日立自動車交通

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日立自動車交通株式会社
Hitachi motor transportation co.,Ltd.
Hitachi-1042.jpg
日野・ポンチョロング
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
120-0005
東京都足立区綾瀬6丁目11番22号
北緯35度46分18.1秒 東経139度49分29.4秒 / 北緯35.771694度 東経139.824833度 / 35.771694; 139.824833座標: 北緯35度46分18.1秒 東経139度49分29.4秒 / 北緯35.771694度 東経139.824833度 / 35.771694; 139.824833
設立 1960年7月13日
業種 陸運業
法人番号 6011801011369
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
特定旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業 他
代表者 代表取締役社長 佐藤 雅一
資本金 9500万円
売上高 52億円
外部リンク 日立自動車交通ホームページ
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日立自動車交通株式会社(ひたちじどうしゃこうつう)は、乗合バス貸切バス乗合タクシー・福祉タクシーを運行する日本の企業。日立自動車交通株式会社タクシー・観光タクシーを運行する日立自動車交通第二株式会社日立自動車交通第三株式会社日立オートサービス株式会社を総称して日立自動車交通グループという。

概要[編集]

タクシー事業は日本交通グループに加盟する

日立自動車交通株式会社の本社は、東京都足立区綾瀬にあり、乗合バスの営業所は本社となる。東京23区内でコミュニティバスを運行受託し、その後一般路線バスとして2路線を開業している。

2002年(平成14年)に足立区のコミュニティバス「はるかぜ」の運行を受託したのを契機に、乗合バス事業に進出。現在では台東区「めぐりん」文京区「Bーぐる」中央区「江戸バス」北区「Kバス」葛飾区「レインボーかつしか」千代田区「風ぐるま」の7区で運行している。

東京都千代田区九段南千代田区役所3階に千代田営業所があり、「風ぐるま」の運行管理や定期券販売業務が行われている。

新規自主路線としては、晴海ライナー(晴海トリトンスクエア - 有楽町駅 - 東京駅八重洲口 - 日本橋高島屋)、AKIBA SHUTTLE(秋葉原 - 浅草雷門 ・ 東京スカイツリータウン前)がある(AKIBA SHUTTLEは運行休止中)。

また、特別支援学校の送迎バス(スクールバス)や福祉タクシーも運行している。

タクシー事業としては、日立自動車交通第二株式会社は東京都足立区、日立自動車交通第三株式会社は東京都葛飾区に本社があり、いずれも日本交通グループに加盟する。車体表記はどちらも「HITACHI KOTSU」で、第二・第三で区別はない。東京都観光タクシーも運行している。

社名に「日立」を称するが、日立グループとの関係はない。[要出典]

沿革[編集]

日立自動車交通本社
  • 1960年(昭和35年) - 設立
  • 1990年(平成2年) - 福祉部発足
  • 1997年(平成9年)
  • 2000年(平成12年) - 足立区コミュニティバス「はるかぜ(第1弾:綾瀬駅東口 - 西新井駅東口)」運行開始
  • 2003年(平成15年) - タクシー事業を、日立自動車交通第二・日立自動車交通第三に分社化
  • 2004年(平成16年)
    • 台東区が東京都交通局に委託していた循環バス「めぐりん」を受託
    • 台東区循環バス「南めぐりん」運行開始。従来のめぐりんを「北めぐりん」と改称
  • 2005年(平成17年) - 葛飾区コミュニティバス「レインボーかつしか」(金町駅南口 - ウェルピアかつしか)運行開始
  • 2006年(平成18年)
    • 台東区循環バス「東西めぐりん」運行開始
    • 足立区コミュニティバス「はるかぜ(第9弾:綾瀬駅東口 - 亀有駅南口)」運行開始
  • 2007年(平成19年)
    • 「はるかぜ」「レインボーかつしか」両路線にPASMO導入
    • 足立区コミュニティバス「はるかぜ(第10弾:西新井駅西口 - 扇いちょう公園)」運行開始
    • 文京区コミュニティーバス「Bーぐる」運行開始
    • 葛飾区コミュニティバス「レインボーかつしか(亀有駅南口 - 綾瀬駅東口)」運行開始
  • 2008年(平成20年) - 北区コミュニティバス運行開始
  • 2009年(平成21年)
    • 足立区コミュニティバス「はるかぜ(第12弾:亀有駅南口 - 西新井駅東口)」運行開始
    • 中央区コミュニティバス「江戸バス」運行開始
  • 2011年(平成23年)
    • 文京区コミュニティーバス「Bーぐる」の第2路線となる、「目白台・小日向ルート」運行開始。第1路線を「千駄木・駒込ルート」とする。
    • エムシードゥコーによる広告付きバス停の整備開始(亀有駅から)。
  • 2012年(平成24年)
    • 秋葉01系統「AKIBA with 634」(秋葉原駅 - 東京スカイツリータウン前)運行開始
    • 晴海ライナー」(銀座・八重洲線:晴海トリトンスクエア - 晴海トリトンスクエア)運行開始
  • 2013年(平成25年)
    • 秋葉02系統新設「AKIBA with 634」(浅草雷門前バス停新設)運行開始
    • 晴海ライナー」(銀座・八重洲線:有楽町駅折返し)運行開始
  • 2014年(平成26年)
    • 秋葉03系統新設「AKIBA with 634」から「AKIBA SHUTTLE」に愛称変更(浅草雷門前ー秋葉原駅中央口折返し)運行開始
  • 2016年(平成28年)
    • 千代田区地域福祉交通「風ぐるま」運行開始。従来の乗合タクシーから使用車両、路線、運行時刻を変更。
    • 秋葉01・02・03系統「AKIBA SHUTTLE」運行休止

コミュニティバス受託[編集]

車庫に揃った日立自動車交通の7mバス左から江戸バス、日立カラー、めぐりん、B〜ぐる

日立自動車交通はコミュニティバスを中心として、9種類21路線の乗合バスを運行している。路線の詳細については、各コミュニティバスの記事を参照のこと。

はるかぜ(足立区コミュニティバス)[編集]

  • 【第1弾】こども家庭支援センター - 綾瀬駅東口 - 青井駅 - 西新井駅東口
    • 2000年(平成12年)4月1日:日立自動車交通の委託運行であった足立区役所送迎バスを引き継ぎ、綾瀬駅東口 - 西新井駅東口間を貸切代替バス方式により開業。
      • この間も特例で東京都シルバーパスの利用が可能であった。
    • 2002年(平成14年):一般乗合免許に移行。
    • 2004年(平成16年)7月28日:こども家庭支援センター(東綾瀬区民事務所) - 綾瀬駅東口間を延長。
    • 2005年(平成17年)8月24日:同日の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線開業に伴い、青井駅乗り入れ開始。
    • 2009年(平成21年)4月18日:夜間の足立区役所行を栗島住区センター行に変更。
    • 2010年(平成22年)2月 1日:梅島二丁目停留所移設。
  • 【第9弾】青井駅 - 綾瀬駅東口 - 東和五丁目 - 亀有駅南口
    • 2006年(平成18年)9月30日:綾瀬駅東口 - 亀有駅南口を足立区コミュニティバス「はるかぜ」第9弾として開業。
    • 2007年(平成19年)9月16日:青井駅 - 綾瀬駅東口を延長。
    • 2008年(平成20年)2月25日:青井駅 - 綾瀬駅東口を、朝の一部と日中の運行に限定する。
  • 【第10弾】西新井駅西口 - 扇一丁目 - 扇大橋駅 - 高野駅
    • 2007年(平成19年)4月14日:足立区コミュニティバス「はるかぜ」第10弾 西新井駅西口 - 扇いちょう公園として開業。
    • 2007年(平成19年)11月9日:西新井大師参道入口、西新井本町二丁目を停車箇所として追加。
    • 2009年(平成21年)4月18日:扇いちょう公園を廃止し、高野駅 - 扇大橋駅経由に経路変更。
    • 2010年(平成22年)4月19日:西新井駅側を循環形態に変更し、第七中学校は始終時間帯を除き、高野駅方面のみの停車とする。
  • 【第12弾】亀有駅南口 - 東和五丁目- 綾瀬駅東口 - 五反野駅 - 足立区役所 - 西新井駅東口
    • 2009年(平成21年)4月18日:足立区コミュニティバス「はるかぜ」第12弾として開業。
    • 2009年(平成21年)8月26日:都立足立高校前、足立四丁目(西新井駅方面のみ)を停車箇所として追加。
    • 2010年(平成22年)2月 1日:梅島二丁目停留所移設。

めぐりん (台東区循環バス)[編集]

レインボーかつしか (葛飾区コミュニティバス)[編集]

  • 有71・有72:金町駅南口 - 亀有駅南口 - お花茶屋駅 - ウェルピアかつしか
    • 2005年(平成17年)7月15日:葛飾区コミュニティバスとして金町駅南口 - ウェルピアかつしかが開業。
  • 有73:亀有駅南口 - 亀有四丁目 - 堀切八丁目 - 綾瀬駅東口
    • 2007年(平成19年)6月15日:葛飾区コミュニティバスとして亀有駅南口 - 綾瀬駅東口が開業。

Bーぐる(文京区コミュニティバス)[編集]

  • 千駄木・駒込ルート:文京シビックセンター春日駅前) - 白山駅 - 千駄木駅 - 駒込駅 - 千石駅 - 文京シビックセンター(循環)
    • 2007年(平成19年)4月26日:文京区コミュニティバス「Bーぐる」として開業。
    • 2011年(平成23年)12月21日: 目白台・小日向ルート開業にともない「千駄木・駒込ルート」に改称。
  • 目白台・小日向ルート:文京シビックセンター(春日駅前) - 江戸川橋駅 - 護国寺駅 - 茗荷谷駅 - 文京シビックセンター(循環)
    • 2011年(平成23年)12月21日:「目白台・小日向ルート」として開業。

Kバス(北区コミュニティバス)[編集]

  • 王子・駒込ルート:JR王子駅 - 北区役所 - JR駒込駅 - JR王子駅
  • 田端循環ルート:JR駒込駅 - JR田端駅 - JR駒込駅
    • 2008年(平成20年)4月27日:「事業持続の調査・検討を行うモデル運行」を目的に、「北区コミュニティバス」として開業。
    • 2010年(平成22年)4月:モデル運行を終了。愛称を「Kバス」として本運行開始。

江戸バス(中央区コミュニティバス)[編集]

風ぐるま(千代田区地域福祉交通)[編集]

  • 麹町ルート:千代田区役所 - ジロール麹町入口(半蔵門駅) - 麹町出張所 - 四谷駅 - 麹町四丁目 - いきいきプラザ一番町 - 東京家政学院前 - 市ヶ谷駅 - 東京逓信病院 - 地下鉄飯田橋駅東口 - 東京しごとセンター - 千代田区役所
  • 富士見・神保町ルート:千代田区役所 - 飯田橋駅前 - 東京逓信病院 - 番町 - いきいきプラザ一番町 - 千代田保健所(九段下駅) - 神保町交差点北 - 障害者福祉センター「えみふる」 - 御茶ノ水駅前 - 水道橋駅前 - 千代田区役所
  • 内神田ルート:千代田区役所 - 千代田保健所(九段下駅) - 神保町交差点北 - 障害者福祉センター「えみふる」 - 万世橋出張所 - ワテラス前 - 東日本銀行神田支店 - 岩本町ほほえみプラザ - 神田錦町 - 神保町交番前 - 九段下 - 千代田区役所
  • 秋葉原ルート:千代田区役所 - 千代田保健所(九段下駅) - 専大前交差点 - 神田錦町三丁目 - 東日本銀行神田支店 - 岩本町ほほえみプラザ - 和泉公園入口 - 秋葉原駅中央口 - アーツ千代田3331 - 御茶ノ水駅 - 障害者福祉センター「えみふる」 - 九段下 - 千代田区役所
    • 1997年(平成9年)4月1日:千代田区地域福祉タクシー「風ぐるま(乗合便)」として開業。
    • 2016年(平成28年)1月4日:千代田区地域福祉交通「風ぐるま」として、上記4路線が運行開始。

乗合バス路線(現行路線)[編集]

晴海ライナー[編集]

晴海ライナー専用車両(三菱・エアロスター)

運行系統[編集]

銀座・八重洲線[編集]

路線沿革[編集]

料金[編集]

料金は一律210円(小児110円)で、PASMOSuicaなど相互利用可能交通系ICカードも利用可能である(ICカード運賃は大人206円、子供103円)。また、バス特典サービスにも対応している[2][3]

  • 回数券(11枚綴):大人用2,100円・小児用1,100円
  • 一日乗車券:大人券500円・小児券250円
  • 往復乗車券:400円(※大人券のみ)
    • 回数券・一日乗車券・往復乗車券は車内で発売
  • 定期券:通勤1ヶ月9,000円 3ヶ月25,650円・通学1ヶ月7,200円 3ヶ月20,520円(※各種定期券とも障害者割引あり)
    • 定期券は晴海トリトンスクエア3F サミット・エアー・サービスにて発売(平日・土曜日 11:00〜19:00)

車両[編集]

乗合バス路線(運行休止中)[編集]

秋葉01・02・03系統 (AKIBA SHUTTLE)[編集]

「AKIBA SHUTTLE」に使用される日野・ポンチョ(ショート)
AKIBA SHUTTLE専用車車内(まつりバス装飾時)
浅草雷門前にて

運行系統[編集]

  • 秋葉01系統:秋葉原駅中央口 - (直行) - 東京スカイツリータウン前(浅草通り) - 秋葉原駅中央口
  • 秋葉02系統:秋葉原駅中央口 - (直行) - 東京スカイツリータウン前(浅草通り) - 浅草雷門前 - 秋葉原駅中央口
  • 秋葉03系統:秋葉原駅中央口 - (直行) - 浅草雷門前 - 秋葉原駅中央口

路線沿革[編集]

  • 2012年平成24年)5月28日:東京スカイツリータウン前行直行バス「AKIBA with 634」として開業。
  • 2013年(平成25年)8月1日:浅草雷門前バス停を新設(復路のみ、東西めぐりん「雷門前」に併設)。
  • 2014年(平成26年)6月14日:秋葉原駅中央口発、浅草雷門前行(直行)を新設。「AKIBA SHUTTLE」に名称変更。
  • 2016年(平成28年)7月16日:路線休止[4]

料金[編集]

料金は一律210円(小児110円)で、PASMOSuicaなど相互利用可能交通系ICカードも利用可能である(ICカード運賃は大人206円、子供103円)。また、バス特典サービスにも対応している[5]

  • 回数券:11枚つづり子供用が1冊1100円、大人用が一冊2100円で発売
  • 一日乗車券:子供用が250円、大人用が500円で発売

車両[編集]

AKIBA SHUTTLEと広告付きバス停

開業当時は大型ノンステップバス(三菱ふそう・エアロスター)が導入されたが、その後、小型ノンステップバスの日野・ポンチョ(1ドアショートボディ)に変更された。2ドアロングタイプで運行されることもある。 一部の車両には、今戸神社で祈祷された恋愛祈願のハート形の吊り革が設置されている。

特定輸送[編集]

アクラス送迎バス[編集]

2010年(平成22年)春に完成した東京都江戸川区平井7丁目の大規模分譲マンション「アクラス」と、最寄り駅の平井駅を結ぶ特定輸送である。マンション入居者専用の送迎バスで、一般の利用はできない。

通常はアクラス専用車両(アクラス管理)が使用されるが、車検などの際は中型の貸切車両を使用している。運行開始当初も中型の貸切車両が使用されていた。

車両[編集]

現在、乗合バスでは日野自動車三菱ふそうトラック・バスの車両を使用している。貸切にはいすゞ自動車製もあるほか、トヨタ自動車製の乗合タクシーも保有する。車両の導入時期により塗装が異なる。(旧塗装は金・赤・黒の直線であるが、新塗装は金・赤・黒・グレーの輪になっている)

「はるかぜ」「レインボーかつしか」では同社一般塗装の車両を使用しており、その他の路線はそれぞれの専用デザインで運行している。

特に「めぐりん」については車外装・内装共に個性があり、路線により塗装が異なる。ヘッドライト周辺と屋根が改造されたファンタスティックバスとなっている。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

コミュニティバス[編集]

外部リンク[編集]