渋谷フクラス
渋谷フクラス SHIBUYA FUKURAS | |
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渋谷フクラス外観 | |
施設情報 | |
所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂一丁目2番3号 |
座標 | 北緯35度39分27.6秒 東経139度42分01.1秒 / 北緯35.657667度 東経139.700306度座標: 北緯35度39分27.6秒 東経139度42分01.1秒 / 北緯35.657667度 東経139.700306度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2016年(平成28年)3月 |
竣工 | 2019年(令和元年)10月 |
開業 | 2019年(令和元年)12月5日[1] |
用途 | 飲食店舗、事務所、駐車場、観光案内所、バスターミナル |
地上高 | |
高さ | 103.31 m |
各種諸元 | |
階数 |
地下5階、地上19階 (建築基準法上は地上19階、運用上は地上18階、地下4階) |
敷地面積 | 3,335.53 m² |
延床面積 | 58,676.49 m² |
構造形式 |
鉄骨構造、一部鉄骨鉄筋コンクリート構造 鉄筋コンクリート構造 |
関連企業 | |
設計 | デザインアーキテクト手塚貴晴 + 手塚由比 、マスターアーキテクト日建設計 、実施設計清水建設 |
施工 | 清水建設 |
デベロッパー | 東急不動産[2] |
所有者 | 東急不動産 |
管理運営 | 東急不動産 |
渋谷フクラス(しぶやフクラス、SHIBUYA FUKURAS)は、東京都渋谷区道玄坂一丁目にある高層ビルの複合施設[3]。商業施設、オフィス、バスターミナルなどで構成される。キーテナントは商業施設の東急プラザ渋谷。東急グループの東急不動産が運営する[4]。2019年12月5日開業[1][2]。東急プラザ渋谷跡地に「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」プロジェクトの一環として開業。渋谷駅西口正面にあり、新たに設置された歩行者専用デッキにより駅直結となった。ビル南側は国道246号、首都高速3号渋谷線に面する。
概要
渋谷フクラスは、2015年(平成27年)3月22日をもって閉館[5]し解体された旧東急プラザ渋谷の跡地に建設された[6]。2階から8階には東急プラザ渋谷が入居し[7]、閉館から4年8ヶ月ぶりに渋谷に東急プラザが復活した[8]。
渋谷フクラスは「大人をたのしめる渋谷へ」をコンセプトとしており[1]、旧・東急プラザ渋谷と同様、ターゲットとする客層の年齢層は高め(40代以上の中年からシニア層)である[9]。
名称由来
「フクラス (FUKURAS) 」の名称は、日本語の「膨らす(膨らます)」に由来し、渋谷および渋谷フクラスに訪れるすべての人々の幸福を大きく膨らませていきたいという思いから名付けられた。建築コンセプトは「小さな物語の集積」。渋谷フクラスのコンセプトとして「結晶体」という概念があり、「多様な人や文化が混在し集まり成長する過程で小さな物語が生まれ、その集合体がかたどっていく渋谷の街のように、小さな結晶体が集まりビルの外観を形成する」としている[10]。
フロア構成
商業施設として東急プラザ渋谷、その他オフィス、駐車場、インバウンド向け観光案内所「shibuya-san(シブヤサン)」[3]、バスターミナルなどからなる複合施設。17階には屋上庭園「ルーフトップガーデン SHIBU NIWA(シブニワ)」が設けられ、渋谷駅前とスクランブル交差点を一望できる[11]。1階バスターミナルには、羽田空港・成田空港からの空港連絡バスが乗り入れる[3]。
出店テナントは、旧・東急プラザ渋谷時代とはほぼ完全に入れ替わっているが、タリーズコーヒーが再出店している。金融機関は、旧東急プラザ渋谷時代に住友銀行時代から出店していた三井住友銀行(渋谷駅前支店)は建て替えによりフクラス裏へ移転したが、旧東急プラザに三井信託銀行時代から出店していた三井住友信託銀行(渋谷支店)が、新・東急プラザ渋谷5階「シブヤライフラウンジ」に再出店している[12]。
渋谷駅西口周辺の道路混雑を緩和するため、地下2階には二輪車駐車場の他に2つの交通施設が設置されている。ひとつは登録制の荷捌き場ESSA(エッサ)で、2020年1月に設置され、フクラス裏手のプラザ通りへ出入りするエレベーターが設置されている[13][14][15]。もうひとつは渋谷駅西口優良タクシー乗り場のタクシー待機所で、2022年4月に設置されている[16]。
渋谷フクラス全体のフロア構成については公式サイト「渋谷フクラス フロアガイド」、東急プラザ渋谷の店舗については公式サイト「東急プラザ渋谷 フロアマップ」を参照。
渋谷フクラスのフロア構成は以下のとおり。
B3F | 駐車場・オフィス車寄せ |
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B2F | 荷捌き場「ESSA」、二輪車駐車場、タクシー待機場 |
B1F | 防災センター |
1F | バスターミナル、店舗(ロードサイドショップ)、自転車駐輪場 |
2F - 8F | 東急プラザ |
9F - 16F | オフィスフロア |
17F | 屋上庭園「SHIBU NIWA」 |
18F | 屋上階 |
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東急プラザ入口(2020年1月24日撮影)
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バスターミナル(2020年1月24日撮影)
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バスターミナル コンコース(2019年12月23日撮影)
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2階GMOオフィスロビー
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2階東急プラザ エントランス(2020年1月24日撮影)
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エントランスホール(2019年12月23日撮影)
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3階東急プラザ エントランス(2019年12月23日撮影)
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5階ペッパーパーラー(2019年12月23日撮影)
関連項目
- 東急プラザ#東急プラザ 渋谷
- 東急不動産
- 東急グループの渋谷再開発ビル。
- 渋谷
脚注
- ^ a b c 「大人をたのしめる渋谷へ」をコンセプトに 新生「東急プラザ渋谷」 渋谷駅西口に、12月5日(木)グランドオープン 東急不動産ニュースリリース、2019年09月11日、2020年1月6日閲覧。
- ^ a b 新店・改装店情報 東急プラザ渋谷 50代以上の大人を渋谷に呼び戻す! 商業界オンライン、2019年12月5日、2020年1月6日閲覧。
- ^ a b c 渋谷駅西口の新たなランドマーク「渋谷フクラス」内施設の詳細が決定 東急不動産ニュースリリース、2019年08月28日、2020年1月6日閲覧。
- ^ 商業施設 - 主要ブランド 東急不動産公式サイト、2020年1月6日閲覧。
- ^ “渋谷道玄坂エリア一帯の再開発へ向けて 東急プラザ 渋谷 2015年3月22日をもって閉館 ~49年の歴史に幕~”. 東急不動産、東急不動産SCマネジメント (2014年12月11日). 2014年12月18日閲覧。
- ^ 新生「東急プラザ渋谷」公開 全69店、屋上空間やロボットラウンジなど シブヤ経済新聞、2019年12月3日。
- ^ フロアガイド 渋谷フクラス公式サイト
- ^ 渋谷駅西口に「東急プラザ渋谷」開業 閉館から4年8カ月ぶりに「復活」 シブヤ経済新聞、2019年12月5日。
- ^ 新生「東急プラザ渋谷」はシニア向け “終活テナント”充実 WWD JAPAN、2019年9月11日、2020年1月6日閲覧
- ^ 渋谷フクラスについて 渋谷フクラス公式サイト
- ^ ルーフトップガーデン SHIBU NIWA「東急プラザ渋谷」の新たなシンボル 渋谷フクラス公式サイト
- ^ 店舗・ATM移転のお知らせ 三井住友信託銀行公式サイト、2020年1月6日閲覧。
- ^ “渋谷中央街、物流緩和へ「地域荷捌き場」整備”. Logistics Today (2019年6月5日). 2022年4月25日閲覧。
- ^ “渋谷フクラス/「地域荷捌き場エッサ」来年1月オープン”. 物流ニュース (2019年12月5日). 2022年4月25日閲覧。
- ^ “地域荷捌き場エッサ”. 渋谷フクラス. 2022年4月25日閲覧。
- ^ “令和4年4月17日(日)より渋谷駅西口前優良タクシー乗り場の運用が変更されます”. 公益財団法人東京タクシーセンター (2022年2月21日). 2022年4月25日閲覧。
外部リンク
- 渋谷フクラス
- 東急プラザ渋谷
- 渋谷フクラス - ウォーカープラス
- "渋谷フクラス". TripAdvisor. 2020年8月26日閲覧。