HIKARI (映画監督)
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ひかり HIKARI | |||||||||||
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本名 | 宮崎 光代 | ||||||||||
出生地 | 日本 大阪市 | ||||||||||
職業 | 映画監督、脚本家 | ||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
『37セカンズ』『BEEF/ビーフ』 | |||||||||||
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HIKARI(ヒカリ、本名:宮崎 光代)は、日本の映画監督[1]、脚本家[1]、フォトグラファー[1]、撮影監督[1]、プロデューサー[1]。
経歴
[編集]大阪市生まれ。大阪市出身[2]。祖父母が大阪で鉄工所を営んでいた[3]。幼少時より合唱団を通じてミュージカルなどの舞台に立つ[2]。高校在学中に交換留学で米国に滞在[4]。帰国後、再渡米し南ユタ州立大学にて舞台芸術・ダンス・美術を学ぶ[2]。卒業後、ロサンゼルスでアルバイトをしながら演技やダンスに打ち込み[4]、女優仕事のほかにもビザの必要性から最初はフリーランスカメラマンとして、ヒップホップやアーティストの写真を撮影していたが、そのまま裏方として映像を作る側に回ることを決意[5]。南カリフォルニア大学院(USC)映画芸術学部で映画・テレビ制作を学ぶ[2][5]。卒業制作映画『Tsuyako』(11)がDGA・米国監督協会で最優秀女学生監督賞を含め合計50賞を受賞[2]。短編映画を複数製作し、『Where We Begin』(15)がトライベッカ映画祭で最優秀短編映画にノミネートされ8つの賞を受賞[2]。脚本がサンダンス映画祭とNHKの共同企画の目に止まり[3][4]、映画化された初監督長編作『37セカンズ』が第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で観客賞、国際アートシネマ連盟賞を受賞[2]。第30回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞、第61回日本映画監督協会新人賞、新藤兼人賞2020受賞[6]。現在は「William Morris Endeavor Entertainment」に所属[1]。
作品
[編集]映像
- 2007年 『Naya Din』(脚本・監督・制作・編集・サウンドデザイン)
- 2008年 『Making It Happen』(脚本・監督・撮影監督・編集)
- 2008年 『Help Wanted』(脚本・監督・撮影監督・編集)
- 2008年 『Nota di Amore』(撮影監督・制作)
- 2009年 『Nebraska』(撮影監督)
- 2009年 『Simplicity』(脚本・監督)
- 2009年 『Moonlight Theater』(脚本・監督)
- 2010年 『Another Life』(制作)
- 2011年 『Tsuyako』(脚本・監督・制作)
- 2012年 『Tokyo Halloween Night』(撮影監督)
- 2013年 『A Better Tomorrow』(脚本・監督)
- 2014年 『Can & Sulochan』(脚本・監督)
- 2015年 『Robo Saints』(制作)
- 2015年 『Where We Begin』(脚本・監督・制作)
- 2018年 『Roll With Me』(制作)
- 2019年 『37セカンズ』(脚本・監督・制作)※長編
- 2022年 『TOKYO VICE』(テレビドラマ、2エピソード)(監督)
- 2023年『BEEF/ビーフ』(Netflixドラマ)(監督)
- TBA 『Rental Family』(監督・共同脚本・製作)
CM
- ONEATHLETE
- FARMERS INSURANCE
- 武田薬品 「Better Health, Brighter Future」
- SUBARU
- 「CROSTREK」 “Similar Figures”
- 「FORESTER」 “Brotherhood”
- 「LEGACY」 "Resonance"
- 「EXCIGA」 "My Dream"
- 「BRZ」 “D.N.A.”
- 「LEGACY」 “Birth”
- 「FORESTER」 “Proposal”
パチンコ
- CR MIDNIGHT LASVEGAS 〜真夜中のラスベガス〜
MV
- MIDNIGHT THEORY -「People」
- 川﨑麻世 - 「WHY」
- V.I.C (2012)
- Kings Road - I Choose Love (2013)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f "理解し合える社会のための「会話のスタート地点」をつくるという使命: 映画『37セカンズ』HIKARI監督インタヴュー". WIRED. Condé Nast Japan. 20 January 2020. 2022年5月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g "ハリウッドで活躍中のHIKARI監督が語る『37セカンズ』!「絶対に日本で撮りたかった」". LEE. 集英社. 7 February 2020. 2022年5月2日閲覧。
- ^ a b "「ポジティビティを伝えたい」ハリウッドが注目のHIKARI監督が「37セカンズ」に託した思い". 映画.com. カカクコム. 8 February 2020. 2022年5月2日閲覧。
- ^ a b c "ハリウッドからオファー殺到の日本人監督HIKARIとは? 長編デビュー作『37セカンズ』で脳性まひ女性の冒険を描く". nippon.com. 公益財団法人ニッポンドットコム. 1 February 2020. 2022年5月2日閲覧。
- ^ a b "『37セカンズ』HIKARI監督が語る、世界の巨匠たちを見つめたとき 「私はまだスタート地点」". Real Sound. 株式会社blueprint. 12 March 2020. 2022年5月2日閲覧。
- ^ "新藤兼人賞2020金賞は「37セカンズ」HIKARI監督 新人映画監督の登竜門". 東京中日スポーツ. 中日新聞社. 4 December 2020. 2022年5月2日閲覧。