美濃太田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
美濃太田駅
北口(2008年9月20日)
北口(2008年9月20日)
みのおおた - Mino-ōta
所在地 岐阜県美濃加茂市太田町
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海・駅詳細
長良川鉄道駅詳細
テンプレートを表示
南口(2004年9月5日)

美濃太田駅(みのおおたえき)は、岐阜県美濃加茂市太田町にある、東海旅客鉄道(JR東海)・長良川鉄道である。

概要[編集]

美濃加茂市の代表駅である。駅名の由来は、開業当時の町名である加茂郡太田町による。しかし、同町は1954年昭和29年)に当時の周辺町村等と合併して「美濃加茂市」となった。そのため、現在は市名と代表駅の名とが異なっている。

JR東海の高山本線太多線、長良川鉄道の越美南線の3路線が乗り入れ、接続駅となっている。JRの路線としては高山本線を当駅の所属線[1]としている。太多線は当駅が終点、越美南線は当駅が起点である。なお、越美南線は1986年までは高山本線・太多線同様に日本国有鉄道(国鉄)の路線であったため、同線の長良川鉄道への転換以前は国鉄単独駅であった。

JR線は全ての特急(ワイドビュー)ひだ」が停車する(1990年代前半頃は1往復通過していた)。2001年平成13年)9月30日までは、「ワイドビューひだ」と名古屋鉄道新名古屋駅から乗り入れていたディーゼル特急「北アルプス」が当駅で増解結を行っていた。また当駅から岐阜方面は太多線の列車が乗り入れるため本数が増え、太多線および岐阜行きの普通列車は毎時1 - 2本程度運転される。

長良川鉄道は終日、普通列車が1時間に1 - 2本運転されている。

歴史[編集]

駅構造[編集]

鉄骨造2階(一部3階)建ての「美濃太田駅自由通路」に接して南側にJR線乗り場の改札口が1か所、北側に長良川鉄道線乗り場の出入り口が1か所設けられている。JR線と長良川鉄道線は改札内ではつながっていない。自由通路への南口と北口にはそれぞれエレベーターが設置されているほか、トイレと売店が設けられている。売店はJR改札口脇にあり、トイレは南口、北口1階に設けられている。南口、北口共に公設無料のスタンド付(ロックは無し)屋内駐輪場がある。

JR東海[編集]

JR 美濃太田駅
みのおおた - Mino-ōta
所在地 岐阜県美濃加茂市太田町2484
所属事業者 JR logo (central).svg東海旅客鉄道(JR東海)
電報略号 ミオ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
2,699人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1921年大正10年)11月12日
乗入路線 2 路線
所属路線 高山本線
キロ程 27.3km(岐阜起点)
坂祝 (4.8km)
(3.0km) 古井
所属路線 太多線
キロ程 17.8km(多治見起点)
美濃川合 (2.2km)
備考 駅長配置駅管理駅
みどりの窓口
テンプレートを表示

島式ホーム2面4線を持つ地上駅橋上駅舎を備える。改札口は1か所のみで、自由通路に面する。

駅長駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、高山本線の坂祝駅 - 飛騨金山駅間の各駅および太多線の下切駅可児駅美濃川合駅の3駅を管理している。自動券売機みどりの窓口自動改札機(TOICAは2010年より利用可能)があり、トイレは2階改札内にある。自由通路北口エレベータ前、自由通路南口階段付近にもそれぞれトイレがある。1階部分の1番線・2番線のホーム上には売店が設けられていたが、現在は閉店し自販機コーナーのみになっている。同ホームの坂祝駅寄りには冷暖房装置のある待合室も設置されている。なお2階改札と1階とを結ぶエレベーターも設けられている。

越美南線の線路を越えた西側に、転車台がある。現在は、ディーゼルカーなどの方向転換に使われている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1・2 高山本線 上り 岐阜名古屋方面[5] 一部は4番線から発車
太多線 - 可児多治見方面[5]  
3・4 高山本線 下り 下呂高山富山方面[5] 一部は1番線から発車
太多線 - 可児・多治見方面  

特急「(ワイドビュー)ひだ」は、下り(高山方面)は3番線、上り(名古屋方面)は2番線に入線する。

太多線列車の発着ホームは列車によって変動する。2006年(平成18年)6月に美濃太田駅構内改良工事が行われ、岐阜方面からの下り列車についても4番線への入線ができるようになった(代わりに長良川鉄道越美南線との連絡ポイントが切られた)。高山方面・多治見方面からの列車は、1 - 4番線のいずれのホームにも入線できる。また、2番線と3番線との間には、ホームに面さない線路がある。

改良工事以前は、4番線の岐阜方は、長良川鉄道線の関方面のみへつながっていた。1-3番線は岐阜駅方面と関駅方面につながっていて、国鉄時代には「中川辺発北濃行き」の普通列車や、長良川鉄道になってからも1-3番線から発車する北濃方面の列車が設定されていた。

2001年(平成13年)9月30日までは特急「ひだ」(当初は大阪および名古屋発の臨時列車、のちに名古屋発の「ひだ7号」として定期化)が3番線に先着後、一旦長良川鉄道線に引き上げ、特急「北アルプス」が3番線に到着後、その後ろに連結された。

長良川鉄道[編集]

長良川鉄道 美濃太田駅
みのおおた - MINOŌTA
(1.7km) 前平公園
所在地 岐阜県美濃加茂市太田町2488-1
所属事業者 長良川鉄道
所属路線 越美南線
キロ程 0.0km(美濃太田起点)
電報略号 ミオ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
374人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1986年昭和61年)12月11日[2]
テンプレートを表示

当線の列車の始発・終着となる駅であるが、JRの駅の北側に1面1線の単式ホームがあるのみで、車両(レールバス)の留置のための側線はない。ホームは北濃方面を向いて右側に設置されている。また2006年以降、JRと線路はつながっていない。

このホームへの出入口は先の「美濃太田駅自由通路」内に1か所あり、階段およびエレベーターによって1階のホームと結ばれている。改札は1階階段付近にあり、自動券売機も併設されている。当鉄道の改札内には清涼飲料水自動販売機はあるが、エスカレーター、トイレや売店は設けられていない。 JR東海との連絡改札口はなく、TOICA(相互利用のSuicaICOCASUGOCAmanacaなども含む)は長良川鉄道では使用できない。

ホーム


駅弁[編集]

株式会社向龍館が調製・販売する[1]。売店での販売のほか、駅のホームにて立ち売りでの販売もある。特急「ワイドビューひだ」が到着した際は車内に持ち込まれ、車内での販売が行われる。主な駅弁は下記の通り[6]

  • 松茸釜めし(当駅の看板弁当)
  • ちらし寿し「ておけ」

利用状況[編集]

「岐阜県統計書」「美濃加茂市統計書」によると1日平均乗車人員は以下の通り

年度 JR東海 長良川鉄道
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
2000年 2,823
2001年 2,757
2002年 2,739
2003年 2,773
2004年 2,743
2005年 2,823
2006年 2,814
2007年 2,882
2008年 2,940
2009年 2,821 409
2010年 2,820 394
2011年 2,784 345
2012年 2,752 378
2013年 2,717 281
2014年 2,699 374

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

その他[編集]

隣の駅[編集]

※特急「ひだ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東海旅客鉄道
高山本線
坂祝駅 - 美濃太田駅 - 古井駅
太多線
美濃川合駅 - 美濃太田駅 (- 高山本線 坂祝駅)
長良川鉄道
越美南線
美濃太田駅 - 前平公園駅

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ a b c 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、10-11頁。
  3. ^ 鉄道ジャーナル』第32巻第7号、鉄道ジャーナル社1998年7月、 98頁。
  4. ^ 「鉄道記録帳2003年10月」、『RAIL FAN』第51巻第1号、鉄道友の会、2004年1月1日、 19頁。
  5. ^ a b c 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
  6. ^ JR時刻表2010年8月号(交通新聞社刊)213ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]