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2014年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年ナショナルリーグ
チャンピオンシップシリーズ

第5戦が行われているAT&Tパークの様子
チーム 勝数
サンフランシスコ・ジャイアンツ 4
セントルイス・カージナルス 1
シリーズ情報
試合日程 10月11日–16日
観客動員 5試合合計:22万2543人
1試合平均:04万4509人
MVP マディソン・バンガーナー(SF)
責任審判 ジェリー・デービス[1]
NLDS SF 3–1 WAS
STL 3–1 LAD
チーム情報
サンフランシスコ・ジャイアンツ(SF)
シリーズ出場 2年ぶり07回目
GM ブライアン・セイビアン
監督 ブルース・ボウチー
シーズン成績 88勝74敗・勝率.543
西地区2位=第2ワイルドカード
分配金 選手1人あたり38万8605.94ドル[2]

セントルイス・カージナルス(STL)
シリーズ出場 4年連続13回目
GM ジョン・モゼリアク
監督 マイク・マシーニー
シーズン成績 90勝72敗・勝率.556
中地区優勝
分配金 選手1人あたり11万5480.62ドル[2]

 < 2013
NLCS
2014

2015 > 

 < 2013
ALCS
2014

2015 > 
ワールドシリーズ

2014年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)ポストシーズンは9月30日に開幕した。ナショナルリーグの第45回リーグチャンピオンシップシリーズ英語: 45th National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、10月11日から16日にかけて計5試合が開催された。その結果、サンフランシスコ・ジャイアンツ西地区)がセントルイス・カージナルス中地区)を4勝1敗で下し、2年ぶり23回目のリーグ優勝および20回目のワールドシリーズ進出を果たした。

両球団がポストシーズンで対戦するのは、2012年のリーグ優勝決定戦以来2年ぶり4度目。今シリーズは、第2戦・第3戦・第5戦の3試合がサヨナラゲームとなった。第3戦では、延長10回裏無死一・二塁でジャイアンツのグレゴール・ブランコ犠牲バントを転がしたところ、カージナルスのランディ・チョートが一塁へ悪送球してジャイアンツがサヨナラ勝利を収めた。ジャイアンツは翌日の第4戦にも勝利してシリーズ突破へ先に王手をかけると、第5戦ではトラビス・イシカワのサヨナラ本塁打でリーグ優勝を決めた。ポストシーズンにおいて、サヨナラ失策は史上8度目[注 1][3]、シリーズ制覇決定サヨナラ本塁打は史上9度目である[注 2][4]シリーズMVPには、第1戦と第5戦の2試合に先発登板して計15.2イニングを投げ、1勝0敗・防御率1.72という成績を残したジャイアンツのマディソン・バンガーナーが選出された。このあとジャイアンツは、ワールドシリーズでもアメリカンリーグ王者カンザスシティ・ロイヤルズを4勝3敗で下し、2年ぶり8度目の優勝を成し遂げた。

カージナルスの外野手オスカー・タベラスは、マイナーリーグ時代から将来を嘱望されこの年にメジャー初出場を果たすと、今シリーズでも3試合に出場し第2戦では代打本塁打を放った。今シリーズ敗退後にタベラスは母国ドミニカ共和国へ帰り、26日にプエルト・プラタ州プエルト・プラタ高速道路交通事故を起こして死亡した。結果的に、今シリーズ第5戦がタベラスにとって生涯最後の出場試合となった[5]

両チームの2014年

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カージナルスの先発投手ランス・リン(左。写真は2014年8月10日撮影)と、ジャイアンツの外野手ハンター・ペンス(写真は2015年7月25日撮影)

10月7日、まず先に行われた試合でカージナルス(中地区優勝)が、そのあとの試合ではジャイアンツ(西地区2位=第2ワイルドカード)が、それぞれ地区シリーズ突破を決めてリーグ優勝決定戦へ駒を進めた。

カージナルスは2013年、97勝65敗のリーグ最高勝率でポストシーズンに進み、リーグ優勝はしたもののワールドシリーズで敗れた。その年は打線がリーグ最多得点を挙げたが、得点圏での打率.330という異様な高さが影響していたため、2014年に得点力が一定程度落ち込むのはチームも想定していた[6]。シーズン開幕後はミルウォーキー・ブルワーズを追う展開となり、前半戦終了時には52勝44敗で1.0ゲーム差の2位につけた。上位にいても、先発ローテーションではアダム・ウェインライトランス・リンを残して故障者が続出し、打線も得点圏打率が.248にまで下降するなど状況は苦しかった[7]。後半戦も正捕手ヤディアー・モリーナの故障離脱があり、シーズン途中にトレードで獲得した先発投手のジャスティン・マスターソンジョン・ラッキーも出来が今ひとつと、難局が続いた[8]。だが8月以降ブルワーズが失速したため、9月1日に単独地区首位へ浮上する。その後は代わって浮上してきたピッツバーグ・パイレーツの追い上げもかわし、9月28日のレギュラーシーズン最終日に地区2連覇を果たした[9]。平均得点3.82はリーグ9位、防御率3.50はリーグ8位。攻撃では本塁打数がリーグ最下位と長打力を欠き、盗塁数も下から2番目の少なさだったが、守備は守備防御点がリーグ2位と良かった[8]。地区シリーズではロサンゼルス・ドジャースを3勝1敗で下した[10]

ジャイアンツは、2012年のワールドシリーズ優勝から一転して2013年は76勝86敗の負け越しに沈んだ。オフの動きはハンター・ペンスティム・リンスカムFA選手との再契約が中心となり、新たな補強は先発ローテーションにティム・ハドソンを加えるなど小規模にとどまった[11]。2014年は5月の1か月間だけで20勝を挙げるなど、シーズン序盤は調子が良かった。6月8日終了時点では43勝21敗で勝率が.672に達し、2位とのゲーム差を10.0にまで広げた[12]。ところがその後は成績が下降線を辿り、7月4日にはドジャースに抜かれて2位に落ちた。7月21日には先発投手のマット・ケインが右肘痛で故障者リスト入りし、その穴埋めにトレードでジェイク・ピービーを獲得した[13]。ピービーは移籍後の12先発で防御率2.14と好投したが、チームは後半戦もドジャースに追いつくことができず地区2位に定着、そのまま9月26日に第2ワイルドカードでのポストシーズン進出を決めた[14]。平均得点4.10はリーグ5位、防御率3.50はリーグ7位。投手陣はケインの故障離脱や抑え投手セルジオ・ロモの不振といった想定外の事態にも耐え、打線は犠牲フライ数でリーグ最多となるなど好機を逃さず得点を重ねた[12]。ポストシーズンでは、パイレーツと敵地で対戦したワイルドカードゲームに8-0の完勝を収め[15]ワシントン・ナショナルズとの地区シリーズは3勝1敗で制した[16]

リーグ優勝決定戦の第1・2・6・7戦を本拠地で開催できる "ホームフィールド・アドバンテージ" は、地区優勝球団どうしが対戦する場合はレギュラーシーズンの勝率がより高いほうの球団に、地区優勝球団とワイルドカード球団が対戦する場合は地区優勝球団に与えられる。したがって今シリーズでは、カージナルスがアドバンテージを得る。この年のレギュラーシーズンでは両球団は7試合対戦し、ジャイアンツが4勝3敗と勝ち越していた[17]

ロースター

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両チームの出場選手登録(ロースター)は以下の通り。

  • 名前の横のこの年のオールスターゲームに選出された選手を、はレギュラーシーズン開幕後に入団した選手を示す。
  • 年齢は今シリーズ開幕時点でのもの。
セントルイス・カージナルス サンフランシスコ・ジャイアンツ
守備位置 背番号 出身 選手 年齢 守備位置 背番号 出身 選手 年齢
投手 36 アメリカ合衆国の旗 ランディ・チョート 39 投手 41 アメリカ合衆国の旗 ジェレミー・アフェルト 35
56 アメリカ合衆国の旗 マルコ・ゴンザレス 22 40 アメリカ合衆国の旗 マディソン・バンガーナー 25
41 アメリカ合衆国の旗 ジョン・ラッキー 35 46 ドミニカ共和国の旗 サンティアゴ・カシーヤ 34
31 アメリカ合衆国の旗 ランス・リン 27 17 アメリカ合衆国の旗 ティム・ハドソン 39
61 アメリカ合衆国の旗 セス・メイネス 25 55 アメリカ合衆国の旗 ティム・リンスカム 30
44 ドミニカ共和国の旗 カルロス・マルティネス 23 49 プエルトリコの旗 ハビアー・ロペス 37
40 アメリカ合衆国の旗 シェルビー・ミラー 24 63 ベネズエラの旗 ジーン・マチー 32
37 アメリカ合衆国の旗 パット・ネシェック 34 22 アメリカ合衆国の旗 ジェイク・ピービー 33
26 アメリカ合衆国の旗 トレバー・ローゼンタール 24 52 ベネズエラの旗 ヤスメイロ・ペティット 29
52 アメリカ合衆国の旗 マイケル・ワカ 23 54 アメリカ合衆国の旗 セルジオ・ロモ 31
50 アメリカ合衆国の旗 アダム・ウェインライト 33 60 アメリカ合衆国の旗 ハンター・ストリックランド 26
捕手 48 アメリカ合衆国の旗 トニー・クルーズ 28 32 アメリカ合衆国の旗 ライアン・ボーグルソン 37
4 プエルトリコの旗 ヤディアー・モリーナ 32 捕手 28 アメリカ合衆国の旗 バスター・ポージー 27
12 アメリカ合衆国の旗 A.J.ピアジンスキー 37 34 アメリカ合衆国の旗 アンドリュー・スーサック 24
内野手 32 アメリカ合衆国の旗 マット・アダムス 26 内野手 13 ドミニカ共和国の旗 ホアキン・アリアス 30
13 アメリカ合衆国の旗 マット・カーペンター 28 9 アメリカ合衆国の旗 ブランドン・ベルト 26
33 アメリカ合衆国の旗 ダニエル・デスカルソ 27 35 アメリカ合衆国の旗 ブランドン・クロフォード 27
38 アメリカ合衆国の旗 ピート・コズマ 26 50 アメリカ合衆国の旗 マット・ダフィー 23
27 ドミニカ共和国の旗 ジョニー・ペラルタ 32 12 アメリカ合衆国の旗 ジョー・パニック 23
16 アメリカ合衆国の旗 コルテン・ウォン 24 48 ベネズエラの旗 パブロ・サンドバル 28
外野手 8 アメリカ合衆国の旗 ピーター・ボージャス 27 外野手 7 ベネズエラの旗 グレゴール・ブランコ 30
15 アメリカ合衆国の旗 ランドル・グリチャック 23 45 アメリカ合衆国の旗 トラビス・イシカワ 31
7 アメリカ合衆国の旗 マット・ホリデイ 34 38 アメリカ合衆国の旗 マイケル・モース 32
19 アメリカ合衆国の旗 ジョン・ジェイ 29 8 アメリカ合衆国の旗 ハンター・ペンス 31
18 ドミニカ共和国の旗 オスカー・タベラス 22 2 ドミニカ共和国の旗 フアン・ペレス 27

カージナルスは地区シリーズのロースターから、救援左腕サム・フリーマンを外して捕手のA.J.ピアジンスキーを加えた。この年のカージナルスはシーズンを通して投手を常に12人以上揃えていたが、今シリーズで初めて11人に減らした[18]。フリーマンは地区シリーズ初戦の5回裏一死無走者から登板したが、2打者連続与四球で一死も取れずに降板、以降は登板機会がなかった。このシリーズでは同じ救援左腕のマルコ・ゴンザレスが3.0イニング無失点と好投したため、フリーマンは余剰人員となった[19]。ピアジンスキーのロースター入りについてGMジョン・モゼリアクは、控え捕手に右打者のトニー・クルーズと左打者のピアジンスキーを揃えることで選手起用の幅を広げるのが狙いだと述べている[18]

ジャイアンツは地区シリーズのロースターから外野手を入れ替え、ゲイリー・ブラウンに代えてマイケル・モースを登録した。レギュラーシーズンでモースは左翼手として82試合、一塁手として39試合に先発出場していたが、9月1日の試合前打撃練習時に左外腹斜筋を痛め、その後は1試合を除き欠場した。ポストシーズンでもロースターを外れ、アリゾナ教育リーグで実戦経験を積んだのち、今シリーズからチームに合流した。監督のブルース・ボウチーは、教育リーグでの打席を見て復帰可と判断したものの[20]、守備には不安があるとして先発出場はさせない方針を明かした[21]。ブラウンは地区シリーズ第2戦、延長18回表に代打で登場したが空振り三振に倒れ、これがシリーズ唯一の出番となった。

試合結果

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2014年のナショナルリーグ優勝決定戦は10月11日に開幕し、途中に移動日を挟んで6日間で5試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月11日(土) 第1戦 サンフランシスコ・ジャイアンツ 3-0 セントルイス・カージナルス ブッシュ・スタジアム
10月12日(日) 第2戦 サンフランシスコ・ジャイアンツ 4-5x セントルイス・カージナルス
10月13日(月) 移動日
10月14日(火) 第3戦 セントルイス・カージナルス 4-5x サンフランシスコ・ジャイアンツ AT&Tパーク
10月15日(水) 第4戦 セントルイス・カージナルス 4-6 サンフランシスコ・ジャイアンツ
10月16日(木) 第5戦 セントルイス・カージナルス 3-6x サンフランシスコ・ジャイアンツ
優勝:サンフランシスコ・ジャイアンツ(4勝1敗 / 2年ぶり23度目)

第1戦 10月11日

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映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、3分35秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
サンフランシスコ・ジャイアンツ 0 2 1 0 0 0 0 0 0 3 8 0
セントルイス・カージナルス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 1
  1. 勝利マディソン・バンガーナー(1勝)  
  2. セーブサンティアゴ・カシーヤ(1S)  
  3. 敗戦アダム・ウェインライト(1敗)  
  4. 審判
    [球審]フィル・クッツィ
    [塁審]一塁: ビル・ウェルキー、二塁: ジェリー・デービス、三塁: マーク・カールソン
    [外審]左翼: グレッグ・ギブソン、右翼: ビル・ミラー
  5. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時8分 試合時間: 3時間23分 観客: 4万7201人 気温: 55°F(12.8°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
サンフランシスコ・ジャイアンツ セントルイス・カージナルス
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 G・ブランコ 1 M・カーペンター
2 J・パニック 2 R・グリチャック
3 B・ポージー 3 M・ホリデイ
4 P・サンドバル 4 J・ペラルタ
5 H・ペンス 5 M・アダムス
6 B・ベルト 6 Y・モリーナ
7 B・クロフォード 7 J・ジェイ
8 T・イシカワ 8 K・ウォン
9 M・バンガーナー 9 A・ウェインライト
先発投手 投球 先発投手 投球
M・バンガーナー A・ウェインライト

第2戦 10月12日

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映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、4分36秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
サンフランシスコ・ジャイアンツ 0 0 0 0 1 1 1 0 1 4 10 0
セントルイス・カージナルス 0 0 1 1 0 0 1 1 1x 5 8 0
  1. 勝利セス・メイネス(1勝)  
  2. 敗戦セルジオ・ロモ(1敗)  
  3. 本塁打
    STL:マット・カーペンター1号ソロ、オスカー・タベラス1号ソロ、マット・アダムス1号ソロ、コルテン・ウォン1号ソロ
  4. 審判
    [球審]ビル・ウェルキー
    [塁審]一塁: ジェリー・デービス、二塁: マーク・カールソン、三塁: グレッグ・ギブソン
    [外審]左翼: ビル・ミラー、右翼: フィル・クッツィ
  5. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時9分 試合時間: 3時間41分 観客: 4万6262人 気温: 62°F(16.7°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
サンフランシスコ・ジャイアンツ セントルイス・カージナルス
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 G・ブランコ 1 M・カーペンター
2 J・パニック 2 J・ジェイ
3 B・ポージー 3 M・ホリデイ
4 P・サンドバル 4 M・アダムス
5 H・ペンス 5 J・ペラルタ
6 B・ベルト 6 Y・モリーナ
7 B・クロフォード 7 K・ウォン
8 T・イシカワ 8 R・グリチャック
9 J・ピービー 9 L・リン
先発投手 投球 先発投手 投球
J・ピービー L・リン

第3戦 10月14日

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映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、2分48秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E
セントルイス・カージナルス 0 0 0 2 0 1 1 0 0 0 4 9 1
サンフランシスコ・ジャイアンツ 4 0 0 0 0 0 0 0 0 1x 5 6 0
  1. 勝利セルジオ・ロモ(1勝1敗)  
  2. 敗戦ランディ・チョート(1敗)  
  3. 本塁打
    STL:ランドル・グリチャック1号ソロ
  4. 審判
    [球審]ジェリー・デービス
    [塁審]一塁: マーク・カールソン、二塁: グレッグ・ギブソン、三塁: ビル・ミラー
    [外審]左翼: ポール・エメル、右翼: ビル・ウェルキー
  5. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後1時8分 試合時間: 3時間10分 観客: 4万2716人 気温: 70°F(21.1°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
セントルイス・カージナルス サンフランシスコ・ジャイアンツ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 M・カーペンター 1 G・ブランコ
2 J・ジェイ 2 J・パニック
3 M・ホリデイ 3 B・ポージー
4 M・アダムス 4 P・サンドバル
5 J・ペラルタ 5 H・ペンス
6 K・ウォン 6 B・ベルト
7 A・ピアジンスキー 7 T・イシカワ
8 R・グリチャック 8 B・クロフォード
9 J・ラッキー 9 T・ハドソン
先発投手 投球 先発投手 投球
J・ラッキー T・ハドソン

第4戦 10月15日

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映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、4分12秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
セントルイス・カージナルス 1 1 2 0 0 0 0 0 0 4 11 0
サンフランシスコ・ジャイアンツ 1 0 2 0 0 3 0 0 X 6 11 0
  1. 勝利ヤスメイロ・ペティット(1勝)  
  2. セーブサンティアゴ・カシーヤ(2S)  
  3. 敗戦マルコ・ゴンザレス(1敗)  
  4. 本塁打
    STL:コルテン・ウォン2号ソロ
  5. 審判
    [球審]マーク・カールソン
    [塁審]一塁: グレッグ・ギブソン、二塁: ビル・ミラー、三塁: ポール・エメル
    [外審]左翼: ビル・ウェルキー、右翼: ジェリー・デービス
  6. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後5時9分 試合時間: 3時間53分 観客: 4万3147人 気温: 66°F(18.9°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
セントルイス・カージナルス サンフランシスコ・ジャイアンツ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 M・カーペンター 1 G・ブランコ
2 J・ジェイ 2 J・パニック
3 M・ホリデイ 3 B・ポージー
4 M・アダムス 4 P・サンドバル
5 J・ペラルタ 5 H・ペンス
6 K・ウォン 6 B・ベルト
7 A・ピアジンスキー 7 T・イシカワ
8 R・グリチャック 8 B・クロフォード
9 S・ミラー 9 R・ボーグルソン
先発投手 投球 先発投手 投球
S・ミラー R・ボーグルソン

第5戦 10月16日

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映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、4分9秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
セントルイス・カージナルス 0 0 1 2 0 0 0 0 0 3 6 0
サンフランシスコ・ジャイアンツ 0 0 2 0 0 0 0 1 3x 6 7 0
  1. 勝利ジェレミー・アフェルト(1勝)  
  2. 敗戦マイケル・ワカ(1敗)  
  3. 本塁打
    STL:マット・アダムス2号ソロ、トニー・クルーズ1号ソロ
    SF:ジョー・パニック1号2ラン、マイケル・モース1号ソロ、トラビス・イシカワ1号3ラン
  4. 審判
    [球審]グレッグ・ギブソン
    [塁審]一塁: ビル・ミラー、二塁: ポール・エメル、三塁: ビル・ウェルキー
    [外審]左翼: ジェリー・デービス、右翼: マーク・カールソン
  5. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後5時9分 試合時間: 3時間3分 観客: 4万3217人 気温: 66°F(18.9°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
セントルイス・カージナルス サンフランシスコ・ジャイアンツ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 M・カーペンター 1 G・ブランコ
2 J・ジェイ 2 J・パニック
3 M・ホリデイ 3 B・ポージー
4 J・ペラルタ 4 P・サンドバル
5 M・アダムス 5 H・ペンス
6 R・グリチャック 6 B・ベルト
7 K・ウォン 7 T・イシカワ
8 T・クルーズ 8 B・クロフォード
9 A・ウェインライト 9 M・バンガーナー
先発投手 投球 先発投手 投球
A・ウェインライト M・バンガーナー

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ サヨナラ失策は、前年のワールドシリーズ第3戦に続くもので、2年連続。その試合では、同点の9回裏にカージナルスが一死二・三塁とし、ジョン・ジェイが二ゴロを放った。ボストン・レッドソックスは、二塁手ダスティン・ペドロイアが本塁へ送球し三塁走者をタッチアウトとしたあと、捕手ジャロッド・サルタラマッキアが三塁へ送球したが、三塁手ウィル・ミドルブルックスが後逸したため二塁走者アレン・クレイグがサヨナラのホームを踏んだ。
  2. ^ シリーズ制覇決定サヨナラ本塁打は、2006年アメリカンリーグ優勝決定戦・第4戦以来8年ぶり。その試合では、同点の9回裏二死一・二塁でデトロイト・タイガースマグリオ・オルドニェスが、オークランド・アスレチックスヒューストン・ストリートからサヨナラ3点本塁打を放った。

出典

[編集]
  1. ^ Matt Snyder, "LCS umpires named; Joe West, Gerry Davis crew chiefs," CBSSports.com, October 9, 2014. 2021年7月31日閲覧。
  2. ^ a b "2014 Postseason shares announced / Record Fall Classic Share Averages $388,605.94 for World Series Champion Giants," MLB.com, November 24, 2014. 2021年7月31日閲覧。
  3. ^ Chris Haft, "Wayward throw in 10th leads Giants to walk-off win / Cardinals' error on Blanco's bunt plates deciding run in Game 3," MLB.com, October 15, 2014. 2021年7月31日閲覧。
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  8. ^ a b 出野哲也 「30球団通信簿 全選手最終成績+GM通信簿 セントルイス・カーディナルス 試合巧者ぶりを発揮して地区Vも打線は立て直し急務」 『月刊スラッガー』2014年12月号、日本スポーツ企画出版社、2014年、雑誌15509-12、73頁。
  9. ^ Derrick Goold, "CARDS CLINCH: Shutout sends division champs into October," St. Louis Post-Dispatch, Sepember 28, 2014. 2023年6月17日閲覧。
  10. ^ Tyler Kepner, "St. Louis Cardinals Solve Dodgers' Clayton Kershaw Again," The New York Times, October 7, 2014. 2023年6月17日閲覧。
  11. ^ D.J. Short, "2014 Preview: San Francisco Giants," NBC Sports, March 24, 2014. 2023年6月17日閲覧。
  12. ^ a b 出野哲也 「30球団通信簿 全選手最終成績+GM通信簿 サンフランシスコ・ジャイアンツ 誤算を立て直す選手層の厚さでプレーオフに返り咲く」 『月刊スラッガー』2014年12月号、日本スポーツ企画出版社、2014年、雑誌15509-12、78頁。
  13. ^ Alex Pavlovic, "Giants trade for Jake Peavy," The Mercury News, July 26, 2014. 2023年6月17日閲覧。
  14. ^ Henry Schulman, "Giants lose chance of hosting wild-card game," SFGATE, September 26, 2014. 2023年6月17日閲覧。
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  16. ^ Janie McCauley, "Giants top Nationals 3-2, return to NLCS vs Cards," AP News, October 8, 2014. 2023年6月17日閲覧。
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  18. ^ a b Rick Hummel, "Pierzynski on, Freeman off Cards roster," St. Louis Post-Dispatch, October 10, 2014. 2021年9月25日閲覧。
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外部リンク

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