埼玉西部消防組合

埼玉西部消防組合（さいたませいぶしょうぼうくみあい、埼玉西部消防局）とは、埼玉県所沢市、入間市、狭山市、飯能市、日高市の5市により組織された一部事務組合（消防組合）である。

概要[編集]

【消防車両に関する参考文献：消防年報2020 令和2年版（埼玉西部消防局）】

2004年2月19日　所沢市・狭山市・入間市による三市広域消防連絡協議会が発足する。
2004年4月1日　三市消防広域化検討委員会が発足する。
2004年8月24日　埼玉県知事より、所沢市・狭山市・入間市が広域化重点支援消防に指定される。
2013年 4月1日　埼玉県消防広域化推進計画に伴い所沢市消防本部・埼玉西部広域消防本部・入間市消防本部・狭山市消防本部が統合し埼玉西部消防組合が発足する。所沢中央消防署に高度救助隊が配置され発足する。高度救助隊は緊急消防援助隊や埼玉県特別機動援助隊（埼玉SMART）にも登録している。
2014年 7月1日　飯能日高消防署に山岳救助隊が配置され発足する。
2015年9月　平成27年9月関東・東北豪雨災害に対して茨城県常総市に緊急消防援助隊を派遣した。

飯能日高消防署稲荷分署（旧庁舎）

近隣自治体の境界付近で発生した災害(救急含む)に対して迅速に活動できるよう、隣接する消防機関と「消防相互応援協定」を締結し、日頃から近隣市等で発生した災害へ出動している。

名称	消防署建物	所在地	分署		所在地
名称	消防署建物	所在地	名称	分署建物	所在地
所沢中央消防署		所沢市けやき台1-13-11	三ヶ島		北野3-23-2
所沢中央消防署		所沢市けやき台1-13-11	山口		大字山口182-2
所沢東消防署		所沢市大字上安松974-1	富岡		大字神米金256-4
所沢東消防署		所沢市大字上安松974-1	柳瀬		東所沢4-12-2
入間消防署		入間市大字小谷田581	藤沢		大字下藤沢858-1
入間消防署		入間市大字小谷田581	西武		大字野田2182
狭山消防署		狭山市大字上奥富1172	富士見		中央4-15-10
			広瀬		広瀬2-3-30
			水野		大字水野15-1
飯能日高消防署		飯能市大字小久保2-9-1	稲荷		飯能市稲荷町1-1
			名栗		飯能市大字下名栗846-2
			吾野		飯能市大字坂石283-1
			日高		日高市大字猿田57
			高萩		日高市大字高萩1007-1

2019年3月 - 3月9日午後11時ごろ、所沢東消防署の男性消防副士長（28歳）が、当直中に署内で現金約6万9000円が入った同僚のウエストバッグを窃盗した。11日に同僚職員から被害の報告があり、男性消防副市長が上司に申し出た。現金は一部使われていたが、全額返還された。22日、消防局は男性消防副師長を停職（6ヵ月）の懲戒処分とした。男性消防副師長は同日付で依願退職した^[1]^[2]。
2020年7月 - 本消防局のトップである男性消防局長（59歳）が、複数の女性職員に対してセクハラ行為をしたとして、2020年6月、被害に遭った女性職員らが訴えた。市は消防局長の行為をセクハラ行為と認定し、戒告の懲戒処分とした。消防局長はその後依願退職。2019年4月、本消防局は消防局長名でハラスメントを「しない・させない・許さない・見逃さない」との「ハラスメント防止宣言」を出していた。組織のトップの不祥事に所沢市長は「市民の信頼を大きく揺るがして申し訳なく思う」と謝罪した^[3]^[4]。