ジャロッド・サルタラマッキア

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ジャロッド・サルタラマッキア
Jarrod Saltalamacchia
アリゾナ・ダイヤモンドバックス #8
Jarrod Saltalamacchia on May 21, 2012.jpg
レッドソックス時代(2012年5月21日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ウェストパームビーチ
生年月日 1985年5月2日(30歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
235 lb =約106.6 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 捕手
プロ入り 2003年 ドラフト1巡目
初出場 2007年5月2日
年俸 $4,500,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)


ジャロッド・スコット・サルタラマッキアJarrod Scott Saltalamacchia , 1985年5月2日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ウェストパームビーチ出身のプロ野球選手捕手)。右投げ両打ち。現在はアリゾナ・ダイヤモンドバックスに所属。

ニックネームは"サルティ"(Salty)。

経歴[編集]

プロ入りとブレーブス時代[編集]

2003年MLBドラフトアトランタ・ブレーブスから1巡目(全体36番目)指名され、プロ入り。この年はルーキーリーグで46試合に出場、打率.239、2本塁打、14打点と平凡な成績で終わった。翌2004年はA級ローム・ブレーブスに昇格、91試合で打率.272、10本塁打、51打点の成績を残す。2005年にはA+級マートルビーチ・ペリカンズで129試合に出場し打率.314・19本塁打・81打点の成績を残し一躍注目を集める。代表にも選出され、11月に行われた北京オリンピック北中米予選では8打数7安打、2本塁打、5打点と大活躍し1位通過に貢献した[2]。ブレーブス傘下のトップ・プロスペクトに選ばれた2006年はAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーするも怪我に悩まされ良い成績を残す事はできなかったが、DL明けに再度代表に選出され、オリンピックアメリカ大陸予選ではオリンピック出場権を獲得した[3]

2007年もAA級ミシシッピで開幕を迎えたが、22試合で打率.303、7本塁打と序盤から好調であった。正捕手ブライアン・マッキャンが怪我をしたため、偶然にも22歳の誕生日である5月2日にメジャーに初昇格する[4]

ブレーブス時代

25試合マスクをかぶったが、マッキャンがいたこととアダム・ラローシュが去った一塁はスコット・ソーマンクレイグ・ウィルソン(5月17日に解雇)のプラトーンでは打力不足のため、一塁手としても14試合出場する。

レンジャーズ時代[編集]

プレーオフ進出の可能性が残っていたブレーブスが一塁の強化のため行ったフラッグシップ・ディールで、7月31日マーク・テシェイラロン・メイヘイとのトレードで、エルビス・アンドラスネフタリ・フェリスマット・ハリソンビーウ・ジョーンズと共にテキサス・レンジャーズに移籍[5]。レンジャーズ移籍後は堅守の捕手ジェラルド・レアードがいることもあり、一塁手での出場が24試合と捕手での出場22試合を上回った。将来的には打力を生かすためのコンバートも考えられたが[6]2008年シーズンはレアードと正捕手の座を争うことになった。

レッドソックス時代[編集]

2010年、トレードでボストン・レッドソックスへ移籍。実質的にジェイソン・バリテックの後継者として正捕手の座を獲得。

2011年は正捕手格として103試合に出場。打率.235・16本塁打・56打点を記録し、長打力の片鱗を見せたシーズンとなった。一方、リーグ最多の26パスボールを喫してしまい、守備面では精彩を欠いたシーズンとなった。

2012年は121試合に出場し、打率.222・25本塁打・59打点を記録。打率こそ低下したが、評価の高かったパワーを本格的に発揮した。

2013年は2年連続で121試合に出場した。打率.273・14本塁打・65打点という打撃成績で、3年連続での二桁本塁打クリア、打率と打点で自己記録を更新した。また、規定打席未到達ながら40本の二塁打(リーグ6位)を放ち、打撃面で収穫の多いシーズンを過ごした。オフの10月31日FAとなった。12月3日マイアミ・マーリンズと3年契約を結び、12月6日に球団が正式発表した[7]

マーリンズ時代[編集]

2014年、マーリンズの正捕手格として4年連続100試合以上となる114試合に出場。レッドソックス時代は強打を発揮し、ドラフト1巡目の才能を開花させかけていたが、打率.220・11本塁打・44打点はいずれも、ここ4年で自己ワーストとなる成績だった。また得点・安打・三塁打・盗塁・盗塁死・三振・併殺打・長打率等の成績も2011年以降では自己ワーストであり、大不振に陥った(犠飛5は自己ベスト)。守備も15失策・守備率.981・守備防御点-8・盗塁阻止率19%に終わり、進歩が見られなかった。

2015年、開幕から9試合の出場で29打数2安打と前年に続き大不振に陥り、4月24日から「パタニティリスト」に入っていたが、4月27日にDFA、5月5日に自由契約となる。[8][9]

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2015年5月15日アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、29日にメジャー契約となり25人枠に入る。

人物[編集]

"Saltalamacchia"という14文字の名字は、トッド・ホランズワース(Todd Hollandsworth)、ティム・スプーニーバーガー(Tim Spooneybarger)、スティーブ・ウォジェハウスキー(Steve Wojciechowski)、ウィリアム・バンランディンガム(William VanLandingham)、カーク・ドレッセンドーファー(Kirk Dressendorfer)の13文字を抜いてメジャー史上最も長い名字である[10](なおもっとも短い名字は胡金龍(Chin-Lung Hu)の2文字)。あまりに長いつづりのため、ユニフォームの背中に記された名前はわき腹の下まで達する大きなアーチ状になっている(レンジャーズ時代は、フォントサイズが大きかったため特に顕著だった)。

2005年に結婚した14歳年上の妻アシュレイは、彼の出身校であるロイヤル・パーム・ビーチ高校の元体育教師である。だが直接授業を受けた事はない[11]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2007 ATL 47 153 141 11 40 6 0 4 58 12 0 0 0 1 10 1 1 28 4 .284 .333 .411 .744
TEX 46 176 167 28 42 7 1 7 72 21 0 0 0 0 9 0 0 47 4 .251 .290 .431 .721
'07計 93 329 308 39 82 13 1 11 130 33 0 0 0 1 19 1 1 75 8 .266 .310 .422 .732
2008 61 230 198 27 50 13 0 3 72 26 0 2 0 1 31 1 0 74 1 .253 .352 .364 .716
2009 84 310 283 34 66 12 0 9 105 34 0 2 3 1 22 1 1 97 3 .233 .290 .371 .661
2010 2 5 5 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .200 .200 .200 .400
BOS 10 25 19 2 3 3 0 0 6 1 0 0 0 0 6 0 0 4 0 .158 .360 .316 .676
'10計 12 30 24 2 4 3 0 0 7 2 0 0 0 0 6 0 0 5 0 .167 .333 .292 .625
2011 103 386 358 52 84 23 3 16 161 56 1 0 0 1 24 1 3 119 7 .235 .288 .450 .737
2012 121 448 405 55 90 17 1 25 184 59 0 1 0 4 38 0 1 139 5 .222 .288 .454 .742
2013 121 470 425 68 116 40 0 14 198 65 4 1 0 2 43 3 0 139 7 .273 .338 .466 .804
通算:7年 595 2203 2001 277 492 121 5 78 857 275 5 6 3 10 183 7 6 648 31 .246 .310 .428 .738
  • 2013年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 18 (2007年 - 同年途中)
  • 16 (2007年途中 - 同年途中)
  • 25 (2007年途中 - 2008年)
  • 21 (2009年 - 2010年途中)
  • 39 (2010年途中 - 2015年途中)
  • 8 (2015年途中 - )

脚注[編集]

  1. ^ Jarrod Saltalamacchia Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2013年10月20日閲覧。
  2. ^ USA baseball tops Panama 9-3 in Olympic qualifier” (2005年11月20日). 2008年2月8日閲覧。
  3. ^ TEAM USA HOMERS FIVE TIMES IN DRAMATIC WIN OVER CUBA, 8-5” (2006年9月6日). 2008年2月8日閲覧。
  4. ^ Saltalamacchia solid in debut”. 2008年2月8日閲覧。
  5. ^ Braves finalize deal for slugger Teixeira”. 2008年2月8日閲覧。
  6. ^ Jarrod Saltalamacchia MLB Baseball at CBSSports.com”. Fantasy Analysis (2007年12月1日). 2008年2月8日閲覧。
  7. ^ Marlins Sign Free Agent Jarrod Saltalamacchia MLB.com
  8. ^ Transactions | marlins.com: Team April 2015” (2015年4月24日). 2015年6月8日閲覧。
  9. ^ Transactions | marlins.com: Team May 2015” (2015年5月5日). 2015年6月8日閲覧。
  10. ^ ESPN - Page 2”. SALTY SNACK FOR TRIVIA BUFFS. 2008年2月8日閲覧。
  11. ^ Ashley Saltalamacchia is Jarrod’s Hot Wife!”. 2008年2月8日閲覧。

外部リンク[編集]