永平寺駅
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永平寺駅* | |
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駅舎(2005年7月) | |
えいへいじ Eiheiji | |
◄市野々 (2.2 km) | |
所在地 | 福井県吉田郡永平寺町志比[1] |
所属事業者 | 京福電気鉄道 |
所属路線 | 永平寺線 |
キロ程 | 24.6 km(金津起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
開業年月日 | 1925年(大正14年)9月16日[1][2] |
廃止年月日 | 2002年(平成14年)10月21日[1][3] |
備考 | * 1938年(昭和13年)、駅を移設し永平寺門前駅から改称。 |
永平寺駅(えいへいじえき)は、かつて福井県吉田郡永平寺町志比(しひ)にあった[1]、京福電気鉄道永平寺線の駅で同線の終着駅である。永平寺の参拝客輸送のために設置された駅であったが[1]、永平寺線の廃止に伴い廃駅となった。
歴史
[編集]- 1925年(大正14年)9月16日:永平寺鉄道の永平寺口駅(後の東古市駅、現在のえちぜん鉄道勝山永平寺線永平寺口駅) - 当駅間開業[2]、永平寺門前駅(えいへいじもんぜんえき)として開業[1]。
- 1938年(昭和13年)4月18日:永平寺寄りに約400m移転し、駅名を永平寺駅に改称[1]。
- 1944年(昭和19年)12月1日:永平寺鉄道が京福電気鉄道(京福)に吸収合併、同社の永平寺線の駅となる[1][3]。
- 2001年(平成13年)6月25日:京福越前本線(現在のえちぜん鉄道勝山永平寺線)保田駅 - 発坂駅間で発生した列車衝突事故(京福電気鉄道越前本線列車衝突事故)により運行休止[3]。
- 2002年(平成14年)10月21日:永平寺線東古市駅 - 当駅間の廃止に伴い廃駅[1][3]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅であったが、運行本数が少なかったため駅舎側のホームのみを使用していた[4]。
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当駅改札口(2001年8月撮影 ※当時は営業休止中)
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当駅構内(2001年8月撮影 ※当時は営業休止中)
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線路が撤去された駅構内(2005年7月)
駅周辺
[編集]- 吉祥山永平寺
- 国道364号
廃止後
[編集]→「京福電気鉄道永平寺線 § 廃線跡」も参照
駅廃止後はバスの待合室として使用されたが、後に解体されている[1]。また、線路跡は「永平寺参ろーど」として整備された。
隣の駅
[編集]- 京福電気鉄道
- 永平寺線
- 市野々駅 - 永平寺駅
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年11月2日。
- 安田就視・松本典久『DJ鉄ぶらブックス 021 昭和の終着駅 北陸・信越篇』交通新聞社、2017年6月7日。ISBN 978-4-330-78617-9。