JR東海キハ85系気動車

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JR東海キハ85系気動車
キハ85形0番台 (2017年3月25日 / 下呂駅付近)
キハ85形0番台
(2017年3月25日 / 下呂駅付近)
基本情報
運用者 東海旅客鉄道
製造所 日本車輌製造新潟鐵工所富士重工業
製造年 1989年 - 1992年
製造数 80両 + 代替車1両
運用開始 1989年2月18日
投入先 高山本線紀勢本線ほか
主要諸元
軌間 1,067 mm
最高運転速度 120 km/h
車体 ステンレス
台車 C-DT57形
円錐積層ゴム式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付
動力伝達方式 液体式
機関 カミンズC-DMF14HZ*ディーゼルエンジン × 2基
機関出力 350 PS
変速機 変速1段、直結2段(自動変速) 減速比2.28
制動装置 機関ブレーキ・コンバータブレーキ併用電気指令式ブレーキ
保安装置 ATS-STATS-PT
備考 *カミンズ社での呼称はNTA855-R1
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貫通型のキハ85形1100番台
(2009年8月12日 / 西富山駅 - 婦中鵜坂駅)

キハ85系気動車(キハ85けいきどうしゃ)は、東海旅客鉄道(JR東海)の特急形気動車。JR東海発足後の新形式第1号であり、そしてJR東海運行の特急車に掲げる「ワイドビュー」を最初に冠した車両でもある。

概要[編集]

JR東海が保有するキハ80系の置き換えおよび所要時間短縮[注 1]のために開発され、1989年から製造された。1989年2月から高山本線の特急「ひだ」に使用され、1992年からは紀勢本線の特急「南紀」にも使用されている。

1989年の通商産業省グッドデザイン商品(現・日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞)に選定され、1990年にはブルーリボン賞東日本旅客鉄道(JR東日本)651系電車と争ったが、次点となった。外観デザインは手銭正道、戸谷毅史、木村一男、松本哲夫、福田哲夫による。

仕様・構造[編集]

車体[編集]

(東海道本線名古屋-尾張一宮間、1993年2月11日)

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車両軽量化とメンテナンスフリーのため、車体はステンレス鋼を用いた軽量構体を採用する。外部塗色は、側窓上部にダークグレー、側窓下部にはJR東海のコーポレートカラーであるオレンジの帯を巻く以外は無塗装である。先頭部は衝突事故がおきたときなどに復旧が難しいため普通鋼製とし、腐食防止のために白色塗装を行っている。本系列の意匠をはじめとする基本構成は、JR東海で以降新製される在来線用車両の多くに基本仕様として踏襲されている。

観光路線である高山本線や紀勢本線への投入が前提であったことから、眺望性の確保について様々な配慮がなされており、非貫通型先頭車の運転席後部を全面ガラス張りとした上、三次曲面のフロントガラスと運転台上方の天窓で前面展望を確保している。

方向幕は列車愛称・行先用と号車・座席種別用を上下別に配置している(キハ84-300のみ左右別配置)が、後者をLED式としている車両(初期車)もある。

非貫通型先頭車からの前面展望 普通車車内(赤基調モケット) 「ひだ」運用時の方向幕
非貫通型先頭車からの前面展望
普通車車内(赤基調モケット)
「ひだ」運用時の方向幕


室内設備[編集]

側窓からの展望のために、通路と座席の間に20cm の段差を設け、窓の縦寸法は95cmに拡大された。一部の車両ではバリアフリー対応として段差をなくし、車両番号を1100番台または1200番台として区別する。普通車座席の前後間隔(シートピッチ)はキハ80系の91cmから100cmに拡大した。

冷房装置駆動機関直結式で、従来の特急気動車のように編成中の特定車両に搭載されたディーゼル発電機から冷房装置への電力を供給する方式と異なり、編成構成の自由度が向上している。

グリーン車は2種類あり、一つは「ひだ」用に製造された中間車に組み込まれた、普通車合造の半室グリーン車(キロハ)であり、横4列配置でシートピッチを116cmとし、定員確保がなされている。もう一つは「南紀」用の先頭車として製造された全室グリーン車(キロ)で、こちらはある程度定員がとれることから横3列配置でシートピッチを125cm としている。現在「キロハ」車両は「ひだ」号及び「南紀」号とも定期運用時に連結されており、「キロ」車両は「ひだ」編成10xxD列車(富山発着編成)の定期運用に使用されている。

駆動系[編集]

キハ84形に搭載されている
C-DMF14HZエンジン
(2008年2月21日 / 高山駅)

本系列の最大の特徴は、日本製の国内向け旅客車両としては数十年ぶりに輸入ディーゼルエンジンが搭載されたことである[注 2]。日本国外の設計によるエンジンは、1950年代ディーゼル機関車用のエンジンが日本でライセンス生産された例があるが、気動車用としては戦後例のない試みである。これは、貿易摩擦により「内需拡大」が叫ばれていたバブル経済期において、気動車の高性能化のため、国鉄型内燃機関において低出力(当時の気動車用エンジンは出力よりも信頼性&耐久性が重要視されていた)に甘んじていた日本製品にこだわることなく低コストで優良なエンジンを求め、同時に同車の先進性を新機軸によって訴求することを狙ったものである。

採用されたのは、アメリカ合衆国のディーゼル機関メーカーであるカミンズ社の直列6気筒・排気量 14 L の直噴式ターボディーゼル機関 NT-855 系[注 3]である。各国のカミンズ社工場・ライセンス契約したメーカーによって種々の仕様で製造される汎用性の高い機関で、本系列のものはカミンズ・イギリス工場製の水平シリンダー形 NTA855-R1 (JR東海形式:C-DMF14HZ 形、350 ps / 2,000 rpm)で、1両に2基を搭載する。高出力の駆動機関と自動制御化された多段式液体変速機新潟コンバーター製C-DW14A 変速1段・直結2段 自動式)と組み合わせることで、著しい速度向上を成し遂げ、「電車に匹敵する性能の気動車」と評された。

ブレーキ装置[編集]

キハ80系の自動空気ブレーキに対して応答性に優れる電気指令式空気ブレーキが採用され、機関ブレーキ・コンバータブレーキも装備する。これは気動車として初めて電気指令式ブレーキが採用された事例である。

台車[編集]

台車ヨーダンパ付きボルスタレス台車のC-DT57形が採用された。

各形式[編集]

キハ85形[編集]

キハ85 1100番台に設置された車椅子対応座席、通路との段差を無くしている。 キハ85 1100番台の改造された車椅子対応の洋式トイレ。
キハ85 1100番台に設置された車椅子対応座席、通路との段差を無くしている。
キハ85 1100番台の改造された車椅子対応の洋式トイレ。
0番台(1 - 14)[編集]
「ひだ」用として製造された非貫通タイプの普通先頭車。先頭部は大型曲面ガラスとルーフウインドウによって構成され、前面展望に配慮してある。定員60名。
100番台(101 - 119)[編集]
「ひだ」用として製造された貫通タイプの普通先頭車。幌アダプタを取り付けることで貫通路を構成することが可能。定員が0番台と同様のため、共通運用されることも多かった。トイレ和式。定員60名。
107は後述の落石衝突事故により廃車となり、代替として119が新製されている(台枠および機器類は廃車された107から流用)。2003年よりバリアフリー対策改造が施され、後述の1100番台へ改番したため番台消滅。
200番台(201 - 209)[編集]
「南紀」用として製造された貫通タイプの普通先頭車。車体の仕様は100番台と同一だが、男子用小便所を設置したため定員が減少し56名となった。
209は100番台と同様にバリアフリー対策改造が施され改番されている。
1100番台(1101 - 1106・1108 - 1119)[編集]
100番台をバリアフリー対応改造した形式。高床構造であった車内座席を一部改造し段差をなくした車椅子対応座席を配置、トイレも車椅子対応の洋式に改造したもの。2003年に登場した番台区分。
定員が減少し50名となったため、元番号+1000とされた。現在は100番台全車に施工済み。
改造時点で種車が廃車となっていた関係で1107のみ欠番となっている。
1200番台(1209)[編集]
キハ85形1100番台と同様のバリアフリー対応改造を209に施工したもの。元番号+1000となっている。

キハ84形[編集]

0番台(1 - 14)[編集]
「ひだ」用として製造された普通中間車。車内販売準備室・電話室自動販売機が設置されたが、トイレはない。電源容量確保のためインバーターを2基搭載している。定員68名。
1と2はJR北海道ジョイフルトレインフラノエクスプレス」先頭車と番号が重複していた。
200番台(1 - 5)[編集]
「南紀」用として製造された普通中間車。カウンター付の車内販売準備室を備える。当初より車椅子対応設備を持ち、客扉や車内仕切扉の幅が広くなっている。定員64名。
300番台(1 - 5)[編集]
「南紀」用として製造された普通中間車。車販準備室がなく、車椅子対応設備も持たない。そのため当系列では最大の定員72名を誇る。
この番台のみ前述のように方向幕の配置が異なり、客室窓の上に左右並べて取り付けられている[注 4]

キロハ84形(1 - 10)[編集]

「ひだ」用として製造された、グリーン・普通車の合造中間車。定員確保のためグリーン座席は2+2配置となっており、シートピッチは116cm。車掌室・トイレを備える。定員56名(グリーン席32名・普通席24名)。のちに「南紀」にも使用。

キロ85形(1 - 5)[編集]

「南紀」用に製造された非貫通タイプのグリーン先頭車。キロハ84よりもシートピッチをさらに広げ125cmとなり、座席も2+1配置となったため、車内はゆったりとしている。
洋式トイレ・男子小用トイレ・業務用多目的室・公衆電話を備える。定員30名。のちに「ひだ」に転用。

車歴

キハ85形0番台
キハ85形 新製 改番 廃車 ドアチャイム 備考
1 1988年12月15日
2 1988年12月20日
3 1990年2月26日
4 1990年3月1日
5 1990年3月6日
6 1990年3月6日
7 1990年3月8日
8 1990年3月8日
9 1990年3月8日
10 1990年3月15日
11 1990年3月15日
12 1990年3月15日
13 1990年3月19日
14 1990年3月19日
キハ85形100番台→1100番台
キハ85 新製 改番 廃車 ドアチャイム 備考
101 1988年12月15日 キハ85-1101
102 1988年12月20日 キハ85-1102
103 1990年2月26日 キハ85-1103
104 1990年3月1日 キハ85-1104
105 1990年3月1日 キハ85-1105
106 1990年3月1日 キハ85-1106
107 1990年3月8日 1996年12月12日 落石衝突事故 廃車
108 1990年3月8日 キハ85-1108
109 1990年3月6日 キハ85-1109
110 1990年3月8日 キハ85-1110
111 1990年3月15日 キハ85-1111
112 1990年3月15日 キハ85-1112
113 1990年3月15日 キハ85-1113
114 1990年3月19日 キハ85-1114
115 1990年3月19日 キハ85-1115
116 1990年3月23日 キハ85-1116
117 1990年3月23日 キハ85-1117
118 1990年3月23日 キハ85-1118
119 1997年6月25日 キハ85-1119 キハ85-107の代替新造
キハ85形200・1200番台
キハ85 新製 改番 廃車 ドアチャイム 備考
201 1992年1月18日
202 1992年1月18日
203 1992年2月5日
204 1992年2月5日
205 1992年2月13日
206 1992年2月13日
207 1992年2月13日
208 1992年2月13日
209 1992年2月13日 キハ85-1209
キロ85形
キロ85 新製 改番 廃車 ドアチャイム 備考
1 1992年1月18日
2 1992年1月18日
3 1992年2月5日
4 1992年2月5日
5 1992年2月13日
キハ84形0番台
キハ84 新製 改番 廃車 ドアチャイム 備考
1 1988年12月20日
2 1988年12月20日
3 1990年2月26日
4 1990年3月1日
5 1990年3月6日
6 1990年3月8日
7 1990年3月22日
8 1990年3月22日
9 1990年3月22日
10 1990年3月22日
11 1990年4月18日
12 1990年4月18日
13 1990年4月18日
14 1990年4月18日
キハ84形200番台
キハ84 新製 改番 廃車 ドアチャイム 備考
201 1992年1月18日
202 1992年1月18日
203 1992年2月5日
204 1992年2月5日
205 1992年2月13日
キハ84形300番台
キハ84 新製 改番 廃車 ドアチャイム 備考
301 1992年1月18日
302 1992年1月18日
303 1992年2月5日
304 1992年2月5日
305 1992年2月13日
キロハ84形
キロハ84 新製 改番 ドアチャイム 備考
1 1988年12月15日
2 1988年12月20日
3 1990年2月26日
4 1990年3月1日
5 1990年3月6日
6 1990年3月6日
7 1990年3月8日
8 1990年3月23日
9 1990年3月23日
10 1990年3月23日

運用の変遷[編集]

本系列は1989年2月18日に特急「ひだ」で使用を開始した。運用開始時点では1往復のみの充当であったが、翌1990年3月10日のダイヤ改正にてすべての「ひだ」に運用されるようになった。1991年3月16日のダイヤ改正で、名古屋鉄道から高山本線に乗り入れていた特急「北アルプス」がキハ85系との併結を前提とした仕様のキハ8500系に置き換えられた際、季節運転の「ひだ」と併結して運転されるようになった。その後、1999年からは定期運行となった「ひだ」と併結し、2001年9月30日の「北アルプス」(高山本線乗入れ)廃止まで続いた。過去には間合い運用として「ホームライナー(太多・四日市・岡崎)」にも使用されていたが、これらが一般列車に変更されたため2012年3月改正後は使用されていない。

2018年4月1日現在では名古屋車両区に80両が配置され[1]、以下の列車・編成で使用される。

斜字は非貫通式先頭車。気動車である特性を生かして1両単位での増結や車両の差し替えも行われている。
「ひだ」用編成
高山本線内では右側が富山駅向き。名古屋駅 - 岐阜駅間は逆向き(右側が名古屋駅向き)。
  • 3両編成(グリーン車連結)
    富山駅発着の列車に使用される。名古屋駅 - 高山駅間では下記の2編成のいずれかを連結(他の車両は高山本線内での岐阜駅寄りに連結)し、高山駅 - 富山駅間の定期列車にはこの3両のみで運転される[注 5]
    キハ85-1100 + キハ84-300 + キロ85
大阪駅発の「ひだ」
(2011年9月13日 /島本駅 - 山崎駅)
  • 3両編成(普通車のみ)
    大阪駅発着の「ひだ」25・36、名古屋駅発着の「ひだ」7・14などで運用されている。
    キハ85 + キハ84 + キハ85-1100
  • 4両編成(半室グリーン車連結)
    「ひだ」の基本編成。中間にグリーン車・普通車合造車がある。
    キハ85-200 + キロハ84 + キハ84 + キハ85-1100
    キハ85 + キロハ84 + キハ864 + キハ85-1100
  • 4両編成(普通車のみ)
    キハ85 + キハ84 + キハ84 + キハ85-1100
「南紀」用編成
右側は紀伊勝浦駅向き。
キハ85 + キロハ84 + キハ84 + キハ85-1100

運用に関する補足[編集]

キハ85の衝撃緩和装置
  • 1996年6月26日に高山本線下呂駅 - 焼石駅間で落石に衝突・脱線(高山本線特急列車脱線事故)。1両(キハ85-107)が廃車となり、その代替車両としてキハ85-119が1997年に製造された。
  • 2001年 「南紀」のグリーンがキロ85からキロハ84に変更される。
  • 普通列車としては、2001年3月のダイヤ改正まで新宮駅 - 紀伊勝浦駅間において、紀伊勝浦駅発の始発列車と新宮駅発の最終列車の運用があった(名古屋駅 - 新宮駅間は「南紀」として運行)[2]
  • 紀勢本線において野生動物との接触事故が多発しているため、2012年春から「南紀」用キハ85のうち4両のスカートにスポンジゴム製衝撃緩和装置が取り付けられた[3]
  • 2018年3月より、東海道本線熱田駅側線での「ひだ」用編成の車両留置が開始された。

臨時列車[編集]

  • 毎年10月頃に鈴鹿サーキットでFIA(国際自動車連盟)主催F1世界選手権日本グランプリが開催される際には全席指定の臨時特急「鈴鹿グランプリ」に使用される。
  • 1991年1月に団体臨時列車として東日本旅客鉄道(JR東日本)飯山線に乗り入れた[4]身延線にも2001年にお召し列車として入線している。飯田線豊橋駅 - 飯田駅間にも1990年10月に団体臨時列車で乗り入れた[5]。また、JRと伊勢鉄道以外では1991年に樽見鉄道樽見線にて2両編成で試運転を行ったことがあるが、営業運転は臨時・団体共に行われていない。
  • 2009年7月15日には臨時列車「紀勢本線全通50周年記念号」として初めて紀伊勝浦駅 - 白浜駅間に入線した。
  • 2013年10月1日から2014年3月30日まで、臨時列車として休日ダイヤを中心に名古屋駅 - 伊勢市駅間で急行「いせ」が1日1往復運転された。編成はキロハ84かキロ85を連結した4両編成で、特製のヘッドマークが用意されて運転された[6][7]
  • 2014年10月にはキハ85-12が高山本線80周年記念の臨時列車用にさるぼぼなど飛騨地方の名産品が描かれたラッピングが施されて運用された[8]
  • 2017年5月13日から28日までの毎週土曜・日曜に、計6回運転された「ぬくもり飛騨路号」にキハ85系が使用された[9]

今後の予定[編集]

2017年6月7日、JR東海から特急「ひだ」「南紀」用として、新たにハイブリッド気動車の投入計画が発表された[10]。2019年末に先行量産車を完成させ試験を行い、2022年以降に本格導入予定となっている[11]

上記のように新型車両への置き換えが発表されたものの、「ひだ」のインバウンド需要拡大に伴い2018年に入ると置き換えを待たずして車内への無料Wi-Fi設置と和式トイレの洋式化改造を行う計画が発表されている[12][13]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 本系列の投入と並行して軌道強化や両開き分岐器(Y字ポイント)の高速通過 (110 km/h) 対応など、地上設備の改良工事も実施された。
  2. ^ ディーゼル機関車においては、1982年に大井川鐵道DD20形で採用例がある。
  3. ^ 原設計こそ1960年代と古いが信頼性は高く、船舶自動車などにも広範に使用される汎用型の高速ディーゼルエンジンであった。1970 - 80年代にはアメリカのトラックメーカーから広く採用を受け、それまで主流だったGM系のデトロイト・ディーゼルのユニフロー掃気ディーゼルエンジンに代わって市場で好評を得た実績もある。
  4. ^ 後の373系383系に近いものとなっているが、本系列では号車・座席種別幕が小型になっていないという違いがある。
  5. ^ ただしゴールデンウィーク年末年始おわら風の盆などの最繁忙期には4・5両編成に増結されることがある。

出典[編集]

  1. ^ 交友社鉄道ファン』2018年7月号 「JR車両ファイル2018 JR旅客会社の車両配置表」 p.18 - p.21
  2. ^ 『JR時刻表』(弘済出版社)2000年12月号、310頁および315頁
  3. ^ “ワイドビュー南紀”用キハ85形に衝撃緩和装置”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2012年5月21日). 2017年6月7日閲覧。
  4. ^ 「ユニーク列車PHOTOリポート」、『鉄道ダイヤ情報』第84号、弘済出版社、1991年4月、 138頁。
  5. ^ 「TOPICS PHOTOS」、『鉄道ピクトリアル』第539号、電気車研究会、1991年2月、 92頁。
  6. ^ 臨時急行“いせ”の運転開始 交友社『鉄道ファン』railf.jp 2013年10月2日掲載
  7. ^ 急行“いせ”にキロ85 3が充当される 交友社『鉄道ファン』railf.jp 2014年3月3日掲載
  8. ^ 「高山本線全線開通80周年記念列車」運転 交友社『鉄道ファン』railf.jp 2014年10月6日掲載
  9. ^ 急行“ぬくもり飛騨路”号運転 交友社『鉄道ファン』railf.jp 2017年5月15日掲載
  10. ^ “ハイブリッド方式による次期特急車両(試験走行車)の新製について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東海旅客鉄道, (2017年6月7日), http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000034155.pdf 2017年6月7日閲覧。 
  11. ^ 上新大介 (2017年6月7日). “JR東海、キハ85系に代わる次期特急車両を新製 - 試験走行車は2019年度完成”. マイナビニュース (マイナビ). http://news.mynavi.jp/news/2017/06/07/229/ 
  12. ^ “新幹線車内・駅等での無料 Wi-Fi サービスの拡大について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東海旅客鉄道, (2018年1月25日), http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000036203.pdf 2018年3月6日閲覧。 
  13. ^ (日本語) (PDF) 鉄道分野における インバウンド受入環境整備について, 国土交通省, (2018年2月20日), http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kanko_vision/kankotf_dai18/siryou2.pdf 2018年3月6日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]