スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース | |
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Spider-Man: Across the Spider-Verse | |
監督 |
ホアキン・ドス・サントス ケンプ・パワーズ ジャスティン・K・トンプソン |
脚本 |
デヴィッド・カラハム フィル・ロード クリス・ミラー |
原作 | マーベル・コミック |
製作 | フィル・ロード&クリストファー・ミラー |
出演者 |
シャメイク・ムーア ヘイリー・スタインフェルド ジェイク・ジョンソン イッサ・レイ オスカー・アイザック |
音楽 | ダニエル・ペンバートン |
製作会社 |
コロンビア ピクチャーズ ソニー・ピクチャーズ アニメーション マーベル・エンターテインメント TSGエンターテインメントⅡ アラッド・プロダクション ロード・ミラー・プロダクション パスカル・ピクチャーズ |
配給 |
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公開 |
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製作国 |
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言語 | 英語 |
前作 | スパイダーマン:スパイダーバース |
次作 | スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース |
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(原題:Spider-Man: Across the Spider-Verse)は、2023年に公開されるアメリカ合衆国のCGアニメーション映画。2018年の『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編であり、監督はホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン[1]、脚本はデヴィッド・カラハム、フィル・ロード、クリス・ミラーが務める[1]。この映画の物語には、マイルス・モラレスとグウェン・ステイシーの関係が描かれる予定。
この映画はソニーから2019年11月に正式発表され、本作のプロジェクトは2020年6月に開始された。当初は2022年4月に公開される予定だったが、2019年新型コロナウイルス感染拡大の影響により2022年10月7日に全米公開が延期され、2022年4月には2023年6月2日に再延期(日本は2023年公開予定)されることが発表された。また再延期と同時に、続編となる『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が2024年3月29日に全米公開されることも発表された[2]。なお、スパイダーウーマンのスピンオフ映画も制作中であると発表している[3]。
あらすじ
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マイルズ・モラレスの別次元の親友のグウェン・ステイシーは、彼に壊滅的な災害を引き起こす可能性のある謎の新しいヴィランからスパイダー・ピープルの全ての別次元の宇宙を救う任務を完了するよう依頼される。彼とグウェンは一緒に多元宇宙を旅し、二人はスパイダー・フォースとして知られるスパイダー・ピープルのグループに会う。しかし、マイルズはこの脅威と対立してるうちに、スパイダー・フォースとも対立していることに気づく。
登場人物
- マイルス・モラレス / スパイダーマン
- 声 - シャメイク・ムーア(英)
- ピーター・パーカー / スパイダーマンの死後、跡を継ぎ黒いスーツを着用しウィルソン・フィスク / キングピンらと激闘を繰り広げた高校生のグラフィティ・アーティスト。
- グウェン・ステイシー / スパイダーグウェン
- 声 - ヘイリー・スタインフェルド(英)
- 別次元のロックバンドのドラマーであり、マイルズの親友。白いスーツを着用している。
- ピーター・B・パーカー / スパイダーマン
- 声 - ジェイク・ジョンソン(英)
- マイルズのメンターであった別次元の40代のピーター・パーカー。現在、元妻のメリー・ジェーン・ワトソンとの間にメイデイという名前の娘がいる。
スパイダー・フォース
- ミゲル・オハラ / スパイダーマン2099
- 声 - オスカー・アイザック(英)
- 2099 年の別次元のスパイダーマン。別次元からのスパイダーマンで結成されたグループであるスパイダー・フォースのリーダー。
- ジェシカ・ドリュー / スパイダーウーマン
- 声 - イッサ・レイ(英)
- スパイダー・フォースのメンバーであり、別次元の妊娠中のスパイダーウーマン。
ヴィラン
- ジョナサン・オーン / ザ・スポット
- 声 - ジェイソン・シュワルツマン(英)
- 別次元を旅することを可能にする次元間ポータルで体が覆われているスーパーヴィラン。
- ヴァルチャー
- 声 - ヨーマ・タコンヌ(英)
- 鳥をテーマにした衣装を着たヴィラン。
この他にも、ベン・ライリー / スカーレット・スパイダー、マーゴ / スパイダーバイト、サイボーグ・スパイダーウーマン、山城拓也 / スパイダーマン、ピーター・パーカー / スパイダーマン(インソムニアックゲームズ版)、ピーター・パーカー / スパイダーマン(スパイダーマン・アンリミテッド版)、ピーター・パーカー / スパイダーマン(スペクタキュラー・スパイダーマン版)、ピーター・パーカー / スパイダーマン(マーベル・マンガバース、オットー・オクタビアス / スーペリア・スパイダーマン、ドッペルゲンガー、ジュリア・カーペンター / スパイダーウーマン、ケイン・パーカー、メイベル・ライリー / レディスパイダー、シャーロット・ウェバー / サン・スパイダー、パトリック・オハラ / ウェブスリンガー、フラッシュ・トンプソン / キャプテン・スパイダー、スパイダーナイト、スパイダーサイド、オールド・マン・ピーター・パーカー、アイアン・スパイダー、アンナ・メイ・パーカー / スパイダーリングらが登場する。また、ピーターとメリー・ジェーンの娘メイ・"メイデイ"・パーカーも登場する。
キャスト
役名 | 担当声優 |
---|---|
マイルス・モラレス / スパイダーマン | シャメイク・ムーア[1][3] |
グウェン・ステイシー / スパイダーウーマン | ヘイリー・スタインフェルド[1][3] |
ピーター・B・パーカー / スパイダーマン | ジェイク・ジョンソン[4] |
ミゲル・オハラ / スパイダーマン2099 | オスカー・アイザック |
ジェシカ・ドリュー / スパイダーウーマン | イッサ・レイ[3] |
ジョナサン・オーン / ザ・スポット | ジェイソン・シュワルツマン[5] |
ヴァルチャー | ヨーマ・タコンヌ |
ジェファーソン・デイヴィス | ブライアン・タイリー・ヘンリー |
リオ・モラレス | ルナ・ローレン・ベレス |
ジョージ・ステイシー | シェー・ウィガム |
ライラ | グレタ・リー |
ホバート・“ホビー”・ブラウン / スパイダーパンク | ダニエル・カルーヤ[6] |
パヴィトラ・プラバカール / スパイダーマン・インディア | カラン・ソーニ |
制作段階
プロジェクト
前作の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の公開に先駆け、ソニー・ピクチャーズ アニメーションは2018年11月の終盤までに続編映画のプロジェクトを開始。ホアキン・ドス・サントス、デヴィッド・カラーハンは、ソニーの中ではベテランとして知られており、ピクサー・アニメーション・スタジオの映画『ソウルフル・ワールド』の監督と脚本を務めている[7]。前作の映画のプロデューサーであるエイミー・パスカルも今作の続編映画に参加。フィル・ロード、クリストファー・ミラー、アヴィ・アラッド、クリスティーナ・スタインバーグも、続編で再び参加される。スタイン・フェルド主演のスピンオフ映画も予定されている。前作で監督を務めたピーター・ラムジーもエグゼクティブプロデューサーとして参加される[7]。 2019年11月、ソニーが今作の続編を2022年4月8日に公開すると発表されていたが、2019年新型コロナウイルス感染拡大の影響により2022年10月7日に変更[7]。スパイダーウーマンのスピンオフ映画も制作される予定で、女優のイッサ・レイがスパイダーウーマンの声優を務めると発表された[3]。2021年12月5日、原題「Spider-Man: Across the Spider-Verse (Part-One)」をソニーが正式発表、2部構成となる模様[8]。
キャスティング
2018年12月の時点で、シャメイク・ムーアとヘイリー・スタインフェルドは、前作でマイルス・モラレスとグウェン・ステイシーの役を再び務めると発表している[1][3]。2019年11月には、特撮テレビドラマ『スパイダーマン』に登場する「ジャパニーズ・スパイダーマン」を本作の映画に登場させると発表[9]。ピーター・B・パーカー/スパイダーマン役もジェイク・ジョンソンが再び務める予定[4]。2021年8月にはジェシカ・ドリュー/スパイダーウーマン役に女優のイッサ・レイが選出された[3]。
音楽
前作の映画で作曲を担当していたダニエル・ペンバートンが2020年12月、本作の作曲も務めることが明らかになった。[10]
リリース
劇場公開
2023年6月2日に全米公開予定。発表当初は2022年4月8日に公開される予定だったが、2019年新型コロナウイルスの影響により変更された[7][2]。日本では2023年に公開される予定[2]。また、続編となる『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が2024年3月29日に全米公開される予定(日本公開日は未定)[2]。
ホームメディア
ソニー・ピクチャーズは、2022年以降に公開される複数のソニー映画をディズニープラスとHuluで配信し、ディズニー系のテレビ局(主にディズニー・チャンネル)での放送を2026年まで実施すると発表[11]。この結果により、これまで公開されてきたソニー・ピクチャーズの映画、スパイダーマンの映画シリーズも配信されることになるが、この3社の契約はアメリカに限られるため、日本でも配信されるかは不明[11]。
出典
- ^ a b c d e “『スパイダーマン:スパイダーバース』続編決定、2022年米公開へ”. THE RIVER (2019年11月2日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ a b c d ““Spider-Man: Across the Spider-Verse”<原題:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース>全米公開日変更のお知らせ”. ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (2022年4月21日). 2022年4月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g “『スパイダーマン:スパイダーバース』続編にスパイダーウーマン登場!”. シネマトゥデイ (2021年6月7日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ a b “『スパイダーマン:スパイダーバース』続編、ピーター・B・パーカーが再登場 ─ 並行世界の中年スパイディ、ふたたび”. THE RIVER (2021年7月25日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “『スパイダーマン:スパイダーバース』続編、悪役が発表”. シネマトゥデイ. (2022年6月14日) 2022年7月23日閲覧。
- ^ “『スパイダーバース』続編にスパイダーパンク登場決定!声はオスカー俳優ダニエル・カルーヤ”. シネマトゥデイ. (2022年11月8日) 2022年11月8日閲覧。
- ^ a b c d “『ソウルフル・ワールド』の監督を含む新トリオが『スパイダーマン: スパイダーバース』続編の監督に就任!”. IGN Japan (2021年4月20日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “『スパイダーマン:スパイダーバース』続編2022年公開決定、初映像が到着 ─ タイトルは『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE (PART ONE)』”. THE RIVER. 2021年12月5日閲覧。
- ^ “『スパイダーマン:スパイダーバース』監督、東映版スパイダーマンを熱く語る ─ 「完全に独自の世界を築いている」”. THE RIVER (2021年3月1日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “『スパイダーマン:スパイダーバース』続編、1作目の音楽家が続投へ”. THE RIVER (2020年12月16日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ a b “ソニー・ピクチャーズ作品、米Netflixでの配信後はディズニーへ ─ 『スパイダーマン』『ジュマンジ』など過去作品も獲得”. THE RIVER (2021年4月22日). 2021年8月12日閲覧。
外部リンク
- Spider-Man: Across the Spider-Verse - IMDb(英語)
- スパイダーマン:スパイダーバース (@spiderversejp) - Twitter
- スパイダーマン:スパイダーバース (SpiderVerseJP) - Facebook