あずさ監査法人
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あずさ監査法人(あずさかんさほうじん、英文名称:KPMG AZSA & Co. )は2003年に設立された日本の大手監査法人。
いわゆる「4大監査法人」の一つである。
海外の大手監査法人を指す「big4」の一つ、KPMGのメンバーファーム。
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[編集] 概要
- 本部 - 東京都新宿区津久戸町1-2 あずさセンタービル
- 従たる事務所 - 名古屋事務所、大阪事務所など12箇所
- 連絡事務所 - 北関東事務所新潟オフィスなど14箇所
- 人員 - 2007年9月時点 4,041名
- 主なクライアント - 三井住友フィナンシャルグループ、NTT、住友商事、ホンダ、NEC、シャープ、新日本製鐵、オリエンタルランドなど
[編集] 沿革
- 1949年 - ピート・マーウィック・ミッチェル(PMM)日本事務所を東京に設立
- 1969年7月 - 監査法人朝日会計社設立
- 1985年7月 - 監査法人朝日会計社と新和監査法人(昭和49年12月設立)が合併し、監査法人朝日新和会計社設立
- 1993年10月 - 監査法人朝日新和会計社と井上斎藤英和監査法人(昭和53年4月設立)が合併し、朝日監査法人発足
- 2002年 - アーサー・アンダーセン解散により、朝日監査法人、海外提携ファームを失う
- 2003年2月 - 新日本監査法人(現 新日本有限責任監査法人)よりKPMGの監査部門が独立し、あずさ監査法人を設立
- 2003年4月 - 朝日監査法人がKPMGのメンバーファームに正式加入
- 2004年1月 - 朝日監査法人とあずさ監査法人が合併し、法人名をあずさ監査法人として発足、引き続きKPMGのメンバーファーム
[編集] 設立の経緯
- 従来、日本の4大監査法人の一つであった朝日監査法人はアーサー・アンダーセンのメンバーファームであったが、エンロン事件によってアーサーアンダーセンが廃業してしまい、海外のネットワークを失うことになってしまった。
- 一方、4大監査法人の一つである新日本監査法人(当時)はアーンスト・アンド・ヤング(E&Y)とKPMGの二つの国際的な組織のメンバーファームであったため、KPMGは朝日監査法人と提携することを決定した。そこで、いったん新日本監査法人のKPMG部門が独立する形で設立された旧あずさ監査法人と朝日監査法人とが合併する形で、2004年1月に現在のあずさ監査法人が設立された(ただし存続法人は朝日監査法人)。これにより日本の4大監査法人と海外のbig4の提携関係の「ねじれ」は解消されることになった。
[編集] 出来事
[編集] NOVA不正会計事件
2007年4月に長期受講契約者の契約の中途解約に対する不利な解約条項を違法とする最高裁判決をきっかけに破綻した英会話学校NOVA(当時ジャスダック市場上場)の2007年3月決算で、係争事件を「企業の存続に重大な影響を与えるリスク」として開示していなかったことについて、不適切な情報開示として当時の担当監査法人であったあずさ監査法人が公認会計士協会の調査を受けている。
[編集] ユニコ・コーポレーション破綻事件
2006年10月上場会社ユニコ・コーポレーションが利益を優先し、リース資産や融資に対して適切な自己査定をしていなかったとの理由で会社に対しあずさ監査法人から債務超過の指摘を受け事実上破綻した。記者会見の席上で当時の社長は「監査法人の指摘は青天の霹靂」と批判したが、会社は事実上のワンマン経営であり不正会計の発覚が遅延しただけとの見方もある[1]。
[編集] 株価操作事件
2004年、キャッツの株価操作事件に深く関与していたとして担当会計士が会計士協会から会計士資格の登録抹消の処分を受けている。逮捕された会計士が、あずさ監査法人の業務監理部門にいたこともあり、当時、新たに監査契約を締結したキヤノンが事情を聞くなど大きな波紋を呼んだ[2]。
[編集] 社名の由来
社名の「あずさ」は、弓の材料に用いられる丈夫で弾力のある樹木「アズサ」(梓)にあやかり、強靱な組織力と柔軟な創造性をもって、企業経営のA to Zをサポートしたいという願いをあらわす。

