三菱電機ビルテクノサービス

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Mitsubishi logo.svg三菱電機ビルテクノサービス株式会社
MITSUBISHI ELECTRIC BULIDING TECHNO-SERVICE CO., LTD.
種類 株式会社
略称 MELTEC(メルテック)
Buil Tec(ビルテク)
本社所在地 日本の旗 日本
116-0002
東京都荒川区荒川7-19-1
システムプラザ
本店所在地 100-0006
東京都千代田区有楽町1-7-1
設立 1954年昭和29年)3月
業種 建設業
事業内容 トータルビルシステム事業
昇降機エスカレータ冷凍機空調機器等のメンテナンス、各種ビル設備の監視、制御及びビル管理・システム開発、防犯・防災設備の監視、制御及び管理・システム開発、受電・空調・衛生設備全般にかかわるサービス(設計、工事、保守、改修、診断、トラブル対応、コスト削減、省エネルギー対策)など
代表者 石川 正美(取締役社長
資本金 50億円
売上高 3,014億円(平成24年度)
従業員数 8,465名(2013年4月1日現在)
決算期 3月末日
主要株主 三菱電機 100%
主要子会社 菱サ・ビルウェア
メルテック・ビジネス
関係する人物 野中和夫
外部リンク http://www.meltec.co.jp/
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三菱電機ビルテクノサービス株式会社(みつびしでんきビルテクノサービス、MITSUBISHI ELECTRIC BULIDING TECHNO-SERVICE CO., LTD.)は、東京都荒川区荒川に本社を置く[1]三菱電機グループのトータルビルシステム会社

三菱電機グループ内ではMELTEC(メルテック)と呼ばれることが多く、実際インターネットドメイン名も「meltec.co.jp」となっている。

全国のエレベーター総台数の約1/3である23万台を保守・管理しており、業界トップを誇っている。さらにビル用エアコン等冷熱設備において約42万台を管理するまでに至っている。現在、売上高においても業界1位に位置している。

CIは「ビルを、まるごと、心地よくする。」。

沿革[編集]

  • 1954年 - 菱電サービスとして創立。昇降機保守業務を開始。
  • 1956年 - 冷熱機器の修理・部品販売業務を開始。
  • 1983年 - ビル設備の遠隔監視サービス「メルセントリー」販売開始。
  • 1984年 - 昇降機新設販売開始。
  • 1985年 - ビル総合管理事業開始。
  • 1987年 - ビル診断業務開始。
  • 1990年 - 『三菱電機ビルテクノサービス』に社名変更。トータルビルシステム事業開始。
  • 1999年 - ISO14001を全国278事業所で取得。
  • 2002年 - 体験型ショールーム「M's Station」開設

機種[編集]

到着アナウンスは、久川綾三石琴乃が担当している。この三菱製のエレベーターは、他社のエレベーターとは違い、1階または地下フロアに停止するかつ、地下フロアで呼びボタンが押されていない限り、自動的に「下から上に参ります」との特徴がある(グランディ・アクセルシリーズ・エレパック以降の機種で採用されているが、一部のエレペットアドバンス機種も含まれる)。

  • 代表的な商標については以下の通り。
エレペット
1961年より発売を開始し、1980年代末期まで用いられていた標準型エレベーターの商標。幾度のモデルチェンジが繰り返され、発売当初は乗用(6~11人乗り)のみの設定だったが、のちに13~15人乗り、住宅用(6~9人乗り)、寝台用も追加されている。1970年代中頃までに設置された製品は、かご内の操作盤の上にスリーダイヤのプレートが掲げられ、駅や大型店などの一部を除き「三菱エレペット」のプレートが掲げられている。それ以降のエレペットはスリーダイヤと「三菱エレペット」のプレートがなくなり、代わりに「三菱エレベータ」という文字が掲げられ、その下に小さくスリーダイヤと「MITSUBISHI ELECTRIC CORPORATION」の文字が表記されている。
エレペットアドバンス
1970年代末期から販売されていた標準型エレベーターの商標。ロープ式ではこの製品よりマイコン制御化。ボタンは従来の白地から黒地に変化されているほか、「エレペット」の文字は一切なくスリーダイヤと「MITSUBISHI ELECTRIC」の文字が掲げられている。このほかセーフティーシューの幅が細くなった。
エレペットアドバンスV
1980年代中期から1990年代前半まで販売されていた標準型エレベーターの商標で、エレペットの最終型。操作盤は階数表示と一体型となり、ボタンは従来の丸型から角型に変更されると同時に地色も黒からこげ茶色に変更され(標準仕様)、位置も袖壁に斜め45度の傾斜で設置されるコーナーフィット型を採用した[2]。ロープ式ではこの製品よりVVVF制御となり、油圧式では当初はリレー制御だったが、のちにマイコン制御化されている。この製品は当初は階数表示が行灯式だったが、のちに16セグメントに変更され[3]、到着する階になるとその数字が点滅する。初期のタイプは1桁しか使わない建物でも2桁目が準備工事のようになっていたが、後期のタイプは1桁しか使わない建物では表記が中央に配置されたほか、開ボタンが緑に変更されている。開閉ボタンは従来は漢字表記であったが、この製品より一部を除き記号表記へと変更されている。これの4名乗りバージョンであるコンパクト4は、かご内に「compact4」という文字が掲げられているほか、ボタンはオレンジではなく赤く点灯する、「閉」ボタンと階数表示がない[4]ほか、外の呼びボタンも到着階の表記などは1階のみで他の階は呼びボタンのみの設置となっているのが特徴である。また、メーカーのロゴ表記も発売当初はスリーダイヤと「MITSUBISHI ELECTRIC」になっていたが、1985年のCI導入に伴って一部機種を除いて「MITSUBISHI」の表記に変更された[5]
グランディ
1990年から販売されていた、ロープ式・油圧式ともにVVVF制御の標準型エレベーターの商標。ロープ式では巻き上げ機にヘリカルギアを採用。これまでのエレペットシリーズから大幅に変更され、呼びボタンと進行方向の上と下は三角形(エレペットの一部はやじり形)で表していたが、このタイプより矢印に変更された[6]。また、インジゲーターは4名乗り(これは、行灯式)を除いて16セグメントからLEDマトリクスに変更されたが、文字の大きさはエレペットアドバンスと比べると小さくなっている。また、初期のものや4名乗りなどの一部を除き呼びボタンを押して搭乗した後に行き先ボタンを押さずにドアが閉まると「行き先ボタンを、押してください」というアナウンスがなるようになっている。第1期目と第2期目のかご操作盤およびインジケーターは袖壁に独立して設置されボタンも大型化されていたが、第3期目では再び一体型となるとともにボタンのサイズも小型化された。また、第2期目以降ドア装置はベルト駆動式となっているほか、制御関係もデジタル化された。
アクセルシリーズ
1980年代前半より発売されていた特注型エレベーターの商標。操作盤などのデザインは一部を除きエレペットアドバンスに準じていたが、この機種のボタンは最初から角型になっていた。
アクセルAI
1990年代前半より販売されていた特注型エレベーターの商標。操作盤などのデザインは一部を除きグランディに準じていた。アクセルシリーズと同様ロープ式と油圧式が設定されていた。
ネクスキューブ
2000年代前半から現在まで、販売されている特注型エレベーターの商標。ロープ式(機械室有り、無し)のみの設定となった。
エレパック
1990年代後半より販売されていた機械室レス標準型エレベーターの商標。操作盤などのデザインはグランディ(第3期目)とほぼ同一で、ピット下に円筒型巻き上げ機が設置されていた。
エレパックアイ
2000年代前半より販売されていた機械室レス標準型エレベーターの商標で、エレパックのモデルチェンジ機種。操作盤などのデザインは大幅に変更され、ボタンの数字のフォントがヘルベチカからギル・サンに変更されており一部を除き凸表記となっているほか、開ボタンはグランディ・エレパックは黒地に緑のマークだったが、再び緑地に白のマーク戻り幅も広くなった。それ以外のボタンは地色が黒からこげ茶色系に戻った。また、インジゲーターはLEDマトリクスが継続して使われているが、車椅子用の操作盤にあるものを除いて文字の大きさが拡大されて見やすくなった。この機種以降、薄型巻き上げ機が最下階乗り場付近に設置されるようになった。
アクシーズ
2005年から現在まで、販売されている機械室レス標準型エレベーターの商標。初期のものは、かご内のボタンはエレパックアイに準じていたが、開ボタンの下に「ひらく」という文字が記されるようになった。また、かご内のインジゲーターはオプションで液晶式が設定された。2011年頃に発売された改良品は、ボタンはステンレスに改められたが、インジゲーターはLEDマトリクスをやめ、エレペットアドバンスV以来のセグメント表示に戻された(基本仕様)。
  • エスカレーター -エスカレーター事業は国内シェア1位。スパイラルエスカレーターは世界初の技術であり世界トップシェア。

事業所[編集]

在籍していた有名人[編集]

スポンサー活動[編集]

社会貢献[編集]

関連企業[編集]

ほか

主要取引先[編集]

CM[編集]

ラジオでは現社名となった頃から一貫して伊武雅刀森本レオによるドラマ仕立てのCMをTBSラジオの『日本全国8時です』にて放送している。

このラジオCMとテレビCM(テレビ朝日の『ビートたけしのTVタックル』にて放送)は公式ウェブサイトの「広告紹介」ページにてWindows Media形式(テレビCM:Windows Media Video、ラジオCM:Windows Media Audio)で公開されている[7]

関連項目[編集]

建物
日立製作所関係

脚注[編集]

  1. ^ 本店は同業である日立ビルシステムの本社と同じ千代田区にある(MELTECは有楽町、HBSは神田淡路町)。
  2. ^ ただし、機種によっては斜めに設置されていない場合もある。
  3. ^ 車椅子用の操作盤にあるインジゲーターは従来どおり行灯式である。
  4. ^ 代わりにかご内には防犯窓が設置されており、階数は窓越しに確認できるようになっている。
  5. ^ アクセルシリーズも同様。
  6. ^ エレペットシリーズでも呼びボタンのみ矢印を採用しているものもあるが、数は少ない。
  7. ^ 広告紹介 / 会社情報 / 三菱電機ビルテクノサービス

外部リンク[編集]