三ノ輪駅
三ノ輪駅 | |
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3番出入口(2019年5月) | |
みのわ Minowa | |
◄H 19 入谷 (1.2 km) (0.8 km) 南千住 H 21► | |
上は三ノ輪橋停留場 | |
所在地 | 東京都台東区三ノ輪二丁目14-7 |
駅番号 | H20[1] |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
所属路線 | ●[1]日比谷線 |
キロ程 | 2.9 km(北千住起点) |
電報略号 | ミワ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]43,935人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1961年(昭和36年)3月28日 |
三ノ輪駅(みのわえき)は、東京都台東区三ノ輪二丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線の駅である。駅番号はH 20[注釈 1]。台東区最北端の駅である。
歴史
[編集]過去に銀座線(都市高速鉄道第3号線)が浅草駅から当駅(明治通り)まで延伸する予定があり、同区間のルートについて都市計画決定が行われているが、運輸政策審議会答申における延伸は1985年に削除されており、凍結状態となっている。
年表
[編集]- 1961年(昭和36年)3月28日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)日比谷線の駅として開業[2]。
- 2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[3]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[4]。
- 2020年(令和2年)2月7日:発車メロディを導入[5]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地下駅。南千住側はトンネル坑口が近距離(駅中心位置からトンネル坑口までは253 m[注釈 2])にあるため、冬場のホーム気温は外気温とほぼ変わらない。
1991年にホームの壁や床などの改装工事を行ってから30年が経過し、通路などの老朽化が著しくなっている。3番出入口は2011年にリニューアルされた。
バリアフリー設備として、北側改札口に車椅子専用の昇降機および南側改札口と各ホームを連絡するエレベーターが設置されている。
入谷寄りの1a・1b番出入口は中目黒方面ホーム、2番出入口は北千住方面ホームへの改札口のみ接続している。そのため、反対側のホームに移動するためには、改札内ではホームの南千住寄りにある3番出入口に接続する改札口への階段を迂回するか、改札外では中目黒寄りの地上部にある歩道橋を渡る必要がある。
1a・1b番出入口側の改札口と地上との間にはエレベーターが設置されている。地上部は駅前のマンションに直結している。2番出入口側の改札口と地上との間を結ぶエレベーターも設置工事が終了し2012年6月30日より使用できるようになった。
-
3番出入口(2003年)
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明治通り方面改札(2024年)
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1番ホーム(2024年)
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ホームドア設置前の2番ホーム(2015年)
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[7] |
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1 | 日比谷線 | 中目黒方面 |
2 | 北千住・南栗橋方面 |
(出典:東京メトロ:構内図)
発車メロディ
[編集]2020年2月7日よりスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[5]。
曲は1番線が「タイムマシン」(大和優子作曲)、2番線が「星まつり」(福嶋尚哉作曲)である[5]。
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗降人員は43,935人で[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中80位。11月の酉の市がある日は、鷲神社への参拝客で中目黒寄り改札が混雑する。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[8] |
1日平均 乗車人員[9] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)18,858 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)18,642 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)18,523 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)18,170 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)17,622 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)17,374 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)17,068 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)16,822 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 16,781 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 16,473 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 32,186 | 16,359 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 32,317 | 16,430 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 32,574 | 16,510 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 32,646 | 16,546 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 34,019 | 16,485 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 34,765 | 16,759 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 35,245 | 17,145 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 35,929 | 17,661 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 36,126 | 17,827 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 35,823 | 17,792 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 35,767 | 17,688 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 35,051 | 17,391 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 35,764 | 17,704 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 36,472 | 18,060 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 36,553 | 18,129 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 37,549 | 18,601 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 39,203 | 19,430 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 41,249 | 20,455 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 42,833 | 21,238 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 43,601 | 21,634 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[メトロ 2]32,927 | ||
2021年(令和 | 3年)[メトロ 3]34,780 | ||
2022年(令和 | 4年)[メトロ 4]39,685 | ||
2023年(令和 | 5年)[メトロ 1]43,935 |
駅周辺
[編集]3番出口前は交差点(大関横丁)になっており、付近にはJR常磐線の高架がある。当駅の付近を首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスを走行するものの駅はない。周辺は商店街やスーパーマーケットが立地し、2000年代以降はマンションなどの建設も盛んである。
- 警視庁下谷警察署
- 台東区三ノ輪福祉センター
- 台東区立根岸図書館
- 台東区根岸社会教育館
- 台東区金杉区民館下谷分館
- 一葉記念館
- 東京都台東区立台東病院 - 徒歩10分
- 浄閑寺
- 正宝院(飛不動尊、下谷七福神)
- 鷲神社
- 下谷三郵便局
- 東日暮里二郵便局
- 台東竜泉郵便局
- 台東日本堤郵便局
- ヨークフーズ三ノ輪店
- オリンピック三ノ輪店
- 大関横丁交差点
- 都電荒川線(東京さくらトラム) 三ノ輪橋停留場 - 徒歩3分程度。ただし、一部の13000系車内における紙面路線図では乗換駅とされているものの、東京メトロは正式な乗換駅とはしていない(都電側では行っている)。
- 山谷 - 徒歩10分
- 吉原 - 徒歩10分
バス路線
[編集]- 三ノ輪駅前
- 三ノ輪駅
- 大関横丁
- 都営バス
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
- ^ “東京メトロニュースレター第78号 >「日比谷線の歩み」編” (PDF). 東京地下鉄. p. 2 (2020年6月2日). 2020年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月9日閲覧。
- ^ 『「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ a b c “東京メトロ日比谷線発車サイン音を制作”. スイッチオフィシャルサイト. スイッチ (2020年2月7日). 2020年2月7日閲覧。
- ^ 『東京地下鉄道日比谷線建設史』帝都高速度交通営団、1969年1月1日、254 - 255頁 。
- ^ “三ノ輪駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月22日閲覧。
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- 東京地下鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)