メアリー・J. ブライジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
メアリー・J. ブライジ
MaryJBligeJan10.jpg
2010年
基本情報
出生名 Mary Jane Blige
別名 Brook Lynn(ラッパーとしての名義)
クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル(称号)
MJB(略称)
生誕 (1971-01-11) 1971年1月11日(48歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨークブロンクス区サウス・ブロンクス
ジャンル ソウルヒップホップ・ソウルR&B
職業 歌手ソングライターラッパー音楽プロデューサー女優
担当楽器 ボーカルラップ
活動期間 1989年 -
レーベル アップタウン・レコード英語版MCAゲフィン、Matriarch Records、リパブリックインタースコープキャピトル
公式サイト www.mjblige.com

メアリー・J. ブライジ(Mary Jane Blige、1971年1月11日 - )は、アメリカ合衆国女性R&B歌手女優。「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」と称され[1][2]、「ニュー・ジャック・ディーヴァ」、「ニュー・チャカ(チャカ・カーン)」、「ニュー・アレサ(アレサ・フランクリン)」とも形容される[1]

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第100位[3]

Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第78位[4]

来歴[編集]

1971年-1986年:生い立ち[編集]

1971年1月11日、ニューヨークサウス・ブロンクスで、ジャズミュージシャンの父・トーマスと学校教師の母・コラの間に生まれる[2]。生後間もなく家族と共にジョージア州サヴァナ市に移住[5][2]。メアリーが4歳のときに両親は離婚し、母と姉弟と4人で暮らす[2][注釈 1]。5歳の時にニューヨーク州に戻りヨンカーズ市のプロジェクト(住宅斡旋プロジェクト)に住み、7歳の頃から教会聖歌隊で歌い始め、母の影響でオーティス・レディングサム・クックアイズレー・ブラザーズグラディス・ナイトアル・グリーンスティーヴィー・ワンダーアレサ・フランクリンチャカ・カーンメイヴィス・ステイプルズなどの60年代-70年代ソウルを聴いて育つ[2][5][1]。教会の聖歌隊のソロ・パートを務めたり、高校のタレント・ショウでは歌も披露したりしていたが[1]、気晴らしのために麻薬を使用するなどして結局落第する[要出典]

なお、メアリーは幼い頃に知り合いの大人から児童性的虐待を受けていた過去を、のちの2009年に公の場で打ち明けている[7]。身を守るためボクシングを少し習ったり、苦悩から逃れるために酒や麻薬に頼るようになったという[8][9]

1987年-1991年:歌手デビューまで[編集]

1987年の16歳の時にニューヨーク州ホワイト・プレインズのショッピング・モールに設置されていた録音ブースでアニタ・ベイカーの1986年のヒット・ナンバー「コート・アップ・イン・ザ・ラプチャー」(Caught Up in the Rapture)を歌い、そのデモ・テープを継父がレコーディング・アーティストのジェフ・レッド英語版に預け、それが当時のアップタウン・レコード英語版の社長だったアンドレ・ハレル英語版に渡った[2]

そのメアリーの歌声のテープを聴いたハレルは「初めて耳にした瞬間、彼女の心の疼きとソウルを感じ」、すぐにアップタウン・レコード社にとって最年少で初の女性アーティスト契約を結ぶことになった[2][1]。そして1990年ファーザーMCの「アイル・ドゥ・4・U」(I'll Do 4 U) に客演(フィーチャリング)参加した後、1991年の映画『ストリクトリー・ビジネス英語版』のサウンドトラック収録曲「ユー・リマインド・ミー」(You Remind Me) で1992年にソロデビューする[2][1][5]

このデビューシングル「ユー・リマインド・ミー」が約3か月の13週間という長いチャート・インを経て1992年7月25日付のR&Bチャートで1位となり[10]、メアリー独特の憂いや哀しみを帯びた魅力的なアルトボイスから醸し出されるある種危険な香りのする歌唱スタイルが注目された[1][5]、全米はじめ世界のブラック・ミュージック・ファンがその声に惚れ込み、とりわけ男性ファンを魅了した[1]。そのため大規模なコマーシャルを全く必要とせず、デビューアルバムを待ち望む土壌は充分に出来上がっていた[1]

音楽活動――アルバムデビュー以降[編集]

1991年-1994年:ホワッツ・ザ・411?[編集]

当時アップタウン・レコード社のA&Rだったショーン・パフィ・コムズがエグゼクティブ・プロデューサーを担当した待望のデビュー・アルバム『ホワッツ・ザ・411?』(What's the 411?) を1992年7月にリリース[2]。『ホワッツ・ザ・411?』はヒップホップのビートでR&Bが歌われるスタイル(のちに「ヒップホップ・ソウル」と呼ばれことになったスタイル)を全編に亘って打ち出したアルバムで、メアリーはヒップホップ世代の新たな歌手として一躍大きな注目を浴びた[2]。彼女のストリート感に溢れた「生の」(raw) 歌声は、アルバムのサウンドと見事に合致し、通常の落ちついたR&Bとはまた違う趣きのその心地いい乗りが若者に支持された[2]

特に同アルバム発売後の1stシングル「リアル・ラヴ」(Real Love)は、オーディオ・トゥー英語版1987年のヒップ・ホップ・クラシック「トップ・ビリン」 (Top Billin') をサンプリングした楽曲で、10月に全米R&Bチャート2週連続1位を記録する大ヒットとなった[2][1]。他のシングルも、前項で述べた「ユー・リマインド・ミー」(You Remind Me) や、1993年に「レミニス」(Reminisce)、チャカ・カーンの曲のカバー「スウィート・シング」(Sweet Thing)、「ラヴ・ノー・リミット」(Love No Limit)、当時の恋人だったK-Ciヘイリー英語版とのデュエット「アイ・ドント・ウォント・トゥ・ドゥ・エニシング」(I Don't Want to Do Anything)、1994年には「マイ・ラヴ」(My Love)と立て続けにヒットを飛ばし、アルバムは全米チャート6位、R&Bチャート1位を記録し見事プラチナを獲得(1994年末時点で300万枚を超えた)[2][1]、そのR&Bとヒップホップを融合させたスタイルから「クイーン・オブ・ヒップ・ホップ・ソウル」、「ニュー・チャカ(チャカ・カーン)」、「ニュー・アレサ(アレサ・フランクリン)」と称されるようになった[1]。アルバムの大ヒットを受けて、翌年1993年12月には本作のリミックス・アルバム『ホワッツ・ザ・411? リミックス』をリリースした[1]

また、1993年の映画『フーズ・ザ・マン?英語版』のサウンドトラックに収録された「ユー・ドント・ハフツー・ウォリー」(You Don't Have to Worry)も同時期にヒットし、グランド・プバ英語版のシングル「チェック・イット・アウト」(Check It Out) にも客演参加する活動も見せた[1]。メアリーは1stアルバム『ホワッツ・ザ・411?』をのちの2003年に振り返り、「文字通り information(案内) として機能する作品ね」とインタビューに答えている[11]

1993年にはボビー・ブラウンのツアー「ホッピン・アラウンド・ザ・ワールド・ツアー」(‘’Humpin' Around the World Tour’’)に同行し日本にも来日した。オープニング・アクトでは当時の恋人の K-Ciヘイリーとのデュエットを披露した[1]

1994年-1996年:マイ・ライフ[編集]

1994年11月には2作目のスタジオ・アルバム『マイ・ライフ』(My Life) をリリース。アレサ・フランクリンと比較されるほどの存在感を放ち、このアルバムもプラチナとなり全米チャート7位、R&Bチャート1位を記録した[2]。『マイ・ライフ』も前作同様プロデュースにショーン・パフィ・コムズが関わり、他のプロデューサーはチャッキー・トンプソン英語版ハーブ・ミドルトン英語版などが新たに加わった[1]。 シングルヒットは、カーティス・メイフィールドの1979年のアルバム『ハートビート』(Heartbeat) 収録曲「ユーアー・ソー・グッド・トゥ・ミー」(You're So Good To Me)をサンプリングした1stシングル「ビー・ハッピー」(Be Happy) がR&Bチャートで6位となった。

その後のシングルは、メリー・ジェーン・ガールズが1983年に出した「オール・ナイト・ロング」(All Night Long)のベースラインやフレーズを引用した「メアリー・ジェーン」(Mary Jane)や、ローズ・ロイス英語版のカバー曲の「アイム・ゴーイン・ダウン」(I'm Going Down)の他、バリー・ホワイトの1977年のファンク・ヒット曲「エクスタシー」(It's Ecstasy When You Lay Down Next to Me)をサンプリングした「ユー・ブリング・ミー・ジョイ」(You Bring Me Joy)をリリースした[1][2][10]。また、シングルにはなっていないが、バラード曲の「ユー・ガッタ・ビリーヴ」(You Gotta Believe)でも、メアリーは高い歌唱力を実証することになった[1]

この2ndアルバム『マイ・ライフ』は70年代のR&Bクラシックを意識して作られ、メアリー自身が13曲書いており、真実の愛や心の安らぎを求め探して本当の自分を見つけようとするホーム・ガールの繊細な揺れる心をテーマにしたものとなっている[1]。「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」と冠されながらも、「私は普通の、歌が好きなホーム・ガール」と言うメアリー自身の女性の感情が歌われている[1]

のちにメアリーはこのアルバムについて、「misery(みじめ)でpain(苦悩)…あれは地獄のような苦しみのアルバムよ」と2003年に振り返っている[11][2]。その背景には、プロデューサーのパフィとの確執、当時の恋人 K-Ciヘイリーとの揉め事やドラッグ依存、鬱症状などがありref name="mylife"/>[12]、「人生の最悪期だった」とメアリーはインタビューに答えているものの、皮肉にもそうした苦しい悲痛な叫びや生の感情や魂が歌に託されている2nd『マイ・ライフ』は、メアリーのアルバムの中でも特に最高傑作に挙げる評価が多くまぎれもないR&Bの名盤となっている[1][2]

『マイ・ライフ』の発表後は、客演参加でメソッド・マンの「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー/ユーアー・オール・アイ・ニード・トゥ・ゲット・バイ」(I'll Be There for You/You're All I Need to Get By) や、ジェイ・Zの「キャント・ノック・ザ・ハッスル」(Can't Knock the Hustle) などでラッパーたちとの共演で存在感を発揮し、 メソッド・マンとの客演では第38回グラミー賞(1996年)の「最優秀ラップ・パフォーマンス賞デュオ/グループ部門」を受賞した[12]

1996年-1998年:シェア・マイ・ワールド[編集]

1996年には、1995年の映画『ため息つかせて』の挿入歌になった入魂のR&Bバラード「ノット・ゴナ・クライ」(Not Gon' Cry) がR&Bチャート5週連続1位のヒットとなった[12][10]。 同時期、アップタウン・レコードのショーン・パフィ・コムズとの制作面やビジネス面での確執が決定的となったメアリーはアップタウンを離脱し、その親会社のMCAレコード(現・ユニバーサル・ミュージック)と契約を結んだ[12]。そしてメアリー自身がエグゼクティブ・プロデューサーとして、パフィの代わりにスティーヴ・スタウト英語版を据え、他のプロデューサー陣にベイビーフェイスジャム&ルイスR・ケリーエムトゥーメロドニー・ジャーキンス英語版といったそうそうたる面々を迎えた3作目のスタジオ・アルバム『シェア・マイ・ワールド』(Share My World) を1997年4月にリリースした[12]

このアルバムからのシングルには、ギタリストとしてジョージ・ベンソンが客演した「セヴン・デイズ」(Seven Days)、R・ケリーとのデュエット「イッツ・オン」(It's On)、サンプリングにスタイリスティックスのスタンダード・ナンバー「ユー・アー・エヴリシング」(You Are Everything) とジェームス・ブラウンの「ペイバック」(The Payback)を使い、坂本九の「すきやき」(Sukiyaki) のメロディーラインの一部を採用した「エヴリシング」(Everything) がヒットし、前年1996年にヒットしたサントラのバラード「ノット・ゴナ・クライ」も収録されている[12][5]。「ノット・ゴナ・クライ」は第39回グラミー賞(1997年)で「最優秀R&B女性ボーカル賞」にノミネートされた。日本盤のボーナス・トラック「ナチュラル・ウーマン」は、「クイーン・オブ・ソウル」と称されたアレサ・フランクリンが1967年にヒットさせた曲のカバーで、これも1995年のサウンドトラックからである[12]

3rdアルバム『シェア・マイ・ワールド』は全米チャート1位(初週でも1位は自身のアルバム初)、R&Bチャート1位を記録した上、初めてUKアルバムチャートでもトップ10入りし、アメリカ国内だけで300万枚を超えるトリプルプラチナ・セールスを記録、最大のヒットアルバムとなり、第40回グラミー賞の「最優秀R&Bアルバム賞部門」にノミネートされた[12][10]。自身初の全米ツアー「シェア・マイ・ワールド・ツアー」(‘’ Share My World Tour’’)もこの年に行われ、この模様を収録した1998年リリースの初ライヴ・アルバム『ザ・ツアー』 (The Tour)では、往年のボブ・モンゴメリーが作った「ミスティー・ブルー」(Misty Blue) もカバーした[13]

1998年-2000年:メアリー[編集]

1998年には、ベイビーフェイスがプロデュースし、ジョージ・マイケルと客演デュエットしたシングル「アズ」(As)がチャート・インのヒットとなった[10]1999年8月に、4作目のスタジオ・アルバム『メアリー』(Mary)をリリース。アルバムからの1stシングル「オール・ザット・アイ・キャン・セイ」(All That I Can Say)ではローリン・ヒルがプロデュース、バッキング・ヴォーカルでも参加している。その他のシングルは、エルトン・ジョンの1973年のナンバー「ベニーとジェッツ」を取り入れ、エルトン自身がピアノで客演している「ディープ・インサイド」(Deep Inside)、エリック・クラプトンポール・ペスコ英語版がギター参加している「ギヴ・ミー・ユー」(Give Me You)や、「ユア・チャイルド」(Your Child)が立て続けにヒットした[6]

他の収録曲は、アレサ・フランクリンや元恋人のK-Ciヘイリーとのデュエット曲、前述のジョージ・マイケルとの客演「アズ」もこのアルバムに収められた。プロデューサーにベイビーフェイスが参加しているが、「メアリー」というアルバム名が示すように大半の楽曲にメアリー自身が作曲、プロデュースで関わっていて、全体的に孤独感の漂うブルージーな静かなトーンとなっている[10][6]

2000年に発売された日本独自企画のコンピレーション・アルバムであるバラード・アルバム『バラッズ』(Ballads)には、スティーヴィー・ワンダーの「オーヴァージョイド」を収録。このカバーは友人であるマイケル・ジョーダンの企画・仲介で実現した。コンサートツアーやユニセフのチャリティー・コンサート参加など、多忙を極める中、「Soul Train "Lady of Soul" Award」でアルバム『メアリー』が「R&B/Soul Album of the Year」を受賞。収録シングル「オール・ザット・アイ・キャン・セイ」も「R&B/Soul or Rap Song of the Year」を受賞し2冠に輝いた[2]

2000年-2002年:ノー・モア・ドラマ[編集]

2001年6月、第1回BET AWARDでBest Female R&B Artistに選ばれるなど、確固とした地位を確立する。同時期に、映画やドラマなど女優にも挑戦。同年8月、5作目のスタジオ・アルバム『ノー・モア・ドラマ』をリリース。初登場2位を記録した。ドクター・ドレープロデュースのアルバムからの1作目のシングル「ファミリー・アフェアー」は6週連続全米ビルボードチャート1位という大ヒットを記録。アルバムは全世界で260万枚を売り上げ、グラミー賞2部門ノミネートや2年連続でNFLスーパーボウルでのパフォーマンスを行った。

メアリーはこのアルバム『ノー・モア・ドラマ』について、自分自身に対しの「anger(怒り)」がテーマとなり、「もうこれ以上苦痛は味わいたくない、このままじゃ何も得られないから」という思いを込めて作成したものと振り返っている[11]

2003年-2004年:ラヴ & ライフ[編集]

1作目のスタジオ・アルバムで大成功を収めた際のプロデューサー、P・ディディ(ショーン・パフィ・コムズ)とのコンビ復活によるニュー・アルバム制作のニュースが2003年に届き、春には大ヒット中だった50セントの「イン・ダ・クラブ」をサンプリングしたプロモーショントラック「フックト」が注目される。しばらく時間をあけて発表された新曲「ラヴ@ファースト・サイト」では、過去にコラボレート作でグラミーを受賞したメソッド・マンをフィーチャー。

同年6作目のスタジオ・アルバム『ラヴ & ライフ』をリリース。アルバムはプラチナを獲得するもセールスは伸びず、最も商業的には失敗した。評論家もファンも一貫性の不足を批判した。また、メアリーは2000年から交際を始めていたマーチン・ケンドゥ・アイザックスと2003年12月7日に結婚。その結果、現在メアリーはマーチンの連れ子である3人の幼い子供の継母になった。

2005年-2007年:ザ・ブレイクスルー[編集]

『ザ・ブレイクスルー』と題せられた7作目のスタジオ・アルバムを2005年末にリリース。アルバムからのリードシングル「ビー・ウィザウト・ユー」は総合シングルチャートBillboard Hot 100で最高位3位、Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートでは15週連続で1位を記録する大ヒットとなった。アルバムはR&BアルバムとビルボードTop200アルバムチャートともに一位でデビューし、発売1週間で驚異的な72万7000枚を販売した。アルバムでは1991年U2のヒット曲、「ワン」のカバーをボノとともにデュエットしている。リリース以来、アルバムは米国内で300万枚以上を販売。

2006年末には、ジョン・レジェンドとのデュエットなど新曲3曲を含む初のグレイテスト・ヒッツ『リフレクションズ〜ア・レトロスペクティブ』を発売。2007年2月開催のグラミー賞で『ザ・ブレイクスルー』に対し最多8部門でノミネートされ、3部門で受賞した。[14]

2007年-2010年:グロウイング・ペインズ、ストロンガー・ウィズ・イーチ・ティア[編集]

2007年12月には、8作目のスタジオ・アルバム『グロウイング・ペインズ』を発売。発売1週目は62万9000枚を売り上げるも2位に終わるが、翌週には第1位を獲得した。

2011年-2013年:マイ・ライフII…ザ・ジャーニー・コンティニューズ (Act 1)[編集]

女優としては歌手役や歌を求められるミュージカル作品への出演が多いが、2013年にアメリカのCS局Lifetime」で放送されたテレビ映画Betty&Coretta』にてマルコム・Xの妻ベティ・シャバズ役で主演を務め、女性イメージネットワーク賞の女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)にノミネートされた。2017年には主題歌も担当した映画『マッドバウンド 哀しき友情』でアカデミー賞並びにゴールデングローブ賞の助演女優賞を始めとする名立たる演技賞に多数ノミネートされ高く評価された[15]

2014年-2018年:ザ・ロンドン・セッションズ、ストレングス・オブ・ア・ウーマン[編集]

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
US
[16]
AUS
[17]
AUT
[18]
CAN
[19]
FRA
[20]
GER
[21]
SWI
[22]
UK
[23]
1992 What's the 411?
  • 発売日: 1992年7月28日
  • レーベル: Uptown, MCA
  • 全米売上: 340万枚[24][25]
6 53
1994 My Life
  • 発売日: 1994年11月29日
  • レーベル: Uptown, MCA
  • 全米売上: 290万枚[24]
7 37 59
  • US: 3× プラチナ[26]
  • CAN: ゴールド[28]
  • UK: ゴールド[27]
1997 Share My World
  • 発売日: 1997年4月22日
  • レーベル: MCA
  • 全米売上: 406.7万枚[24]
1 71 4 31 37 41 8
  • US: 3× プラチナ[26]
  • CAN: プラチナ[28]
  • UK: ゴールド[27]
1999 Mary
  • 発売日: 1999年8月17日
  • レーベル: MCA
  • 全米売上: 210万枚[24]
2 66 5 51 38 16 5
  • US: 2× プラチナ[26]
  • CAN: ゴールド[28]
  • UK: ゴールド[27]
2001 No More Drama
  • 発売日: 2001年8月28日
  • レーベル: MCA
  • 全米売上: 320万枚[24]
2 36 17 5 8 13 7 4
  • US: 3× プラチナ[26]
  • CAN: 2× プラチナ[29]
  • UK: プラチナ[27]
2003 Love & Life
  • 発売日: 2003年8月26日
  • レーベル: Geffen
  • 全米売上: 100万枚[24]
1 62 49 6 18 21 3 8
  • US: プラチナ[26]
  • UK: ゴールド[27]
2005 The Breakthrough
  • 発売日: 2005年12月20日
  • レーベル: Matriarch, Geffen
  • 全米売上: 310万枚[24]
1 19 42 13 25 28 7 22
  • US: 3× プラチナ[26]
  • UK: ゴールド[27]
2007 Growing Pains
  • 発売日: 2007年12月18日
  • レーベル: Matriarch, Geffen
  • 全米売上: 164万枚[24]
1 36 41 73 32 6 6
  • US: プラチナ[30]
  • UK: シルバー
2009 Stronger with Each Tear
  • 発売日: 2009年12月21日
  • レーベル: Matriarch, Geffen
  • 全米売上: 95万枚[31]
2 42 66 33
  • US: ゴールド[30]
2011 My Life ll... The Journey Continues (Act 1)
  • 発売日: 2011年11月21日
  • レーベル: Matriarch, Geffen
  • 全米売上: 80万枚[32]
5 143 93 31 76
  • US: ゴールド[26]
2013 A Mary Christmas
  • 発売日: 2013年10月15日
  • レーベル: Matriarch, Verve, Interscope
  • 全米売上: 50万枚[33]
10 28
  • US: ゴールド[34]
2014 The London Sessions
  • 発売日: 2014年11月24日
  • レーベル: Matriarch, Capitol
  • 全米売上: 10.9万枚[35]
9 113 27 40
2017 Strength of a Woman
  • 発売日: 2017年4月28日[36]
  • レーベル: Matriarch, Capitol
  • 全米売上: 7.2万枚[37]
3 100 22 177 63 54
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。

企画アルバム[編集]

映画[編集]

受賞とノミネート[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ のちに姉のラトーニャ・ブライジ(LaTonya Blige-DaCosta)は、メアリーの2ndアルバム『マイ・ライフ』中の収録曲のバックコーラスを担当したり[1]、弟のブルース・ミラー(Bruce Miller)も5thアルバム『ノー・モア・ドラマ』の収録曲の制作に関わっている[6]
  2. ^ 2017年11月17日からNetflixより全世界一斉配信されたと同時にそこから1週間、ロサンゼルスとニューヨークの映画館上映された。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v マイ・ライフ 1994
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r リフレクション 2006
  3. ^ Rolling Stone. “100 Greatest Singers: Mary J.Blige”. 2013年5月26日閲覧。
  4. ^ Rocklist.net...Q Magazine Lists..”. Q - 100 Greatest Singers (2007年4月). 2013年5月21日閲覧。
  5. ^ a b c d e バラッズ 2000
  6. ^ a b c ドラマ 2001
  7. ^ ティア 2009
  8. ^ Beaumont-Thomas, Ben (2018年1月8日). “Mary J Blige: 'I went through hell with sexual harassment'”. The Guardian (London, England: Guardian Media Group). https://www.theguardian.com/music/2018/jan/08/mary-j-blige-sexual-harassment-golden-globes July, 20 2017閲覧。 
  9. ^ Gracely, Joe (2019年7月20日). “Mary J. Blige reveals she was sexually abused and molested as a child”. New York Daily News (New York City: Tronc). http://www.nydailynews.com/entertainment/gossip/mary-blige-reveals-sexually-abused-molested-child-article-1.157740 2018年8月10日閲覧。 
  10. ^ a b c d e f メアリー 1999
  11. ^ a b c ラヴ&ライフ 2003
  12. ^ a b c d e f g h シェア 2015
  13. ^ & ツアー 1998
  14. ^ メアリー・J. ブライジ:バイオグラフィー”. ユニバーサル・ミュージック・ジャパン. 2008年9月23日閲覧。
  15. ^ a b c d “メアリー・J.ブライジ、女優としてゴールデングローブ賞や全米映画俳優組合賞の候補に”. bmr. http://bmr.jp/news/194514 2017年12月16日閲覧。 
  16. ^ Beyoncé Billboard Albums”. AllMusic. 2011年4月16日閲覧。
  17. ^ Peaks in Australia:
  18. ^ Discographie Mary J. Blige”. Austrian Charts. Hung Medien. 2011年4月5日閲覧。
  19. ^ Results - RPM - Library and Archives Canada”. Collectionscanada.gc.ca. 2011年2月22日閲覧。
  20. ^ Discographie Mary J. Blige”. Lescharts. Hung Medien. 2011年4月5日閲覧。
  21. ^ musicline.de / PhonoNet GmbH. “Die ganze Musik im Internet: Charts, News, Neuerscheinungen, Tickets, Genres, Genresuche, Genrelexikon, Künstler-Suche, Musik-Suche, Track-Suche, Ticket-Suche”. musicline.de. 2011年2月22日閲覧。
  22. ^ Discographie Mary J. Blige”. Hitparade. Hung Medien. 2011年4月5日閲覧。
  23. ^ Artist Chart History – Mary J. Blige”. Official Charts Company. 2012年12月22日閲覧。
  24. ^ a b c d e f g h Mitchell, Gail (2009年12月12日). “Mary J. Blige, Growing Stronger”. Billboard magazine archives. Prometheus Global Media. p. 19. 2010年12月3日閲覧。
  25. ^ Ramirez, Erika (2012年7月28日). “Mary J. Blige, 'What's The 411?' at 20: Classic Track-By-Track Review”. Billboard. Billboard. 2013年7月31日閲覧。
  26. ^ a b c d e f g h Mary J. Blige Album Certifications”. Recording Industry Association of America. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月14日閲覧。
  27. ^ a b c d e f g BPI Certified Awards Search”. British Phonographic Industry. 2009年9月4日閲覧。
  28. ^ a b c Database Search”. CRIA. 2007年7月29日閲覧。
  29. ^ Gold & Platinum Certification – April 2002”. Canadian Recording Industry Association. 2010年8月19日閲覧。
  30. ^ a b j blige&format=&debutLP=&category=&sex=&releaseDate=&requestNo=&type=&level=&label=&company=&certificationDate=&awardDescription=&catalogNo=&aSex=&rec_id=&charField=&gold=&platinum=&multiPlat=&level2=&certDate=&album=&id=&after=&before=&startMonth=1&endMonth=1&startYear=1958&endYear=2011&sort=Artist&perPage=25”. Riaa.com. 2011年10月11日閲覧。[リンク切れ]
  31. ^ Langhorne, Cyrus (2010年4月7日). “Usher Dominates The Charts, Erykah Badu Streaks Into No. 4, Method Man, Raekwon & Ghostface Massacre Top 20”. Sohh.Com. 2014年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月11日閲覧。
  32. ^ Upcoming Releases”. HITS Daily Double (2015年2月2日). 2015年12月23日閲覧。
  33. ^ Paul Grein (2014年1月2日). “Chart Watch: The Top 10 Christmas Albums of 2013”. Music.yahoo.com. 2015年12月23日閲覧。
  34. ^ Gold & Platinum Searchable Database - December 23, 2015”. RIAA. 2015年12月23日閲覧。
  35. ^ http://www.hiphopdx.com/index/news/id.31870/title.hip-hop-album-sales-nicki-minaj-j-cole-dangelo
  36. ^ Mary J. Blige Reveals ‘Strength of a Woman’ Release Date, Cover Art”. Rap-Up.com (2017年3月28日). 2017年3月28日閲覧。
  37. ^ Caulfield, Keith (2017年5月8日). “Kendrick Lamar's 'DAMN.' No. 1 for Third Week on Billboard 200, Gorillaz Bow at No. 2”. Billboard. 2017年5月9日閲覧。
  38. ^ Erbland, Kate (2017年10月23日). “‘IndieWire Announces Lineup for Inaugural IndieWire Honors”. IndieWire. http://www.indiewire.com/2017/10/indiewire-honors-james-franco-kumail-nanjiani-issa-rae-1201889865/ 2017年10月19日閲覧。 
  39. ^ コロンバス映画批評家協会賞(英語版)公式Twitter2018年1月4日のツイートより

参考資料[編集]

  • (1992年7月) メアリー・J. ブライジ『ホワッツ・ザ・411?』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. MCAビクター株式会社 (UPTD-10681). - 輸入盤
  • (1994年11月) メアリー・J. ブライジ『マイ・ライフ』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. MCAビクター株式会社 (MVCM-496).
  • (2015年11月) メアリー・J. ブライジ『シェア・マイ・ワールド』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICY-77599). - 限定盤
  • (1998年7月) メアリー・J. ブライジ『ザ・ツアー』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. MCAビクター株式会社. - 輸入盤
  • (1999年8月) メアリー・J. ブライジ『メアリー』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (MVCA-24168).
  • (2001年8月) メアリー・J. ブライジ『ノー・モア・ドラマ』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICC-1020).
  • (2003年8月) メアリー・J. ブライジ『ラヴ&ライフ』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICC-1090).
  • (2000年12月) メアリー・J. ブライジ『バラッズ』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICC-1009).
  • (2006年12月) メアリー・J. ブライジ『リフレクションズ~ア・レトロスペクティブ』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICF-1083).
  • (2005年12月) メアリー・J. ブライジ『ザ・ブレイクスルー』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICF-1064).
  • (2007年12月) メアリー・J. ブライジ『グロウイング・ペインズ』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICF-1093).
  • (2009年12月) メアリー・J. ブライジ『ストロンガー・ウィズ・イーチ・ティア』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICF-9065).
  • (2011年11月) メアリー・J. ブライジ『マイ・ライフII…ザ・ジャーニー・コンティニューズ (Act 1)』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICF-1131).
  • (2013年10月) メアリー・J. ブライジ『ア・メアリー・クリスマス』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UCCV-1140).
  • (2014年11月) メアリー・J. ブライジ『ザ・ロンドン・セッションズ』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICC-10011).
  • (2017年4月) メアリー・J. ブライジ『ストレングス・オブ・ア・ウーマン』のアルバム・ノーツ [ライナーノーツ]. ユニバーサル・ミュージック株式会社 (UICC-10029).

外部リンク[編集]