キム・ヨンギョン

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キム・ヨンギョン
김연경
Volleyball (indoor) pictogram.svg
Rio 2016, Women's Volleyball, South Korea x Netherlands (22) (cropped).jpg
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
生年月日 (1988-02-26) 1988年2月26日(30歳)
出身地 全羅南道求礼郡
ラテン文字 KIM Yeon-Koung
ハングル表記 김연경
身長 192cm
体重 73kg
血液型 AB型
選手情報
所属 中華人民共和国の旗 上海国華人寿
愛称 ヨンギョン
ポジション WS
指高 243cm
利き手
スパイク 317cm
ブロック 305cm
 
獲得メダル
女子 バレーボール
大韓民国の旗 大韓民国
アジア選手権
2013 ナコンラチャシマ
2015 天津
2017 ビニャン
アジア競技大会
2010 広州
2014 仁川
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キム・ヨンギョンハングル: 김연경、金軟景、1988年2月26日 - )は、韓国全羅南道求礼郡出身の女子バレーボール選手。ポジションはウイングスパイカー韓国代表

来歴[編集]

2004年アジアユース選手権(2位)、2005年世界ユース選手権(5位)に出場。韓日電算女子高校卒業後、ドラフトで2005年に興国生命ピンクスパイダーズに入団。同年17歳で韓国代表に選出され、2005年ワールドグランドチャンピオンズカップでは、アタック得点で全選手中3位の成績を修める活躍をした。2005-06年韓国Vリーグではチームの優勝に貢献し、MVPと新人賞を獲得した。

2006-07年の韓国Vリーグも優勝を果たした。2007-08年の韓国Vリーグは優勝は逃したものの歴代最高のスパイク決定率である47.59%を記録し、3年連続でスパイク賞を受賞した。世界選手権ワールドカップなどに出場した。

2009年、韓国Vリーグと初の自国開催となった日韓トップマッチの優勝に導き、MVPを獲得した。同年5月、キムの日本のVプレミアリーグJTマーヴェラス入団が発表され、韓国プロバレーボール史上初となる国外移籍選手となった。同年11月のワールドグランドチャンピオンズカップでは、ベストスコアラー賞を受賞している。 2009-10年のVプレミアリーグでは、セッター・竹下佳江とのコンビで大車輪の活躍を見せ、チームを開幕25連勝へ導くと共に自身も得点王となった。決勝では東レのエース・木村沙織に打ち負け準優勝に終わるが、翌2010-11年シーズンでは優勝を果たし、キム自身もMVPを獲得した。続く黒鷲旗も制覇した。

2011年5月、キムはJTマーヴェラスを退団し、トルコリーグのフェネルバフチェに移籍した[1]

2012年の欧州チャンピオンズリーグではアジア人初のMVPと得点王を獲得した。

2012年5月のロンドンオリンピック世界最終予選において、2大会ぶりの予選突破に大きく貢献した。8月の同大会本戦でも韓国代表36年ぶりとなるベスト4進出の原動力となり、キムはベストスコアラーと最優秀選手(MVP)に輝いた。なお、4位のチームから最優秀選手が選出されるのは異例のことであった[2][3]

2014年よりキムは代表チームの主将を務め、同年のワールドグランプリの予選ラウンドでは得点ランキング1位となる活躍を見せチームを牽引した。

2015年5月、トルコリーグ優勝を果たし、MVP・ベストスコアラー・ベストスパイカーの3冠を受賞[4]。同年8月のワールドカップでもベストスコアラーを獲得した。

2016年4月、欧州チャンピオンズリーグにて準優勝し、キムも自らベストアウトサイドヒッター賞を受賞した。2017年6月、中国バレーボールリーグの上海国華人寿に移籍した[5][6]

人物[編集]

  • 韓国国内では“100年に1人の逸材”と称されている。
  • キムは2シーズンを日本で過ごしたこともあり、大抵の日本語が話せるようである。
  • 大友愛狩野舞子、木村、栗原恵井野亜季子等と親交があるほか、木村の著書でキムは「いつか同じチームで一緒にプレーがしたいです」とコメントした。
  • JTでチームメイトだった竹下佳江のことを「おばちゃん」と呼んでいた。
  • JT時代はそのキャラクターが非常に愛された。実力もさることながら、チームのムード盛り上げ役も兼ねることとなった。JTを去り帰国をする際はJTメンバー全員が空港まで見送りに駆けつけた。
  • 攻守において万能であり、レセプション (サーブレシーブ)、DIG (スパイクレシーブ)も非常に優秀である。
  • オランダ代表を務めるジョバンニ・グイデッティ監督はキムのことをこう評した。
 Body of Russia, power of United States, the technique like Korean and quickness of Brazil all in one player. She is the best player in the world for sure!

「ロシア人の体、アメリカ人のパワー、韓国人の技術、そしてブラジル人の速さを兼ね備えている。彼女は間違いなく世界一の選手だ」

 I think Kim Yeon Koung is the best player in the world; I have not seen anyone like her in the last 30 years,
「彼女は世界のベストプレイヤーだ。彼女のような選手は過去30年見たことがない」

・2017年アジア選手権において、日本製のシューズに「大韓独立万歳」とシールでロゴを隠し、日本国内外で波紋を呼んだ。これについてキムヨンギョンの所属事務所は、「この靴とスポンサー契約をしていたので仕方がなかった。」と弁解した。その後行われたグラチャンバレーでも、韓国選手が日本製のシューズに同様のシールでロゴを隠していた。ちなみにキムヨンギョンを始め主力の韓国選手はグラチャンには出場しなかった。

2018年 8月に行われたアジア大会ではチームの主力として出場。 自身最後のアジア大会になるだろうキムヨンギョンは準決勝でタイに敗れたが3位決定戦で日本を下し悲願の銅メダルを獲得した。

球歴[編集]

受賞歴[編集]

  • 2004年 - アジアユース選手権(2位)ベストスコアラー賞
  • 2009年 - アジア選手権 - ベストスコアラー賞
  • 2009年 - ワールドグランドチャンピオンズカップ ベストスコアラー賞
  • 2010年 - 第2回アジアカップ ベストスコアラー賞、ベストスパイカー賞
  • 韓国Vリーグ2005-2006 総合MVP、レギュラーラウンドMVP、新人賞、スパイク賞、サーブ賞
  • 韓国Vリーグ2006-2007 総合MVP、レギュラーラウンドMVP、スパイク賞
  • 韓国Vリーグ2007-2008 レギュラーラウンドMVP、スパイク賞
  • 2009年 - 日韓Vリーグトップマッチ MVP
  • 2010年 - 2009/10 Vプレミアリーグ 敢闘賞、ベスト6、最多得点
  • 2011年 - 2010/11 Vプレミアリーグ MVP、ベスト6
  • 2011年 - 第60回黒鷲旗大会 ベスト6
  • 2011年 - アジア選手権 ベストスコアラー賞、ベストスパイカー賞
  • 2012年 - 欧州チャンピオンズリーグ MVP
  • 2012年 - ロンドン五輪 ベストスコアラー賞、MVP
  • 2013年 - アジア選手権 ベストスコアラー、ベストサーバー
  • 2014年 - 第4回アジアカップ ベストオポジット賞
  • 2015年 - アジア選手権 ベストアウトサイドヒッター賞
  • 2016年 - 欧州チャンピオンズリーグ ベストアウトサイドヒッター賞

所属クラブ[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]