千駄ケ谷駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
千駄ケ谷駅
駅舎(2011年1月)
駅舎(2011年1月)
せんだがや
Sendagaya
JR JB-13 station number.png 信濃町 (0.7km)
(1.0km) 代々木 JR JB-11 station number.png
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目35-10
駅番号 JR JB-12 station number.png
所属事業者 JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 JB 中央・総武線(各駅停車)
(正式には中央本線
キロ程 8.6km (東京起点)
千葉から44.7km
電報略号 セカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
17,994人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1904年明治37年)8月21日
備考 山区 東京山手線内東京都区内
テンプレートを表示
ホーム(中央に王将の駒がある)
ホーム(中央に王将の駒がある)
駅遠景。首都高速の高架の奥が駅舎、ホームとなる
駅遠景。首都高速の高架の奥が駅舎、ホームとなる

千駄ケ谷駅(せんだがやえき) は、東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線である。駅番号JB12

当駅には、緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車する。また、特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。

歴史[編集]

はじめは1904年に甲武鉄道の旅客駅として開業したが、当時の乗降客は一日に250人程度であった[1]。その後、1945年にはアメリカ軍による空襲を受けて駅舎が被災するなどしたが[1]、駅に隣接して駅前に被さる首都高速道路4号新宿線高架道路の完成や駅舎の改築を経て現在の姿となっている。

年表[編集]

青山軍用停車場・青山仮停車場[編集]

現在の当駅 - 信濃町駅間の線路南側にあった青山練兵場(現在の神宮外苑)と線路北側の輜重大隊(現在の慶応病院)のための軍用駅として、新宿駅 - 青山軍用停車場を敷設した。これとほぼ同時に甲武鉄道市街線(新宿駅 - 牛込駅間)の工事も行い、1894年に路線が開業した。当駅の開業はその10年後である。

この軍用停車場跡は英照皇太后および明治天皇大喪の礼の際に2度にわたり、青山仮停車場として霊柩列車を京都桃山駅へ奉送運行する際に使用されている。

  • 1894年(明治27年)
    • 9月23日:新宿駅 - 青山軍用停車場間が開業(青山軍用停車場の開設)。
    • 10月9日:新宿駅 - 牛込駅間が開業(甲武鉄道市街線の開業)。
  • 1895年(明治28年)12月30日:新宿駅 - 飯田町駅間が複線化。
  • 1896年(明治29年)9月25日:青山軍用停車場の廃止。
  • 1897年(明治30年)2月2日:新宿駅 - 青山仮停車場(初代)間が開業。英照皇太后の大喪の御柩列車の始発駅として1日限りの営業(翌3日廃止)。
  • 1912年(大正元年)9月13日:当駅 - 青山仮停車場(2代目)間が開業。青山葬場殿で行われた明治天皇の大喪の礼の際の霊柩列車の始発駅として2日間の営業(翌々15日廃止)。

新宿御苑仮停車場[編集]

大正天皇の大喪の礼の際に、代々木駅 - 新宿御苑仮停車場間(現在の当駅の北側、新宿御苑に面した場所あたり)を敷設し、霊柩列車を東浅川仮停車場へ奉送運行する際に使用されている。翌月にその線路を転用する形で代々木駅 - 信濃町駅間が複々線化されている。また、新宿御苑仮停車場の建物は移設され、現在の高尾駅舎となった。

  • 1927年(昭和2年)
    • 2月7日:代々木駅 - 新宿御苑仮停車場が開業(新宿御苑仮停車場の開設)。新宿御苑にて行われた大正天皇の大喪の礼の際の霊柩列車の始発駅として2日間の営業(翌々9日廃止)。
    • 3月1日:代々木駅 - 信濃町駅間が複々線化。

駅構造[編集]

現在は島式ホーム1面2線が使われている地上駅である。出口は1ヶ所。また、当駅は駅のすぐ北側にある新宿御苑への配慮のため、周辺の駅のような発車メロディは導入されておらず、発車ベルが鳴る。かつてはみどりの窓口が設置されていたが、2007年に営業を終了した。指定席券売機設置。

1964年の東京オリンピック開催時には、1番線ホームの反対側に臨時ホームが設置され、五輪観戦客の混雑緩和を図ったが、開催後は長らく閉鎖された状態が続いた。その後、2020年東京オリンピック開催に向け、臨時ホームが下り線用に使われることになり[5]、加えてホームドアの設置や改札口の移設も行われる[6]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 JB 中央・総武線(各駅停車) 西行 新宿三鷹方面
2 東行 御茶ノ水千葉方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況[編集]

2015年度の1日平均乗車人員は17,994人である[7]。近年の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗車人員[8][9][10]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1992年(平成04年) 29,085 [* 1]
1993年(平成05年) 28,866 [* 2]
1994年(平成06年) 27,795 [* 3]
1995年(平成07年) 27,068 [* 4]
1996年(平成08年) 25,800 [* 5]
1997年(平成09年) 25,313 [* 6]
1998年(平成10年) 24,463 [* 7]
1999年(平成11年) 23,923 [* 8]
2000年(平成12年) [JR 1] 23,123 [* 9]
2001年(平成13年) [JR 2] 22,698 [* 10]
2002年(平成14年) [JR 3] 23,022 [* 11]
2003年(平成15年) [JR 4] 22,508 [* 12]
2004年(平成16年) [JR 5] 22,419 [* 13]
2005年(平成17年) [JR 6] 22,213 [* 14]
2006年(平成18年) [JR 7] 21,993 [* 15]
2007年(平成19年) [JR 8] 22,543 [* 16]
2008年(平成20年) [JR 9] 21,309 [* 17]
2009年(平成21年) [JR 10] 20,525 [* 18]
2010年(平成22年) [JR 11] 20,268 [* 19]
2011年(平成23年) [JR 12] 20,008 [* 20]
2012年(平成24年) [JR 13] 18,426 [* 21]
2013年(平成25年) [JR 14] 20,444 [* 22]
2014年(平成26年) [JR 15] 18,788 [* 23]
2015年(平成27年) [JR 16] 17,994

駅周辺[編集]

東京体育館

バス路線[編集]

千駄ケ谷駅
千駄ケ谷駅(東京体育館)

その他[編集]

  • ホーム中央にある水飲み場には、日本将棋連盟本部所在地に因み、将棋の王将の駒が飾られている[11]

隣の駅[編集]

JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道
JB 中央・総武線(各駅停車)
信濃町駅 (JB 13) - 千駄ケ谷駅 (JB 12) - 代々木駅 (JB 11)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 『渋谷の記憶II 写真でみる今と昔』 渋谷区教育委員会発行 平成21年3月10日発行
  2. ^ 「電車開始並停車場設置」『官報』1904年8月29日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 国鉄監修『交通公社の時刻表』1976年8月号
  4. ^ a b 鉄道ジャーナル』第21巻第1号、鉄道ジャーナル社、1987年1月、 121頁。
  5. ^ 64年五輪で増設の臨時ホーム復活へ…千駄ヶ谷 読売新聞 2015年6月19日
  6. ^ 駅改良の工事計画について (PDF) JR東日本 2016年6月8日
  7. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
  8. ^ 新宿区の概況 - 新宿区
  9. ^ 東京都統計年鑑
  10. ^ 渋谷区勢概要 - 渋谷区
  11. ^ “疑問解決モンジロー 水飲み場少なくなった?”. 朝日新聞 (東京都: 朝日新聞社): p. 27(生活). (2004年7月10日) 

出典[編集]

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]