2009年のメジャーリーグベースボール

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以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における2009年のできごとを記す。レギュラーシーズン開幕は2009年4月5日アトランタ・ブレーブスフィラデルフィア・フィリーズ戦でブレーブスが4対1で勝利。10月6日のミネソタ・ツインズデトロイト・タイガースとのワンゲーム・プレーオフでツインズが6対5で勝利し、レギュラーシーズンを終えた。ワールドシリーズフィラデルフィア・フィリーズを2対4で破りニューヨーク・ヤンキースが制した。

できごと[編集]

1月[編集]

2月[編集]

3月[編集]

4月[編集]

  • 4月3日 - シアトル・マリナーズのイチロー胃潰瘍による出血を認められたため、MLB移籍後初の故障者リスト入り。
  • 4月5日 - メジャーリーグが開幕。
  • 4月9日 - ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのニック・エイデンハートが未明、交通事故で死去。エイデンハートは前夜の対オークランド・アスレチックス戦で先発、6回無失点に抑えたばかりだった。これを受け、9日夜の対アスレチックス戦は中止となった。
  • 4月11日 - アトランタ・ブレーブスの川上憲伸が、ワシントン・ナショナルズ戦(ターナー・フィールド)に先発としてメジャー初登板。試合はブレーブスが5対3で勝利、川上は6回4安打3失点8奪三振で初登板初先発で勝利投手。

5月[編集]

6月[編集]

7月[編集]

8月[編集]

9月[編集]

  • 9月6日 - シアトル・マリナーズのイチローが対オークランド・アスレチックス戦でメジャーリーグ通算2000本安打。
  • 9月14日 - シアトル・マリナーズのイチローが対テキサス・レンジャーズ戦で、メジャーりーグ史上初の9年連続シーズン200安打。
  • 9月23日 - アトランタ・ブレーブスは監督のボビー・コックスの1年契約と2010年限りで同チームの監督を勇退することを発表。
  • 9月27日 - 第38回IBAFワールドカップの決勝戦はアメリカが10対5でキューバに勝利し、2年連続4度目の優勝達成。
  • 9月28日 - ニューヨーク・ヤンキースが対ボストン・レッドソックス戦(ヤンキースタジアム)で4対2で勝利し、ア・リーグ東地区優勝達成。

10月[編集]

  • 10月21日 - ナ・リーグ優勝決定シリーズの第5戦が行われ、フィラデルフィア・フィリーズがロサンゼルス・ドジャースに10対4で勝利し、4勝1敗で2年連続7度目のリーグ優勝達成で、ワールドシリーズ進出。
  • 10月24日 - ア・リーグ優勝決定シリーズの第6戦がヤンキースタジアムで行われ、ニューヨーク・ヤンキースがロサンゼルス・エンゼルス・アナハイムに5対2で勝利し、4勝2敗で6年ぶりア・リーグ優勝達成で、ワールドシリーズ進出。

11月[編集]

  • 11月3日 - タンパベイ・レイズが、岩村明憲のピッツバーグ・パイレーツへのトレードを発表。
  • 11月4日 - ワールドシリーズはニューヨーク・ヤンキースが前年覇者のフィラデルフィア・フィリーズに4勝2敗(●○○○●○)で勝利し、9年ぶり27度目の優勝達成。シリーズMVPにはヤンキースの松井秀喜が日本人選手では初の受賞。打撃専門で出場した選手としても初めて。
  • 11月10日 - シアトル・マリナーズのイチローが、ゴールドグラブ賞にメジャー1年目から9年連続で選出。

12月[編集]

  • 12月2日 - ボストン・レッドソックスのビリー・ワグナーがアトランタ・ブレーブスへ移籍。
  • 12月4日 - ボストン・レッドソックスの斎藤隆がアトランタ・ブレーブスへ移籍。
  • 12月14日 - ボストン・レッドソックスがロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムからFAとなっていたジョン・ラッキーの獲得を発表。
  • 12月16日 - ニューヨーク・ヤンキースからFAになっていた、松井秀喜のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへの入団が正式に発表される。
  • 12月16日 - トロント・ブルージェイズのロイ・ハラデイがトレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍。
  • 12月23日 - ニューヨーク・ヤンキースのメルキー・カブレラら3選手と、アトランタ・ブレーブスのハビアー・バスケスら2選手による3対2の交換トレード。
  • 12月29日 - ボストン・レッドソックスからFAになっていたジェイソン・ベイがニューヨーク・メッツと契約。

試合結果[編集]

レギュラーシーズン[編集]

アメリカンリーグ[編集]

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 ニューヨーク・ヤンキース 103 59 .636
2 ボストン・レッドソックス 95 67 .586 8
3 タンパベイ・レイズ 84 78 .519 19
4 トロント・ブルージェイズ 75 87 .463 28
5 ボルティモア・オリオールズ 64 98 .395 39
中地区
1 ミネソタ・ツインズ 87 76 .533
2 デトロイト・タイガース 86 77 .528 1
3 シカゴ・ホワイトソックス 79 83 .488 7.5
4 クリーブランド・インディアンス 65 97 .401 21.5
5 カンザスシティ・ロイヤルズ 65 97 .401 21.5
 
西地区
1 ロサンゼルス・エンゼルス 97 65 .599
2 テキサス・レンジャース 87 75 .537 10
3 シアトル・マリナーズ 85 77 .525 12
4 オークランド・アスレチックス 75 87 .463 22
 

ナショナルリーグ[編集]

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 フィラデルフィア・フィリーズ 93 69 .574
2 フロリダ・マーリンズ 87 75 .537 6
3 アトランタ・ブレーブス 86 76 .531 7
4 ニューヨーク・メッツ 70 92 .432 23
5 ワシントン・ナショナルズ 59 103 .364 34
中地区
1 セントルイス・カージナルス 91 71 .562
2 シカゴ・カブス 83 78 .516 7.5
3 ミルウォーキー・ブルワーズ 80 82 .494 11
4 シンシナティ・レッズ 78 84 .481 13
5 ヒューストン・アストロズ 74 88 .457 17
6 ピッツバーグ・パイレーツ 62 99 .385 28.5
西地区
1 ロサンゼルス・ドジャース 95 67 .586
2 コロラド・ロッキーズ 92 70 .568 3
3 サンフランシスコ・ジャイアンツ 88 74 .543 7
4 サンディエゴ・パドレス 75 87 .463 20
5 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 70 92 .432 25
  • ワイルドカードはボストン・レッドソックスとコロラド・ロッキーズが獲得
  • アメリカンリーグ中地区はミネソタ・ツインズとデトロイト・タイガースが同率首位でワンゲーム・プレーオフによりミネソタ・ツインズが地区優勝。

オールスターゲーム[編集]

  • アメリカンリーグ 4 - 3 ナショナルリーグ
MVP:カール・クロフォード

ポストシーズン[編集]

ディビジョンシリーズ リーグチャンピオンシップシリーズ ワールドシリーズ
                   
       
  ニューヨーク・ヤンキース 3
  ミネソタ・ツインズ 0  
  ニューヨーク・ヤンキース 4
アメリカンリーグ
    ロサンゼルス・エンゼルス 2  
  ロサンゼルス・エンゼルス 3
  ボストン・レッドソックス 0  
  ニューヨーク・ヤンキース 4
    フィラデルフィア・フィリーズ 2
  ロサンゼルス・ドジャース 3
  セントルイス・カージナルス 0  
  ロサンゼルス・ドジャース 1
ナショナルリーグ
    フィラデルフィア・フィリーズ 4  
  フィラデルフィア・フィリーズ 3
  コロラド・ロッキーズ 1  

ディビジョンシリーズ[編集]

  • 右側がホームチーム
アメリカンリーグ[編集]
  • ツインズ 0 - 3 ヤンキース
10/ 7 – ヤンキース 7 - 2 ツインズ
10/ 9 – ヤンキース 4 - 3 ツインズ
10/11 – ヤンキース 4 - 1 ツインズ
  • レッドソックス 0 - 3 エンゼルス
10/ 8 – エンゼルス 5 - 0 レッドソックス
10/ 9 – エンゼルス 4 - 1 レッドソックス
10/11 – エンゼルス 7 - 6 レッドソックス
ナショナルリーグ[編集]
  • カージナルス 0 - 3 ドジャース
10/ 7 – ドジャース 5 - 3 カージナルス
10/ 8 – ドジャース 3 - 2 カージナルス
10/10 – ドジャース 5 - 1 カージナルス
  • ロッキーズ 1 - 3 フィリーズ
10/ 7 – フィリーズ 5 - 1 ロッキーズ
10/ 8 – フィリーズ 4 - 5 ロッキーズ
10/10 – フィリーズ 6 - 5 ロッキーズ
10/11 – フィリーズ 5 - 4 ロッキーズ

リーグチャンピオンシップシリーズ[編集]

アメリカンリーグ[編集]
  • ヤンキース 4 - 2 エンゼルス
10/16 – エンゼルス 1 - 4 ヤンキース
10/17 – エンゼルス 3 - 4 ヤンキース
10/19 – ヤンキース 4 - 5 エンゼルス
10/20 – ヤンキース 10 - 1 エンゼルス
10/22 – ヤンキース 6 - 7 エンゼルス
10/25 – エンゼルス 2 - 5 ヤンキース
ナショナルリーグ[編集]
  • ドジャース 1 - 4 フィリーズ
10/15 – フィリーズ 8 - 6 ドジャース
10/16 – フィリーズ 1 - 2 ドジャース
10/18 – ドジャース 0 - 11 フィリーズ
10/19 – ドジャース 4 - 5 フィリーズ
10/21 – ドジャース 4 - 10 フィリーズ

ワールドシリーズ[編集]

  • ヤンキース 4 - 2 フィリーズ
10/28 – フィリーズ 6 - 1 ヤンキース
10/29 – フィリーズ 1 - 3 ヤンキース
10/31 – ヤンキース 8 - 5 フィリーズ
11/ 1 – ヤンキース 7 - 4 フィリーズ
11/ 2 – ヤンキース 6 - 8 フィリーズ
11/ 4 – フィリーズ 3 - 7 ヤンキース

個人タイトル[編集]

アメリカンリーグ[編集]

打者成績[編集]

項目 選手 記録
打率 ジョー・マウアー (MIN) .365
本塁打 カルロス・ペーニャ (TB)
マーク・テシェイラNYY
39
打点 マーク・テシェイラ (NYY) 122
得点 ダスティン・ペドロイア (BOS) 115
安打 イチロー (SEA) 225
盗塁 ジャコビー・エルズベリー (BOS) 70

投手成績[編集]

項目 選手 記録
勝利 ジャスティン・バーランダー (DET)
CC・サバシア (NYY)
フェリックス・ヘルナンデス (SEA)
19
敗戦 ジェレミー・ガスリー (BAL) 17
防御率 ザック・グレインキー (KC) 2.16
奪三振 ジャスティン・バーランダー (DET) 269
投球回 ジャスティン・バーランダー (DET) 240
セーブ ブライアン・フエンテス (LAA) 48

ナショナルリーグ[編集]

打者成績[編集]

項目 選手 記録
打率 ハンリー・ラミレス (FLA) .342
本塁打 アルバート・プホルス (STL) 47
打点 プリンス・フィルダーMIL
ライアン・ハワード (PHI)
141
得点 アルバート・プホルス (STL) 124
安打 ライアン・ブラウンMIL) 203
盗塁 マイケル・ボーン (HOU) 61

投手成績[編集]

項目 選手 記録
勝利 アダム・ウェインライト (STL) 19
敗戦 ザック・デューク (PIT) 16
防御率 クリス・カーペンター (STL) 2.24
奪三振 ティム・リンスカム (SFO) 261
投球回 アダム・ウェインライト (STL) 233
セーブ ヒース・ベル (HOU) 42

表彰[編集]

全米野球記者協会(BBWAA)表彰[編集]

表彰 アメリカンリーグ ナショナルリーグ
MVP ジョー・マウアー (MIN) アルバート・プホルス (STL)
サイヤング賞 ザック・グレインキー (KC) ティム・リンスカム (SF)
最優秀新人賞 アンドリュー・ベイリー (OAK) クリス・コグラン (FLA)
最優秀監督賞 マイク・ソーシア (TB) ジム・トレーシー (COL)

ゴールドグラブ賞[編集]

守備位置 アメリカンリーグ ナショナルリーグ
投手 マーク・バーリー (CWS) アダム・ウェインライト (STL)
捕手 ジョー・マウアー (MIN) ヤディアー・モリーナ (STL)
一塁手 マーク・テシェイラ (NYY) エイドリアン・ゴンザレス (SD)
二塁手 プラシド・ポランコ (DET) オーランド・ハドソン (ARI)
三塁手 エバン・ロンゴリア (TB) ライアン・ジマーマン (WSH)
遊撃手 デレク・ジーター (NYY) ジミー・ロリンズ (PHI)
外野手 トリー・ハンター (LAA)
アダム・ジョーンズ (BAL)
イチロー (SEA)
マイケル・ボーン (HOU)
マット・ケンプ (LAD)
シェーン・ビクトリーノ (PHI)

シルバースラッガー賞[編集]

守備位置 アメリカンリーグ ナショナルリーグ
投手 - カルロス・ザンブラーノ (CHC)
捕手 ジョー・マウアー (MIN) ブライアン・マッキャン (ATL)
一塁手 マーク・テシェイラ (NYY) アルバート・プホルス (STL)
二塁手 アーロン・ヒル (TOR) チェイス・アトリー (PHI)
三塁手 エバン・ロンゴリア (TB) ライアン・ジマーマン (WSH)
遊撃手 デレク・ジーター (NYY) ハンリー・ラミレス (FLA)
外野手 ジェイソン・ベイ (BOS)
トリー・ハンター (LAA)
イチロー (SEA)
ライアン・ブラウン (MIL)
アンドレ・イーシアー (LAD)
マット・ケンプ (LAD)
指名打者 アダム・リンド (TOR) -

その他表彰[編集]

表彰 アメリカンリーグ ナショナルリーグ
カムバック賞 アーロン・ヒル (TOR) クリス・カーペンター (STL)
ハンク・アーロン賞 デレク・ジーター (NYY) アルバート・プホルス (STL)
最優秀救援投手賞 マリアノ・リベラ (NYY) ライアン・フランクリン (STL)
エドガー・マルティネス賞 アダム・リンド (TOR) -
ロベルト・クレメンテ賞 デレク・ジーター (NYY) -
ハッチ賞 マーク・ティーエン (CWS) -

アメリカ野球殿堂入り表彰者[編集]

BBWAA投票

ベテランズ委員会選出

関連項目[編集]

外部リンク[編集]