トイ・ストーリー
| トイ・ストーリー | |
|---|---|
| Toy Story | |
|
| |
| 監督 | ジョン・ラセター |
| 脚本 |
ジョス・ウィードン アンドリュー・スタントン ジョエル・コーエン アレック・ソコロウ |
| 製作 |
ラルフ・グッジェンハイム ボニー・アーノルド |
| 製作総指揮 |
エドウィン・キャットマル スティーブ・ジョブズ |
| 出演者 |
(原語版) トム・ハンクス ティム・アレン (日本語吹き替え版) 唐沢寿明 所ジョージ |
| 音楽 | ランディ・ニューマン |
| 主題歌 |
「君はともだち」 ダイヤモンド☆ユカイ |
| 編集 |
リー・アンクリッチ ロバート・ゴードン |
| 製作会社 | ピクサー・アニメーション・スタジオ |
| 配給 | ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 81分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $30,000,000 |
| 興行収入 |
$361,958,736[1] $191,796,233[1] |
| 次作 |
トイ・ストーリー2(トイ・ストーリーシリーズ) バグズ・ライフ(ピクサー長編シリーズ全般) |
『トイ・ストーリー』(原題:Toy Story)は、ピクサー・アニメーション・スタジオによる、1995年に公開されたコンピュータアニメーション、ファンタジー映画である。
目次
概要[編集]
ディズニー配給のアニメーション映画作品。1995年に公開された(日本では1996年公開)。劇場公開された長編映画作品としては、初のフルCGアニメーション作品。全世界で約3億6200万ドルの興行収入を上げた[1]。これは、当該年度の第1位である。日本での公開は1996年3月23日。日本でのセルビデオ出荷本数は190万本[2]。
制作はピクサー・アニメーション・スタジオ。監督ジョン・ラセター(ピクサー)。長編フルCGの作品を生み出した制作チーム統括の業績に対し、監督ラセターはアカデミー特別業績賞を受賞した。他にアカデミー賞候補として、脚本賞ノミネート(アンドリュー・スタントン)、オリジナル主題歌賞ノミネート("You've Got a Friend in Me")、作曲賞(コメディ部門)ノミネート(ランディ・ニューマン)。
1999年には、続編『トイ・ストーリー2』が公開された(日本では2000年公開)。2009年10月2日には、続編『トイ・ストーリー2』とともにデジタル3D版が2本立てで2週間限定で全米公開、日本では2010年2月6日に公開。
2010年6月18日にシリーズ第三作目『トイ・ストーリー3』が公開された。日本では2010年7月10日公開。
2008年に発表されたアメリカ映画ベスト100(10周年エディション)では99位にランクインした。
2011年にはアメリカのTotal Film誌で行われた「史上最高のアニメ映画50」にて第1位に選ばれた[3]。
2019年6月27日に第四作目「トイストーリー4」を全米公開予定。日本では同年7月12日公開予定。
ストーリー[編集]
カウボーイ人形のウッディは、古めかしいおしゃべり人形。背中の紐を引っぱると、パンチの効いた「カウボーイトーク」を聞かせてくれる。そんなウッディはアンディ少年の大のお気に入りで、彼は毎日のように、いろいろなおもちゃを取り混ぜながらカウボーイごっこに興じるのだった。そうしてアンディが楽しく遊ぶおもちゃ達には、とても大きな秘密があった。彼らは実は生きていて、話したり自由に行動したりできるのだ。しかし、それを人間に知られてはいけないというのが「おもちゃのルール」なのだ。ウッディは、アンディの一番のお気に入りのおもちゃで、おもちゃ達のリーダーでもあった。
そして、今年もアンディの誕生日がやってきた。おもちゃ達はこれから共に過ごすことになる新顔に興味津々だが、ウッディの気持ちは落ち着かない。「新しいおもちゃがアンディのお気に入りになれば、自分はお役御免になってしまう」、そう考えると気が気ではなかったのだ。ところが、そんなウッディの心情をよそに現れたのは、最新の宇宙ヒーロー、バズ・ライトイヤーだった。技術の粋を結集したようなバズに、アンディは案の定夢中になってしまう。また、バズ自身も自分が本物のスペースレンジャーだと信じて、飛行能力を証明するため高みから飛び降りたりする。これにはアンディのおもちゃ達までが心を奪われてしまう。
そんな中、デイビス家が引っ越すという新たな問題が持ち上がる。その騒ぎの最中、バズがアンディの部屋の窓から転落するという大事故に見舞われる。しかし、他のおもちゃ達は、ウッディが自分に取って代わりそうなバズを突き落としたのだと誤解しはじめる。一方ウッディは、アンディに連れられて「ピザ・プラネット」というレストランに連れて行かれる途中、二人を尾行してきていたバズに会って喧嘩となり、夢中になるうちガソリンスタンドでアンディとはぐれてしまう。必死に彼を追う二人だったが、道すがら「おもちゃ殺し」と称される隣家に住む少年シドに発見され、そのまま連れ去られてしまう。
彼の部屋に閉じ込められたウッディとバズは、もうすぐ引っ越してしまうアンディの家へ戻ろうと試みる。しかし、テレビで流れていたバズ・ライトイヤーのCMを見たバズが自分がおもちゃであることに気づき落ち込み、さらにはシドがバズにロケット花火を括り付け爆発させようとする。ウッディはシドのおもちゃたちの協力を得て、バズを救出することに成功する。
だが、デイビス家が乗った車やアンディのおもちゃたちを乗せた引っ越しトラックが出発してしまう。ウッディとバズはトラックを追いかけるが、間に合わなかった。そんな中、ウッディがバズに括り付けられたロケット花火の存在を思い出す。2人は、ロケット花火を利用してアンディの元へ戻ることが出来た。
その後、アンディ達は引っ越し先でクリスマスを迎える。おもちゃ達は、新しいおもちゃがプレゼントされないか心配していたが、プレゼントの中身は子犬(バスター)だった。そして、冒険を共にしたウッディとバズは固い友情を誓ったのだった。
登場キャラクター[編集]
主要キャラクター[編集]
- ウッディ・プライド (Woody Pride)
- アンディのオモチャたちのリーダー的存在のカウボーイ人形。お調子者で明るい性格。一人称は「俺」。背中についたひもを引くと、内蔵されたレコードで「銃を捨てろ、手ぇあげな。」「やられたぜ!」などとランダムにしゃべる機能が付いている。アンディの一番のお気に入りだったが、バズがやってきてからはそのポジションが怪しくなっていく。バズを驚かそうとイタズラをするが、不幸な事故でバズが窓から落ちたため、仲間達から「オモチャ殺し」と疑われ、バズ本人とも当初は喧嘩が絶えなかった。しかし互いの本心を知って和解してからは二人で協力し、アンディのもとへと向かう。
- バズ・ライトイヤー(Buzz Lightyear)
- アンディの誕生日にプレゼントとしてやってきた、体にいろいろな仕掛けがある流行のオモチャ。発売されたばかりだったためか、自分が子供向けの大量生産された玩具ではなく本物のスペースレンジャーだと信じており、空も飛べると考えていた(実際は飛んでいないが、本人は目を瞑っているため気づいていない)。一人称は「私」。しかし、シドの家に連れて行かれた際、テレビCMで自身の正体を知り、一時意気消沈するもウッディの説得と本心を知り、彼に協力する。アクションボタンを押した際に再生される"To infinity and beyond!"(日本語版では「無限の彼方へ さあ行くぞ!」)が決め台詞。
その他[編集]
- レックス
- 恐竜のオモチャ。見かけによらず臆病で、自分より怖い恐竜が来るのではないかと思っている。一人称は「僕」。当初はスリンキーやボーと共にウッディを信用していたものの、誤解によって彼との信頼をしなくなるが後に、真実を知るとウッディに謝罪する。
- ミスター・ポテトヘッド
- 組み付けパーツ付のオモチャ。口が悪く皮肉屋。バズに嫉妬したウッディを最後まで見下したものの、最終的には真相を知り、描写はないが和解した。妻のミセスに会うのが夢でラストでそれが実現した。
- ハム
- ブタの貯金箱のオモチャ。ポテトヘッドと同様、ウッディを疑っていた。後に、真実を知ると描写はないがウッディと和解した。
- スリンキー
- 体がバネでできた犬のオモチャ。オモチャの中では最年長でウッディとは長い付き合い。ウッディが疑われた時も信用していたものの、誤解の連続で見放すも真相を知り、罪悪感を感じ、誰よりも彼らを助けようと奮闘する。
- ボー・ピープ
- 電気スタンドの人形。アンディのオモチャ達の中では紅一点。最後までウッディを信じており、ウッディとバズの活躍を見て誤解であった事実を伝えた。
- グリーン・アーミー・メン
- リーダーの軍曹率いる、小型の兵隊たちの集団。ウッディの命令には忠実だが、ウッディがバズを突き落とした時は「おもちゃの面汚し」と言い放った。
- RC
- バギーのラジコンカーのおもちゃ。ウッディに操作ミスで、誤ってバズを落とした。引っ越しの時に、ウッディとバズを乗せて、引っ越しトラックまで走った。
- ロッキー
- 力持ちのおもちゃ。その怪力でウッディを投げ飛ばしたが、事実を知るとウッディとバズを助けるために協力した。
- ミスター・スペル
- 言葉を入れると音声が出るおもちゃ。一応喋れるが、リアクションや意思なども文字で現す。
- スケッチ
- スケッチボードのおもちゃ。ダイヤルを回すことで絵を描くことができる。早撃ちも得意。
- レニー
- 双眼鏡のおもちゃ。おもちゃたちが遠くを見るのに使う。終盤ではウッディとバズが追いかけるのを目撃し、それをみんなに報告したことでウッディの疑いが晴れる。
- 占いボール
- ビリヤードのように8と書かれた黒いボール。それを振ると「望み薄」などと書かれた運勢が出る。ウッディがそれを見て机の下に落としたことで事件が起きてしまう(幸い下には誰もいなかった)。
人間[編集]
- アンディ・デイビス
- ウッディたちの持ち主の少年。当初はバズばかり遊んでウッディに興味を示さなくなったが、引っ越しの際にはウッディとの興味を取り戻す。
- シド・フィリップス
- 本作のディズニー・ヴィランズ。よくオモチャを改造したり、破壊したりするのでアンディのオモチャ達から恐れられている。母親の前では良い子を演じている。
声の出演[編集]
| 役名 | 原語版声優 | 日本語吹替1 | 日本語吹替2 |
|---|---|---|---|
| ウッディ | トム・ハンクス | 山寺宏一 | 唐沢寿明 |
| バズ・ライトイヤー | ティム・アレン | 玄田哲章 | 所ジョージ |
| ミスター・ポテトヘッド | ドン・リックルズ | 名古屋章 | |
| スリンキー | ジム・ヴァーニー | 永井一郎 | |
| レックス | ウォーレス・ショーン | 三ツ矢雄二 | |
| ハム | ジョン・ラッツェンバーガー | 大塚周夫 | |
| ボー | アニー・ポッツ | 戸田恵子 | |
| アンディー | ジョン・モリス | 市村浩佑 | |
| シド・フィリップス | エリック・フォン・デットン | 堀裕晶 | |
| アンディーのママ (デイビス夫人) |
ローリー・メトカーフ | 小宮和枝 | |
| 軍曹 (グリーン・アーミーメン) |
R・リー・アーメイ | 谷口節 | |
| 手下 (グリーン・アーミーメン) |
後藤敦 | ||
| ハンナ | サラ・フリーマン | 笠原清美 | |
| エイリアンたち | ジェフ・ピジョン デビ・デリーベリー |
落合弘治 | |
| レニー | ジョー・ランフト | 八代駿 | |
| バズ・ライトイヤーのCMナレーター | ペン・ジルット | 石井隆夫 | |
| ピザ・プラネットの音声案内 | デビ・デリーベリー | 不明 | |
| ミスター・スペル | ジェフ・ピジョン | 不明 | |
| ロボット | 不明 | ||
| MR.シャーク | ジャック・エンジェル | 小池浩司 | |
| ロッキー | |||
| 伍長 | グレッグ・バーグ | 後藤敦 | |
| ピザ・プラネットの門番 | フィル・プロクター | 不明 | |
| ボウリングのアナウンサー | 不明 | ||
| バズ・ライトイヤーのCMコーラス | アンドリュー・スタントン | 不明 | |
| バズ・ライトイヤーのCMの子供 | ライアン・オドノヒュー | 不明 | |
| シドのママ | ミッキー・マクガワン | 石川悦子 | |
| ピザ屋 | 不明 | 沢りつお | |
| ドライバー | 不明 | 峰恵研 | |
| おもちゃ | 不明 | 石黒久也 山崎哲也 | |
| 母親 | 不明 | 渡辺真砂子 | |
| ウェイトレス | 不明 | 栗山微笑子 | |
| 男 | 不明 | 落合弘治 | |
| 女 | 不明 | 石津彩 田辺静恵 | |
| 子供たち | 不明 | 石橋剣道 木村良平 佐藤衣里香 | |
| モリー | ハンナ・アンクリッチ | 原語版流用 | |
| スカッド | フランク・ウェルカー | ||
| バスター | |||
| つなぐでござる | |||
| プンバァ | アーニー・サベラ | 小林アトム | |
- 日本語吹替1 - 御蔵入り版、2016年10月現在ソフト未収録。
- 日本語吹替2 - 劇場公開版、VHS/DVD/BD収録。
スタッフ[編集]
- 監督:ジョン・ラセター
- 脚本:ジョン・ラセター、ピート・ドクター、アンドリュー・スタントン、ジョー・ランフト
- 音楽:ランディ・ニューマン
日本語版制作スタッフ[編集]
- 演出:松岡裕紀
- 吹替翻訳:いずみつかさ
- 訳詞:中川五郎
- 音楽演出:深澤茂行(ミュージッククリエイション)
- 録音:伊藤恭介
- 調整:井上秀司
- 音楽録音:久連石良文(アオイスタジオ)
- 録音スタジオ:東京テレビセンター
- 録音制作:スタジオ・エコー
- 日本語版制作:DISNEY CHARACTER VOICES INTERNATIONAL, INC.
スペシャル・エディション[編集]
- 日本では次作が劇場公開した2000年3月に「メイキング・オブ『トイ・ストーリー』」を収録したスペシャル・エディション版VHSが発売された。
トリビア[編集]
- ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのディズニー・ハリウッド・スタジオ内のピザ・プラネットにはかつて4代目トヨタ・ハイラックスベースのGYOZAバンが展示されていた。
テレビ放送[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c “Toy Story (1995)” (英語). Box Office Mojo. 2010年6月23日閲覧。
- ^ 日経BP社技術研究部 『進化するアニメ・ビジネス―世界に羽ばたく日本のアニメとキャラクター』日経BP社、2000年、42頁。ISBN 4822225542
- ^ 50 Greatest Animated Movies | TotalFilm.com TotalFilm.com、2015年7月10日閲覧([Interntet Archive]のキャッシュ)。
- ^ 『ピクサー 早すぎた天才たちの大逆転劇』(デイヴィッド・A・プライス著、ハヤカワ文庫、2015年2月)214-215ページ。
- ^ a b “ブリキのおもちゃ博物館から生まれた映画『トイ・ストーリー』!”. ニッポン放送 (20180511). 2018年8月1日閲覧。
- ^ 『別冊映画秘宝 吹替洋画劇場』洋泉社、2003年6月。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト (英語)
- トイ・ストーリー|ディズニー公式
- トイ・ストーリー - allcinema
- トイ・ストーリー - KINENOTE
- Toy Story - オールムービー(英語)
- Toy Story - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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