1888年のメジャーリーグベースボール

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以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における1888年のできごとを記す。

アメリカン・アソシエーションではセントルイス・ブラウンズが、ナショナルリーグではニューヨーク・ジャイアンツが優勝。

できごと[編集]

  • アメリカン・アソシエーション優勝チームセントルイス・ブラウンズと、ナショナルリーグ優勝チームニューヨーク・ジャイアンツとは、シーズン終了後に全米選手権で対戦し、6勝4敗でニューヨーク・ジャイアンツが優勝した。
  • ニューヨーク・ジャイアンツのティム・キーフ投手はこの年のシーズンで19連勝を達成した。
  • 6月4日 パッド・ガルヴィンが史上初の300勝を達成した。
  • シーズンが終わった後の1888年秋から1889年春にかけて、シカゴ・ホワイトストッキングスの会長兼オーナーのアルバート・スポルディングは自身のチームの選手達と対戦相手として他のチームから選抜したオールアメリカンズを率いて、ハワイ、オーストラリア、エジプト、イタリア、イギリスと渡る野球普及のための周遊旅行スポルディングのアラウンド・ザ・ワールド・ツアーを行った。主な選手としてホワイトストッキングス側からこの年打率トップのキャップ・アンソンが、またオール・アメリカンズ側からネッド・ハンロンモンテ・ウォードがこの興行に参加した。10月20日にシカゴを出発して、鉄道で西海岸に行っている間に各地で試合を行い、11月にハワイ、12月にニュージーランドとオーストラリアを訪問して海外で初めて野球試合を行った。この後に翌年春までこの旅行は続いた。皮肉にも、この野球を普及させるための世界旅行に行っている間に、ナショナルリーグの各球団経営者は選手の給料の高騰に悩まされていたことで、翌年のシーズンにその年俸を1500ドルから2500ドルまでに制限することを決めた。このことで翌1889年に新たなリーグが結成されることになった。

最終成績[編集]

アメリカン・アソシエーション[編集]

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 セントルイス・ブラウンズ 92 43 .681 --
2 ブルックリン・ブライドグルームズ 88 52 .629 6.5
3 フィラデルフィア・アスレチックス 81 52 .609 10.0
4 シンシナティ・レッドストッキングス 80 54 .597 11.5
5 ボルチモア・オリオールズ 57 80 .416 36.0
6 クリーブランド・スパイダーズ 50 82 .379 40.5
7 ルイビル・カーネルズ 48 87 .356 44.0
8 カンザスシティ・カウボーイズ 43 89 .326 47.5

ナショナルリーグ[編集]

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 ニューヨーク・ジャイアンツ 84 47 .641 --
2 シカゴ・ホワイトストッキングス 77 58 .570 9.0
3 フィラデルフィア・クエイカーズ 69 61 .531 14.5
4 ボストン・ビーンイーターズ 70 64 .522 15.5
5 デトロイト・ウルバリンズ 68 63 .519 16.0
6 ピッツバーグ・アレゲニーズ 66 68 .492 19.5
7 インディアナポリス・フージャーズ 50 85 .370 36.0
8 ワシントン・ナショナルズ 48 86 .358 37.5

個人タイトル[編集]

アメリカン・アソシエーション[編集]

打者成績[編集]

項目 選手 記録
打率 ティップ・オニール (STL) .335
本塁打 ジョン・レイリー (CIN) 13
打点 ジョン・レイリー (CIN) 103
得点 ジョージ・ピンキー (BRO) 134
安打 ティップ・オニール (STL) 177
盗塁 アーリー・ラッサム (STL) 109

投手成績[編集]

項目 選手 記録
勝利 シルバー・キング (STL) 45
防御率 シルバー・キング (STL) 1.63
奪三振 エド・シュワード (PHA) 272
投球回 シルバー・キング (STL) 584.2
セーブ トニー・マレーン (CIN) 1
ボブ・ギルクス (CLE)
ポップ・コークヒル (CIN)

ナショナルリーグ[編集]

打者成績[編集]

項目 選手 記録
打率 キャップ・アンソン (CHC) .344
本塁打 ジミー・ライアン (CHC) 16
打点 キャップ・アンソン (CHC) 84
得点 ダン・ブローザース (DTN) 118
安打 ジミー・ライアン (CHC) 182
盗塁 ダミー・ホイ (WHS) 82

投手成績[編集]

項目 選手 記録
勝利 ティム・キーフ (NYG) 35
防御率 ティム・キーフ (NYG) 1.74
奪三振 ティム・キーフ (NYG) 335
投球回 ジョン・クラークソン (BSN) 483.1
セーブ ジョージ・ウッド (PHI) 2

参考・出典[編集]