コンテンツにスキップ

小林聖太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こばやし しょうたろう
小林 聖太郎
生年月日 (1971-03-03) 1971年3月3日(53歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府大阪市城東区
国籍 日本の旗 日本
職業 映画監督
著名な家族 小林為太郎(祖父)
上岡龍太郎(父)
ミキ (お笑いコンビ) (従弟)
受賞
日本映画監督協会新人賞
2006年かぞくのひけつ
新藤兼人賞 金賞
2008年『かぞくのひけつ』
テンプレートを表示

小林 聖太郎(こばやし しょうたろう、1971年3月3日 - )は、日本映画監督大阪府大阪市城東区出身。父は元タレント上岡龍太郎[1]

来歴・人物

[編集]

1994年関西大学法学部政治学科を卒業後、大阪在住のジャーナリスト今井一の助手を務め、『阪神大震災被災者ラジオ放送は何ができたか』『大事なことは国民投票で決めよう』などの取材、執筆に関わる。

1996年、今井の知人であったドキュメンタリー映画監督原一男が主宰する「CINEMA塾」第一期生として参加する。

原の監督したテレビドキュメンタリー『映画監督・浦山桐郎の肖像』(関西テレビ1998年1月3日放送)では、2年に及ぶ製作期間を通して助監督を務め、関連書籍『映画に憑かれて 浦山桐郎』の編集にも携わった。

1998年からは劇映画の助監督として幅広く活躍。中江裕司行定勲井筒和幸森崎東根岸吉太郎田﨑竜太など、多くの監督のもとで経験を積み、2006年、大阪・十三の映画館第七藝術劇場の復活記念DV作品『かぞくのひけつ』で劇場公開作デビューを果たした。なお同作品で、2006年度(第47回)日本映画監督協会新人賞、2008年11月に新藤兼人賞2008を受賞。『毎日かあさん』では、第14回上海国際映画祭アジア新人賞部門で作品賞を受賞している[注 1]

監督作品

[編集]

TV/OVなど

[編集]

雑誌連載

[編集]
  • 『映像+』第3号から第6号まで「カツドウヤ列伝」というタイトルで連載

助監督作品

[編集]

その他

[編集]
  • 「阪神大震災の被災者にラジオ放送は何ができたか」取材執筆協力(1995年)
  • 「大事なことは国民投票で決めよう」取材執筆協力(1996年)
  • 「映画に憑かれて 浦山桐郎」取材執筆協力(1998年)
  • ナビィの恋」劇場予告編監督(1999年)
  • 「ほとけ」(辻仁成監督)メイキング撮影(2000年)
  • 」(阪本順治監督)出演(2000年)
  • 「肉まん」〈netドラマ〉(秋元康監督)演出部応援(2000年)
  • 「Reset」(鈴木浩介監督)撮影(2001年)
  • 「パッチギ! Love&Peace」(井筒和幸監督)演出部応援(2006年撮影)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 同作では永瀬正敏も2010年度日本批評家大賞主演男優賞を受賞した。

出典

[編集]

関連項目

[編集]
  • ミキ - 小林の従兄弟に当たる。

外部リンク

[編集]