飯能市
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はんのうし 飯能市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 埼玉県 | ||||
市町村コード | 11209-7 | ||||
法人番号 | 9000020112097 | ||||
面積 |
193.05km2 | ||||
総人口 |
79,187人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 410人/km2 | ||||
隣接自治体 |
入間市、狭山市、日高市、秩父市、秩父郡横瀬町、比企郡ときがわ町、入間郡越生町、毛呂山町 東京都:青梅市、西多摩郡奥多摩町 ※奥多摩町とを直接結ぶ車道は通じていない。 | ||||
市の木 | 杉 | ||||
市の花 | ツツジ | ||||
市の鳥 | うぐいす | ||||
飯能市役所 | |||||
市長 | 新井重治 | ||||
所在地 |
〒357-8501 埼玉県飯能市大字双柳1番地1 北緯35度51分20秒 東経139度19分40秒 / 北緯35.8556度 東経139.3278度座標: 北緯35度51分20秒 東経139度19分40秒 / 北緯35.8556度 東経139.3278度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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特記事項 |
日本初の帝王切開術成功の地 日本一巨大なカヌー 世界一巨大な(ロッキングする)木馬「夢馬(むーま)」 (ギネス世界記録認定) | ||||
ウィキプロジェクト |
人口は約8万人。ムーミンのテーマパーク「メッツァ」が所在する。
地理
気候
市内の征矢町に設置された気象庁のアメダスによると、年平均降水量は1480.9mmである[1]。 また、小久保地区にある消防本部では、1996年から気象観測を実施しており、 過去の最高気温は1997年と2001年に記録した39.7℃、最低気温は2001年に記録した-7.0℃である [2]。
歴史
- 中世より林業で栄えた。
- 江戸時代 - 江戸での相次ぐ火事により木材の需要が増え、入間川や高麗川の水運により10日ほどで運ばれる飯能の材木は「西川材」と呼ばれ栄えた。
- 1852年 - 当地で医者の岡部均平と秩父市の医者伊古田純道により、日本初の帝王切開が行われる。
- 1868年7月12日(旧暦5月23日) - 渋沢成一郎の率いる振武軍が当地の能仁寺などに屯集。これを追討する新政府軍と23日未明より戦闘となり、半日ほどで新政府軍が勝利。民家200軒、4か寺が焼失する被害を受けた(飯能戦争)[3][4]。
- 1889年 - 町村制施行に伴い、高麗郡飯能町・中山村・久須美村・小瀬戸村・大河原村・小岩井村が合併、飯能町となる。
- 1896年3月29日 - 高麗郡が廃止され入間郡に編入、入間郡飯能町となる。
- 1943年4月1日 - 入間郡飯能町・精明村・南高麗村・加治村・元加治村が合併し、飯能町となる。
- 1954年1月1日 - 市制施行により飯能市となる。
- 1954年4月1日 - 旧元加治村・新光の一部が分離し、東金子村に編入される。
- 1956年9月30日 - 入間郡吾野村・東吾野村・原市場村を編入する。
- 2001年1月26日 - 防災行政無線運用開始。
- 2004年 - 環境省エコツーリズムモデル事業地区に選定される。
- 2005年1月1日 - 入間郡名栗村を編入する。
- 2005年4月1日 - 「森林文化都市」を宣言する。
行政
市長
歴代首長
- 飯能町
- 飯能市
広域行政
- 広域飯能斎場組合 - 当市、狭山市、日高市で構成し、火葬場・葬祭場・霊柩車の設置・維持管理事務を行なっている。(2013年4月、消防広域化により埼玉西部消防組合を設立したことに伴い、組合事務が斎場業務のみとなり埼玉西部広域事務組合から組合名を変更。)
- 埼玉西部消防組合 - 所沢市、入間市、狭山市、飯能市、日高市の5市により組織された消防組合。
- 埼玉県都市ボートレース企業団 - 加須市、本庄市、東松山市、狭山市、春日部市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、入間市、朝霞市、さいたま市、越谷市とともに戸田競艇の主催など事務を行っている。
- 埼玉県西部地域まちづくり協議会 ‐ 入間市、狭山市、所沢市、日高市とともに5市圏域の市民を対象とした交流事業(講演会やウォーキング大会などのイベント開催や、観光パンフレットの発行や図書館やスポーツ施設などの公共施設の相互利用及び広域での事業実施に向けた検討を行っている。
公共施設
国の機関
裁判所
-
飯能簡易裁判所、さいたま家庭裁判所飯能出張所
県の機関
- 飯能合同庁舎
- 飯能県税事務所
- 川越農林振興センター林業部
- 飯能県土整備事務所
- 有間ダム管理所
- 県立名栗げんきプラザ
-
埼玉県飯能合同庁舎
-
飯能県土整備事務所
市の機関
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-
飯能市中央公民館・飯能市中央地区行政センター(2019年11月2日撮影)
-
飯能市市民会館(2019年11月2日撮影)
-
飯能市立博物館(2019年11月2日撮影)
消防
警察
議会
市議会
→詳細は「飯能市議会」を参照
衆議院
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 大塚拓 | 48 | 自由民主党 | 前 | 117,002票 | ○ |
杉村慎治 | 45 | 立憲民主党 | 新 | 80,756票 | ○ | |
神田三春 | 67 | 日本共産党 | 新 | 21,464票 |
経済
産業
- 大塚製薬(研修センター)
- サイタ工業(飯能昇降機本部)
- JFEミネラル(武蔵野鉱業所・武蔵白岩鉱山)(2015年閉山)[5]
- 新電元工業(飯能工場)
- 大鵬薬品工業(飯能研究センター)
- 椿本チエイン(埼玉工場)
- 東京計器(飯能事業所)(旧社名:トキメック)
- ニットー冷熱製作所(本社)
- 白山(飯能支店)
- 飯能生コン工業
- マミヤ・オーピー(飯能工場)
商業
金融
- みずほ銀行飯能支店
- 埼玉りそな銀行飯能支店
- 武蔵野銀行飯能支店
- 東和銀行飯能支店
- むさし証券飯能支店
- Jトラストグローバル証券飯能支店
- 飯能信用金庫
- 本店営業部、飯能中央支店、東飯能支店、飯能南支店、加治支店、東部出張所
- 青梅信用金庫飯能支店
- 中央労働金庫飯能支店
- いるま野農業協同組合
- 飯能支店、吾野支店、名栗原市場支店、本町支店、加治支店
その他の企業
名物・特産品
姉妹都市・提携都市
日本国内
日本国外
地域
町名・大字
あ行
- 青木
- 赤沢
- 茜台1丁目
- 茜台2丁目
- 茜台3丁目
- 吾野
- 芦苅場
- 阿須
- 東町
- 稲荷町
- 井上
- 岩沢
- 岩渕
- 大河原
- 落合
か行
- 笠縫
- 上赤工
- 上直竹上分
- 上直竹下分
- 上長沢
- 上名栗
- 上畑
- 唐竹
- 苅生
- 川崎
- 川寺
- 北川
- 久下
- 久須美
- 小岩井
- 小久保
- 虎秀
- 小瀬戸
さ行
- 坂石
- 坂石町分
- 栄町
- 坂元
- 下赤工
- 下加治
- 下川崎
- 下直竹
- 下名栗
- 下畑
- 白子
- 新光
- 新町
- 征矢町
た行
- 高山
な行
- 中居
- 中藤上郷
- 中藤下郷
- 中藤中郷
- 仲町
- 中山
- 長沢
- 永田
- 永田台1丁目
- 永田台2丁目
- 永田台3丁目
- 双柳
は行
- 八幡町
- 原市場
- 原町
- 飯能
- 平戸
- 平松
- 本町
ま行
- 前ヶ貫
- 美杉台1丁目
- 美杉台2丁目
- 美杉台3丁目
- 美杉台4丁目
- 美杉台5丁目
- 美杉台6丁目
- 美杉台7丁目
- 緑町
- 南
- 南川
- 南町
- 宮沢
や行
- 矢颪
- 柳町
- 山手町
人口
飯能市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 飯能市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 飯能市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
飯能市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
郵便
郵便番号は市内全域が「357-xxxx」(飯能郵便局が集配を担当)である。
- 飯能郵便局
- 飯能双柳郵便局
- 飯能下畑郵便局
- 飯能岩沢郵便局
- 飯能八幡郵便局
- 飯能駅南口郵便局
- 名栗郵便局
- 原市場郵便局
- 東吾野郵便局
- 吾野郵便局
電話番号
市外局番は市内全域が「042」。市内局番が「91X」「97X」「98X」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(飯能MA)。収容局は飯能緑町局、原市場局、吾野局、都幾川局、名栗局。
教育
- 大学
- 高等学校
- 中学校
-
- 市立
- 小学校
-
- 飯能市立飯能第一小学校
- 飯能市立飯能第二小学校
- 飯能市立加治小学校
- 飯能市立加治東小学校
- 飯能市立双柳小学校
- 飯能市立富士見小学校
- 飯能市立精明小学校
- 飯能市立美杉台小学校
- 飯能市立南高麗小学校
- 飯能市立原市場小学校
- 飯能市立名栗小学校
- 飯能市立吾野小学校 2019年3月 閉校 奥武蔵小学校として改称統合
- 飯能市立東吾野小学校 2019年3月 閉校 奥武蔵小学校として改称統合
- 飯能市立西川小学校 2019年3月 閉校 奥武蔵小学校として改称統合
- 専修学校
- 教育訓練施設
-
- 埼玉県立川越高等技術専門校飯能分校(2009年に廃止)[6]
地域情報
- 文化新聞:当市ならびに入間市、日高市の情報を掲載し発行している。
- 飯能ケーブルテレビ(飯能日高テレビ):当市ならびに日高市にテレビ放送(コミュニティチャンネル)とインターネット通信サービスを提供している。
住宅団地
国土交通省の定義によるニュータウンは以下の2箇所がある。
- URビックヒルズ飯能美杉台
- UR飯能美杉台めぐみの丘
交通
- 市内を運行する交通事業者(飯能市公式サイト)も参照[7]
鉄道路線
かつて通っていた鉄道
バス
- 西武バス
- 国際興業バス
- 市内に飯能営業所が設置されている。また旧名栗村内には分車庫として「名栗車庫」がある。一部の過疎地域(原市場(中藤・中沢)地区・南高麗地区)に関しては、同社のワゴン車による実証運行が2022年9月より開始している(当該地区の路線バスは原市場地区は朝のみ運行に削減、南高麗地区はイベント開催時のみ運行の臨時路線に変更)。
- イーグルバス
- 川越営業所が担当。日高市方面と一体して運行されている。
なお、宮沢湖周辺のレジャー施設であるメッツァへの直行バスは西武・国際興業・イーグルの3社が共同運行している。
- 都営バス青梅支所(東京都青梅市に設置されている)
- 同支所が運行する「梅74」の「下畑」停留所 - 「上畑」停留所間のみ飯能市内を通る。
タクシー
タクシーの営業区域は県南西部交通圏で、川越市・所沢市・東松山市・和光市などと同じエリアとなっている。
道路
- 県道
文化
名所・旧跡・観光・祭事
- 飯能まつり - 11月の第1土曜日・日曜日に行われる。
- 奥むさし駅伝競走大会 - 1月最終日曜日開催
- 飯能新緑ツーデーマーチ - 5月開催
- 天覧山
- 多峰主山(多峯主山) - 江戸幕府老中黒田直邦の墓がある。
- ユガテ - 集落
- 顔振峠
- 関八州見晴台 - 関東八州が見晴らせる標高770mの高台。
- 苅場坂峠
- 正丸峠
- 伊豆ヶ岳
- 蕨山
- 棒ノ折山(棒ノ嶺)
- 飯能河原 - 川遊び、バーベキュー
- 吾妻峡 - 渓谷遊び
- 名栗川 - 渓谷遊び、バーベキュー、初夏にホタル観賞
- 名栗湖(有間ダム)
- さわらびの湯 - 名栗湖の天然温泉
- 名栗温泉 - 名栗川河畔の冷鉱泉
- 宮沢湖 - 人造湖。西武グループによるレクリエーション施設が整備されていた。
- メッツァ - メッツァビレッジは2018年秋に開業。ムーミンバレーパークは2019年春に開業。
- あけぼの子どもの森公園 - ムーミン谷をモチーフにした公園。
- 鉄腕アトム像(中央公園)
- 店蔵絹甚 - 1904年建立の店蔵、市指定文化財。
- 石灰焼場跡 - 県指定史跡
- 武蔵野七福神
- 観音寺 - 鐘突堂の白象が有名。
- 能仁寺
- 心応寺
- 智観寺
- 萬福寺
- 浄心寺 - だるま市・くまで市
- 岩井堂観音
- 長光寺 - 国の重要文化財の「雲版」を所蔵
- 福徳寺 - 阿弥陀堂は国の重要文化財
- 法光寺
- 秩父御嶽神社(東郷公園)
- 高山不動尊 - 火渡式
- 子ノ権現(天龍寺) - 足腰守護の寺院
- 竹寺(八王寺)- 関東唯一の神仏習合寺社
- 正覚寺
- 鳥居観音 - 高さ33mの大観音像
- 龍泉寺
- 楞厳寺
- 本邦帝王切開発祥の地 - 坂元の国道299号線沿道に建立
飯能市を舞台とする作品
著名な出身者・在住者
- 中山家範(戦国大名後北条氏家臣)
- 中山照守(江戸幕府旗本)
- 中山信吉(水戸藩家老)
- 黒田直邦(旗本中山氏一族。沼田藩藩主、寺社奉行等)
- 大河原亀文(文人・風刺小説家)
- 平沼専蔵(実業家)
- 山川義太郎(電気工学者)
- 蔵原伸二郎(詩人)
- 大久保竹治(丸広百貨店グループ創業者)
- 石井道子(元参議院議員)
- 松原誠(元プロ野球選手)
- 小林浩二(地理学者)
- 萩尾望都 (漫画家)
- 高澤等(家紋研究家)
- 成井豊(演出家、劇作家)
- 野尻英一(哲学者)
- 上笙一郎(児童文化研究家)
- 野尻克己(映画監督)
- 小川安三(俳優、映画プロデューサー)
- 秋沢淳子(TBSアナウンサー)
- 佐藤明日香 (フリーアナウンサー)
- 小髙茉緒(日本テレビアナウンサー)
- 川村拓央 (声優)
- ツバメスケッチ(音楽バンド)
- 遠藤純平(声優)
- ともしげ(お笑い芸人)(モグライダー)
- 細田智也(入間市議会議員)
- 東香名子(コラムニスト)
- 新井規矩雄 (プロゴルファー)
- 佐藤康恵 (女優、モデル)
- 山本祥彰 (クイズプレーヤー、YouTuber)
- 梁賢柱(サッカー選手)
- 緑川貴士(衆議院議員)
- 大野貴洋(元プロ野球選手)
- 前田俊郎(元プロ野球選手)
- 弓削田眞理子(60歳以上のフルマラソン大会、女子世界最高記録保持者)
脚注
- ^ 飯能の平年値 - 気象庁
- ^ 気象データ - 埼玉西部広域事務組合
- ^ “「飯能戦争」とは?”. 飯能と渋沢栄一. 飯能市 (2021年3月4日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “博物館周辺の歴史巡り「幕末を訪ねるコース」”. 地域の歴史. 飯能市 (2018年11月8日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ JFEミネラル鉱産品事業部「武蔵野鉱業所 「武蔵白岩鉱山の閉山について」」(PDF文書)
- ^ 埼玉県総務部管財課「埼玉県庁舎・公の施設マネジメント方針」(PDF文書)
- ^ 2017年08月16日公開・同年11月30日閲覧
関連項目
外部リンク
- 行政
- 観光
秩父郡横瀬町 | 比企郡ときがわ町 | 入間郡越生町・毛呂山町 | ||
秩父市 | 日高市 狭山市 | |||
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