飛騨古川駅

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本来の表記は「古川駅」です。この記事に付けられた題名は、技術的な制限により、記事名の制約から不正確なものとなっています。
飛驒古川駅
駅舎(2007年9月17日)
駅舎(2007年9月17日)
ひだふるかわ
Hida-furukawa
飛驒国府 (3.7km)
(2.3km) 杉崎
所在地 岐阜県飛驒市古川町金森町[1]
所属事業者 JR logo (central).svg東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 高山本線
キロ程 151.3km(岐阜起点)
電報略号 ヒフ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
407人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1934年昭和9年)10月25日[1]
備考 駅長・駅員配置駅
みどりの窓口[1]
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飛驒古川駅(ひだふるかわえき)は、岐阜県飛驒市古川町金森町にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線である[1]

概要[編集]

観光の街、飛驒市の代表駅である[1]。また、JR東海の自社管理有人駅では最北端になる。

特急「(ワイドビュー)ひだ」の一往復が当駅で折り返す。また、かつての急行「たかやま」の終着駅であった。

2004年の台風被害・線路流失の影響により、特急「(ワイドビュー)ひだ」は当駅 - 富山間の運行を取りやめ、すべて当駅止まりで高山・名古屋方面へ折り返していたが、2007年9月8日角川 - 猪谷間が復旧し、再び富山行きの列車が設定された。毎年4月に起し太鼓などの古川祭が行われる際には夜間に臨時列車が運転される。

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅西側の跨線橋から

単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。大半の列車は駅舎側の1番線に発着する。互いのホームは跨線橋で連絡している。

駅長配置駅(直営駅)である。みどりの窓口設置駅[1]自動券売機が設置されている。自動改札機[2]エレベーターは設置されていない。高山駅同様、改札は列車ごとに行われる。かつてはキヨスクが設置されていたが2012年12月で廃止された[1]。現在は駅長と一般社員のみの勤務で助役の配置はない。改札と窓口は1人の職員が担当している[2]。古川祭や行楽シーズンには増員される。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 高山線 下り 富山方面[3] 特急含む
上り 高山下呂方面[3]
2・3 高山線 上り 高山・下呂方面 普通列車の一部

高山方面からの列車の折り返しは原則として1番線で行われる。2010年3月改正ダイヤでは、2・3番線は行き違いを行う上り列車が使用する程度である。

利用状況[編集]

「岐阜県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。

  • 2005年度 - 497人
  • 2007年度 - 530人
  • 2008年度 - 530人
  • 2009年度 - 471人
  • 2010年度 - 419人
  • 2011年度 - 393人
  • 2012年度 - 417人
  • 2013年度 - 429人
  • 2014年度 - 407人

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

※特急「ひだ」の隣の停車駅は列車記事を参照。

東海旅客鉄道
高山本線
飛驒国府駅 - 飛驒古川駅 - 杉崎駅

映画「君の名は。」に関連して[編集]

「君の名は。」と同じ位置に停車する列車
瀧が聞き込みをするシーンに登場する駅前ロータリー

2016年8月公開のアニメ映画『君の名は。』内でこの駅が描かれており、いわゆる「聖地巡礼」の観光客が急増している[4]

映画と同じシーンを撮れるのは9:57-10:01であるといわれている[5]が、実際の「君の名は。」の公開日から2017年3月3日[注 1]の高山本線キハ85系の実際の定期運用ダイヤにおいて、飛騨古川駅の北側跨線橋では午前中の特急「ひだ」1-4号で貫通扉車の4号車を見ることができるものの、9:57-10:01はキハ25形気動車運用である普通列車1826Dが該当し、猪谷行きとの交換列車もあるために、特急「ひだ」運用のキハ85系でなおかつ対向路線に交換列車がないというのはフィクションであり、また実際には特急「ひだ」は1番線(橋梁から視線右側の線路)にしか停車しない[6][7]。なお当駅におけるワンシーンの絵柄を使用したコラボTOICAが2017年4月に事前予約限定で発売されている[8][9]が、当駅ではTOICAを使用することができない[注 2]

上述のホームのシーン以外にも駅舎内[11]や駅前のタクシー乗り場が映画に登場する[5]。タクシー乗り場で主人公の瀧が運転手に糸守町について尋ねるシーンで「宮川」という会社のタクシーが描写されているが、宮川タクシーは現実に飛騨古川駅前で営業している[5](ただしタクシーの色は映画と現実で異なる[5])。

ただし、2017年5月の土日運行の計6日している急行「ぬくもり飛騨路」号では、前述通りにキハ85系が定期列車では1番線でしか停車しない一方で、キハ85系の2番線入線を再現している[12][13]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 2017年3月4日のダイヤ改正で10:01発の普通列車・高山行きが、9:58発に変更されたため[6]
  2. ^ 2017年5月現在において、高山本線のTOICA対応区間は岐阜-美濃太田間であるため[10]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、26頁。
  2. ^ a b 安田峰俊 (2017年2月8日). “『君の名は。』聖地に“リア充”中国人集団が殺到中”. 文春オンライン. Livedoor ニュース. 2017年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月3日閲覧。
  3. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
  4. ^ 「君の名は。 飛騨古川」に関連する情報”. テレビ紹介情報. 価格.com. 2016年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月17日閲覧。
  5. ^ a b c d 飛騨古川駅”. Anime Culture. 2017年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月3日閲覧。
  6. ^ a b 飛騨古川 〔ひだふるかわ〕駅 発駅時刻表”. 各駅の時刻表. 東海旅客鉄道. 2017年3月2日閲覧。(2017年3月4日以降の時刻表)
  7. ^ JTB小さな時刻表2016年秋号、pp.116, 511, 1044。(特急「ひだ」・高山本線の時刻表、特急「ひだ」の列車編成のご案内。)
  8. ^ “記念TOICAの発売について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東海旅客鉄道, (2016年12月14日), オリジナル2016年12月15日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20161215082915/http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032442.pdf 2016年12月17日閲覧。 
  9. ^ JR東海「君の名は。」&「クリスマス・エクスプレス」記念TOICA発売”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2016年12月15日). 2016年12月17日閲覧。
  10. ^ 鉄道ご利用エリア|TOICA”. 東海旅客鉄道. 2017年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月16日閲覧。
  11. ^ 映画「君の名は。」に一部イメージとして登場する飛騨市を満喫しよう!”. 飛騨市観光協会. 2016年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月3日閲覧。
  12. ^ 急行“ぬくもり飛騨路”号運転”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2017年5月15日). 2017年5月15日閲覧。
  13. ^ “列車で行く!春のお出かけ情報について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東海旅客鉄道, (2017年3月2日), オリジナル2017年5月15日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20170515145310/http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000033206.pdf 2017年5月15日閲覧。 (2.高山本線に新登場!急行「ぬくもり飛驒路号」【別紙2】)

外部リンク[編集]