R・ケリー
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| R・ケリー | |
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| 基本情報 | |
| 出生名 | ロバート・シルヴェスター・ケリー |
| 生誕 | 1967年1月8日(52歳) |
| 出身地 |
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| ジャンル | R&B、ソウル |
| 職業 | 歌手、ソングライター、プロデューサー |
| 担当楽器 | ボーカル、ピアノ、キーボード、ギター |
| 活動期間 | 1989年 - |
| 共同作業者 | アリーヤ、アイズレー・ブラザーズ |
R・ケリー(R. Kelly、本名:Robert Sylvester Kelly、1967年1月8日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のR&Bシンガーソングライター、音楽プロデューサー。
来歴[編集]
母ジョアンと3人の兄弟たちと貧困の中、幼少期を過ごし、チャカ・カーンやダ・ブラットを輩出したケンウッド・アカデミーに入学。音楽を学び、まずはR・ケリー& MGMというグループとしてキャリアをスタートさせたが内輪もめの末脱退。その後BlackgroundレーベルCEO でありグラディス・ナイトの元夫バリー・ハンカーソン(Barry Hankerson)に1990年に見出されR・ケリー&パブリックアナウンスメント(R. Kelly & Public Announcement)としてメジャーデビューをはたす。ニュー・ジャック・スウィングの波にも乗り一躍その名を知られる存在となる。
1992年にソロアルバム 『ボーン・イントゥ・ザ・90'S』をリリースし、「シーズ・ガット・ザット・バイブ(She's Got That Vibe)」などヒット曲を出す。1993年秋、アルバム『12プレイ』(リリース時の邦題は『愛の12プレイ』)をリリース。「バンプ・アンド・グラインド(Bump & Grind)」はビルボードポップチャートで一位になるほか、「セックス・ミー(Sex Me)」、「やみつきボディ(Your Body's Calling)」などもヒット。
1994年には バリー・ハンカーソンの姪だったアリーヤのデビューアルバム「エイジ・エイント・ナッシング・バット・ア・ナンバー(Age Ain't Nothing but a Number)」をプロデュースする。当時27歳だったケリーと15歳のアリーヤは婚姻届を提出したといわれている。しかし、年齢詐称で結婚は破棄され、そこでケリーとアリーヤは公私ともに関係に区切りを付けることになる。アリーヤが2001年8月25日に若くして飛行機事故で亡くなった時は大きなショックを受けたとされている。
自らの名をそのままタイトルにしたアルバム『R・ケリー』を1995年にリリース。400万枚以上を売り上げる。「ユー・リマインド・ミー・オブ・サムシング(You Remind Me of Something)」(1995年のポップチャートトップ5、R&Bチャートでは1位を記録)、「アイ・キャント・スリープ・ベイビー(I Can't Sleep Baby (If I))」、アイズレー・ブラザーズ(Isley Brothers)で知られる伝説的なR&B歌手、ロナルド・アイズレー(Ronald Isley)との共作「ダウン・ロウ(Down Low (Nobody Has To Know))」などヒットを続けて出す。このころソングライターとしての才能も開花させR&Bグループのチェンジング・フェイシス(Changing Faces)、ジャネット・ジャクソン(「どんなときも、どこにいても(Any Time, Any Place)」)、マイケル・ジャクソン(「ユー・アー・ノット・アローン(You Are Not Alone)」)などをプロデュースし、それらを続けざまにヒットさせる。「ユー・アー・ノット・アローン」はビルボードホット100で1位になった。
マイケル・ジョーダン主演映画『スペース・ジャム』(1996年)サウンドトラックに「アイ・ビリーブ・アイ・キャン・フライ(I Believe I Can Fly)」を提供。この曲のヒットの後押しを受けベストR&Bソングと2つのグラミー賞を獲得。また、ソング・オブ・ザ・イヤーとレコード・オブ・ザ・イヤーに選出される。
ケリーは1998年「性愛」と「ゴスペル」という彼の二つのコンセプトを明確にさせる二枚組アルバム『R.』発表。セリーヌ・ディオンとの共作で「アイム・ユア・エンジェル」と題されたファーストシングルはヒップホップ/ R&Bチャートでは5位だったが、ビルボードポップシングルチャートでは2度目になる1位を記録する。『R.』は800万枚以上を売り上げケリーの最もヒットしたアルバムになった。
2000年アルバム『12プレイ』の続編として『TP-2.com』(Twelve Play-2の意)をリリース。「フィエスタ(Fiesta)」ではジェイ・Zをフィーチャーした。その後、客演返しともいえるジェイ・Zの「ギルティ・アンティル・プローヴン・イノセント(Guilty Until Proven Innocent)」などを経て、ヒップホップ界とR&B界それぞれの「最高」を名乗る「ザ・ベスト・オブ・ボース・ワールズ」を2002年にリリース。トラックマスターズ(Trackmasters)のサウンドで絶頂の人気を誇る二人のトップスターが共演することになる。しかし、R・ケリーと未成年の14歳少女との性行為や少女の排泄を撮影したビデオテープの存在が明らかになった。疑惑は、シカゴ・サンタイムズに匿名で送られてきた26分のビデオテープに端を発した。この問題に関してはケリー自身と被害者とされる少女が否定、裁判の結果ビデオに出演していたのはケリーではないとされ無罪判決が出された[1][2]。ほかにもいくつかの同様なスキャンダルが噴出し、本来バックアップされるべきのシカゴでもラジオ放送拒否などにあい風当たりが強くなる。「R&B界のハーメルンの笛吹き男」と揶揄されたりもした結果、アルバムは商業的には失敗に終わる。
2005年もハードワークぶりを発揮し『TP.3 リローデッド』を発表。収録曲「トラップト・イン・ザ・クローゼット(Trapped In The Closet)」ではアルバム収録は〔チャプター1〕から〔チャプター5〕までだったが、同年DVD「トラップト・イン・ザ・クローゼット」で、全12曲に及ぶストーリー性のある曲とPVが話題を集めている。
2007年5月29日にオリジナルアルバムとしては9作目となる『Double Up』をリリース。同作ではスヌープ・ドッグ、ネリー、カミリオネアなどをゲストに迎え、ヒップホップ色を強めたアルバムとなった。発売1週目に38万8000枚を売り上げビルボードチャートで1位を獲得する。
作風[編集]
基本的に、作詞、作曲、編曲、ミックス、キーボード、プログラミング、ベースなどをすべて一人でこなすマルチプレイヤーであり、初期からほぼすべてをセルフプロデュースで行ってきている。しかし、R・ケリーらしさを保ちつつ時代によってサウンドをきちんと変えてきており、1960年代のソウルから、1980年代のブラックコンテンポラリー、2000年代のネオ・ソウル、レゲエ、ヒップホップにいたるまで多彩な要素をうまく組み合わせつつ、絶妙なバランスでソングライティングをこなし続けている。近年は、シカゴステッパーズやレゲエ、ヒップホップの色が強くなってきている。ただし、スロージャムに関しては、それらとは逆にメロディーメイカーとしての才能を現在でも見せ続けている。
関連作品[編集]
アルバム[編集]
- ボーン・イントゥ・ザ・90'S - Born Into The 90's (1992年)
- 12プレイ - 12 Play (1993年)※リリース時の邦題は「愛の12プレイ」
- R・ケリー - R. Kelly (1995年)
- R. - R. (1998年)
- TP-2.com - TP-2.com (2000年)
- ザ・ベスト・オブ・ボース・ワールズ - The Best Of Both Worlds (2002年)※ジェイ・Zとの共作
- チョコレート・ファクトリー - Chocolate Factory (2003年)
- グレイテスト・ヒッツ・コレクション:Volume 1 - R In R & B Collection Vol.1 (2003年)
- ハッピー・ピープル/ユー・セイヴド・ミー - Happy People / U Saved Me (2004年)
- アンフィニッシュド・ビジネス - Unfinished Business (2004年)※ジェイ・Zとの共作
- TP.3 リローデッド - TP-3 Reloaded (2005年)
- リミックス・シティー:ボリューム 1 - Remix City: Vol.1 (2005年)
- ダブル・アップ - Double Up (2007年)
- アンタイトル - Untitled (2009年)
- ラヴ・レター - Love Letter (2010年)
- ライト・ミー・バック - Write Me Back (2012年)
- ブラック・パンティーズ - Black Panties (2013年)
- ザ・ビュッフェ - The Buffet (2015年)
- 12ナイツ・オブ・クリスマス - 12 Nights of Christmas(2016年)
DVD[編集]
- グレイテスト・ヒッツ・ビデオ・コレクション - R In R & B - The Video Collection (2003年)
- トラップト・イン・ザ・クローゼット - Trapped In The Closet: Chapters 1-12 (2005年)
- ライヴ! ザ・ライト・イット・アップ・ツアー - Live: The Light It Up Tour (2007年)
脚注[編集]
- ^ “R.ケリーに未成年者との性交渉疑惑が浮上” (2002年2月11日). 2017年9月16日閲覧。
- ^ “[R・ケリー、悪名高い「セックステープ」裁判で[無罪を勝ち取る]。]” (2008年6月14日). 2017年9月16日閲覧。