カオニャオ・マムアン

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カオニャオ・マムアン

カオニャオ・マムアン (ข้าวเหนียวมะม่วง,英:Mango sticky rice) は、タイのデザートであり、カオニャオがもち米、マムアンがマンゴーを意味する[1]。 蒸した餅米に甘くしたココナッツミルクを和えて吸わせた餅米(カオニャオムン)にマンゴーを添えて食べる[2][1]。 タイではマンゴーの旬である4月から5月に食べられることが多い[3]。アユタヤ後期18世紀 にはおやつとして食べられる。           

作り方

カオニャオ・マムアンは、パームシュガー赤糖で甘く味付けしたもち米を、ココナッツミルクやココナッツフレークと混ぜ合わせた後、バナナの葉に包んで蒸す[4]。あるいは、竹筒飯のように、竹の中に入れた後に焚火で熱する場合もある[4]。 出来上がったら、皮をむいてスライスしたマンゴーを添え、残りのココナッツミルクをかける。 様々なバリエーションがあり、黒いもち米を使う場合もある[5]。 また、炒った(あるいは揚げた)緑豆が添えられる場合もある[6]

受容

タイではマンゴーの旬である4月から5月に主に食される[3]。よく栽培されている甘い品種のNam Dok Maiやok longはココナッツミルクで甘く炊かれたもち米と合わせて、温かい状態で供される[3]

参考文献

  1. ^ a b ゆきぴゅー (2020年5月19日). “おうちでタイ気分! 定番デザート「カオニャオ・マムアン」作ってみた”. トラベル Watch. 2021年9月20日閲覧。
  2. ^ “カオニャオ・マムアン ข้าวเหนียวมะม่วง [マンゴーと餅米のココナッツソース]”. 世界の食べ物. http://worldfoods.tabi-navis.com/asia/thailand/kaonyaomamuan.html 2014年10月16日閲覧。 
  3. ^ a b c Mango sticky rice”. Taste of Thailand (2020年). 2021年7月19日閲覧。
  4. ^ a b (英語) The Foreign Missionary. Mission House. (1876). https://books.google.ca/books?id=theEgu6KXjgC&pg=PA122&dq=kow+lam&hl=en&sa=X&ved=2ahUKEwj73f7L5ubxAhX2Ap0JHadoDYYQ6AF6BAgHEAM#v=onepage&q=kow%20lam&f=false 
  5. ^ Coconut Milk Sticky Rice with Mangoes”. Epicurious.com (2006年5月16日). 2017年12月21日閲覧。
  6. ^ Thai Mango Sticky Rice Recipe”. Mark Wiens (2016年7月6日). 2017年3月6日閲覧。

関連項目