ドレイク (ラッパー)

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Drake
Drake and Future 2016 Summer Sixteen Tour.jpg
2016年のライブ
基本情報
出生名 Aubrey Drake Graham
オーブリー・ドレイク・グラハム
別名 Drizzy, Jimmy, Mr. Graham
生誕 (1986-10-24) 1986年10月24日(31歳)
出身地 カナダの旗 カナダ オンタリオ州トロント
ジャンル ヒップホップR&Bポップ
職業 ラッパーシンガーソングライター音楽プロデューサー俳優
活動期間 2001年 – 現在 (俳優活動)
2006年 – 現在 (音楽活動)
レーベル OVO Sound Young Money
Cash Money
Universal Motown

ドレイク(Drake、1986年10月24日 - )は、カナダ出身のラッパー俳優である。
本名はオーブリー・ドレイク・グラハム (Aubrey Drake Graham) [1]

もともとはカナダの学園ドラマ『Degrassi: The Next Generation』に第1シーズンから第7シーズンまでレギュラー出演したことで知名度を獲得した。デビューアルバムから7作連続全米1位を記録するなど名実ともに現在の音楽シーンを代表するアーティストの一人である。

略歴[編集]

2006年2月、自身初のミックステープ『ルーム・フォー・インプルーブメント』を自主製作で発表し、6000枚以上の売り上げを記録。2007年には2枚目となるミックステープ『カムバック・シーズン』をリリース。

2009年に3枚目のミックステープ『ソー・ファー・ゴーン(ミックステープ)』を自身のブログ上で無料のダウンロード形式でリリース。発表から2時間で2000ダウンロード以上を記録した。同年『ソー・ファー・ゴーン(ミックステープ)』収録の5曲に加え、新曲を2トラック追加収録した『ソー・ファー・ゴーン』をリリース。このEPは、初週に73000枚を売り上げ、全米ビルボード200にて初登場7位を記録した。その後もセールスは伸び続け、結果的に全米で50万枚以上を売り上げ、ゴールド・ディスクに認定されている。

2010年に公式デビューアルバム『サンク・ミー・レイター』をリリース。当時『ソー・ファー・ゴーン』が話題沸騰中だったこともあり、初週に45万枚という、新人としては驚異的な枚数を売り上げ、全米ビルボード200にて初登場1位を記録した。トータルセールスは140万枚以上。

2011年、2作目となるアルバム『テイク・ケア』をリリース。発売週に63万1000枚を売り上げたうえ、累計では200万枚を超えるセールスを記録。また、音楽メディアからの評価も高く、ピッチフォーク・メディアがこの年の年間ベスト・アルバム第8位に、ステレオガムが2位に、FACTが7位に選出している。

自身のレーベル OVO Soundのロゴ

2012年自身のレーベル"OVO Sound"を設立。カナダ人のラッパーであるPartyNextDoorが初めての契約者となった。

2013年には3作目となる『ナッシング・ワズ・ザ・セイム』をリリース。発売週の売り上げは、前作を上回る68万5000枚となった。2015年2月、4枚目となるミックステープ 『イフ・ユーア・リーディング・ディス・イッツ・トゥー・レイト』を予告なしにiTunes Storeを通してリリースし、全米1位を記録。同年9月にはミックステープ『What a Time to Be Alive』をフューチャーとの連名でリリース。こちらも大きなヒット作となった。

2016年4月「Views From the 6」というタイトルでアナウンスされていた4枚目のアルバムを「Views」というタイトルでリリース、全米6週1位に輝く大ヒット作となる。[2]また、今作のアートワークは地元トロントのCNタワーにドレイクが座っているというものであり、これを模したコラージュ画像がネット上で多く出回るなどインターネット・ミーム化としても現象化した。収録曲の中でもダンスホールを取り入れた楽曲「One Dance」は世界15カ国のチャートで1位するなどメガヒットを記録。2016年世界で最も売れた曲となった[3]

2017年3月、プレイリストと名付けられたミックステープ「More Life」をリリースし、自身7枚目の全米1位を獲得。結果的にこちらも全米年間チャート5位を記録する大ヒット作となった。[4]

2018年1月EP「Scary Hours」をリリース。収録曲「God's Plan」は11週連続全米シングルチャート1位を記録する大ヒットを記録する。[5]また同年4月にはローリン・ヒルの楽曲「Ex-Factor」をサンプリングしたシングル「Nice For What」を発表。こちらもそれまで1位だった自身の「God's Plan」に代わり初登場1位を獲得した。同年6月に5枚目のスタジオアルバムとなる「Scorpion」をリリースすることが予定されている。

私生活[編集]

父親がアフリカ系アメリカ人で母親がユダヤ系カナダ人。父親はミュージシャンで母親は教師であったが、5歳のときに離婚[6]トロントで育ち、ユダヤ系の学校に通った[7]。叔父にベーシストのラリー・グラハムがいる。 かつて歌手のリアーナと交際していた時期があったが、ほどなくして破局している。女性誌『ELLE』によると、まだラッパーとしてデビューしたての頃に呼ばれた誕生日会にて初めてリアーナと出会い、彼女が彼自身に親しくしてくれた初めての有名人だった。そして、次第に交際へと発展したのだが、彼女にとってはあまり真剣な交際ではなく、ドレイク自身の意識とはかなり差があったそうである。

レーベルメイトのニッキー・ミナージュとは非常に仲がよく、彼女について「自分の一番の理解者」「彼女となら結婚しても良い」と語るほど信頼を置いている。

2016年12月に歌手/ファッションデザイナーののジェニファー・ロペスと交際を開始。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
CAN
[8]
AUS
[9]
FRA
[10]
IRL
[11]
NZ
[12]
SWI
[13]
UK
[14]
US
[15]
2010 Thank Me Later 1 81 117 32 35 69 15 1
2011 Take Care
  • 発売日: 2011年11月15日[21]
  • レーベル: Aspire, Young Money,
    Cash Money, Universal Republic
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全米売上: 233.8万枚[17]
1 15 32 30 19 45 5 1
  • CAN: 2× プラチナ[18]
  • UK: プラチナ[19]
  • US: 4× プラチナ[20]
2013 Nothing Was the Same
  • 発売日: 2013年9月24日[22]
  • レーベル: OVO Sound, Aspire, Young Money,
    Cash Money, Republic
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全米売上: 178.3万枚[17]
1 2 11 4 4 11 2 1
2016 Views
  • 発売日: 2016年4月29日[24]
  • レーベル: Young Money, Cash Money, Republic
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全米売上: 144.1万枚[17]
1 1 4 2 1 4 1 1
  • CAN: 2× プラチナ[18]
  • AUS: ゴールド[25]
  • FRA: プラチナ[26]
  • UK: プラチナ[19]
  • US: 4× プラチナ[20]

ミックステープ[編集]

タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
CAN
[8]
AUS
[27]
FRA
[10]
IRL
[11]
NZ
[12]
SWI
[13]
UK
[14]
US
[15]
2006 Room for Improvement
  • 発売日: 2006年2月14日[28]
  • レーベル: All Things Fresh
  • フォーマット: CD
2007 Comeback Season
  • 発売日: 2007年9月1日[29]
  • レーベル: October's Very Own
  • フォーマット: CD, digital download
2009 So Far Gone
  • 発売日: 2009年2月13日[30]
  • レーベル: October's Very Own
  • フォーマット: CD, digital download
2015 If You're Reading This It's Too Late
  • 発売日: 2015年2月13日[31]
  • レーベル: Cash Money, OVO Sound, Republic
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全米売上: 123.3万枚[17]
1 2 55 13 3 7 3 1
  • MC: プラチナ[18]
  • UK: ゴールド[19]
  • US: 2× プラチナ[20]
What a Time to Be Alive
(with Future)
  • 発売日: 2015年9月20日[32]
  • レーベル: Cash Money, Epic, A1
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全米売上: 56.4万枚[17]
1 4 34 30 8 6 1
  • UK: シルバー[19]
  • US: プラチナ[20]
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。

プレイリスト[編集]

タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
CAN
[8]
AUS
[27]
FRA
[10]
IRL
[11]
NZ
[12]
SWI
[13]
UK
[14]
US
[15]
2017 More Life
  • 発売日: 2017年3月18日
  • レーベル: Young Money, Cash Money, Republic
  • フォーマット: digital download
  • 全米売上: 34.3万枚[33]
1 2 5 2 3 4 2 1
  • UK: シルバー[19]

シングル[編集]

発表 曲名 各チャート最高位 収録アルバム
カナダ US Hot100 U.S. R&B U.S. Rap
2007年 "Replacement Girl" (featuring Trey Songz) - - 21 - Comeback Season
2009年 "Best I Ever Had" 24 2 1 1 So Far Gone
"Successful" (featuring Trey Songz & Lil Wayne) - 17 3 2
"Forever" (featuring Kanye West, Lil Wayne & Eminem) 26 8 2 1 More Than a Game
"I'm Goin' In" (featuring Lil Wayne and Young Jeezy) - 40 28 11 So Far Gone
2010年 ”Over” 17 14 2 1 Thank Me Later
"Find Your Love” 10 5 3
”Miss Me” (featuring Lil Wayne) 73 15 3 2
”Fancy” (featuring T.I. & Swizz Beatz) 54 25 4 1
2011年 ”Marvins Room” - 21 7 - Take Care
”Headlines” 18 13 12 1
”Make Me Proud” (featuring Nicki Minaj) 25 9 1 1
”The Motto” (featuring Lil Wayne) 38 14 1 1
”Take Care” (featuring Rihanna) 15 7 26 2
”HYFR (Hell Ya Fucking Right)” (featuring Lil Wayne) - 62 20 17
”Crew Love” (featuring The Weeknd) 80 80 9 14
”Lord Knows” (featuring Rick Ross) - 117 - -
2013年 ”Started from the Bottom” 36 6 2 2 Nothing Was the Same
”Hold On, We’re Going Home” (featuring Majid Jordan) 5 4 1 -
”All Me” (featuring Big Sean & 2 Chainz) 72 20 6 4
”Pound Cake” (featuring Jay-Z) 88 65 24 17
”The Language” - 51 13 9
”Too Much” (featuring Sampha) 90 64 23 16

EP[編集]

  • So Far Gone - 2009年9月19日発売の1stミニアルバム。全米で50万枚以上の売り上げを記録した。

出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ Drake” - bmr.jp
  2. ^ https://www.billboard.com/charts/year-end/2016/top-billboard-200-albums
  3. ^ https://www.billboard.com/articles/columns/hip-hop/7775037/ifpi-beyonce-lemonade-highest-selling-album-2016-drake-song
  4. ^ https://www.billboard.com/charts/year-end/2017/top-billboard-200-albums
  5. ^ https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/8096886/drake-gods-plan-hot-100-number-one-debut-scary-hours
  6. ^ ラッパーのドレイクの人種は?” - ガーディアン(2012年)
  7. ^ He's still her little boy! Drake, 6ft, goes for a stroll with his tiny mother Sandi in Toronto” - デイリーメール(2013年)
  8. ^ a b c Drake – Chart History: Canadian Albums”. Billboard. Prometheus Global Media. 2012年1月6日閲覧。
  9. ^ Peak chart positions for albums in Australia:
  10. ^ a b c Discographie Drake” (French). lescharts.com. Hung Medien. 2014年5月19日閲覧。
  11. ^ a b c Discography Drake”. irish-charts.com. Hung Medien. 2011年11月6日閲覧。
  12. ^ a b c Discography Drake”. charts.org.nz. Hung Medien. 2011年11月6日閲覧。
  13. ^ a b c Discography Drake” (German). swisscharts.com. Hung Medien. 2011年11月6日閲覧。
  14. ^ a b c Drake (select "Albums" tab)”. Official Charts Company. 2012年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月10日閲覧。
  15. ^ a b c Drake – Chart History: Billboard 200”. Billboard. Prometheus Global Media. 2012年1月6日閲覧。
  16. ^ Thank Me Later by Drake”. iTunes Store. アップル. 2013年9月19日閲覧。
  17. ^ a b c d e f Trust, Gary (2016年8月28日). “Ask Billboard: Drake's Career Sales & More”. Billboard. 2016年8月29日閲覧。
  18. ^ a b c d e "Canadian certifications – Drake". Music Canada. August 2, 2012閲覧. 
  19. ^ a b c d e f g Certified Awards Search (To access, enter release title as search parameter)”. British Phonographic Industry. 2011年5月3日閲覧。
  20. ^ a b c d e f Gold & Platinum: Drake”. Recording Industry Association of America. 2012年8月2日閲覧。
  21. ^ Take Care by Drake”. iTunes Store. アップル. 2013年9月19日閲覧。
  22. ^ Nothing Was the Same by Drake”. iTunes Store. アップル. 2013年9月19日閲覧。
  23. ^ ARIA Charts – Accreditations – 2014 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2014年12月13日閲覧。
  24. ^ Views by Drake”. iTunes Store. アップル. 2016年4月29日閲覧。
  25. ^ ARIA Charts – Accreditations – 2016 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2016年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月10日閲覧。
  26. ^ Gold & Platinum”. Syndicat National de l'Édition Phonographique. 2016年11月10日閲覧。
  27. ^ a b Discography Drake”. Australian-Charts.com. Hung Medien. 2011年11月6日閲覧。
  28. ^ Higgins, Dalton (2012). Far from Over: The Music and Life of Drake, the Unofficial Story. ECW Press. p. 38. ISBN 978-1-7704-1001-5. 
  29. ^ Kidd, Rich. “Drake | Comeback Season [Tracks Listed Produced by Rich Kidd]”. hotnewhiphop.com. 2015年11月15日閲覧。
  30. ^ Drake – So Far Gone”. October's Very Own (2009年2月13日). 2013年9月19日閲覧。
  31. ^ iTunes - Music - If You're Reading This It's Too Late by Drake”. iTunes.apple.com (2015年2月13日). 2015年2月13日閲覧。
  32. ^ What a Time To Be Alive”. iTunes. 2015年8月20日閲覧。
  33. ^ Caulfield, Keith (2017年7月4日). “Kendrick Lamar's 'DAMN.' & Ed Sheeran's 'Shape of You' Lead Nielsen Music's Mid-Year 2017 Charts”. Billboard. 2017年7月4日閲覧。

外部リンク[編集]