Mk19 自動擲弾銃

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Mk.19 自動擲弾銃
MK19-02.jpg
M3三脚上のMk.19 自動擲弾銃
Mk.19 自動擲弾銃
種類 自動擲弾発射器
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 サコー・ディフェンス
仕様
銃身長 41.28cm
使用弾薬 40x53mm
作動方式 APIブローバック方式
全長 109.5cm
重量 32.92kg(本体のみ)
62.43kg(三脚など一式)
発射速度 325rpm
375rpm
銃口初速 240.7m/秒
有効射程 1,600m
歴史
設計年 1966年
製造期間 1967年-
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Mk.19 自動擲弾銃(Mk.19 じどうてきだんじゅう; 英語: Mk.19 grenade launcher)は、ベルト給弾方式の自動擲弾発射器(グレネードマシンガン)である。ベトナム戦争以来運用されている。

概要[編集]

Mk.19は、40mmグレネードを最大で毎分300-400発の連射速度で発射し、持続連射速度は毎分40発程度の性能である。本体重量は33kg。最大射距離は2,200mだが、有効射程は1,600m、照準は1,500mまでの目盛となっている。75m未満の射距離では、射手みずからが被害にあう可能性がある。銃口フラッシュハイダーの効果と発射ガスの少なさから、射撃位置の秘匿性に優れている。AN/TVS-5夜間照準具の使用で、夜間でも射撃可能である。

使用される弾薬40x53mm擲弾であり、M203 グレネードランチャー40x46mmとの互換性はなく、有効射程が10倍以上も違う別物である。M203は技術的には「低速度」擲弾に分類され、主に対人用の榴弾を射撃する。Mk.19は「中速度」であり、対人・対装甲車両用の多目的榴弾を射撃する。

主な使用弾薬はM430多目的榴弾である。この弾薬の危害範囲は、弾着地点から半径5m以内の人員を殺害、半径15m以内ならば負傷する。直撃ならば約5cmの装甲を貫通でき、歩兵戦闘車装甲兵員輸送車に有効な打撃を与えられる。集団で行動する歩兵に対して特に有効である。弾薬は32-48発をまとめて一つの金属容器に収納し、その重量は20-30kgである。

Mk.19は、Mk.18 手動連発擲弾銃の後継装備品である。

構造[編集]

作動原理はブローバック・オープンボルト方式で、レバーを倒すと弾薬は機械的に薬室へ給弾される。引き金を引くと、ボルトが閉鎖して撃針が開放され撃発、弾丸が射出される。発射ガス圧を受けたボルトが後退して排莢と装填を行う。この作動方式は、まれに射手を事故に巻き込むことがある。弾詰まりを起こした場合、射手は薬室から弾丸を抜き出すが、このときにボルトが閉鎖してしまうと弾丸が炸裂する場合があり、近隣の人員を死傷させる。

生産は、ジェネラル・ダイナミクスおよびサコー・ディフェンスが行っている。

運用[編集]

演習の模様(2003年)
IFAV

元々はアメリカ海軍ベトナム戦争時に、メコン川哨戒艦艇に搭載したものであるが、改修を重ねてアメリカ陸軍でも運用されるようになった。射撃は通常1個で行い、三脚または車載銃架に搭載される。主な搭載例は、海軍の哨戒艦艇およびハンヴィーストライカー装甲車ジープなど多数にわたる。陸軍ではM2 12.7mm重機関銃と選択されて使用される。

イスラエル国防軍も採用しており、歩兵および機械化部隊が運用している。

スウェーデンは、Grsp 40mm自動擲弾銃としてMk.19のライセンス生産を行っている

ベトナム戦争のほか、湾岸戦争(1991年)およびソマリア内戦(1993年)でもアメリカ軍が使用し、イラク戦争(2003年)でも運用された。

登場作品[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]