ワールドマスターズ

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ワールドマスターズ(World Masters)は2010年度より開催されることになった国際柔道連盟(IJF)主催の柔道の国際大会。オリンピック世界柔道選手権大会に次ぐ大会との位置づけである。開催国は毎年変わる[1]

概要[編集]

2009年IJFワールド柔道ツアーの導入、それに伴うランキング制の設立に伴い、2010年度から開催されることとなった。第一回は2010年1月16日から2日間の日程で韓国の水原で行われた。2014年は各国の選手事情を勘案して中止となった[2][3]。2015年にはモロッコのラバトで再開される[4][5]

なお、この大会には以下のような特徴がある[6][7][8]

  • 各階級の世界ランキング上位16名のみが出場できる。開催国の選手は全階級に出場することが可能な為、ランキング上位16名以内に開催国の選手が入っていない場合は17名の選手によって争われることになる。
  • 出場選手のうち世界ランキングの上位8名はシードされる。同一国の選手が複数いる場合は別々のパートに振り分けられる。
  • 2010年から2012年まで敗者復活戦は設けられていなかったが、2013年からは導入されることになった。準々決勝で敗れた選手は敗者復活戦に回れるが、それ以前に敗れた選手はその時点で試合終了となる。
  • 優勝者には6000ドル、2位には4000ドル、3位には2000ドルが授与される。2015年のワールドマスターズでは、メダリストの他にそのコーチにも賞金が支給されることになった。そのため、メダリストの賞金は従来より2割減となる(優勝者に4800ドル、そのコーチに1200ドル、2位に3200ドル、そのコーチに800ドル、3位に1600ドル、そのコーチに400ドル)[9]
  • 試合の模様はIJFIppon.TVでライブ中継される。
順位 ポイント
優勝 1800
2位 1260
3位タイ 900
5位タイ 648
7位タイ 468
参加ポイント 200

各国メダル数[編集]

国・地域
1 日本の旗 日本 25 21 35 81
2 モンゴルの旗 モンゴル 8 5 6 19
3 アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン 7 1 6 14
4 フランスの旗 フランス 6 9 12 27
5 大韓民国の旗 韓国 6 5 9 20
6 ロシアの旗 ロシア 5 10 13 28
7 中華人民共和国の旗 中国 5 3 2 10
8 ブラジルの旗 ブラジル 3 6 7 16
9 オランダの旗 オランダ 3 4 11 18
10 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 3 0 0 3
11 ジョージア (国)の旗 ジョージア 2 1 5 8
12  ウズベキスタン 2 1 4 7
13  カザフスタン 2 0 3 5
14 ギリシャの旗 ギリシャ 1 1 1 3
ポルトガルの旗 ポルトガル 1 1 1 3
16  キューバ 1 0 4 5
17  ルーマニア 1 0 3 4
18  ウクライナ 1 0 1 2
19 コソボの旗 コソボ 1 0 0 1
20  ハンガリー 0 2 6 8
21 イスラエルの旗 イスラエル 0 2 4 6
22  オーストリア 0 2 0 2
23 スペインの旗 スペイン 0 1 4 5
スロベニアの旗 スロベニア 0 1 4 5
25  エジプト 0 1 3 4
イギリスの旗 イギリス 0 1 3 4
28  ベルギー 0 1 2 3
29  コロンビア 0 1 1 2
 チェコ 0 1 1 2
31 アルゼンチンの旗 アルゼンチン 0 1 0 1
 ベラルーシ 0 1 0 1
カナダの旗 カナダ 0 1 0 1
34 ドイツの旗 ドイツ 0 0 7 7
35 イタリアの旗 イタリア 0 0 3 3
36  スウェーデン 0 0 2 2
37 アルジェリアの旗 アルジェリア 0 0 1 1
ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ 0 0 1 1
ポーランドの旗 ポーランド 0 0 1 1
トルコの旗 トルコ 0 0 1 1
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 0 0 1 1

開催地一覧[編集]

開催都市
2010年 大韓民国の旗 韓国 水原
2011年 アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン バクー
2012年  カザフスタン アルマトイ
2013年 ロシアの旗 ロシア チュメニ
2014年 中止
2015年 モロッコの旗 モロッコ ラバト
2016年 メキシコの旗 メキシコ グアダラハラ

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]