごとに設置・撤去するというのではなく常設の水洗トイレとなっている。
    • 但し、C大阪戦開催日に関してはトイレの数が充分にまかなえないおそれがあるため、長居メインスタジアム内にあるトイレも開放する(一部、他のイベントやそれ関連の準備が行われる場合、メインスタジアム閉鎖に伴いトイレが使えない日もある)。[要出典]
    • 2013年のゴールウラ席の改修工事が行われた際、一部を除き仮設トイレを撤去し、新しい常設のトイレが設置された。[要出典]

公園内その他の施設[編集]

アクセス[編集]

フォトギャラリー[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c “長居球技場のネーミングライツパートナーが決定しました” (プレスリリース), 大阪市, (2010年7月1日), http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keizaisenryaku/0000086466.html 2013年7月15日閲覧。 
  2. ^ a b 【09/11/06】長居球技場のホームスタジアム化について
  3. ^ スポーツ報知、2010年7月4日、及びスポーツニッポン2010年7月4日
  4. ^ “キンチョウスタジアム改修工事についてのお知らせ”. セレッソ大阪. (2012年10月24日). http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10009021&contents_code=100104 2014年2月9日閲覧。 
  5. ^ “キンチョウスタジアム改修工事についてのお知らせ”. セレッソ大阪. (2013-10-181). http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10011595&contents_code=100104 2014年2月9日閲覧。 
  6. ^ 2014Jリーグディビジョン1試合日程
  7. ^ 【10/07/01】長居球技場のネーミングライツパートナー決定のお知らせ
  8. ^ キンチョウスタジアム 大日本除虫菊株式会社とネーミングライツ契約を更新します大阪市発表
  9. ^ セレッソ主管試合ではホーム側。但し後方の芝生席跡地のゾーンはそのまま残っており、芝生の養生スペース(その写真)に充てられている
  10. ^ C大阪主管試合ではアウェー側。電光掲示板付近
  11. ^ これはラグビーやアメリカンフットボール対応でピッチサイズが取られているが、サッカー開催時はホームゴール裏に近くなるように設定されているため。

外部リンク[編集]