AK-47

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AK47
AK-47 II型
AK-47 II型
AK47
種類 軍用ライフル
製造国 ソビエト連邦(開発国)
設計・製造 ミハイル・カラシニコフ(設計技師)
年代 1949年
仕様
種別 アサルトライフル
口径 7,62mm
銃身長 415mm
ライフリング 6条右回り
使用弾薬 7.62mm x 39
装弾数 30発
作動方式 ガス圧作動、ターンロックボルト
全長 870mm
重量 3.800g(マガジン無し)
4.300g(マガジン付)
発射速度 600発/分
銃口初速 730m/s
有効射程 600m
歴史
設計年 1947年
製造期間 1949年~現在
配備期間 1949年~現在
配備先 ソ連軍ロシア軍中国人民解放軍
北朝鮮軍エジプト軍
ブルガリア軍ポーランド軍
東ドイツ軍ハンガリー
その他アフリカ大陸全域
関連戦争・紛争 ベトナム戦争, 湾岸戦争
イラク戦争、その他全ての紛争
バリエーション

AK-47II型、AK-47III型、Ak47s
AK-47III型、ドラグノフ狙撃銃
ドラグノフ狙撃銃ブルパップ式
RPK、RPK74、AKM、AKMS
PKAK74、AK74S、AK74SU
AK101、AK102、AK103
AK104、AK105、AK107
AK108、PP19、ガリルAR
ガリルARM、ガリルSAR
ガリルMAR、ガリルAR 308
ガリルスナイパー、Rk62・Rk 76
Rk 95 TP、バルメM82、AMD-63
AMD-65、AMP-69、M70・M70A
M76N、M77、M80

AIM・AIMS、FPK
製造数 8000万丁~1億丁以上
  

AK-47(アフトマート・カラーシニコバ-47、アブトマット・カラシニコバ-47;ロシア語:Автомат Калашникова образца 1947 года アフタマート・カラーシュニカヴァ・アブラスツァー・トィースャヂ・ヂヴィチソート・ソーラク・スィヂモーヴァ・ゴーダ:「カラシニコフの1947年型自動小銃」;ラテン文字転写:Avtomat Kalashnikov-47;エーケーよんじゅうなな、エーケーよんなな)は、1947年ソビエト連邦軍が制式採用した歩兵用突撃銃アサルトライフル。本稿ではその派生モデルについても記述する。

目次

[編集] 概要

ミハイル・カラシニコフを筆頭に開発が行われたため、カラシニコフの名が冠されている。AK-47から発展した銃を総称してカラシニコフ銃カラシニコフ突撃銃と呼ぶこともあるが、AK-47はその中で最も初期の銃である。

ドイツ国防軍の開発したアサルトライフル、MP43MP44StG44)などに影響を受けて開発されたと言われており、そのコンセプト、使用弾薬や外見のレイアウト、すなわち銃身上のガスチューブ・箱型弾倉・ピストルグリップの組み合わせは類似しているが、ボルトまわりの内部構造は全く異なっている。

開発者のカラシニコフは『アームズマガジン』のインタビューで、アメリカからの援助兵器であるM1カービンからヒントを得たと語っている。

[編集] 特徴

AK系統の銃(AK74系統を除く)の特徴には以下のようなものがある。

[編集] 信頼性の高さ

この銃は信頼性が高いことが最大の特徴であり、扱いが多少乱暴でも確実に動作する。これはミハイル・カラシニコフが設計の段階で、部品同士にわずかな余裕を持たせ、多少の泥や砂、高温または寒冷地における金属の変形、生産時の技術不足による部品精度の低下が起きても、きちんと動作するよう考慮したためである。故に極寒地や砂漠の兵士からも信頼が寄せられている。機関部の内側に泥などが入っても、軽く水洗いすれば射撃できるほどである。

[編集] ユニット化と故障の少なさ

内部の部品は極力ユニット化されており、野外で分解する際に部品を紛失したり、簡単に故障したりしないように工夫してある。このような銃の頑丈さや簡素化は同時に兵士の負担も減らす。銃を扱うのが初めての人間でも数時間から数日間の講習を受ければ、100m先のマンターゲットに命中させられるようになるという。

[編集] 初期の曲銃床とマズルジャンプ

マズルジャンプとは、弾丸が銃口から飛び出した瞬間に銃口が跳ね上がる現象で、射撃時の反動から生じる。この現象は通常の銃であれば程度の差はあれ必ず生じるが、初期のAK-47は曲銃床であったため、反動を直に受け止めにくく、マズルジャンプが起こりやすかった。

フルオート射撃時には連続的に反動が生じるため、銃口が連射とともに徐々に跳ね上がり、狙いを定めるのは困難になる。同様の例はアメリカ軍に採用されたM14でもあり[1]、M14は後のM14A1で、AK47ではAKMでいずれも直銃床に変更され、より反動を受け止めやすく、コントロールしやすい構造[2]に改良されている。

イラクファルージャアメリカ海兵隊によって鹵獲された武器。左から一番目がAKM、三番目がAKMSである。

[編集] 革命の象徴

第二次大戦後、独自設計(弾丸のみがAK47と共通)のVz 58突撃銃を採用したチェコスロバキアを除くワルシャワ条約機構加盟国や中国・北朝鮮などで採用されて東側を代表する突撃銃となった。武力によって独立を勝ち取った国や政権を奪取した政府にとって、AKは戦乱を戦い抜いた頼もしい戦友であり、自主独立の象徴でもある。モザンビーク共和国では国旗にデザインされているほどである。ただし、リビアインドではFN FALが、ミャンマー(ビルマ)ではH&K G3が採用されるなど、いわゆる旧東側に近いとされる非同盟諸国においてもAK47系統を主力小銃とはしなかった国も少数ではあるが存在する。

[編集] ベトナム戦争での活躍

ベトナム戦争では、ソビエト連邦や中華人民共和国から、北ベトナム軍(NVA)や南ベトナム解放民族戦線(NLF)に向けて大量のAKが送り込まれた。戦場は熱帯雨林を中心とする過酷な環境であったが、AKはその中でも確実に動作した。

アメリカ海軍の特殊部隊「SEALs」でも鹵獲品を使用する例があった。

[編集] 中東やアフリカでの流通

中東では、アメリカが1980年代ムジャーヒディーンに対し武器援助をした際、不正規品の購入に資金を与え、AK-47がこの地域に大量に出回る結果となった[3]アフリカ諸国においては、1960年代の独立闘争の際や、冷戦終結後、東欧諸国などから流入したAKがあふれて、それが内戦の終結を難しくしている一因となっている。

M16(上)とAK-47(下)の比較

現在、アフガニスタンやイラクで活動している特殊部隊PMCの社員には、M16系ではなくAK特に7.62mm口径を使う者も多い。これは信頼性のみならず、7.62mm口径の高威力や、弾薬と部品の補給が容易だからでもある。特にPMCは軍に比べて部品の供給が遅いため、故障・破損しても即座に修理・代替することができるAKの人気は高い。

[編集] 人類史上最も人を殺した兵器

ソビエト連邦は冷戦期、東側友好国に対して大量のAKを供与した。また、一部の国々に対してはライセンス生産も認めた。このため、7.62mm口径のAKは莫大な数が生産されており、世界で最も大量に生産された小銃といわれている。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの調査によると、非正規品を含め約1億丁ほど出回っている。AKはアフリカなど一部の地域では30ドル以下でも購入でき、多数の武装勢力による紛争、テロリスト等に使用され発展途上国で多大な被害をもたらしていると報告した[4]。調査報告書は「AK-47:世界最強の殺人マシーン(AK-47:The World's Favourite Killing Machine)」と題され、「人類史上最も人を殺した兵器」とも、「小さな大量破壊兵器」ともいわれている。

近年、このように行き渡った武器を用いた紛争・テロリズム・銃犯罪が発生しており、小火器の脅威は強まっていることから、何らかの対策が必要だと考えられている。

[編集] コピー品の氾濫

テロリストや傭兵(非戦闘員)が使用しているのは、ほとんどがAK-47の非正規・コピー版である。中国の中国北方工業公司はライセンス切れのため、改造箇所を根拠に自社製品としてAK系を製造し続けていて、中には民間向けのスポーツ射撃用のものまである。2008年11月、インドムンバイ市で発生した同時多発テロでも、犯人グループ「デカン・ムジャヒディン」[5]の使用していたAK-47は中国製であると報じられた[6]

2006年時点で、AKの製造ライセンスを持つのは、カラシニコフが籍を置く後述のIzhmash社のみだが、過去にAKのライセンス生産を行っていた国々の大半は製造を継続しており、輸出も行なわれている。さらにAKは構造がシンプルで、部品の誤差を許容する設計から密造品も多く、これら不正規品を含めたAKの総数は1億丁を超えるのではないかと推測されている。日本においてもオウム真理教が発展型であるAK-74をコピーして密造することを企てたが、技術不足により連射することが不可能で、警察の追及もあって量産されることはなかった(自動小銃密造事件)。

2004年、85歳の誕生日を前にカラシニコフは「中国などがライセンス切れにもかかわらず、AKの製造を続けている。それが紛争地に出回り、AKの評価を落としているのは悲しいことだ」と朝日新聞の取材にコメントしている。また、2006年当時のIzhmash社のウラジミル・グロデツキー氏は、同年の製品発表会で「ロシア製のAKは世界全体に流通しているうちの12%程度」と発言している。アフガニスタン、パキスタン北部のダラ村などの紛争地域では「村の鍛冶屋」のような所でも旋盤などの簡単な工作機械で製造されることが多い。ただし正規品に比べ工作機械の質が劣ることもあり、削り出し加工しやすいように材質が柔らかく耐久性に難があると言われる。ただし、弾薬まではコピーできないため、弾薬の規制が導入されつつある。実際にAKを使う兵士に言わせれば、中国製その他のコピー品はやはり仕上げが悪く、やはりロシア製の純正品が良いという。その反面、純正AKの信頼性を頼りにして精密に作る必要がないロシア製の弾薬は雑なつくりで、弾薬は中国製の方が品質が良くて好評であるとされる。

また、傭兵の高部正樹ルーマニア製のAKMはマガジンの着脱に難があり、何弾倉分を乱射するとバレルが曲がってくるなどの問題があり、酷評されていたと語っている。

[編集] 開発の経緯

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ突撃銃(アサルトライフル)という概念を作った。これは、現代戦に於ける交戦のほとんどは100メートル以下の近距離で発生するという事実に基づいていた。小火器を使った交戦の大半で当時の一般的な小銃弾は威力が過剰だったのである。その結果、有効射程300m程度の中威力の弾薬を用い、短機関銃のように多装弾の弾倉を使用し全自動での連射が可能な小火器が求められた。これは製造費を抑えるため8mmモーゼル弾を33mmに短縮し軽くすることによって実現された。結果として生まれたStG44突撃銃はこれらの特徴を持つ最初の小銃ではなく、デザインのみならイタリアソ連で先に作られていた。しかしながら、突撃銃の有効性を正しく評価することのできる数を生産したのはドイツが初めてであった。ドイツは終戦まで突撃銃を多数配備しソビエトとの戦闘に使用した。この経験は戦後のソビエトの銃器設計思想に深く影響した。

1941年10月、ミハイル・カラシニコフ軍曹はブリャンスクの戦いにソビエト軍の戦車兵として参加し、負傷して後方の病院に送られた。敵側のドイツ兵が多数の短機関銃で強力に武装してソビエト軍を圧倒する姿を見たカラシニコフは、入院中に既に新しい短機関銃の構想をまとめ上げ始めていた。傷が良くなると、カラシニコフはアルマ・アタの政治局の技術書記として勤務し始め、7.62×25トカレフ・ピストル弾を使用する短機関銃を設計した。完成したモデル1942短機関銃は、既存のPPS短機関銃と比べ大きな利点はないとされ、結局採用には至らなかった。しかし、モデル1942短機関銃を試作したことによって、カラシニコフはソビエト造兵社会の一員として認められるようになった。

1942年冬からドイツ軍が東部戦線で試験運用開始、翌年後半より本格運用された7.92mmクルツ弾はソ連軍にも影響を与え、これを参考にN.M.イェリザロフとB.V.セミンが試作した7.62×39mm弾1945年7月に制式採用)を使うライフルカービンの開発が始められる。カラシニコフが7.62×39mm弾を使う銃の開発に関係したのは、7.62×39mm口径セミオートマチック・カービン開発プロジェクトからだった。1944年、カラシニコフはセミオートマチック・カービンの開発を始め、1944年から1945年にかけて実射テストが行われた。この段階で、カラシニコフはアメリカM1ガーランド小銃を参考にしている。しかし、先行するS.G.シモノフのシモノフ・カービンの方が優位にあり、軍制式になりつつあった。そこで、カラシニコフの開発方針は突撃銃(アフトマート)へと向かう。

カラシニコフ突撃銃の機構は、当初ブローバック方式によるものが設計された。しかし、7.62×39mm弾はトカレフ・ピストル弾に比べてはるかに強力で、全長も長い。そのためブローバック方式を採ると、ボルトを重く大型にし、レシーバーも長くしなければならないことにカラシニコフは気付いた。そこで、カラシニコフはガス圧利用のロータリーボルトによるロッキング方式に設計を改める。これは、1944年に彼が開発したセミオートマチック・カービンに用いた方式だった。この設計図の完成には多くに人々が協力した。カラシニコフは、完成した突撃銃の設計図をモスクワに送り、直ちに試作許可が下りた。試作品の製作はフルスピードで進められた。銃のように多数の部品、メカニズムから成る製品を一人で短期間に改良、完成させることは不可能で、この段階でも多くの協力者がカラシニコフを助けた。出来上がったカラシニコフ・モデル1946試作アフトマート(実験用AK-46)は造兵廠の試射場でテストを受けた。テストと改良を幾度も繰り返した後、カラシニコフ銃は試射テスト、部隊テストのため限定生産され支給された。数次にわたる各種テストにより、カラシニコフ突撃銃は次々と改良を加えられ、最終的にカラシニコフ・モデル1947試作アフトマート(実験用AK-47)が作られる。これが、後にアフトマート・カラーシニコヴァ1947、AK-47I型と呼ばれる製品である。

[編集] バリエーション

AK系ライフルは基本設計が優れていたため、多くの改良がなされながらも50年以上に亘って世界の紛争地域で使われ続けている。初期型のものも7.62mm弾の対人威力が非常に大きいことから、特に接近戦の多い市街戦などで現役で多用されている(丁度散弾銃と最新のライフルの中間の射程を埋める武器になりうる)。

また、東側各国でライセンス生産、コピー生産されバリエーションは多岐に渡る。

国内の報道ではAK系はすべてAK47と記されることが多いが、実際にはそのバリエーションである場合が多い。

[編集] SKSカービン

SKSカービンは設計者も構造もAK-47とは異なるが、同型の7.62×39mm弾を最初に採用したライフルであり、一部の部品が共有出来るコピー品も製造されるなど、AK-47とは少なからず関係がある。

詳細は「SKSカービン」を参照

[編集] AK-47

AKS-47(上)と弾倉を取り付けていない状態のAK-47(下)

AK-47は7.62×39mmの口径を持つ銃で、実包は30発入りの箱型弾倉(バナナ型といわれることもある)、または75発入りのドラム型弾倉に収められている。一度弾を込めて発射すると、発射時に発生する高圧ガスを銃口手前から引き込んで、重いピストンを後方に押し下げ、その先にある部品が自動的に次の弾を込めるようになっている。この射撃と送弾を連続的に行うことにより連射が可能となり、AK-47は一分間に600発以上の速度で射撃ができる。

AK-47は当初、機密扱いの武器であったため、兵士は覆いを被せて持ち運んでいた。弾の威力や信頼性の点で当初から強力な銃ではあったが、改良は常に行われており、西側ではAK-47を生産時期と特徴からI型からIII型まで分類している。このAK-47はさらに後のAKMに発展する。

[編集] AKS-47

銃床を折り畳んだAKS-47

AKS-47は、AK-47の銃床を金属製の折り畳み式のものに変更し携帯性を高めたモデルである。この銃床は銃の下方に回転させて折り畳む方式で、ドイツのMP38・40のものとよく似ている。AKS-47は落下傘部隊スキー部隊などの特殊部隊に支給されたほか、車両部隊やヘリコプターの装備火器としても利用された。さらに、国境警備に当たるKGB部隊にも支給された。

東ドイツなどの一部の国では、右側面へ回転させて折り畳む方式の派生型が製造された。

ちなみにAK-47Sという名称は、東京マルイ独特の呼び方であり、実際の形式名はAKS-47である。

[編集] AKM

AKM

AKMАКМアカエームАвтомат Калашникова модернизированныйアフタマート・カラーシュニカヴァ・マデルニズィーラヴァンヌィィ:「改良型AK」)はAK-47を改良した銃で、基本構造はAK-47と同様の銃である。ただし、銃の本体部分(フレーム)が従来は削り出し加工で製造されていたのに対し、プレス加工を多用し、生産性を大幅に高めると同時に軽量化にも成功している。また、AK-47の傾斜した銃床(銃の肩に当てる部分。ストック)が命中精度を下げていたため、AKMではこの角度を直線的に改めて(直銃床)精度を高めている。さらに、銃口(マズル)部分の先を斜めにしてマズルブレーキとし、発射時の反動で銃口が上に向かないように改良されている。

普通は近代改修化すると小口径高速弾化し、ストッピングパワーが弱くなるところであるが、AKMはAK-47より1.8cmほどバレルが長くなっているため、近代改修化されたにもかかわらず多少だがストッピングパワーが増している。そのため、紛争地域ではAK-47よりコントロールのしやすいAKMが好まれる。 弾倉プラスチック製になったのはAKMからである。

[編集] AKMS

AKMSは、AKMの銃床を折りたたみ式にしたものである。AK-47S同様、空挺部隊や戦車部隊などで用いられる。

[編集] RPK

RPKРПК エルペカー;Ручной пулемёт Калашникова ルチュノーイ・プリミョート・カラーシュニカヴァ:「カラシニコフ手持ち機関銃」)は、RPD軽機関銃の後継分隊支援火器として1961年に制式採用された軽機関銃型のAKMである。

詳細は「RPK軽機関銃」を参照

[編集] PK

PKПК ペカー;Пулемёт Калашникова プリミョート・カラーシュニカヴァ:「カラシニコフ機関銃」)は、AKの発展型としてカラシニコフが開発した汎用機関銃で、7.62mm×54R弾を使用する。1961年にソビエト軍に制式採用された。

詳細は「PK (機関銃)」を参照

[編集] ドラグノフ狙撃銃

ドラグノフ狙撃銃は、AK-47の機構を狙撃銃に応用したものである。

詳細は「ドラグノフ狙撃銃」を参照

[編集] AK-74

AK-74は、AKMの後継となる小口径の突撃銃である。

詳細は「AK-74」を参照

[編集] VEPR

VEPRRPK軽機関銃を製造しているモロト社がRPKのレシーバーを使用し、製造したライフルである。このVEPRには大きく分けて二種類存在する、軍などの法執行機関向けのVEPR-12セミオートショットガンと民間市場向けのVEPR猟銃である。

詳細は「モロト VEPR」を参照

[編集] VSS

VSSは隠密潜入作戦やゲリラ作戦用に従事する特殊部隊向けに開発された、特殊消音狙撃銃である。

詳細は「VSS (狙撃銃)」を参照

[編集] イズマッシュ社と現代のAK

ソビエト連邦崩壊後、ロシアのAK生産拠点は民営化され、Izhmash社(イズマッシュ、イジェマッシ)として再出発した。現在もAKシリーズの生産、改良を続けており、様々なバリエーションが発表されている。

詳細は「AK-100」を参照

[編集] 擲弾発射器

AKには銃身の下に擲弾発射器(グレネードランチャー)を取り付ける事ができる。これは、アメリカがベトナム戦争中に開発したM16用のM203を意識した可能性が高い。

[編集] GP25(BG-15)/GP30

GP30型擲弾発射器 銃本体はAN-94である

GP-25BG-15、まれにGB15)と、GP-30(イジェはGP-34)は、アメリカ製のM203の対抗製品として開発したAK用のアンダーバレル式グレネードランチャー

40mm口径で、GP-25は1970年代ごろに製造された。GP-30はGP-25の改良型で、GP-25に比べて軽量化されており、同構造だがランチャー右側面の照準器の形状が異なる。いずれも射程は150m程度で、着発信管を組み込んだVOG-25と、着地後にグレネードを空中に射出して空中で炸裂させるVOG-25Pと呼ばれる二種類の擲弾が用意されている。

西側の40mm擲弾とは異なり、ロケットのように飛翔する無薬莢の擲弾を銃口から押し込んでランチャーに装填する。そのため射撃精度は低いが、ランチャーの構造を単純・コンパクトにすることができ、軽量化できた。

また、銃口後端左側面のエジェクターを押せば、擲弾を安全にとり出すことが可能。射撃は、グリップを握りダブルアクションの引き金を引いて行う。銃身のライフリングは、12条で刻まれており、擲弾は発射された後、その回転で信管に施された安全装置が解除される。それと同時に空中弾道が安定するようにもなっている。M203と異なり、銃を改造せずにそのまま取り付けることが出来るよう設計されている。

製造国一覧

[編集] BS-1

BS-1(チシナー:静寂)は、AKS-74Uのために作られた口径30mmの発射器。専用の空砲を撃ち、その力で擲弾が飛び出す構造になっているため、発射音が小さい。

[編集] アルクス モデル40A3

アルクス モデル40A3は、ブルガリアのアルクス社が製造するのグレネードランチャーである。40×46mm グレネード弾を使用する。

[編集] アーセナル M6

アーセナル M6は、ブルガリアのアーセナル社が製造するM203タイプのグレネードランチャーである。40×46mm グレネード弾を使用する。

[編集] RGB-1

RGB-1は、クロアチアのRH-ALAN社が作った40×46mm グレネード弾を使用するグレネードランチャーである。

[編集] ZMT モデル1983

モデル1983は、ポーランドのZMT社が製造する。40×46mm グレネード弾を使用するグレネードランチャーである。

[編集] AG-40 Md80

AG-40 Md80は、ルーマニア製の独自の40×47mm弾を使用するM203タイプのグレネードランチャーである。40×46mm グレネード弾を使用するタイプもある。

[編集] 各国で生産されたAK

AK-47だけでなく、AKMやRPKAK-74を基に開発されたものも含む。ただし、SVDPKMのコピーは含めない。(RPK専用のページもあります。各国で生産されたRPKをご覧ください。)

国名 名称   相当品、備考
中国 56式自動歩槍
56-1式自動歩槍
56-2式自動歩槍
56-C式自動歩槍
81式自動歩槍
86式自動歩槍
AK-47III型、スパイクバイヨネット装着
AK-47S
AK-47S、側面折畳ストック
56-2式ベースカービン
56式ベース、ブルパップ方式
北朝鮮 58式小銃
68式小銃
 AK-47III型
AKM
東ドイツ MPi-K
MPi-KmS
MPi-KM
MPi-KMS-72
MPi-AK-74N
MPi-AKS-74N
MPi-AKS-74NK
ヴィーガーSTG940
ヴィーガーSTG942
ヴィーガーSTG943
ヴィーガーK500
KK-MPi-69
AK-47III型
AK-47S、側面折畳ストック
AKM
AKMS、側面折畳ストック
AK-74
AKS-74、側面折畳銃床
AKS-74U、側面折畳ストック
5.56×45mm弾仕様
STG940、側面折畳ストック
STG942カービン
RPK-74
訓練用.22LR仕様
ポーランド ポーランド PMK
PMKS
PMKM
PMKMS
Kbkg wz.1960
Kbk wz.1988 タンタル
Skbk wz.1989 オニキス
Kbk wz.1996 ベリル
Kbk wz.1996 ミニベリル
Kbk wz.2002 ビン
Kbk wz.2005 ジャンター
AK-47
AK-47S
AKM
AKMS
AKM狙撃銃
AKS-74
AKS-74、近代化モデル、5.56×45mm弾仕様
wz.1996短縮型
wz.1996ブルパップ仕様
wz.2002近代化モデル
ユーゴスラビア
セルビア セルビア
M70
M70A
M72
M92
M76
M77
M80
M80A
M85SMG
M92SMG
M21
AKM
AK-47S
RPK
M70A短縮型
M70狙撃銃、7.92mm×57弾仕様
M70、7.62mm×51弾仕様
M70、5.56mm×45弾仕様
M70A、5.56mm×45弾仕様
AKS-74U、5.56mm×45弾仕様
AKS-74U、7.62mm×39弾仕様
M80、近代化カービン、側面折畳ストック
ルーマニアの旗 ルーマニア AIM
AIMS
FPK(PSL)
AKM、フォアグリップ付属
AKMS、フォアグリップ付属
AKM狙撃銃、7.62mm×54弾仕様
ハンガリー FEG AMD-63
FEG AMD-65
AMP-69
FEG-NGM
AKM、フォアグリップ付属
AKMSカービン、フォアグリップ付属、側面折畳ストック
AMD-65簡易型、側面折畳ストック
AKM、5.56×45mm弾仕様
ブルガリア ブルガリア アーセナル AR-M1
アーセナル AR-M1F
アーセナル AR-M4SF
アーセナル M9
アーセナル M9F
アーセナル SLR-100シリーズ
AK-74
AKS-74
AKS-74U、5.56×45mm弾仕様、側面折畳ストック
AK-74、5.56×45mm弾仕様
AKS-74、5.56×45mm弾仕様、側面折畳ストック
AK100シリーズに相当
イスラエル ガリル ARM
ガリル AR
ガリル SAR
ガリル MAR
ガリル ARM 308
ガリル AR 308
ガリルスナイパー
5.56mm×45弾仕様、側面折畳ストック
ARM簡易型、側面折畳ストック
ARカービン、側面折畳ストック
AR短縮型、側面折畳ストック
ARM、7.62mm×51弾仕様、側面折畳ストック
ARM 308簡易型
狙撃銃、7.62mm×51弾仕様、側面折畳ストック
ガリルはオリジナル
イラク タブク AK-47、AK-47S、AKM、AKMS
型式番号による区別無し
エジプト MPi-KMS-72
MISR
東ドイツ製エジプト向け輸出仕様、側面折畳ストック
AKMベース、近代化モデル
インド INSAS AK-47、5.56mm×45弾仕様
フィンランド フィンランド Rk62
Rk76
Rk 95 TP
バルメM82
M90
固定ストック
側面折畳ストック
ブルパップ式、5.56mm×45弾仕様
南アフリカ共和国 R4
R5
Vektor CR-21
IMI ガリル AR
IMI ガリル SAR
強化樹脂外装、ブルパップ式、5.56mm×45弾仕様
イタリア イエーガーAP80
イエーガーAP84
ベルナルデリVB-STD
ベルナルデリVB-SR
AK47III、.22LR弾仕様
ガリルAR、外観の異なり.22LR弾仕様
M16のマガジンを使用できるようにしたガリルAR
M16のマガジンを使用できるようにしたガリルSAR
スウェーデン FFV-890C ガリル5.56AR、ハンドガード変更
オランダ NM-1
D.NM-1・M2
ガリル5.56ARM
NM-1をベースに開発したオリジナル
ドイツ GSG-47 AKMをベースに開発したオリジナル、.22LR弾

[編集] 登場作品

前述のように世界で最も大量に生産された小銃と言われるだけあって、登場する作品は数知れない。特に、敵側の銃として定番になっている。主人公側が敵のAKを奪って使用する場面も多く見られる。他の銃が作動不良を起こす環境下でも正常に作動する等、頑丈さが強調されることもある。

AK-47が登場する作品の一覧を参照されたし。

[編集] 脚注

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  1. ^ 津野瀬光男 『幻の自動小銃―六四式小銃のすべて』 光人社〈光人社NF文庫〉、2006年。
  2. ^ AKMは銃口先端を斜めに切ったマズルブレーキで銃口の跳ね上がりを軽減している。
  3. ^ 無論使途を指定したわけではない。ただし、捕獲された西側製の武器(例:「CIA FAL」)や通信機器などが「不正関与の証拠」として国連安保理などにソビエトや旧東側陣営から提出されるケースが多かったこと、西側製の武器類が精巧ゆえに高価かつ使用・整備が難しくなったこと、旧西側に比して旧東側の武器輸出の規制が緩く流通量も多い(極端に言えば鹵獲した敵対勢力の武器や弾薬も補給源になりうる)ことなどから、ベトナム戦争以降は旧東側製武器の提供が多くなったとされている。イラク戦争における北部クルド人勢力にはもっぱらロシア製装備が供与されている。
  4. ^ 国際事務局 : AK-47:世界で最も野放しになっている武器
  5. ^ その正体はパキスタンのイスラムテロ組織「ラシュカレタイバ」であると報じられている(NHK、JNN、産経新聞他)。
  6. ^ NHK報道による

[編集] 参考文献

  • 松本仁一 『カラシニコフ1』 朝日新聞社、2004年。
  • 松本仁一 『カラシニコフ2』 朝日新聞社、2006年。
  • カラシニコフ (口述) 『カラシニコフ自伝 : 世界一有名な銃を創った男』 エレナ・ジョリー聞き書き 、 山本知子訳、朝日新聞出版〈朝日新書〉106、2008年、245頁。

[編集] 関連項目

AK-47の基本構造をもとにしたソ連・ロシア製の銃
AK-47に類似した外国製のアサルトライフル

[編集] 外部リンク

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