駒門パーキングエリア

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駒門パーキングエリア
駒門スマートインターチェンジ
下り線施設(2018年7月) 地図
所属路線 E1 東名高速道路
IC番号 7-2
本線標識の表記 駒門
起点からの距離 (上り線)90.0 km
(下り線)91.6 km(東京IC起点)
御殿場JCT (1.6 km)
(3.8 km) 裾野IC
接続する一般道 (上り線)市道3697号線
(下り線)市道3698号線
供用開始日 1969年昭和44年)3月31日 (PA)
2020年令和2年)3月28日 (SIC)
スマートIC 24時間
下り線事務所 24時間
所在地 412-0038(上り)
〒412-0033(下り)
(上り)静岡県御殿場市駒門
(下り)静岡県御殿場市神山
北緯35度15分14.07秒 東経138度54分34.52秒 / 北緯35.2539083度 東経138.9095889度 / 35.2539083; 138.9095889(上り)
北緯35度14分20.36秒 東経138度54分32.11秒 / 北緯35.2389889度 東経138.9089194度 / 35.2389889; 138.9089194(下り)
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上り線施設(2023年6月)
移設前の下り線施設(2012年7月)
移設前下り線施設の脇を新東名高速道路が通過する

駒門パーキングエリア(こまかどパーキングエリア)は、静岡県御殿場市にある東名高速道路パーキングエリア (PA) である。スマートインターチェンジ (SIC) を併設する。

当PA付近の東京寄り1.6 kmの場所には新東名高速道路と接続する御殿場ジャンクションがある。なお、新東名の延伸に伴い、既存の当PA下り線側を1.7 km裾野インターチェンジ側に移設する工事が進められ、2017年平成29年)4月20日に完成した[1][2]

東名下り線はかつて当PAまで片側3車線区間であったが、御殿場JCTにて第1走行車線が新東名に直結する形に変更されたため、現在は御殿場JCTから片側2車線となっている。上り線においては当PAにかけて登坂車線が設けられており、登坂車線区間が終了すると合流せずにそのまま走行車線に切り替わり、片側3車線区間が始まる。

上り線の売店・軽食堂は2022年令和4年)10月10日をもって閉店した[3]

道路[編集]

施設[編集]

上下線とも水飲み場は富士山伏流水を利用している。この伏流水は当PAの飲食店でも調理に使用されており、テレビ番組で紹介されて話題となりこの水を汲んで持ち帰る利用者で行列ができる。なお、売店では持ち帰り用のボトルを販売している。

上り線(東京方面)[編集]

下り線(名古屋方面)[編集]

  • 駐車場[1]
    • 大型 35台
    • 小型 50台
  • ぷらっとパーク(国道246号など一般道から利用するための駐車場)[1]
    • 大型 14台
    • 小型 47台
  • トイレ
    • 男性 大7(洋式7)小8
    • 女性 15(和式2・洋式13)
  • コンビニエンスストア「ローソン」(24時間)[1]
  • ショッピングコーナー「時之栖 ファクトリーストア」(9:00 - 21:00)[1]
  • フードコート「無 mu」「量 ryo」「寿 jyu」[1]
    • 「無 mu」定食、丼、うどん・蕎麦店 (6:00 - 22:00)
    • 「量 ryo」御殿場高原のステーキ店 (9:00 - 22:00)
    • 「寿 jyu」ラーメン専門店 (6:00 - 22:00)
  • 駒門の水(富士山の伏流水)

駒門スマートインターチェンジ[編集]

下り線SIC出入口

駒門スマートインターチェンジ(こまかどスマートインターチェンジ)は、駒門パーキングエリアに併設のスマートインターチェンジである。

2020年令和2年)3月28日に供用開始された。利用可能車種はETC搭載の全車種(車長16.5 m以下)で24時間運用[4]。上下線ともに出入可となっている[4]

接続する道路[編集]

  • (上り線)市道3697号線[4]
  • (下り線)市道3698号線[4]

歴史[編集]

バスストップ(廃止)[編集]

PA内にかつて駒門バスストップが併設されていた。東名ハイウェイバスの一部便と富士急行バス(現・富士急モビリティ湘南営業所)の沼91系統新松田 - 沼津駅間、末期は毎年1月の日祝日に一往復のみの運行)が停車していたが、1991年(平成3年)4月に東名ハイウェイバスの停車便がなくなり、富士急行の路線も1995年(平成7年)1月の運行を最後に廃止となっている。

[編集]

E1 東名高速道路
(7) 御殿場IC - (7-1) 御殿場JCT - (7-2) 駒門PA/SIC - (7-3) 裾野IC

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 東名 駒門PA(下り)が生まれ変わります”. 中日本高速道路株式会社・中日本エクシス株式会社 (2017年3月22日). 2017年3月23日閲覧。
  2. ^ 東名下り駒門PA、1.7キロ西に移転 新東名の延伸工事で”. 静岡新聞 (2017年3月23日). 2017年3月23日閲覧。
  3. ^ E1 東名高速道路 駒門PA(上り)閉店のお知らせ』(プレスリリース)NEXCO中日本、2022年9月26日。 オリジナルの2022年9月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220926104809/https://sapa.c-nexco.co.jp/topics?id=3313 
  4. ^ a b c d 東名高速道路(仮称)駒門スマ-トIC 東名高速道路(仮称)駒門スマ-トIC 実施計画書” (PDF). 御殿場市 (2016年5月). 2019年11月3日閲覧。
  5. ^ スマートインターチェンジの新規事業化、準備段階調査の箇所を決定 〜高速道路の有効利用や地域経済の活性化に向けて〜” (PDF). 国土交通省道路局 (2016年5月27日). 2019年11月3日閲覧。
  6. ^ E1 東名高速道路 駒門パーキングエリアに設置するスマートICの正式名称が「駒門スマートインターチェンジ」に決定しました”. 静岡県御殿場市・中日本高速道路株式会社 (2019年5月27日). 2019年11月3日閲覧。
  7. ^ E1 東名高速道路 駒門スマートインターチェンジが2020年3月28日(土)15時に開通します”. 静岡県御殿場市・中日本高速道路株式会社 (2020年1月27日). 2020年1月27日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]