M2 60mm 迫撃砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
M2 60mm迫撃砲
M2-Mortar.jpg
WWII era 60 mm U.S. M2 Mortar, G.I. helmet shown for scale
種類 迫撃砲
原開発国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
運用史
関連戦争・紛争 第二次世界大戦, 朝鮮戦争, ベトナム戦争
開発史
開発者 エドガー・ウィリアム・ブラント
派生型 Type 31
諸元
重量 19.05kg(42lb)

砲弾 1.33 kg (2 lb 15 oz)
口径 60mm(2.36in)
砲身 726mm(2ft5in)
仰角 +40°to+85°
旋回角
発射速度 18発/分
初速 158m/s(518ft/s)
最大射程 1,815m(1,985yards)
砲口部とM4コリメーター照準器

M2 60mm 迫撃砲英語: M2 Mortar)は、アメリカ軍第二次世界大戦からベトナム戦争にかけて使用した軽迫撃砲である。

M2迫撃砲はM1 81mm 迫撃砲手榴弾のギャップを埋めるために、1920年代後半からフランスのストークブラン社製Mle.1935 60mm迫撃砲ライセンス生産として、アメリカ陸軍軍需品部により開発が始まり、1930年代後期に試験を受けた。1940年1月、最初の1,500門の発注がなされ、最終的に約60,000門が生産された[1]

初めて実戦投入された第二次世界大戦当時のアメリカ軍の歩兵連隊では1個連隊に27門が装備されていた。歩兵中隊ごとに編成された火器小隊に3門ずつ配備され、歩兵3個小隊を3門の60mm迫撃砲が支援するようになっていた。

主に榴弾を使用するが、夜間低空侵入してくる敵機を迎撃する際にM83照明弾を発射して対空射撃の支援を行ったこともある。

第二次世界大戦以降も、1942年に制式採用されたM19 60mm 迫撃砲と共に朝鮮戦争ベトナム戦争で使用されたが、現在は新型のM224 60mm 迫撃砲に更新されて退役している。

また、原設計国であるフランス軍においても、オリジナルのMle.1935 60mm迫撃砲とともに運用され、第一次インドシナ戦争アルジェリア戦争でも使用された。

日本でも1951年より供与され、陸上自衛隊によって使用されていたが現在は退役している。

諸元・性能[編集]

諸元

性能

  • 俯仰角: +40°~+85°
  • 旋回角: 左右7°
  • 砲口初速: 158m/秒(518ft/s)
  • 最大射程: 1,815m(1,985yds)
  • 発射速度: 18発/分
    M2 60mm迫撃砲の砲弾。
    左からM69訓練弾、M49A2榴弾、M302白燐発煙弾、M83照明弾

砲弾・装薬


参考文献[編集]

  1. ^ Dan Alex (2010年11月16日). “Mortar, 60mm M2 Muzzle-Loading Light Mortar” (英語). 2012年4月7日閲覧。

外部リンク[編集]