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取手市

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とりでし ウィキデータを編集
取手市
取手市旗
取手市章
1963年3月1日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 茨城県
市町村コード 08217-1
法人番号 4000020082171 ウィキデータを編集
面積 69.94km2
総人口 103,764[編集]
推計人口、2024年5月1日)
人口密度 1,484人/km2
隣接自治体 茨城県つくばみらい市
龍ケ崎市
守谷市
北相馬郡利根町
千葉県我孫子市
柏市
市の木 モクセイ
ゲッケイジュ
市の花 ツツジ
フジ
市の鳥 フクロウ
カワセミ
取手市役所
市長 中村修
所在地 302-8585
茨城県取手市寺田5139番地
取手市役所
外部リンク 取手市

取手市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

取手市(とりでし)は、茨城県南部に位置するである。

概要

地域の中央部を南北に水戸街道国道6号)が通り、利根川の水運とあいまって、古くは宿場町だった。また、1970年代から1980年代にかけて東京都心のベッドタウンとして開発され人口が増加。それ以降、いわゆる「茨城都民」と呼ばれる住民が多くなった。

1995年(平成7年)をピーク[1]として以降、都心回帰現象の影響や、子供が成長して家を離れるケース(当初より核家族が目立った井野や戸頭では、団塊世代前後の夫婦のみが暮らし、子供は進学・就職・結婚等で取手を離れて他地域を生活拠点とするケース)も多く見受けられ、人口は減少傾向に推移している。その一方で世帯数は増加しており、少数世帯化・高齢化が進み、市内の小・中学校の大幅な統合が検討・実施されている。

2005年北相馬郡藤代町との合併によって人口10万人を突破するとともに、茨城県の「まちづくり特例市」に認定され、土地利用や福祉関係等の県主要事務の権限移譲を受けており、現在取手駅周辺再開発・土地区画整理事業・宅地開発などが新たに行われている。市内では、現在URによる常総ニュータウン取手ゆめみ野の開発が進められている。また、東京芸術大学取手キャンパスが市内にあることから、「アートのまち取手」としてまちづくりを展開しており、その一環として1999年より市民と取手市、東京芸術大学の三者が共同で、取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project略)を行なっている。

国土交通省発表の平成20年都道府県地価調査によれば、商業地の下落率は東京圏のワースト10位のうち4か所を当市が占め、対前年変動率は商業・住宅地共に当市がワースト3位と地価下落が進んでいる。

地理

県庁所在地水戸市まで60km、東京までは約40kmに位置する。JRや関東鉄道常総線の駅を中心に市街地が広がる一方、田園地帯も多く残る。また、古くは水戸街道の宿場町だったことから、それに関連した史跡・文化財が多数見られる。交通面は、鉄道ではJR常磐線関東鉄道常総線が、道路では国道6号と、そこから分岐する国道294号の事実上の始点があり、茨城県南地域の交通の要衝として機能している。

関東平野に位置し、利根川小貝川に面していることから、かつては水害が多かった。現在でも、市南西部と南東部の台地上の地域を除くと、市域の多くで浸水の危険性が見られる。詳しくは浸水想定区域図を参照。しかし、近年は利根川、小貝川などの堤防の高機能化により、河川の氾濫に伴う浸水被害はほとんどなくなっている。一方、集中豪雨により市内の一部低地などでは道路が冠水するなどの被害が発生する。

  • 市内を流れる河川:利根川、小貝川、北浦川、相野谷川、谷田川、西浦川、大野川

1911年明治44年)から1920年大正9年)の利根川河川改修によりできた、利根川を挟んだ千葉県側に「取手市小堀(おおほり)」と呼ばれる、いわゆる対岸飛地があり、市営渡し船である小堀の渡しによって結ばれている。また、小堀地区を循環するバスも運行されている。尚、この地区は古利根沼が千葉県我孫子市との境である。

「取手」の都市名の由来は、戦国時代に大鹿太郎左衛門の砦(大鹿城:現在の取手競輪場付近)があったことから名づけられたといわれている。ただし、平安時代末の11世紀には伊勢神宮相馬御厨として、当市周辺の地名がすでに史料に記されており、さらに13世紀になると、稲村、戸頭、高井、大鹿などの地名も相馬氏の領地として史料に登場することから、正確な由来は判明していない。平将門が城堡(砦:とりで)を築いた事に由来するとの説もある。また、「取手」「鳥手」「鳥出」という標記がされている歴史書なども見受けられる。

隣接している自治体

茨城県
千葉県

人口

取手市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 56,596人
1975年(昭和50年) 73,223人
1980年(昭和55年) 97,715人
1985年(昭和60年) 108,365人
1990年(平成2年) 114,409人
1995年(平成7年) 118,282人
2000年(平成12年) 115,993人
2005年(平成17年) 111,327人
2010年(平成22年) 109,651人
2015年(平成27年) 106,570人
2020年(令和2年) 104,524人
総務省統計局 国勢調査より


歴史

行政

歴代市長

  • 中村金左衛門(1970年昭和45年)、1期)※1955年(昭和30年) - 1970年(昭和45年)まで4期。旧取手町長。
  • 海老原一雄(1970年(昭和45年) - 1979年(昭和54年)、2期)
  • 菊地勝志郎(1979年(昭和54年) - 1995年平成7年)、4期)
  • 大橋幸雄(1995年(平成7年) - 2003年(平成15年)、2期)
  • 塚本光男(2003年(平成15年) - 2007年(平成19年)、1期)
  • 藤井信吾(2007年(平成19年) - 現職、2期目)

市役所庁舎

藤代庁舎

取手市では、本所機能を分散させた分庁舎方式を採用している。

  • 取手市役所 - 総務部、政策推進部、財政部、健康福祉部、建設部、まちづくり振興部、議会事務局、監査事務局ほか
  • 藤代庁舎 - 教育委員会、農業委員会、藤代総合窓口課、農政課
  • 取手駅西口都市整備事務所 - 都市整備部
  • 窓口等を設置している施設
    • 取手支所(福祉会館内)
    • 取手駅前窓口(取手西口駐車場ビル1階)
    • 戸頭窓口コーナー(戸頭公民館内)

財政

2008年度(平成20年度)は341億3,000万円の一般会計予算が組まれており、歳入の約57%が市税で、そのうち約35%が個人市民税、約27%がキヤノンキリンビールなどの市内に事業所・工場が所在する企業の法人市民税で占める(法人税収入では、つくば市水戸市に次ぐ茨城県内第3位、法人税割ではつくば市に次ぐ茨城県内第2位)。一般会計からの支出は民生費が最も多くを占め、ついで総務費、土木費、公債費が並ぶ。また、同年度は9つの特別会計で188億2,796万7,000円の予算が組まれている。

企業による法人税収入が茨城県内第3位と企業に恵まれた環境だが、全体では近年市町村民税法人税割が大幅に落ち込んでおり、2009年に地方交付税の交付団体となった。

負債に関しては、2006年度(平成18年度)末時点で、地方債現在高比率174.0%(茨城県内ワースト20)、実質的な債務残高比率186.3%(茨城県内ワースト21)、将来にわたる財政負担比率173.3%(茨城県内ワースト13)である。その一方で、経常収支に占める人件費率が34.9%(茨城県内ワースト8)と、近隣と比較して非常に高い人件費率となっており、旧藤代町との合併の影響による職員数の適正な定員管理が大きな課題となっている。

広域事務

常総市(旧水海道市域)・つくばみらい市守谷市・当市のごみ処理などを行っている。守谷市に組合運営の常総環境センター(ごみ処理施設)・組合事務所・常総運動公園が設置されている。
牛久市龍ケ崎市・当市の上水道供給を行っている。
  • 取手地方広域下水道組合
つくばみらい市の一部・当市の下水道処理を行っている。
  • 龍ケ崎地方衛生組合
稲敷市・牛久市・龍ケ崎市・稲敷郡阿見町・稲敷郡河内町稲敷郡美浦村北相馬郡利根町・当市のし尿などの処理を行っている。
  • 取手市外二市火葬場組合
つくばみらい市・守谷市・当市で斎場の運営を行っている。
  • 利根川水系県南水防事務組合
牛久市・つくば市・つくばみらい市・龍ケ崎市・当市の広域的な水防事務を行っている。
  • 茨城県市町村総合事務組合
茨城県内市町村の職員退職手当の管理や、県民交通災害共済事業等の事務を行っている。
  • 茨城租税債権管理機構
茨城県内市町村の一部の市税徴収代行事務を行っている。

第三セクター等

  • 取手市土地開発公社
  • 取手市都市開発公社
  • 取手市健康福祉医療事業団
  • 取手市文化事業団
  • 取手市農業公社

警察・消防

管轄警察署

  • 取手警察署(国道6号沿いにある警察署で、管轄は守谷市と北相馬郡利根町、当市である)
  • 井野交番
  • 取手駅前交番
  • 戸頭交番
  • 藤代地区交番
  • 小文間駐在所
  • 久賀駐在所
  • 山王駐在所(藤代交番に統合の上、廃止)

管轄消防署

取手市消防本部

  • 取手消防署
  • 戸頭消防署
  • 吉田消防署
  • 椚木消防署
    • 宮和田出張所(2010年4月1日に宮和田消防署から椚木消防署の出張所に改組)

その他の機関

  • 水戸地方法務局取手出張所
  • 取手簡易裁判所
  • 取手区検察庁
  • 国土交通省下館工事事務所藤代出張所
  • 国土交通省利根川下流河川事務所取手出張所
  • 茨城県自転車競技事務所(取手競輪場
    • ※取手市ではなく、茨城県所管の施設である。
  • なお、国税の所管は竜ヶ崎税務署(龍ケ崎市)、県税の所管は稲敷県税事務所(稲敷市)である。

経済

特産品

農業

商業

商業の中心地は取手駅前で、1973年3月23日に駅東口にカタクラショッピングプラザ、1985年に駅西口に取手とうきゅうが開店した。1986年8月には西友が撤退したが、1988年9月21日ボックスヒル取手店が開店し、1990年頃に取手駅前は最盛期を迎える。しかし、カタクラショッピングプラザは2001年イトーヨーカドーの撤退後、キーテナントにマルエツダイソーなどを入れたが2007年4月26日に閉店[3]。現在は取り壊されている。また、取手とうきゅうも2010年8月31日をもって閉店した。市内にはラーメン店を展開する『ゆにろーず』の本社と製麺所があり、ベイシアの出店計画も2005年より存在する[4]

市西部の戸頭では、街開き後にマスダリブレ京成などのスーパーが出店し、新大利根橋・常総ふれあい道路の開通、隣接する守谷市の常総ニュータウン南守谷・ヒルズ美園などの開発が進むと、ジャスコ取手店が出店。さらに2001年(平成13年)にジャスコに隣接する場所にカルフール[5]、戸頭に隣接する米ノ井にベイシアが出店する予定であったが[6]、これらは中止となっている。しかし、カルフール予定地には、戸頭地内にあったケーズデンキが移転し、ホーマックも新規出店。2007年(平成19年)にはヤオコーが出店した。この他、戸頭にはジェーソンが出店した。

工業

金融機関

郵便


国際交流

地域

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学校教育

大学

当市は1985年(昭和60年)9月に目白女子大学(仮称。現在の目白大学)の誘致を行い、1986年(昭和61年)1月に正式に取手市に建設する意向を受け、米ノ井地区が候補となったが[7]、建設は中止となった。

高等学校

茨城県立

私立

中学校

取手市立

  • 取手第一中学校
  • 取手第二中学校
  • 永山中学校
  • 戸頭中学校
  • 藤代中学校
  • 藤代南中学校

私立

廃止中学校

  • 野々井中学校(2012年3月31日に永山中学校と統合)
  • 取手第一中学校(2012年4月に取手東中と統合。現行の同名校は旧東中に所在する新設校)
  • 取手東中学校(2012年4月に取手第一中と統合)

小学校

取手市立

  • 取手小学校
  • 井野小学校
  • 白山小学校
  • 小文間小学校
  • 寺原小学校
  • 永山小学校
  • 白山西小学校
  • 戸頭西小学校
  • 吉田小学校
  • 戸頭東小学校
  • 稲小学校
  • 高井小学校
  • 宮和田小学校
  • 藤代小学校
  • 六郷小学校
  • 山王小学校
  • 久賀小学校
  • 桜が丘小学校(2005年4月に高須小学校を統合)


幼稚園

  • 藤代幼稚園(市立)
  • 光風台幼稚園
  • あづま幼稚園
  • チューリップ幼稚園
  • チューリップ第二幼稚園
  • 取手幼稚園
  • 取手ふたば文化幼稚園
  • 白山幼稚園
  • みどりが丘幼稚園
  • 戸頭幼稚園
  • めぐみ幼稚園
  • さつき幼稚園
  • つつみ幼稚園


専修学校

職業訓練

社会教育

市立図書館

市立公民館

  • 中央公民館
  • 小文間公民館
  • 永山公民館
  • 井野公民館
  • 寺原公民館
  • 戸頭公民館
  • 白山公民館
  • 藤代公民館
  • 山王公民館
  • 六郷公民館
  • 相馬公民館
  • 相馬南公民館
  • 久賀公民館
  • 高須公民館


その他の教育・文化施設

福祉

保健衛生

  • 取手保健センター
  • 藤代保健センター

児童福祉(保育所)

取手市立

  • 井野保育所
  • 永山保育所
  • 吉田保育所
  • 舟山保育所
  • 白山保育所
  • 戸頭北保育所
  • 戸頭東保育所
  • 中央保育所
  • 久賀保育所


私立

  • 取手保育園
  • ふたば保育園
  • 育英保育園
  • たちばな保育園
  • 共生保育園
  • 稲保育園

高齢者福祉

  • 老人福祉センターさくら荘
  • かたらいの郷
  • デイサービスセンターふれあいの郷
  • 特別擁護老人ホームふれあいの郷
  • 取手市介護老人保健施設緑樹荘

障害福祉

  • あけぼの
  • つつじ園
  • もくせい園

医療

病院

  • JAとりで総合医療センター
  • 取手北相馬保健医療センター医師会病院
  • 医療法人中村会常総病院
  • 取手中央病院
  • 西間木病院
  • 医療法人社団輝峰会東取手病院
  • 医療法人社団耕潤会藤代病院

交通

鉄道

バス

道路

高速道路
市内へは常磐自動車道谷和原ICを利用する。

  • 小堀の渡し(市営渡船) - 小堀渡船場、取手緑地運動公園サッカー場前、取手ふれあい桟橋を発着する

メディア

テレビ

当市では在京民放キー局チバテレビの視聴エリアであるほか、NHK東京Eテレが視聴エリアに入っている。また、NHK総合・水戸が県域放送を行っており、アンテナ設置(2011年9月5日から)およびケーブルテレビ経由で視聴できる。

リモコンキーID 放送局名 コールサイン チャンネル
1 NHK水戸総合 JOEP-DTV 49(筑波中継局)
2 NHK東京Eテレ JOAB-DTV 26
3 チバテレビ JOCL-DTV 30
4 日本テレビ JOAX-DTV 25
5 テレビ朝日 JOEX-DTV 24
6 TBSテレビ JORX-DTV 22
7 テレビ東京 JOTX-DTV 23
8 フジテレビ JOCX-DTV 21

ケーブルテレビは、土浦ケーブルテレビ(J:COM茨城)のサービスエリアである。

ラジオ放送

当市では茨城県内をカバーしている茨城放送のほか、千葉県のBayFMをはじめとして、在京AM・FM局や埼玉県のNACK5が聴取エリアである。

名所・旧跡・観光スポットなど

小貝川サイクリングロード
利根川の合流地点から茨城県下館市までの約60キロメートルのコースで、小貝川の左岸・右岸を取りかえながら堤防上を走っていける。また利根川との合流地点からそのまま利根川沿いを走ることもできる。(取手駅方面等)
新四国相馬八十八カ所霊場
現在の取手市 - 我孫子市周辺に現存する250年の歴史の巡礼地(取手市観光ガイド
とりで利根川大花火
取手駅にほど近い利根川の河川敷で行われる。橋の開通を記念し、1930年昭和5年)に始まった。打ち上げ数は約8000発。有料観覧席2000席(例年7月1日に販売)開催は例年8月中旬。取手駅東側の旧水戸街道一帯は車両通行止めとなり多くの出店で賑わう。また、花火大会には珍しく仮設ゴミ捨て場が多く設けられる。しかし、向かいの千葉側では出店も少なく本部やスピーカー・ゴミ捨て場は設置されない。
キリンビアパーク取手
小貝川フラワーカナル
小貝川土手沿い約3キロ程のエリアに、5月-6月と9月-10月頃にポピーコスモスが一面に咲き、毎年花まつりが開催される。
八坂神社例大祭
関東三大御輿とされる大御輿の渡御や底抜け山車、神楽ばやしなど、例年8月1日 - 8月3日に行われ、取手駅東側の旧水戸街道一帯は車両通行止めとなり人で賑わう。神社は1626年寛永3年)創建、神輿は1812年文政9年)に造られた。本殿・拝殿は取手市指定有形文化財。
取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project略)
旧取手宿本陣(茨城県指定有形文化財、取手市指定史跡)
水戸街道本陣跡、1795年(寛政7年)に建てられた建物が現存し無料公開されている。徳川斉昭歌碑が建っている。
龍禅寺三仏堂(国の重要文化財
924年延長2年)創建とも、937年承平7年)に平将門が建立とも言われる。現存の三仏堂は室町時代後期の建築。
本多作左衛門重次(本多重次)の墓(茨城県指定史跡)
妻宛の「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな馬肥やせ」の簡潔な手紙で有名。晩年を現在の当市井野で過ごした。重次の菩提寺(本願寺:墓の東南約1km)に遺品等が収蔵されている。
長禅寺三世堂(茨城県指定有形文化財)
取手駅東側、急な階段を上り詰めた丘の上にある。931年承平元年)平将門が創建と伝えられる寺院。
大日山古墳(茨城県指定史跡)
言い伝えではここは平将門の墳墓で、隣に将門の愛妾桔梗の住居があったとも言われている。

当市出身・ゆかりの有名人


その他

電話番号の市外局番

旧取手市域の市外局番は02977(小堀・取手の一部のみ0471)となっていたが、1986年昭和61年)8月に桁ずれを行い、0297(市内局番は7X)に変更された。小堀・取手の一部は、0471区域(千葉県・柏MAと同じ地区の扱いである)の市内局番の不足に伴い2002年平成14年)2月11日に04(市内局番は71XX)に変更された。

当市を舞台にした作品・歌謡

歌舞伎の演目にもなっている、江戸時代の取手宿が舞台(取手宿の旅籠屋の安孫子屋、取手の宿から少し離れた利根川を望む高台にあるお蔦の家、等)
NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」の原作でもある。
筆者が取手に住んだ時のことについて書かれている。利根川に沿った小さな町で、とんかつ屋と蕎麦屋の他に食堂がなかったこと、框へ腰かけてコップ酒を飲む習慣「トンパチ」があり、村の百姓が「トンパチやんべいか」と言って親しんだこと、酒屋は一杯15銭だったり17銭だったり日によって仕入れ値段でまちまちだったことなど、1938年-1940年の取手の様子が書かれている。
一本刀土俵入を題材とした演歌。

関連項目

脚注

  1. ^ 平成17 年国勢調査第一次基本集計結果概要 取手市”. 取手市役所. 2012年4月18日閲覧。
  2. ^ 図典 日本の市町村章 p58
  3. ^ ◆◆◆弊社取手カタクラショッピングプラザ営業終了のお知らせ◆◆◆”. 片倉工業. 2010年3月1日閲覧。
  4. ^ 平成20年第3回取手市議会定例会会議録(第4号)
  5. ^ 平成13年第1回取手市議会定例会会議録(第2号)
  6. ^ 平成13年第2回取手市議会定例会会議録(第2号)
  7. ^ 広報とりで No.528 1988年7月1日

外部リンク