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「2024年パリオリンピック」の版間の差分

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[[選手村]]は、パリ北部に位置する[[セーヌ=サン=ドニ県]]に設けられる。選手村の面積は約52ha、オリンピック開催中には1万4,250人の選手とスタッフが利用する予定となっている<ref>{{Cite web |url=https://paris-mag.com/paris-olympique-village/ |title=【パリ2024】パリオリンピック選手村! |publisher=パリ観光WEBマガジン |date=2021-10-28 |accessdate=2024-06-28}}</ref>。大会終了後に行われる同年9月のパラリンピック閉幕を待って、82棟の建物からなる選手村は、6000人が働くオフィススペースと、さらに2800戸に約6000人が暮らす住宅からなる新しいエコ街区となる予定<ref>{{Cite web |url=https://jp.ambafrance.org/article20242 |title=オリンピック・パラリンピック選手村が開村 |publisher=在日フランス大使館 |date=2024-03-21 |accessdate=2024-06-28}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.cnn.co.jp/style/architecture/35220836.html |title=エアコンなし? でも史上最高にエコな五輪、パリ選手村を見学 |publisher=CNN |date=2024-06-29 |accessdate=2024-07-07}}</ref>。
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選手村の建物は、従来大会と比べて[[温室効果ガス]]の排出量を半分に抑えることを目標に掲げていることなどから、各部屋に[[エアーコンディショナー|エアコン]]を配置しないこととした。代替措置として建築物への[[断熱材]]の利用や地下のパイプに水を通すことで、室温を外気より6-10度下げる設計となっているが、大会期間中のパリの気温は40度前後になることも予想されているため、アメリカやオーストラリア、イタリア、カナダ、ドイツ、デンマーク、ギリシア、日本などは、独自に各室にエアコンを設置することとした。このことで温室効果ガスの排出量が増えたり、国の貧富によって選手の宿泊環境に格差が生じると問題視する声も上がった<ref>{{Cite web |url=https://www.sankei.com/article/20240626-DAU3LGXL4NDHPBVBR5JJWVCWJM/ |title=パリ五輪 エアコンなしの「エコ選手村」付き合えない… 日米英など自前調達 |publisher=産経新聞 |date=2024-06-26 |accessdate=2024-06-28}}</ref>。
選手村の建物は、従来大会と比べて[[温室効果ガス]]の排出量を半分に抑えることを目標に掲げていることなどから、各部屋に[[エアーコンディショナー|エアコン]]を配置しないこととした。代替措置として建築物への[[断熱材]]の利用や地下のパイプに水を通すことで、室温を外気より6-10度下げる設計となっているが、大会期間中のパリの気温は40度前後になることも予想されているため、アメリカやオーストラリア、イタリア、カナダ、ドイツ、デンマーク、ギリシア、日本などは、独自に各室にエアコンを設置することとした。このことで温室効果ガスの排出量が増えたり、国の貧富によって選手の宿泊環境に格差が生じると問題視する声も上がった<ref>{{Cite web |url=https://www.sankei.com/article/20240626-DAU3LGXL4NDHPBVBR5JJWVCWJM/ |title=パリ五輪 エアコンなしの「エコ選手村」付き合えない… 日米英など自前調達 |publisher=産経新聞 |date=2024-06-26 |accessdate=2024-06-28}}</ref>。

また、選手村での食事についてはCO2排出量の削減を兼ねて全てビーガン向けの食事となっていて一般的に不味い料理<ref>{{Cite web |url=https://news.yahoo.co.jp/articles/2af5daa473466c7ed80941e3081f312da1d565bf |title=選手村食事にぶちギレ |access-date=2024/8/6}}</ref>のため、日本を含む先進国は食事専門のスタッフを同行<ref>{{Cite web |url=https://www.jiji.com/sp/article?k=2024071900155&g=spo |title=「食」で日本をサポート |access-date=2024/8/6}}</ref>させたりする事で、まともな食事ができるように努力している。
== 国・地域別メダル獲得数 ==
== 国・地域別メダル獲得数 ==
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2024年8月6日 (火) 22:42時点における版

2024年パリオリンピック
第33回オリンピック競技大会
Jeux de la XXXIIIe olympiade
Games of the XXXIII Olympiad
開催国・都市 フランスの旗 フランス パリ
参加国・地域数 207
参加人数 最大10,500
競技種目数 32競技329種目(内追加種目4競技12種目)
開会式 2024年7月26日
閉会式 2024年8月11日
開会宣言 エマニュエル・マクロン大統領
最終聖火ランナー テディ・リネール
マリー=ジョゼ・ペレク
主競技場 セーヌ川沿い
トロカデロ広場
(開会式)
スタッド・ドゥ・フランス
(閉会式)[1]
夏季
冬季
オリンピックの旗 Portal:オリンピック
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2024年パリオリンピック(2024ねんパリオリンピック)は、2024年7月26日から8月11日までの17日間、フランスパリで開催中のオリンピック競技大会パリオリンピックパリ五輪パリ2024(Paris 2024)、最悪の大会[2]などと呼称される。

大会公式スローガンはGames wide openフランス語: Jeux grands ouverts[3]

パリにあるエッフェル塔に掲げられたオリンピック・リング

2017年9月にペルーのリマで開催されたIOC総会(第131次IOC総会)にて正式に承認された。パリでの開催は1924年以来100年ぶり3回目で、冬季大会を含めればフランスでの開催は1992年アルベールビルオリンピック以来32年ぶり6回目となる。またヨーロッパで開催される夏季オリンピックは2012年ロンドンオリンピック以来12年ぶり19回目で、ヨーロッパ大陸で開催される夏季オリンピックは2004年アテネオリンピック以来20年ぶりとなる。オリンピック大会組織委員会(OCOG)は2024年パリオリンピック・パラリンピック組織委員会フランス語版英語版(以下「大会組織委員会」、「パリオリンピック組織委」と略称)。

開催地決定までの過程

2022年冬季五輪招致での財政不安などで候補の撤退が相次いだ反省を踏まえ、多くの都市の立候補を促すため、「募集」「申請」「立候補」の3段階に分けた手順を定めた。開催に関心のある都市は、申請前に国際オリンピック委員会(IOC)と運営上の課題や計画を意見交換できる。開催都市には約15億ドルの支援金も準備する。既存施設の活用や分散開催などを認めた「五輪アジェンダ2020」が初めて本格的に適用される大会招致となる。

  • 2015年
  • 2017年
    • 1月 - 立候補都市による立候補ファイルの提出期限。立候補ファイルは、詳細な開催計画を記す文書である。
    • 2月 - 3月 - IOCの評価委員会が各立候補都市を視察する。
    • 6月9日 - ローザンヌでのIOC理事会で2028年大会と同時に開催都市を決定する声明を発表[4]。このとき、IOCは9月の総会までに両都市の協議によって開催順の合意を得ることを希望しており、合意なき場合はIOC委員による投票を行う予定だった[5]
    • 6月 - 評価委員会が各立候補都市の評価報告書を公開する。
    • 7月31日 - ロサンゼルスが24年招致を断念。これにより、パリが2024年大会の開催都市に内定した[6]
    • 9月13日 - ペルーリマで開かれた第131次IOC総会で、2024年夏季大会のパリ開催と2028年大会のロサンゼルス開催が全会一致で承認された。

参加国・地域

2024年パリオリンピックの参加国・地域(アルファベット順)

ロシアとベラルーシの選手の参加

2022年ロシアのウクライナ侵攻を受け、IOCは、国際競技連盟に対してロシアとベラルーシの選手について国際大会への参加を禁止するよう勧告した[7]。2023年1月25日、IOCは声明を発表し、オリンピック憲章の下、選手は差別なく扱われる権利を有しておりロシアとベラルーシの選手の国際大会への参加は検討されるべきであるとした。そして、国を代表しない中立選手であることや侵攻を積極的に支持しない立場であるという条件のもとに参加が議論されるべきとした[8]。2023年3月28日、IOCは、個人の中立選手に限り国際大会へ復帰させるよう国際競技連盟に対して勧告を出したが、パリオリンピックへの出場可否は決定を保留した[9]。2023年12月8日、IOCは、ロシアとベラルーシの選手は「個人の中立選手」(英語: Individual Neutral Athletes, フランス語: Athlètes Individuels Neutres: AIN)としてパリオリンピックの出場資格があると発表した。個人の中立選手は、チームでの参加は認められず、侵攻を積極的に支持しないことや軍・安全保障機関と契約してないことなどの条件が求められ[10][11]、また、開会式での入場行進は認められず、メダルを獲得した際の表彰式では新たに制作された専用の旗や賛歌が使用される[12]

エンブレム

大会エンブレムは2019年10月21日にグラン・レックスで発表され、五輪・パラリンピック同一エンブレムを採用。パリオリンピック組織委CEOのエチエンヌ・トボワは「社会の利益とすべての人々の利益」という大会ビジョンを基づいた[13] 。エンブレムは、金メダル、オリンピック聖火、およびフランス革命国民の象徴であるマリアンヌの顔の3つの象徴的なシンボルを融合したものである[14]

公式マスコット

2024年パリオリンピックの公式マスコット・キャラクターとしてフリージュが作成された。フランス革命を象徴し、自由を表すフリジア帽がモチーフとされている[15]

聖火リレー

カルカソンヌにて聖火を引き渡す走者ら

オリンピックの聖火リレーは、開会式100日前にあたる4月16日にギリシャオリンピアで採火式が行われた。第一走者はギリシャのボート選手ステファノス・ントゥスコス、フランス人第一走者は競泳選手のロール・マナドゥが務めた[16][17]。以降、1万人の走者の手でフランス65県(6つの海外領土を含む)400以上の市町村をまわることが予定されている[16]。5月18日には、ニューカレドニアにおける日程の一部が現地の暴動の影響で取りやめとなった[18]

開会式・閉会式

大会組織委員会は現地時間の2021年12月13日に、「2024年パリオリンピックの開会式については、パリ中心部を流れるセーヌ川で行われ、各国・地域の選手団は船で川を航行して入場行進することになる」との計画を発表した[19]

計画は、オステルリッツ橋からエッフェル塔近くのイエナ橋までの間を川下りして開会式パレードを行うものであり、これまでスタジアムを主会場として開会式を行ってきた夏季オリンピックの中に前例を見ない形となる[1]。開会式はランドマークを活用して街そのものを競技場に見立てた、大会組織委のコンセプトが通底するものである[20]。ただ、競技場で行う場合の約10倍にあたる60万人が一部無料を含む観戦が出来るメリットがある一方、安全確保が大きな課題となる[21]

なお、閉会式については当初トロカデロ広場で行われる計画であったが[1]、警備上スタッド・ド・フランス(フランス競技場)に変更された。

実施競技

イニシャル競技

2024年パリオリンピックでは2016年リオデジャネイロオリンピックと同じ28の競技がイニシャル競技(initial sports)として実施されることが、開催地決定に先立ち2017年6月9日のIOC理事会で決定した[22]ドーピングが多発したことによりウエイトリフティングの除外が検討されたが、条件つき残留になった[23]。のちに実施することになった。

その後、2017年末までにIOCはボクシング国際競技連盟 (IF) である国際ボクシング協会 (AIBA) に財政、ガバナンス、倫理および審判の分野における問題があるとして監視を開始。2019年5月、IOCはAIBAのIFとしての承認を停止[24][25]2020年東京オリンピックのボクシング競技はAIBAの開催権利を剥奪するが、実施[26]。AIBAはIBAに略称を改称。パリオリンピックでもIBAは開催権利は剥奪となったが、実施となった[27]

2020年12月、IOC会長の記者会見で種目構成が発表された。体操のフランス発祥であるパルクールは実施が検討されたが国際体操連盟とIOC理事会の長期にわたる話し合いの結果、「パルクールはスポーツではない」などの意見もあり実施されないこととなった[28][29]。しかし、日刊スポーツによると大会中、パルクールのお披露目が行われる[30]

追加種目

東京オリンピックから採用された開催都市が提案できる追加種目 (additional events) について、パリオリンピック組織委はスポーツクライミングサーフィンローラースポーツスケートボードダンススポーツブレイキン(ブレイクダンス)を追加種目提案候補に挙げた。すべてエクストリームスポーツで多くはアーバンスポーツであった。

2019年6月25日、スポーツクライミング4種目、サーフィン2種目、スケートボード4種目、ブレイキン2種目の追加種目採用がIOCオリンピックプログラム委員会での議論、IOC理事会承認ののち、IOC総会でパリオリンピック組織委から提案され追加種目になることが挙手での採決で事実上、決定した。追加種目決定の締め切りは2021年だが、総会ではこれ以上の追加種目提案はないことも表明された[31]野球ソフトボール空手は、ここで除外が決定した。挙手の前のIOC委員による意見表明ではサラ・ウォーカー渡辺守成エレーナ・イシンバエワらが賛成の表明をした。日本アーバンスポーツ支援協議会とアーバンスポーツでありオリンピック非正式種目であるパルクールを実施している国際体操連盟の会長である渡辺守成は「2年前、東京五輪でこれらアーバンスポーツが実施されることが決定してから、とても保守的でアーバンスポーツが認められにくい状況にある日本でも多くの若者がアーバンスポーツをやるようになりました。日本ではわずか2年でアーバンスポーツはメジャースポーツになりました。これは奇跡だと思います。皆様の決断により日本の多くの若者がスポーツの世界に戻ってきています。特にアーバンスポーツで。親や祖父母たちが子供たちの活躍を祝福する状況になっています。パリでは、アーバンスポーツは偉大な成功をおさめることを強く信じています。」と述べた。

初採用のブレイキン以外の追加種目については、2020年東京オリンピックでの実施状況を検証し、2020年12月のIOC理事会で最終決定することとされていたが[32]、東京オリンピックがCOVID-19流行の影響で1年延期となったことにより実施状況を確認することなく、2020年12月のIOC理事会にて引き続きパリオリンピックでも実施されることが決定した。しかし、ブレイキンは2023年10月、IOC総会で次のロサンゼルスオリンピックに於ける実施競技から除外された[33]

なおサーフィンは、ヨーロッパではなくフランスの海外領土である南太平洋の フランス領ポリネシアの旗 フランス領ポリネシアタヒチ島が会場となった。

開催日程

OC 開会式 予選 1 決勝 CC 閉会式
2024年7月 / 8月 24
(水)
25
(木)
26
(金)
27
()
28
()
29
(月)
30
(火)
31
(水)
1
(木)
2
(金)
3
()
4
()
5
(月)
6
(火)
7
(水)
8
(木)
9
(金)
10
()
11
()
種目数
式典 OC CC
水泳 アーティスティックスイミング 1 1 2
飛込 1 1 1 1 1 1 1 1 8
マラソンスイミング 1 1 2
競泳 4 3 5 3 5 4 3 4 4 35
水球 1 1 2
アーチェリー 1 1 1 1 1 5
陸上競技 2 1 5 3 4 5 5 5 8 9 1 48
バドミントン 1 1 1 2 5
バスケットボール バスケットボール 1 1 2
3×3 2 2
ボクシング 1 2 2 4 4 13
ブレイキン 1 1 2
カヌー スラローム 1 1 1 1 2 6
スプリント 3 4 3 10
自転車競技 ロード 2 1 1 4
トラック 1 1 2 2 2 1 3 12
BMX 2 2 4
マウンテンバイク 1 1 2
馬術 2 1 1 1 1 6
フェンシング 2 2 2 1 1 1 1 1 1 12
ホッケー 1 1 2
サッカー 1 1 2
ゴルフ 1 1 2
体操 体操競技 1 1 1 1 3 3 4 14
新体操 1 1 2
トランポリン 2 2
ハンドボール 1 1 2
柔道 2 2 2 2 2 2 2 1 15
近代五種 1 1 2
ボート 2 4 4 4 14
7人制ラグビー 1 1 2
セーリング 2 2 2 2 2 10
射撃 1 2 2 2 1 1 1 2 1 2 15
スケートボード 1 1 1 1 4
スポーツクライミング 1 1 1 1 4
サーフィン 2 2
卓球 1 1 1 1 1 5
テコンドー 2 2 2 2 8
テニス 1 2 2 5
トライアスロン 1 1 1 3
バレーボール ビーチバレーボール 1 1 2
バレーボール 1 1 2
ウエイトリフティング 2 2 2 3 1 10
レスリング 3 3 3 3 3 3 18
決勝数 13 13 19 12 19 18 23 27 20 18 15 21 25 34 39 13 329
累計 13 26 45 57 76 94 117 144 164 182 197 218 243 277 316 329
2024年7月 / 8月 24
(水)
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(火)
7
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9
(金)
10
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11
()
種目数

競技会場

パリ2024招致委員会によると、大会は既存の競技施設を中心に開催する予定である。競技会場は1998 FIFAワールドカップ・決勝世界陸上2003ラグビーワールドカップ20072023決勝の舞台となったスタッド・ド・フランスのほか、ベルシー・アレナスタッド・ローラン・ギャロスなどが使用される見込みだが、大会期間中はIOCの規定によりスタジアムの名称が変更される予定である。また、サーフィンはパリから1万5000キロメートル以上も離れたフランス領ポリネシアタヒチ島での開催が内定している。マラソンはパリ市庁舎をスタートとし、オテル・デ・ザンヴァリッドをフィニッシュとする42.195kmのコース。

パリ・サントル
パリ・ウエスト
アリーナ
セーヌ=サン=ドニ
イル=ド=フランス(セーヌ=サン=ドニ外)
イル=ド=フランス外
サッカー会場

放送事業者

ヨーロッパではディスカバリー・コミュニケーションズ平昌オリンピックから本大会まで4大会分の欧州向け放映権を13億ユーロで獲得した[72][73]

以下は、2024年7月7日時点で確定した放送事業者である。

^1モンゴル国の旗 モンゴル国チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ香港の旗 香港ASEANフィリピンの旗 フィリピンベトナムの旗 ベトナムラオスの旗 ラオスカンボジアの旗 カンボジアタイ王国の旗 タイ王国ミャンマーの旗 ミャンマーマレーシアの旗 マレーシアシンガポールの旗 シンガポールインドネシアの旗 インドネシアブルネイの旗 ブルネイ)・パプアニューギニアの旗 パプアニューギニア東ティモールの旗 東ティモールカザフスタンの旗 カザフスタンキルギスの旗 キルギスタジキスタンの旗 タジキスタントルクメニスタンの旗 トルクメニスタンウズベキスタンの旗 ウズベキスタンアフガニスタンの旗 アフガニスタン及びイランの旗 イランの放送事業者に販売する権利。
^2 – フランスを除く。
^3馬術競技のみ。テレビジョン放送だけが対象。

ロシアについては個人資格の中立選手としての出場となった事から、本大会の中継を行わないことを決定したと2024年7月に同国メディアが報じた。同国において、オリンピック中継が放映されないのはソビエト連邦時代に出場をボイコットしたのに伴い、中継を取りやめた、1984年ロサンゼルスオリンピック以来、40年ぶりとなる[79]

報道陣向けのプレスセンターは、 パレ・デ・コングレ・ド・パリに設けられる[80]

スポンサー

Sponsors of the 2024 Summer Olympics [81]
Worldwide Olympic Partners
プレミアムパートナー
公式パートナー
Official Suppliers and Supporters

選手村

選手村は、パリ北部に位置するセーヌ=サン=ドニ県に設けられる。選手村の面積は約52ha、オリンピック開催中には1万4,250人の選手とスタッフが利用する予定となっている[88]。大会終了後に行われる同年9月のパラリンピック閉幕を待って、82棟の建物からなる選手村は、6000人が働くオフィススペースと、さらに2800戸に約6000人が暮らす住宅からなる新しいエコ街区となる予定[89][90]。 選手村の建物は、従来大会と比べて温室効果ガスの排出量を半分に抑えることを目標に掲げていることなどから、各部屋にエアコンを配置しないこととした。代替措置として建築物への断熱材の利用や地下のパイプに水を通すことで、室温を外気より6-10度下げる設計となっているが、大会期間中のパリの気温は40度前後になることも予想されているため、アメリカやオーストラリア、イタリア、カナダ、ドイツ、デンマーク、ギリシア、日本などは、独自に各室にエアコンを設置することとした。このことで温室効果ガスの排出量が増えたり、国の貧富によって選手の宿泊環境に格差が生じると問題視する声も上がった[91]

また、選手村での食事についてはCO2排出量の削減を兼ねて全てビーガン向けの食事となっていて一般的に不味い料理[92]のため、日本を含む先進国は食事専門のスタッフを同行[93]させたりする事で、まともな食事ができるように努力している。

国・地域別メダル獲得数

懸念と論争

オリンピックの開催にあたって環境問題安全保障に関する懸念[94][95]人権問題[96]テロリズムへの懸念[97]イスラエルハマスとの戦争状態の最中にも関わらずイスラエルの参加を認めることについての是非を巡る論争[98][99][100]ロシアのウクライナ侵攻が継続している状態にも関わらずロシアベラルーシの選手が中立な個人資格の選手として参加することについての是非を巡る論争[101][102]、マラソンスイミング(オープンウォータースイミング)やトライアスロンの競技会場となるセーヌ川の水質問題[103][104]、プレーや判定などを巡っての出場選手や審判に対するSNS上での誹謗中傷[105][106][107]など、数多くの論争や懸念、問題点が噴出している。

オランダのビーチバレー代表選手の選出を巡っての論争

オランダオリンピック委員会英語版(NOC*NSF)は、ビーチバレーの代表選手にスティーブン・ファン・デ・ベルデ英語版を選出した。ファン・デ・ベルデは2016年に12歳の児童強姦した罪で3件の罪を認めており、児童と2人きりになる時間を作り強姦するためイギリスへ渡航した。イギリスの判事は、ファン・デ・ベルデのオリンピック出場を認めるべきではないと述べている[108][109][110]。これに対してNOC*NSFはファン・デ・ベルデはオリンピックへ出場する資格の全ての基準を満たしていると主張している[109]

ファン・デ・ベルデを選出するという判断について問われたオランダバレーボール連盟(NeVoBo)の会長ミシェル・エヴェラートは、ファン・デ・ベルデが当時、イギリスの法律に基づいて有罪判決を受けた上で刑期を終えており、現在はビーチバレー選手として完全に復帰し、模範的なプロ選手であると述べている[111]。2016年3月21日懲役4年の判決を受けた[112]ファン・デ・ベルデは、犯罪者引渡し条約によりオランダに移送され、オランダの法律に基づいて再判決を受けている[113]。2017年、刑期のわずか4分の1である12ヶ月の服役を終え[110]釈放された際の彼の発言は、イギリスの児童保護慈善団体NSPCC英語版から、反省の念が見られず、自己憐憫に満ちていると批判されていた[110][114]

2024年6月、NeVoBoはファン・デ・ベルデが受けた有罪判決について暗黒時代だったと表現し、オリンピック出場前にこの件が蒸し返されたことにファン・デ・ベルデは明らかに不満を抱いていると述べた[111]。またNeVoBoは、有罪判決を受けた犯罪者がスポーツに参加するために、専門家による保護観察やコーチングといった指導プロセスがあり、指導を受けているファン・デ・ベルデはオリンピック参加の条件とガイドラインをすべて満たしていると述べた[109][111]。また、この問題についてIOCはコメントを拒否している[111]。NOC*NSFがファン・デ・ベルデを選出するという決断には多くの批判が寄せられており、アメリカ合衆国セーフスポーツセンター英語版CEOであるジュリース・コロンは、ファン・デ・ベルデのオリンピック参加は、オリンピックには未成年者のアスリートも数多く参加するにも関わらず、未成年者の性被害よりも、メダル賞金がより重要だという危険なメッセージとなっており、権利ではなく特権であると非難している[111]性的虐待被害者支援する非営利団体は、オランダのスポーツメディアがこの問題について注目していないと主張している[115]

イギリスオリンピック委員会はファン・デ・ベルデの選出が承認された際には深刻な懸念を表明[116][117]し、NOC*NSFは国際的にも批判を浴びることとなった[118][119]。NeVoBoはウェブサイトで声明を発表し、イギリスのメディアが過去を蒸し返していると主張した[115]

Change.orgにて有罪判決を受けた選手を今回のオリンピックで失格にするよう署名活動が行われ、7月4日時点で2万件以上の署名が集まっている[120]

2024年7月28日、ファン・デ・ベルデがオリンピックでイタリアを相手に試合を行うと、拍手や歓声の他にブーイングも上がった[121]

アナウンスミス・運営面の不手際

7月26日に行われた開会式では、以下のアナウンスミスや不手際が散見された。

  • 韓国(仏語:République de Corée)選手団の入場の際に、北朝鮮の正式名称である「朝鮮民主主義人民共和国(仏語:République populaire démocratique de Corée)」とフランス語および英語で誤ってアナウンスした。北朝鮮選手団の入場の際は正しくアナウンスされたため、二度アナウンスされたこととなった。韓国政府や大韓体育会はこの事態に対しパリ五輪組織委員会に対して遺憾の意を伝え、再発防止を要請した。国際オリンピック委員会はXの韓国語アカウントで「発生したミスについて深くおわび申し上げます」と投稿し謝罪した[122][123]。また、トーマス・バッハIOC会長などの首脳陣が尹錫悦韓国大統領に対し、「弁解の余地がない事が発生し、深くお詫び申し上げる」と電話で謝罪した。これに対し尹大統領は再発防止を求めている[124]
  • 選手入場後にトロカデロ広場で行われた式典で、五輪旗が上下逆さに掲げられ、本来は五つの輪のうち青、黒、赤の三色の輪が上になっていなければならないところ、下になった状態だった。この失態に海外メディアからの批判が相次いだ[125][126]

また、開会式以外でも以下のような運営側の確認ミスによる不手際が続出し、SNSや各国メディアなどから運営に対し批判を集めている。

  • 7月27日のフェンシング男子個人サーブル決勝で、金メダルを獲得した韓国のオ・サンウク(Oh sanguk)を、五輪公式Instagramにおいてオ・サング(Oh sangku)と誤記して投稿した[127]
  • 7月28日のバスケットボール男子グループC、南スーダン対プエルトリコ戦の試合前において、南スーダンの国歌演奏の場面で、誤って隣国であるスーダンの国歌を流した[128]
  • 同日のサッカー女子1次リーグ、日本対ブラジル戦では日本ではなくスペインの国旗が場内の大型ビジョンに示された[129]
  • 同日の競泳女子100メートル平泳ぎでリトアニア選手が紹介された際、ロシアまたはベラルーシ勢を表す中立個人参加選手団英語版(AIN)の旗が画面に表示された[129]

ダイバーシティ(演出を巡る批判)

開会式のパフォーマンスは芸術監督のトマ・ジョリー英語版が演出を担当した[130][131]が、下記の点が問題視され、各方面から批判が続出した。一方で演出を担当したジョリに対してオンライン上で殺害予告が行われるなど脅迫を受け、ジョリにより検察当局に告訴状が出される事態となり、検察はヘイトクライムの疑いで捜査に着手する[132]など、各方面に波紋が拡大している。

  • フランス革命ギロチンにより処刑されたマリー・アントワネットを彷彿とさせた女性を、監獄コンシェルジュリの窓から自分の首を持って登場させ、流血を思わせる赤い紙テープが舞う中、革命時代の流行歌であるサ・イラがヘビーメタル調で鳴り響く演出は、「グロテスクな風刺」「国王夫妻の殺害を礼賛した」などと批判が集まる一方で、擁護する意見があるなど、賛否両論となった[133][134]
  • レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」を連想させるパフォーマンスでは、ドラァグクイーントランスジェンダーのモデルなどを起用した事や、裸体を青く塗った歌手が、ギリシャ神話の豊穣と酒の神「ディオニソス」に扮してパフォーマンスを行った事について、カトリック教徒、キリスト教団体、保守派政治家などから激しい反発を招いた。これを受けて組織委員会の広報担当者は記者会見で「いかなる宗教団体に対しても敬意を欠く意図は決してなかった」「不快になった方がいたとしたら当然、本当に申し訳なく思う」と話した。そのうえで式典の演出について「寛容な共同体を称えようとした。世論調査でも示されているように、その目的は達成されたと思う」と述べた。一方演出を担当したジョリはパフォーマンスについて「最後の晩餐」に着想を得たものではないと主張した[135][136][137]。しかし、8月3日にローマ教皇庁が「開会式におけるシーンに心を痛め、多くのキリスト教徒や他の宗教の信者に不快感を与えたことを嘆く声にただただ賛同する」「全世界が一堂に会する名誉あるイベントで、多くの人々の宗教的信念を嘲笑するような表現があってはならない」と演出に不快感を示す異例の声明を発出する事態にまで発展した[138]

インクルージョン(過去に性別検査で失格となった選手の出場)

「XY染色体」を持っているため、2023 IBA 女子ボクシング世界選手権英語版で失格となったことがある女子ボクシングアルジェリア代表のイマネ・ケリフチャイニーズ・タイペイ(台湾)代表の林郁婷英語版が、「女性」として2024年パリオリンピックのボクシング競技に出場した。8月1日にボクシング女子66キロ級2回戦が行われ、イマネ・ケリフがイタリア代表のアンジェラ・カリニ英語版に勝利した。序盤からケリフの強打を浴びたカリニは、開始46秒で棄権を選択した。

英紙ガーディアンなどの海外メディアによると、ケリフは国際ボクシング協会(IBA)主催の昨年世界選手権でDNA検査を実施した際、XY染色体を持っていることが証明されたとして、出場権を剥奪されているが、IBAはガバナンス問題と一連の審判スキャンダルをめぐる長年の問題のため、パリ五輪のボクシング運営を禁止されている[139]

ガーディアンは「パリ五輪のボクシングは現在、IBAよりも緩いルールを持つIOCのパリ2024ボクシングユニットの管轄下で運営されている」と指摘。米紙ニューヨーク・ポストは「激怒したカリニは、ケリフから2度顔にパンチを食らった後、涙を流しながらコーナー際まで後退した。66キロ級の試合が打ち切られると、彼女は叫んだ」と、悲しみに暮れたカリニの様子を伝えた。ケリフは2021年東京五輪はライト級で出場し、準々決勝まで進出していた[139]。この試合に関してイタリアのジョルジャ・メローニ首相は、カリニとケリフの対戦は対等な戦いではないとし、「男性の遺伝的特徴を持つ選手は女子競技に参加すべきではないと思います」と語った[140]

8月2日、IOCはイマネ・ケリフと林郁婷は、2020年東京オリンピック、国際ボクシング協会(IBA)世界選手権、IBA公認トーナメントなど、女子ボクシングの国際大会に長年出場していたとし、IBAによる突然の恣意的な決定の犠牲者であり、2人が現在受けている誹謗を悲しく思っている、との声明を発表した[141]

3日にはIOCバッハ会長が会見を開き「女性として生まれ育ち、女性として競技に出場し、女性としてパスポートを持っている人を女性と呼べないのでしょうか」「女性であることに疑いの余地はない」「ヘイトスピーチは受け入れられない」と述べた[142]

IOCでは2021年にトランスジェンダー選手についてのガイドラインとして「公平で、包摂的、そして性自認や性の多様性に基づく差別のないIOCの枠組み」が制定されており、出場資格の判断については各競技組織に委ねられている[143][144]。パリ五輪においては、「12歳になる前に性転換を完了した選手に限る」という指針が示され、一部の競技では性転換の年齢やホルモン値の基準に厳しい制約が課される[143][145]が、ボクシングでは基準が東京五輪から更新されておらず[143]、参加資格についてはパスポートにより判断されるとされている[146][147]。IOCのアダムス報道官は「包括的で差別のない性別検査を行うのは不可能で非常に難しい。当面は、パスポートという現在あるもので進めなければならない[146]」と述べ、また、「検査及び競技の公平性、安全性を巡って浮上した懸念について理解している」とした上で、「自分たちが決定を下す手法について、白黒はっきりつけられる説明は現時点で科学界にも存在していない[148]」と述べた。

SDGsな大会

大会開催に先立ち、CO2排出量削減のために選手村にはエアコンを設置しないことが発表された。建物は床下水冷システムを採用し、室内温度を外気温より6℃低く保つと主張された[5]フランス等の各国は自費で空調装置を調達したが、調達できた富裕国とできなかった貧困国との格差を強調した結果となった[3]

ヴィーガン食

大会開催による環境への影響を軽減し気候フットプリントを削減するため[149]、2024年大会では2012年のロンドン大会2016のリオ大会の2倍の植物性食品を提供した[150]。メニューの3割を植物由来のものとするために、選手たちには肉類に代わりビーガンチキンナゲットビーガンホットドッグ英語版が提供された[151]。大会期間中、オリンピック村の選手達は、や火を通した肉など、宿泊施設内の特定の食品が不足していることに不満を訴えた[152]。 量が不足しているだけでなく、肉が生で提供されたことも報告されている。食べ物の問題が続いた結果、多くのアスリートがオリンピック村の食堂施設を避け、他の場所で食事をするようになり、一部の国は代表団のためにシェフや食料品を空輸した[153][154][155]。イギリスのオリンピックチームは、オリンピック村外でイギリスのアスリートの食事を準備するためにシェフを呼んだ[156]

選手村の盗難問題

パリ五輪の選手村内では窃盗が多発している。7月27日にオーストラリアホッケー代表チームのコーチがキャッシュカード盗難と不正使用被害に遭ったのを皮切りに[157]、28日に日本代表のラグビー選手が選手村の部屋で結婚指輪、ネックレス、現金を盗まれ、8月1日にはスロバキアの自転車チームがサイクリング用品(タイヤ10本、スペアパーツ、ディレイラーが数個)を盗まれた[158]

選手らの生活空間には防犯カメラが設置されていなかったが[157]、大会組織委員会の広報担当者は1日の記者会見で「約180台の監視カメラを設置し、安全な場所であるよう細心の注意を払っている」と述べ、警備が厳重であることを強調した[159]

セーヌ川の水質問題

トライアスロンのスイムやオープンウォータースイミングの会場となっているセーヌ川は、パリ市内の汚水と雨水が同じ配管を通って流れ込む旧式である「合流式」の下水道処理が多く残っており、大雨などで増水すれば未処理の汚水が下水処理場にたどり着く前にそのまま流れ込むことや、上流の河岸からの農薬流出や観光船の増加が水質悪化を助長し、高レベルの大腸菌が検出されるなどセーヌ川の環境汚染が進み、さらにパリのセーヌ河岸は世界遺産に指定されていることから、改修工事も容易ではない事から、1923年以降直近まではセーヌ川での遊泳が禁止されていた[160]

そこで五輪開催を前にフランス政府などは、貯水池の設置など総額約14億ユーロ(約2400億円)を投じて大規模な水質改善工事を実施し、開催前の7月17日にはアンヌ・イダルゴ・パリ市長が自らセーヌ川で遊泳し水質改善をアピールしたものの、前年のテスト大会が水質悪化を理由に中止となっていたことなどから、依然として選手やメディアから水質問題が懸念されていた。なお、エマニュエル・マクロン大統領も、2月の時点で水質改善アピールするためにセーヌ川で泳ぐことを明言してたが、この公約は五輪開幕の段階までに実施していなかった[161][162][163][164]

五輪開幕後の7月26・27両日の大雨の影響で生活排水がセーヌ川に流れ込み水質が悪化したため、同月28・29日のトライアスロンのスイムの公式練習が中止になり、同月30日に行われる予定だった男子の競技が延期される事態となった[165]。その後水質改善が確認されて同月31日にスイムが実施されたが、選手がゴール後に嘔吐したという報道が出たり、選手の間から水流が強かったなどセーヌ川の競技環境に対する不満が上がっている[166][167]。その後、8月3日のトライアスロン混合リレーのスイムの公式練習が、またも降雨の影響による水質悪化で中止となった[168]ほか、31日の競技に出場した選手の中から、大腸菌の影響とみられる体調不良で入院や棄権者が出るなど、競技にも支障が生じる事態となっており、「パリの象徴であるセーヌ川でやりたいと思っている人たちのエゴで選手が犠牲になった」などと言った批判がSNSを中心に広がっている[169]

メディアセンターの食中毒問題

オリンピック競技が実施される各競技場に存在するメディアセンターには、珈琲や紅茶の他にプロテインバーやバナナ、リンゴ、桃などのフルーツが用意されている場合がある。このフルーツにより複数の食中毒事例が発生しており、大会組織委員会の担当者は「お気の毒に。各国メディアは気をつけてください」と発言した[170]

その他

脚注

出典

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関連項目

外部リンク