霞ケ関駅 (東京都)

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霞ケ関駅
A3a出入口(2010年5月)
A3a出入口(2010年5月)
かすみがせき
Kasumigaseki
所在地 東京都千代田区霞が関二丁目1-2
所属事業者 Tokyo Metro logo.svg 東京地下鉄(東京メトロ)
電報略号 カス
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線(丸ノ内線)
1面2線(日比谷線・千代田線)
乗降人員
-統計年度-
146,162人/日
-2015年-
開業年月日 1958年昭和33年)10月15日
乗入路線 3 路線
所属路線 M 丸ノ内線
駅番号 M 15
キロ程 10.8km(池袋起点)
M 14 国会議事堂前 (0.7km)
(1.0km) 銀座 M 16
所属路線 H 日比谷線
駅番号 H 06
キロ程 13.3km(北千住起点)
H 05 神谷町 (1.3km)
(1.2km) 日比谷 H 07
所属路線 C 千代田線
駅番号 C 08
キロ程 14.7km(綾瀬起点)
C 07 国会議事堂前 (0.8km)
(0.8km) 日比谷 C 09
備考 駅務管区所在駅
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A2出入口(2010年5月)
A2出入口(2010年5月)
桜田通り方面改札(2016年6月)
桜田通り方面改札(2016年6月)
丸ノ内線ホーム
丸ノ内線ホーム
日比谷線ホーム
日比谷線ホーム

霞ケ関駅(かすみがせきえき)は、東京都千代田区霞が関二丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)のである。

ホームの駅名標や車内の案内表示では一部「霞関」となっているが、正式名称では「ケ」は小書きではない。

乗り入れ路線[編集]

丸ノ内線日比谷線千代田線の3路線が乗り入れ、接続駅となっている。駅番号は、丸ノ内線がM 15、日比谷線がH 06、千代田線がC 08となっている。

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅ホームは逆向きの「コ」の字に配置されており、北から反時計回りに丸ノ内線、日比谷線、千代田線の順である。いずれの路線もエスカレーターエレベーターが設置されており、コンコースとホームを連絡している。

丸ノ内線は島式・相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。開業当時は島式1面2線であったが、1973年昭和48年)に池袋方面行きの単式ホーム増設工事を開始し、昭和50年代に島式ホームを荻窪方面行き専用とする現行の形態になった。改札は地下1階、ホームは地下2階にある。

日比谷線は島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札は地下1階、ホームは地下3階にある。中目黒側に引き上げ線がある。

千代田線は島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札は地下2階、ホームは地下1階にあるため、ホームから地上に出るには一旦下の階を経由することになる(ホームから上階への階段はない)。「東京地下鉄道千代田線建設史」によると、建設地点には旧・海軍省の地下防空壕跡があったため、このうちの約半分を取り壊して建設された。引き込み線での夜間留置が1編成存在する

丸ノ内線と千代田線の乗り換えには日比谷線ホームを経由する必要があり、東京メトロの資料によると5分程度かかる。なお丸ノ内線ホームと千代田線ホームを直接連絡する改札内通路はない。

千代田線の国会議事堂前寄りに有楽町線桜田門駅につながる連絡線単線)がある。主に回送列車が使用するが、営業列車では「千代田ワープ号」などのイベント列車が走行した事例がある。2008年平成20年)5月3日からは、小田急電鉄特急ロマンスカーベイリゾート」が年間30日程度運行されていたが、当駅はスイッチバックで連絡線に入るために運転停車し、乗降は取り扱わなかった。なお、「メトロさがみ」「メトロはこね」「メトロホームウェイ」は当駅に営業停車する。

駅務管区所在駅であり、霞ケ関駅務管区として霞ケ関地域、六本木地域、溜池山王地域を管理する[3]

のりば[編集]

番線 路線 行先 備考
丸ノ内線ホーム(地下2階)
1 M 丸ノ内線 新宿中野坂上荻窪方面
2 銀座大手町池袋方面
日比谷線ホーム(地下3階)
3 H 日比谷線 六本木恵比寿中目黒方面
4 銀座・上野北千住南栗橋方面 北千住駅から TS 東武線へ直通(TN 日光線 南栗橋駅まで直通)
千代田線ホーム(地下1階)
5 C 千代田線 表参道代々木上原本厚木唐木田方面 代々木上原駅から OH 小田急線へ直通
OH 小田原線 本厚木駅および OT 多摩線 唐木田駅まで直通)
6 大手町・北千住・綾瀬我孫子取手方面 綾瀬駅から JL 常磐線(各駅停車)へ直通

(出典:東京メトロ:構内図

  • 日比谷線北千住方面からの列車と千代田線綾瀬方面からの列車は平日朝ラッシュ時に一部当駅終着の設定があり、引き上げ線に回送される。また、日比谷線北千住方面と千代田線綾瀬方面の始発列車が朝夕ラッシュ時に設定されている。
    • 日比谷線は平日朝間に10本、夕方に合計3本。土曜・休日は朝間1本。
    • 千代田線は平日朝間に13本、夕方に合計5本。土曜・休日が朝間1本。

改札口[編集]

  • A1 - A7(丸ノ内線・日比谷線)
  • A8 - A10(日比谷線)
  • A11 - A13(千代田線)
  • B1 - B3(丸ノ内線)
  • C1 - C4(千代田線)

改札内で各線のホームに連絡しているので、他の路線の改札の利用が可能。

利用状況[編集]

  • 東京メトロ - 2015年度の1日平均乗降人員146,162人である[利用客数 1]
    東京メトロ全130駅の中では新宿三丁目駅に次ぐ第19位。
    • 東京メトロ線内の乗換人員を含んだ、2015年度の路線別1日平均乗降人員は以下のとおりで、3路線を合算した1日平均乗降人員は361,038人である[乗降データ 1]
      • 丸ノ内線 - 127,758人 - 同線内では池袋駅、新宿駅、東京駅、赤坂見附駅、大手町駅、新宿三丁目駅、銀座駅に次ぐ第8位。
      • 日比谷線 - 134,439人 - 同線内では北千住駅、中目黒駅、茅場町駅、銀座駅に次ぐ第5位。
      • 千代田線 - 98,841人 - 同線内では綾瀬駅、北千住駅、代々木上原駅、大手町駅、表参道駅、西日暮里駅、日比谷駅、明治神宮前駅に次ぐ第8位。

年度別1日平均乗降人員[編集]

近年の1日平均乗降人員推移は下表のとおり。

年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1]
年度 東京メトロ
1日平均
乗降人員
増加率
1999年(平成11年) 127,349
2000年(平成12年) 125,311 -1.6%
2001年(平成13年) 125,679 0.3%
2002年(平成14年) 121,483 -3.3%
2003年(平成15年) 121,078 -0.3%
2004年(平成16年) 118,254 -2.3%
2005年(平成17年) 120,195 1.6%
2006年(平成18年) 123,065 2.4%
2007年(平成19年) 130,748 6.2%
2008年(平成20年) 130,020 -0.6%
2009年(平成21年) 130,045 0.0%
2010年(平成22年) 129,036 -0.8%
2011年(平成23年) 128,226 -0.6%
2012年(平成24年) 135,035 5.3%
2013年(平成25年) 140,241 3.9%
2014年(平成26年) 141,375 0.8%
2015年(平成27年) 146,162 3.4%

年度別1日平均乗車人員(1958年 - 2000年)[編集]

近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおり。

年度別1日平均乗車人員
年度 丸ノ内線 日比谷線 千代田線 出典
1958年(昭和33年) [備考 1] 1,646 未開業 未開業 [東京都統計 1]
1959年(昭和34年) 20,745 [東京都統計 2]
1960年(昭和35年) 22,379 [東京都統計 3]
1961年(昭和36年) 25,122 [東京都統計 4]
1962年(昭和37年) 28,663 [東京都統計 5]
1963年(昭和38年) 31,981 [備考 2] 3,009 [東京都統計 6]
1964年(昭和39年) 32,535 5,368 [東京都統計 7]
1965年(昭和40年) 32,825 10,539 [東京都統計 8]
1966年(昭和41年) 31,958 9,630 [東京都統計 9]
1967年(昭和42年) 36,755 9,914 [東京都統計 10]
1968年(昭和43年) 58,992 37,742 [東京都統計 11]
1969年(昭和44年) 61,287 40,221 [東京都統計 12]
1970年(昭和45年) 62,986 40,811 [備考 3] 13,000 [東京都統計 13]
1971年(昭和46年) 64,467 47,467 20,265 [東京都統計 14]
1972年(昭和47年) 62,436 49,975 27,984 [東京都統計 15]
1973年(昭和48年) 56,581 50,137 32,748 [東京都統計 16]
1974年(昭和49年) 50,918 [東京都統計 17]
1975年(昭和50年) 56,016 [東京都統計 18]
1976年(昭和51年) 22,268 13,266 19,216 [東京都統計 19]
1977年(昭和52年) 22,082 13,063 19,608 [東京都統計 20]
1978年(昭和53年) 20,726 11,932 21,112 [東京都統計 21]
1979年(昭和54年) 20,765 11,831 21,995 [東京都統計 22]
1980年(昭和55年) 21,888 12,373 23,129 [東京都統計 23]
1981年(昭和56年) 23,795 13,411 24,277 [東京都統計 24]
1982年(昭和57年) 24,778 14,649 23,932 [東京都統計 25]
1983年(昭和58年) 24,765 13,814 25,787 [東京都統計 26]
1984年(昭和59年) 25,948 14,214 26,405 [東京都統計 27]
1985年(昭和60年) 25,918 14,551 26,603 [東京都統計 28]
1986年(昭和61年) 26,512 15,153 26,967 [東京都統計 29]
1987年(昭和62年) 26,500 15,279 27,235 [東京都統計 30]
1988年(昭和63年) 27,219 15,551 27,501 [東京都統計 31]
1989年(平成元年) 26,975 15,693 27,510 [東京都統計 32]
1990年(平成02年) 26,833 15,658 27,301 [東京都統計 33]
1991年(平成03年) 27,167 15,749 26,186 [東京都統計 34]
1992年(平成04年) 26,995 15,975 25,581 [東京都統計 35]
1993年(平成05年) 27,488 15,633 24,723 [東京都統計 36]
1994年(平成06年) 27,685 15,751 23,808 [東京都統計 37]
1995年(平成07年) 28,303 15,650 23,055 [東京都統計 38]
1996年(平成08年) 28,529 15,556 22,458 [東京都統計 39]
1997年(平成09年) 27,742 15,537 22,597 [東京都統計 40]
1998年(平成10年) 27,841 15,852 22,562 [東京都統計 41]
1999年(平成11年) 27,653 15,191 22,287 [東京都統計 42]
2000年(平成12年) 27,468 14,764 20,699 [東京都統計 43]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)[編集]

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 2]
年度 丸ノ内線 日比谷線 千代田線 出典
2001年(平成13年) 27,310 14,299 20,871 [東京都統計 44]
2002年(平成14年) 26,718 13,729 20,162 [東京都統計 45]
2003年(平成15年) 26,852 13,847 19,694 [東京都統計 46]
2004年(平成16年) 26,425 14,342 19,460 [東京都統計 47]
2005年(平成17年) 26,584 14,332 19,581 [東京都統計 48]
2006年(平成18年) 27,271 14,625 20,252 [東京都統計 49]
2007年(平成19年) 28,309 15,205 22,238 [東京都統計 50]
2008年(平成20年) 27,671 15,134 22,710 [東京都統計 51]
2009年(平成21年) 27,679 15,104 22,688 [東京都統計 52]
2010年(平成22年) 27,695 14,969 22,383 [東京都統計 53]
2011年(平成23年) 27,758 14,663 22,391 [東京都統計 54]
2012年(平成24年) 28,972 15,161 23,655 [東京都統計 55]
2013年(平成25年) 30,304 15,704 24,449 [東京都統計 56]
2014年(平成26年) 30,706 15,632 24,723 [東京都統計 57]
備考
  1. ^ 1958年10月15日開業。開業日から1959年3月31日までの計168日間を集計したデータ。
  2. ^ 1964年3月25日開業。開業日から1964年3月31日までの計215日間を集計したデータ。
  3. ^ 1971年3月20日開業。開業日から1971年3月31日までの計12日間を集計したデータ。

駅周辺[編集]

中央省庁やその関連施設が多い。

バス路線[編集]

最寄停留所は「霞ケ関」と「経済産業省」の二か所である。

霞ケ関

経済産業省(JRバスは霞が関

その他[編集]

  • 霞が関という官庁街の中心にある駅として、地下鉄サリン事件のターゲットになった。当時の駅助役が事件で亡くなったということもあり、1996年(平成8年)から毎年3月20日午前8時に当駅で黙祷が行われる。
  • 当駅から日比谷駅までは、日比谷線経由と千代田線経由のルートがある。経路に当駅 - 日比谷駅の区間が含まれる定期乗車券は、日比谷線・千代田線を選択乗車することが可能である。
  • 当駅から国会議事堂前駅までは、丸ノ内線経由と千代田線経由ルートがある。経路に当駅 - 国会議事堂前駅の区間が含まれる定期乗車券は、丸ノ内線・千代田線を選択乗車することが可能である。
  • 当駅から銀座駅までは、丸ノ内線経由と日比谷線経由のルートがある。経路に当駅 - 銀座駅(日比谷線経由)の区間が含まれる定期乗車券は、丸ノ内線経由で乗車することも可能である。しかし、丸ノ内線経由の定期乗車券は、日比谷線経由で乗車することは不可能である。
  • 埼玉県川越市にある霞ヶ関駅東武鉄道東上本線の同名駅(ただし「ヶ」は小文字)であり、池袋駅や中目黒駅など複数の駅から本駅と東上線の駅に乗り換えなしで到達することが可能である。

隣の駅[編集]

Tokyo Metro logo.svg 東京地下鉄
M 丸ノ内線
国会議事堂前駅 (M 14) - 霞ケ関駅 (M 15) - 銀座駅 (M 16)
H 日比谷線
神谷町駅 (H 05) - 霞ケ関駅 (H 06) - 日比谷駅 (H 07)
C 千代田線
  • 小田急ロマンスカー「メトロはこね」「メトロさがみ」「メトロホームウェイ」停車駅
国会議事堂前駅 (C 07) - 霞ケ関駅 (C 08) - 日比谷駅 (C 09)

脚注[編集]

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  1. ^ '94営団地下鉄ハンドブック
  2. ^ 上野駅銀座駅新橋駅秋葉原駅御茶ノ水駅葛西駅と同時に導入。翌1994年に導入された後楽園駅も合わせて、営団では数少ない継続定期券発売機設置駅であった。
  3. ^ 鉄道ピクトリアル2016年12月臨時増刊号 【特集】東京地下鉄 p.17

出典[編集]

地下鉄の1日平均利用客数
地下鉄の統計データ
  1. ^ a b 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  2. ^ 行政基礎資料集 - 千代田区
東京都統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]